「懲りずに来たか、愚民ども。
近くば寄って勝負せよ。余は博打王キングじゃ!!」
週刊少年サンデーで連載されていた高橋留美子女史による漫画『
らんま1/2』の登場人物。
担当声優は
青野武
氏。
トランプのキングそっくりな顔つきでありながら、服装はどこぞのフーテンの露天商スタイルな怪しすぎる風体の男。
「博打王」を自称しており、口調も「余」「そち」等と王様らしく威厳に満ちたものだが、
ポーカーフェイスが苦手というギャンブラーとしては致命的な弱点を持つため、その実態はイカサマ博打で子供の小遣いを巻き上げる小悪党でしかない。
かつて
久遠寺右京が幼い頃に縁日の屋台を博打のカタに取られ、リベンジを挑んだ主人公・
早乙女乱馬も敗れてしまい、
よく分かりもせずに
「いずれは自分のものになる」と聞かされていた天道道場をカタにする証文を書いた。
そして今になってその証文を持ち込んできて、天道道場を己の博打場に改装してしまう。
ちなみにレギュラーキャラでないにもかかわらず、「そちの負けじゃ」という専用曲がある。
だんだん弱気になっていく博打王(自称)のキング氏
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(以上、Wikipediaより一部引用・改変)
ゲーム作品における博打王キング
「バクチとは勝つことと見つけたり。」
SFCの格闘ゲーム『爆裂乱闘篇』では、
五寸釘共々格闘の心得が無いにも拘らず謎の参戦を果たす。
意図的な弱キャラとして調整されているが、同じくダイヤグラム下位の五寸釘とは違い、
必殺技の「ジョーカーシャワー」が優秀という強みがあるのが救い。
ジョーカーシャワーは空中から斜め下に向かって
ジョーカーのトランプカードを3枚投げ付けるというもので、
地上戦が貧弱なキングにとっては正に生命線と言える技。
普通1セットにジョーカーはそんなに入ってないのだが
これを主軸に多段ヒットするジャンプ小攻撃「点棒扇風機 涼風」で飛び込んだり、弓で麻雀の点棒を前方に放つ必殺技「点BOW」で削ったりと、
キングのキャラクター性にマッチした
せこい戦法で戦っていく事になる。
とにかく相手の動きを制限し、寄せ付けない
立ち回りが重要なキャラと言えよう。
ちなみに点棒はわざわざ強中弱で違う点の物が出てくるという芸の細かさがある(おかげで模様を見ると弾速が速攻バレるという問題が起きるが)。
格闘ゲーム以外では、SFCのパズルゲーム『奥義邪暗拳』に登場。
謎の人物
「K」(無論
彼とは無関係)を名乗って「邪暗拳・極酔」なるパズル大会を開催し、まさかの
ラスボスとして立ちはだかる。
どう聞いても『KOF』のパクリである
MUGENにおける博打王キング
Span氏による『爆烈乱闘篇』の
ドットを使って製作されたキングが存在していた。
現在は公開サイトの閉鎖により入手不可。
操作方法はシンプルな2ボタン方式で、原作ゲームの技や演出が一通り搭載されている他、
前述の通り原作ではゲームスピードが遅いという事で、モーション速度を上げるといったアレンジも施されている。
一部の技が未搭載だったり、KO
ボイスが
カンフーマンのままだったりするが、動作に支障は無い。
上記の他にもpuppet氏によるものが存在し、こちらにはColosse氏による
AIが本体同梱で公開されている。
また、かつてはSpan氏による専用
ステージも存在していたが、本体同様現在は入手不可。
「そちの負けじゃ。」
出場大会
非表示
最終更新:2024年11月30日 20:43