スティーリー・ダン


「フッフッフッ 史上最弱が……最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も
 最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしィィ マギィ──────ッ!!」

ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場する、「恋人」の暗示を持つスタンド使い
DIOに金で雇われてジョースター一行を襲った刺客の一人。
「鋼入りのダン」と書いて「スティーリー・ダン」と読む。サイキョー流師範ではない。
名前の元ネタはアメリカのバンド『Steely Dan』。ちなみに第2部の「エイジャの赤石」も、同バンドのアルバム「彩(エイジャ)」が由来とされている。
声はカプコン版では花京院変装中ラバソも演じた 真殿光昭 氏。TVアニメ版では 岸尾だいすけ 氏が演じている。

スタンド「恋人(ラバーズ)」は極小サイズのスタンドであり、射程距離は最低でも数百kmと非常に長いが、
スタンドの直接的なパワーは髪の毛一本すら動かせないほど非力であり、本体であるダン自ら史上最弱のスタンドだと称している。
原作では、その小ささから人間の脳に入り込み、脳内を荒らし回るという
(ただし自力では脳の破壊も出来ず、「DIOから預かった肉の芽を植えて育成して殺す」という回りくどい手段を取る)、悪質な方法で攻撃を仕掛けた。
しかも、一度脳内に入れば本体が受けたダメージを相手に数倍にして返す事が出来たり
(本人の説明を信じると実際にダメージが返るというより痛みのシンクロ)、
更には脳組織をこねて(少量なのでこれで直接攻撃は出来ない模様)分身を作ったり、身に纏って姿を偽ったり……と史上最弱らしからぬ多彩な戦法を披露した。
また非力と言ってもそれはスタンドサイズが小さい為で、同じサイズまで縮んだ銀の戦車にはそれなりのダメージを与えていた。

作中ではパキスタン・カラチの町のケバブ屋としてジョースター一行に接近*1、DIOの「肉の芽」を育てる事でエンヤ婆を始末し、
その隙に肉の芽を持ってジョセフの脳へ侵入し同じ手口で襲った。
登場時は中々ハンサムな外見と紳士的な言動だったが、次第にその醜悪な本性を曝け出し、
ジョセフの身の安全を盾に承太郎をこき使うなどやりたい放題だった。
しかし恋人と同程度まで小さくなって侵入してきた緑の法皇銀の戦車との戦闘で傷を追うやジョセフの脳から退散、
今度は承太郎の脳に侵入しようとするも失敗する。次いで通りすがりの少女を人質に取ろうとするがこれも失敗。
最後は典型的な小悪党の命乞いをした為に承太郎から「正真正銘の史上最低な男」と評され、
第3部最長の3ページに渡る「オラオラ」(画集での説明によると60発)を受け吹き飛んだ。

「ディ…ディオから 前金をもらってる……そっそれをやるよ」


「やれやれ てめー正真正銘の史上最低な男だぜ……
               てめーのつけは 金では払えねーぜッ!」

ゲームではPS版のスーパーストーリーモードのみに登場。
ジョセフの脳内を舞台にしたSTGステージでラバーズと戦うため、本体は会話シーンにしか登場しない。
東方(ひがしかた)Project(9:03~)

また、SFCで発売されたコブラチームのゲームにも登場。
……なのだが、ジョセフの脳内なのにも拘らず、平然とや剣撃、オラオラで戦闘する事となるため、
一部のプレイヤーからは、これがジョセフが第4部でボケた理由だとも冗談交じりで噂されていたり。

余談だが、第6部『ストーンオーシャン』では別の最弱スタンド「サバイバー」が登場している。
スタローンジャンクロードヴァンダムはどっちが強い?」レベルの話ではあるが、DIOも認める最も弱いスタンドである。
サバイバーは攻撃手段どころか自衛手段すら持たないため、一応攻撃手段を持っているラバーズよりも弱いと言える。
ダン自身も髪の毛一本と引き合いに出した所を見ても「パワーが史上最弱」という意味合いで用いていると思われる。
尤も、サバイバーに対しての「弱い」は、スタンドの力についてではなく能力の使いにくさについての話だが
(発動するには雪山や水浸しの床等、対象の足元が濡れている必要があり、しかもコントロールが出来ないため部下同士で乱闘になる危険性があった)、
エンリコ・プッチはそのスタンドのディスクをグリーンドルフィン刑務所の囚人に渡し、いつ死人が出てもおかしくない懲罰房内で使用されたが、
ベッドに隠れていたところを空条徐倫の救助に来たアナスイによって重傷を負い、
最期はプッチにメサイアの音楽CDを挿入され、歌いながら死亡した。


MUGENにおけるスティーリー・ダン

+こぜに氏製作
  • こぜに氏製作
『Wiz 'n' Liz』キャラウォターン等の作者でもある、こぜに氏が製作したもの。
ステージクリア後の会話シーンからドットを抜き出した「ヘタレ仕様(製作者談)」。
イントロは土下座、更にはジャンプ・ダッシュ・しゃがみ不可という、
戦闘を主としない本体とはいえヘタレすぎるんじゃあないかと思える仕様である。
初期は近接のナイフと飛び道具のラバーズ(超必殺技含む)しか技がなかったが、
更新により新たなスタンド攻撃やスタンドモード、拾ったら店員が襲ってくる宝石設置や特殊攻撃のダメージ返しが追加されている。
このダメージ返し、ラバーズが相手に寄生している間(この時ダンは白く点滅し、スタンドを使う技が全て使用不可)に攻撃を受けると、
相手側に自分が受けたダメージの二倍を食らわせる(跳ね返すわけではないのでダン自身もダメージは受ける)という技である。
さしずめ肉を切らせて骨を断つと言った所か。
ちなみに宝石は設置時のゲージ量で店員の数が最大3人に増える。9本以上の時はダンがダメージを受けると勝手にこぼれる。

ナイフのリーチが短く移動も遅いため近接は貧弱だが、宝石とラバーズのお陰で近付けさせない限りは案外強い。
しかもゲージが自動増加するため、結構な頻度で超必が撃てる(代わりに一つ一つの消費は大きいが)。
なお、スタンドモード時にスタンドを殴られると即死する。流石最弱。
10ゲージ消費の一撃必殺技もあり、自動増加のお陰で粘ればラウンド毎に狙っていける。

AGGLI氏によりAIパッチも製作されている。

+0011氏製作
  • 0011氏製作
0011氏により新たに公開された、ホル・ホースをベースとした改変キャラ。
ラバーズを体内に潜り込ませて肉の芽を発芽させたり、自分が受けたダメージを倍にして返す技を使う。
こぜに氏のダン同様、スタンドを攻撃されると即死する。
2013年8月の更新時にいったん自作の簡易AIを搭載したが、2014年1月6日の更新で新たに作り直したものに差し替えられた。
11段階にレベル調整が可能。

2014年7月26日、アニメの放送に合わせてHeal The World氏がボイスパッチを公開した。
まさかのアニメ放送翌日の公開である。ジョバンニってレベルじゃあないぞ。
大ポートレイトも差し替えられているが、勝利ポーズが妙に長いので注意。

出場大会

出演ストーリー



*1
この時にジョセフと本気で値切り交渉をしており、さらに(いつもは5コで150円で売ってるもんね───)と脳内で呟いていたため、
変装などではなく これが本業なのではないか という疑惑も存在している。

仮に本業でなくても、元々ケバブをジョセフが購入しようとしたのは偶然としか考えられない事や、能力的にも遠距離から暗殺をする方が自然なので、
ダン側にとってもジョースター一行がすぐそばまで来てしまった(このため連れていたエンヤ婆がダンをDIO一味と指摘してしまった)のは、
アクシデントだった可能性が大きい。
アッサラーム商法も心得たガチの商売人振りがこちら


最終更新:2021年03月19日 15:03
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