リチャード・マイヤ



「酔ってるんじゃないだろうね?」


初出作品: 餓狼伝説
格闘スタイル: カポエラ
出身地: ブラジル
生年月日: 1962年2月22日
身長: 185cm
体重: 79kg
血液型: O型
趣味: サボテン栽培、新しいカクテルの開発
大切なもの: パオパオカフェ、仲間達
好きな食べ物: ピッツァ
嫌いなもの: カフェで喧嘩をする客、ニンニクギョウザ
特技: 逆立ち
得意スポーツ: トライアスロン
職業: パオパオカフェ・オーナー

初代『餓狼伝説』で初登場したカポエラの達人。
サウスタウンに本店を置く、格闘家達の集う場所として有名な飲食店「パオパオカフェ」のオーナー兼マスターでもある。
サウスタウンが当時ギースに支配されていた時に、故郷のブラジルから妻と共に渡米して来た。

莫大な金が動く格闘技大会「キング・オブ・ファイターズ」が定期的に開催される事で、
サウスタウンには頻繁に格闘家達が訪れる様になった為、
格闘技イベント用のリングを常設した飲食店として「パオパオカフェ」の記念すべき1号店をオープンし、
自らもまたカポエラの存在を多くに知らしめるべく、夜な夜な行われるカフェ内での格闘技イベントに参戦しては、
自らのカポエラによる格闘を披露していた。

この結果、パオパオカフェは「サウスタウンにおける格闘家達の憩いの場」となっていき、
格闘技ファンやマニア達からも人気が高まり、経営は大成功を収める事となった。
客の多さから後にサウスタウンに2号店や3号店を増設した。
更にKOFでは『KOF'94』のメキシコ支店(龍虎チームのホームステージ)の存在が明らかになっている。
リチャード自身も格闘技の年季があるのを活かして、若き格闘家達にとっての良きアドバイザーとなっていった。

『初代餓狼』ではカポエラの存在をより多くの者達に見せるべく、キング・オブ・ファイターズに参戦。
ゲーム中も蹴り技中心だが、中には逆立ち状態から蹴ったり天井のパイプに掴まって回し蹴りをする変わった技もあった。
テリーに敗れてからは、彼とは良き友人関係にもなっている。
だが、飲食代によるツケがかなり貯まっているようで、『KOF XII」でテリーはツケの貯まり過ぎが原因で、
行き辛くなっている事を漏らしており、リチャードもまたダックに頼んでテリーを自らのいる1号店に連れて来させようとしていた。
とは言えそこは気心の知れた友人同士、テリーが再会するや否やホットドッグ(テリー曰くホットドッグの中で一番ウマイ*1 )を頼めば、
嫌味の一つも言わずに出してくれるし、その後(元より期待はしていないのだが)金が無いと分かれば、
ファイトを披露しての客寄せバイトを命じ、テリーがそれに二つ返事で答えるというのがお約束になっているようだ。
また、偶にテリーがパオパオカフェの清掃をしているシーンも見られるので、それもツケの代わりかもしれない。

KOFに参戦する面子からもご贔屓のようで、
特に餓狼出身者であるジョーアンディはもちろん、キムなどもよく待ち合わせの場所として活用しているのが見受けられる。
またEDなどで祝勝会をする場合はよくパオパオカフェを利用している模様。
そして利用する面子が面子である故によく店舗が悲惨な目に遭わされる
酒癖が悪い女性格闘家達が酔って暴れたり、二号店が店長の技で火災に遭ったり、ストーリーで店舗内で乱闘があったりと、
何度改装工事をする破目になったか…リチャードの苦労は耐えないであろう。

『餓狼伝説SPECIAL』ではダックとリチャードのどちらを出すかでスタッフは悩んでいたが、
結局ユーザーの評価などもあり、ダックが出場する事になった悲しい過去がある。
しかしパオパオカフェが主人公たちの溜まり場となったおかげでリストラ組の中では一番良い待遇を受けていると言えるだろう。
背景の達人は出番が多くてもアレだし。

『餓狼伝説3』では、新開店したパオパオカフェ2号店の店長にブラジルにてストリートファイトをしていた、
ボブ・ウィルソンをスカウトしており、彼の才能を見込んで様々なカポエラの技術を叩き込んだ。

『初代餓狼』で序盤戦の敵キャラクターとして登場したものの、
『餓狼伝説2』以降のシリーズでは他キャラクターのエンディングに登場したり、
ボブの登場デモに姿を見せるなどサブキャラクターとしてのみ登場している。
また彼の印象を強くした要因の一つとして、「ステージBGM」の存在がある。
カポエラは曲のリズムに合わせて闘うというスタイルを持つため
(元々、奴隷達が格闘技の修練をしている事を悟られないように(反乱の準備と思われない為に)、
 曲を流して踊りのふりをしながら修練していた事が始まりと言われている)、
彼のBGMもバックで奇妙な歌を流しながら闘うというものであった。
ちなみにこの歌詞はとりわけ深い意味は全くないそうで、それっぽく歌えばそれっぽく聞こえるんじゃないか、という事らしい。
しかし、アーケードゲームで歌が流れるゲームというのはそこまで存在しておらず、
SNK自身が『サイコソルジャー』や、全編BGMに演歌を流すという麻雀ゲーム『麻雀狂列伝~西日本編』といったタイトルで、
他社とは一線を画すBGMを作り続けていた事、NEOGEOというハードの性能の高さを裏付ける要因の一つとして、
リチャードの存在と共にその強い印象を植え付けた。
その強い印象のためか2019年にはテリーが参戦した『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にてまさかの新規アレンジが収録されており、
サウンドテストでは『餓狼伝説』シリーズカテゴリの一番最初に登場している。

17:09より、「ハレマー教カポエレ派 戦いの歌」

KOFシリーズでも背景カメオ登場をしたり、『餓狼伝説』のメインキャラクターが関係するストーリーにて会話に絡むのみだったが、
KOF MAXIMUM IMPACT2』では、遂に正式にプレイヤーキャラクターとしての参戦を果たす事になった
(『初代餓狼』ではCPU専用キャラで、使用可能なのは家庭用に移植されたSFC版(2P専用で対戦限定)とMD版のみである)。
この時、テリーとの掛け合いではツケの支払いを請求している。
また、同じカポエラ使いであるソワレは、彼なりに先達であるリチャードに対して敬意を持っているようだ。
一方で「私リチャード40歳、ちょっとマッチョな店長さん!」なんて台詞を発したりもしている。どうしてこうなった
『餓狼DM』の初回限定おまけディスクに登場した時は、全体的に落ち着いた物腰の紳士的なキャラとなっていた。
『MI』シリーズと見比べるとちょっとしたギャップを味わえるかもしれない。

+わたしは武闘家だ…… きたない手の勝利より…… どうどうと闘った敗北をえらぶ!!
ボンガロではジョー東と対決している。ジョーが発するセリフ、「カポエラ…」を言わせたのも彼である。
原作通り、パオパオカフェを営むカポエラ使いだが、それに加えてギースの殺し屋でもある。
それでも人格者である事には変わりなく、上のような名台詞も残しており、街の人々にもとても慕われている。
敗北後はマイケル・マックスホア・ジャイらのようにビリーに抹殺されてしまったものと思われていたが、
『3』にて間一髪で救出されて生きていた事が判明した。なんという後付設定

ちなみに『MIA』のリチャードは「ワイルドファング」(『ロックマンX8』の主題歌ではない)という必殺技を出すと、
時折「ビートルホーン!」と叫ぶ時があるのだが、実はこの台詞はボンガロオリジナルの技名が初出である。

(以上、Wikipediaより抜粋&一部改変)


MUGENにおけるリチャード・マイヤ

2体ほど確認されているが、現在はいずれも入手できない。

+リン&バット氏製作
  • リン&バット氏製作
現在は入手不可。
初代『餓狼伝説』仕様で、動画で見かけるのはほぼこちら。
専用のパオパオカフェステージで戦わせれば天井のパイプに掴まる姿も再現できるのだが、
それ以外のステージだとライフバーを掴んでいるように見えて少々シュールな光景になる。
他の初代餓狼キャラ同様にikki氏によるAIが存在したが、こちらも現在は入手不可である。

+MR.S氏 & Misamu K Young氏 & Shin Dio氏製作 KOF風ドット
  • MR.S氏 & Misamu K Young氏 & Shin Dio氏製作 KOF風ドット
こちらは初代餓狼のドットではなくKOFっぽいドットになっている。
そしてボブ・ウィルソンストライカーとしている。
代理公開していた「MUGEN CHINA」が閉鎖したため、現在は入手不可。

動画ではボブと比べて影が薄かったり、キャラ数の関係などであまり見かけない。
実際AI入りのリン・バット氏のマイヤは弱くはないのだが、いかんせん『初代餓狼』仕様故に超必殺技もなく、
地味過ぎるのも出番のない一因なのだろう。出番が増える事を祈ろう。

出場大会

出演ストーリー



*1
しかし、初代『餓狼伝説』のNEOGEO及びNEOGEO-CDでの取扱説明書において、
パオパオカフェについては「酒は美味いが飯はマズい」というあんまりな説明がされている。
とりわけ初代は完全に設定が固まっておらず、「ギースの手により荒廃した街・サウスタウン」というのを軸として、
荒れてしまっている状態を表現するのにかなり乱暴な表現を使っており、取扱併説明書でサウスタウンの土地や名所(?)紹介を載せていた。
それに併せてタカラ(現・タカラトミー)の独自設定が混同して広まってしまったりと、初代の設定は随分と混沌としていたものであった。
パオパオカフェの説明に関しても、初期の混沌とした設定の中から出てきた物で、後のシリーズから見ると
随分と様変わりし、カフェやリチャードの存在もかなり重要なものへと変わっていったのも、面白い所である。