「いいだろうサウザー。散っていった六星のためにせめて聖碑を積もう!!」
「光を失った役たたずのこの目でも、涙だけは枯れぬ!!」
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担当声優 |
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森功至
- TVアニメ、PS『世紀末救世主伝説』
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石塚堅
- 『パンチマニア』
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上別府仁資
- 『激打2 タイピング覇王 』
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小西克幸
- 『激打3~タイピング百裂拳~』
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大塚芳忠
- 『真救世主伝説北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』『LEGENDS ReVIVE』
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高橋広司(現:高橋ひろし)
- 『DD北斗の拳』
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吉水孝宏
- 『北斗無双』シリーズ
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内藤玲
- 『DD北斗の拳2』
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諏訪部順一
- 『イチゴ味』
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ボイス比較 |
森功至氏(アニメ版)
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森功至氏(PS版)
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大塚芳忠氏(『LEGENDS ReVIVE』)。渋めの声質が特徴 |
比較動画
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漫画およびTVアニメ『
北斗の拳』の登場人物。
ピラフ大王の部下とか
シラカワ氏ではない。
南斗六聖拳の一つ「南斗白鷺拳」の伝承者にして、己を犠牲にしてまでも民衆を救う「仁星」の宿命を背負う男。
「南斗鳳凰拳」の
サウザーと同じ道場で学び、「南斗水鳥拳」の
レイとは親友でもあった。
南斗聖拳の例にもれず外部からの破壊、特に足技による斬撃を得意とする。
シュウが
ケンシロウの腕試しに挑んだ際、ケンは「南斗聖拳に脚が!!」と驚いていた
(多くの分家を持つ南斗聖拳には武器を使う流派も存在し、
シンも
足技を披露していることを思えば別段驚くほどでもない気もするが、
南斗の頂点である南斗六聖拳に足技に重きを置く拳法があることは、あるいは異例だったのかもしれない)。
自らを「聖帝」と称し「聖帝十字陵」建設のために、幼い子供達を奴隷とするサウザーに対して、レジスタンスを組織、
そのリーダーとしてサウザー率いる聖帝軍に抵抗していた。
荒廃した北斗の世界においても非常に自己犠牲の精神にあふれた人物であり、劇中でも北斗側の
トキと並ぶ数少ない人格者
(有名な十字稜のシーンだが、原作者は
イエス=キリストがモチーフと語っており、外見がキリストを思わせるトキとの共通点がここからも窺える)。
主人公であるケンシロウも尊敬する人物としてその名前を挙げている。
ケンが幼い頃に一度出会っており、その命を救う際に代償として両目を潰したため
盲目である。
顔に大きく残っている特徴的な傷跡はその時に負ったもの(当のケンシロウは再会時にすっかり忘れていたが)。
ケンシロウとの戦いでは、盲目であるため聴覚を頼りにしていると思われており、水影心による伝衝裂波で追い詰められていた。
が、実は心眼で敵を捉えることができ、後に雑音攻撃を仕掛けた
多数の聖帝軍を秒殺している。
まあ雑魚ならともかく達人相手では聴覚を封じられると辛いということなのだろう。
盲目でもなおサウザーが最後まで直接対決を避け、アニメでは過去に「自分と互角」とまで評した実力を誇るのだが、
相性最悪の
ユダにはもう勝てないんじゃないのかとはファンの間でもよく言われる。
実際『イチゴ味』ではシュウ&レイとサウザー&ユダが対決する場面で、シュウとユダの南斗紅鶴拳の相性の悪さを理由にレイがユダと戦っている。
登場する拳法家の中では珍しく既婚者のようで、劇中にシバという息子が登場する。多分、母親似
原作漫画では特に語られていないが、アニメでの設定によると妻は既に他界しているらしい。
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以下ネタバレ |
サウザーに敗北して聖帝軍に捕えられたケンシロウを救出するために、
シバは全身にダイナマイトを巻いて追っ手に突撃、その若い命を散らしてしまう。
仁星の宿命に殉じた証、とシュウが息子を喪った哀しみを堪える中、
レジスタンスの本部が聖帝軍に発見されたとの知らせが入る。
サウザー戦での傷がまだ癒えないケンシロウを逃すため、迎撃に出るシュウだったが、
人質をとったサウザーに脚の筋を切られ敗北し、聖帝十字陵完成のための人柱とされてしまう。
しかし最期の一瞬、両目に光を取り戻し、ケンシロウの成長した姿に満足しつつ落命した。
その死に様は ラオウをして「見事だ」と言わしめ、ケンシロウの打倒サウザーへの大きな原動力となった。
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原作以外では、『北斗の拳 イチゴ味』でもメインキャラとして登場する。
原作で対立していたサウザーが主人公の作品だけあって、他の南斗勢共々回を重ねるにつれ出番は増えてきている。
「南斗 DE 5MEN」(ユリアを除く南斗六聖拳のメンバーで組んだアイドルグループ)中で最年長であり、
サウザーのフリーダム具合もあってか苦労人ポジションが多い。
途中から、作中世界でのシュウの女性人気の高さを僻んだサウザーからは
「シュウ様」と
様付けで呼ばれている。
原作で命を懸けた戦争をしていたはずの二人が、紅白帽を被り二人三脚をしている姿を見られるのはこの漫画ぐらいであろう。
基本的には常識者ポジションだが、ユダのリボルテックの件など時に余計な一言を発して場の騒動を大きくしてしまうこともしばしば。
また、ある話ではとうとうサウザーの横暴に耐えかねたのか、
聖帝十字陵の聖碑をサウザーに投げ付けたりしている。
あとユダのUDを指摘、5MENのPVでカメラ目線で手を振る、カメラを指差す、
何より今に至るまでなんだかんだ言って本編を踏まえたネタも多い『イチゴ味』作中では盲目設定が明言されず曖昧なままと、どうも目が見えてる節がある。
『DD』で出てきた時はトラック運転手だったにも拘らず盲目って明言されてたのに(これはこれで問題だが)。
サミーの『CR北斗の拳』シリーズにおいては主にサウザーリーチ絡みで登場。
初登場の二代目【剛掌】では、リーチ発展後のアニメムービーにてシュウ最期のシーンが描かれている。
また大当たり確定のプレミア演出である縦カットインはシュウが担当している。「私はいつもお前を見ているぞ!」
三代目【覇者】ではサウザーリーチ中のチャンスアップであるムービー挿入演出で登場。
サウザーに白鷺拳を刻むシュウがケンシロウに変わり「せめて貴様の体にシュウの拳を刻みたかった!」とシュウの無念を晴らす。
また、ケンシロウバトルモードのvsサウザー時にシュウが割り込めば大当たり確定。誘幻掌をサウザーに叩き込み原作の無念を晴らす姿は必見。
ST機百裂でもケンシロウの盟友として登場。確変変動時は南斗白鷺拳の演舞を見せてくれる。
ケンシロウが殴り飛ばした雑魚を蹴りで留めるというサッカーみたいなことをするシーンがあり、シリアスな笑いを誘う演出になっている。
四代目【拳王】ではサウザーリーチの前半にて登場。原作通りサウザーに敗北し、ケンシロウが呼応すれば後半へと発展する。
ゲームにおけるシュウ
格闘ゲームでは、SFC『北斗の拳7 聖拳列伝 伝承者への道』に突っ込みたくなる技の数々を引っ下げて登場。
RPGではあるが、FC『北斗の拳4 七星覇拳伝』に同じ南斗白鷺拳の伝承者としてジンギが登場し、
シュウの墓から最終奥義「黄明醒破」を伝授される。
続くSFC『北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章』にはシュウ本人が登場しており、同じ奥義を使用している。
PS『北斗の拳 世紀末救世主伝説』の覇者決定戦モードでは、無敵時間の長い技のおかげで接近戦では最強候補との声も
(実際には異様に
飛び道具が強いので、人操作ではボウガン無双の
マミヤ1強だが)。
原作でも人気があるキャラのため、AC『北斗の拳』への参戦が期待されていたが、
マミヤや
ハート様が出られたにも拘らず、
南斗六聖拳(ユリア除く)で唯一ハブられてしまった
(ユリアもシンの勝利演出に出てくる程度だが、こちらは非戦闘キャラなので分からなくもない)。
ジャギの投げ技食らった場合不謹慎すぎるからだとか、北斗側と南斗側の人数を同じにしたかったからだとか、
色々噂されているが、結局サウザーステージの背景で延々と△を運ぶハメに。
また、公式攻略本の人物関係図でも
ダガールやコマクは顔グラが載っているのに
彼だけこの背景の画像だった。
ちなみによくあるその場足踏みではなく、ちゃんと小さくなりながら登っていくという謎のこだわりで作られており、
有志が検証した結果、30分ほどで聖帝十字陵の頂上まで辿り着くと共に見えなくなるとのこと。
バグ昇竜鑑賞のついでに聖帝十字陵完成をご覧ください
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上の通りいまいちゲームでの客演に恵まれないキャラであり、『北斗無双』でもユダと同じくコンパチで操作不能という扱いであった。
しかし、『真・北斗無双』ではプレイアブルキャラとして久々に登場する。待ち望んだ人も多いだろう。
スピーディーな技が多く、特に見切り状態での攻撃速度や手数は圧巻。
しかし全体的に火力が低めでタイマン向けの伝承奥義も持たない。
打ち上げ技もなく、防御などをしてくる中ボス以上だと戦いづらい。投げが使いやすいのは幸い。
前作でいなかったからか、突っ込み所だらけの技(
グルングルントキィとか)は無い。
原作のイメージ尊重と喜ぶか、ただでさえ登場機会に恵まれないのにネタも無いと悲しむかはプレイヤー次第。
MUGENにおけるシュウ
Fixxxer氏によって製作されたAC『北斗の拳』仕様のシュウと、その改変版が確認されている。
一見してまるで公式と見紛う程のハイクオリティな手描きキャラである。
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Fixxxer氏製作 |
キャラの最新版はVer.2.00(2022年5月現在)。
ドット絵の完成度はもちろん、ケンシロウやサウザーとの 特殊イントロや、 一撃必殺時のBGMもアニメよろしく数種類存在し、
原作再現の演出に並々ならぬこだわりを感じさせる。
他にも、レイやジャギの投げ、 死兆星カットイン、秘孔やられや 壁吹っ飛びやられ(自分相手共)などの演出も対応。
サウザーの「聖帝十字陵」を喰らった際の 自決コマンドまで用意されている至れり尽くせりぶりである。
2010年8月1日に スプライトを除き全ての技やシステム等を実装し一般公開となったが、長きに亘りβ版が続いていた。
そして2015年4月1日を以て完成宣言。遂にMUGENで仁星が輝くこととなった。
……が、現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているため、残念ながら入手不可。
技名や動作は原作およびTVアニメのわずかなシーンや、上記の北斗の拳ゲームに使われていたものから採られており、
白鷺拳らしい多彩な足技を備えている。
また ユダの様な ストライカー用の「レジスタンス ゲージ」を搭載しており、
このゲージを使用することで、息子のシバやレジスタンス達が援護攻撃を行ってくれる。
ただし究極奥義「仁の星の血脈」を使用するとその試合中は(ラウンドを移行しても)ゲージが溜まらなくなるので注意。
同じく究極奥義「されど心の眼はひらいておる!」は所謂 当身系の技。
これが成功すれば、敵の頭上から急降下で襲いかかり手刀で攻撃、星を2つ奪える。
不発に終わった場合は、「心眼ゲージ」をストックし(最大3個まで)ゲージを消費して一度だけ 無想転生のような回避技が使用できる。
AIは未搭載だが、紅炎氏およびホルン氏による外部AIが存在する。
紅炎氏のものは2012年1月に製作されたAIであり、最新版には対応していないので使用には注意が必要である
(更新による性能変化が反映されていないのはもちろん、Airファイルの番号が変化しているため一部アニメモーションに不具合が見られる)。
ホルン氏のAIは2020年3月23日公開で、2022年7月27日に最新版にも対応済み。
恒例のコンボ・ 立ち回り・反応・ガードレベルに加え、レジスタンスや一撃必殺技、アジリティーディフェンスの使用頻度が設定可能。
想定ランクは強~凶中位とのこと。
製作動画
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コンボムービー
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完成版試合動画(4:13~)
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また、 ジャギ様など北斗キャラ製作者であるTs氏によって、Fixxxer氏承諾の元で一部改変アレンジされたシュウも存在する。
こちらは現在はnameless氏によって代理公開されている。
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NKYMD氏製作 シュウ MIX |
Ts氏のシュウをベースにFixxxer氏のシュウを融合させ、独自のアレンジを加えた改変版。
AIもデフォルト搭載されている。
何とか動く程度とのことで、立ち回りは単調気味で厳しめだが、ブーストゲージ等があれば百烈やトラベリングからのバスケも決めてくる
(ただしバスケは7P以降限定)。
Ts氏のものに比べて多様な設定をすることができ、凶から狂まで幅広いランクに対応できるだろう。
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この他にも、上記のSFC『北斗の拳7』のスプライトを使用したSUGIO氏製作の「仁星のシュウ」も存在するが、
公開場所が整備中のため、現在は入手不可能。
余談だが、前述の通り参戦していないにも拘らず、AC『北斗の拳』を使用したMADに当たり前のように顔を出すことがある。
この辺りの境遇は
アミバと似ている。
どの動画も北斗の拳MADといいつつMUGEN要素を隠し切れていない点は御愛嬌である
音声が無いのはご愛嬌
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北斗イチゴ味日和
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わたしには人の心がわかる
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心の目は閉じている(現実逃避的な意味で)
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ホクトグラフティ
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南斗爆殺拳のシュウ
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「も・・・もはや悔いはない。私の仁星の血は間違っていなかった!!」
出場大会
出演ストーリー
「行けケンシロウ!! そして時代を開け!! 私はいつもお前を見ているぞ!! さ…さらばだ!!」
「まさか… 木人形狩り隊…?」
最終更新:2025年01月19日 17:23