コーディーや
上白沢慧音のAIで知られるネオネオ氏が製作したオリジナルキャラクター。
立ちドット一枚からパーツ分けして多関節のモーションを作るツールを利用しており、
着手からたった一か月後の2017年11月に公開された。
ステッキを片手にタキシードに身を包み、
炎と氷の魔法を操る
兎の獣人。
ボイスは搭載されていないが、製作動画内で製作者と行っている掛け合いの中で若干のキャラ付けを窺う事が可能。
どうやら僕っ娘のようだ。キャラはまだ安定していないようでどんな性格なのかは不透明だが、
サムネのために(断りさえ入れれば)
脱ぐ事を同意したり、かと思えばキス技の搭載に狼狽えたりと、
あざとさが垣間見える部分もあって可愛い。
見所は、労力を減らしたといえども機械的にならないように拘って作られたアニメーション。
元は立ち絵一枚、製作期間一か月、そして6ボタン式とは思えない程に生き生きとしている。
性能
通常技の威力は低いがリーチが長く、
ゲージ消費技で本領発揮するというコンセプト。
6ボタン式ながら使いやすくも使い分け甲斐のある技が揃い、操作しやすい。
通常投げはレバー方向(前・後ろ・ニュートラル)で性能が変化し、前入れでゲージと体力を少量吸収する口づけ、
後ろ入れではフランケンシュタイナー、ニュートラルで一定時間氷漬けにするダウン追い討ちとなっている。
ゲージ吸収効果がある上に
壁バウンドを誘発し、そこから追撃可能な前投げも中々嫌らしいが、
特に強力なのがニュートラル投げで、かなりの時間相手を拘束出来てしまう。
ダウンした相手限定というのがネックに思えるが、マーチの足払いやダウンを奪える一部の技は、ステートを奪ってダウン時間を延長する仕様なので問題ない。
上記の前投げなどから拾えるため、前投げ→ニュートラル投げ→各種コンボ→ニュートラル投げ…といった芸当も可能である。
後ろ投げには特殊な効果が無いが、
幸せ投げなので無問題。……い、一応単発技の中では威力が高いよ!
また、
挑発時は全身無敵となるので攻撃避けとしても活用出来る。
この他に、様々な角度から氷の針を打ち出す「アイスシャード」等の
飛び道具、
飛び道具を打ち消す火柱を上げる「タワーリングインフェルノ」等の近接技、
空中で跳ねて軌道を変更して
サマーソルトにも派生できる「バニーホップ」等の移動技を揃える。
超必殺技の中でも分身技の「ダブル」は
分身にAIが入り自動で攻めてくれるため強力無比。
特に乱舞型超必「アタックオブザマーチ」は全体の流れから
SEのタイミングまで見所があり、氏の演出力が光る技である。
これらの技を駆使して華麗なラッシュで攻め立てる事が出来る反面、
全体的に火力が低く、通常の必殺技でもゲージを必要とするため、ゲージ依存度が非常に高いキャラである。
と言っても消費量は少なく、ゲージ回収能力も非常に優秀なので、むしろ燃費が良いとさえ言えるかも知れない。
AIは搭載されていないが、ホルン氏によるAIが公開されている。
想定ランクは強~凶下位との事で、リーチの長い通常技や各種必殺技、そして挑発による避けを巧みに使い、華麗かつ強力なコンボを叩き込んで来る。
特にニュートラル投げからのコンボが凶悪で、瞬く間に壁際まで追い込まれてループコンボに持ち込まれてしまう。
更にダブルを発動すると最早手が付けられない。
だが、やはり火力の低さが仇となり、通常よりタフな相手の場合は時間内に倒し切れない事もしばしば。
この他、ヲチバ氏による立ち絵素材もpixivにて公開されている。
出場大会
最終更新:2023年04月27日 17:50