世代:ハイブリッド体(超越形態)
種族:竜戦士型デジモン
属性:バリアブル種
必殺技:九頭龍陣、炎龍撃
ゲーム『
デジタルモンスター』及びそれを原作としたアニメ『デジモンフロンティア』に登場する、架空の電子生命体デジタルモンスターの一種。
『フロンティア』での担当声優は
竹内順子
女史。
炎・
風・氷・木・土のスピリットが融合した超越形態デジモンで、伝説の十闘士の力をも超えるとも言われる。
大地(ガイア)を流れる九本の龍脈のパワーを体内に宿し、九龍の力を制御することができれば、
計り知れない能力を発揮し、大地(ガイア)をも支配できると予言されている。
その力を制御する為に、龍の魂を封印しているといわれる「龍魂剣(りゅうごんけん)」を持つ。
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スピリットエボリューションとは |
デジタルワールドの伝説に伝わる「 十闘士」が残したアイテム「スピリット」を用いて、
人間またはデジモンがハイブリッド体デジモンへと進化する現象である。
ハイブリッド体となったデジモンは、対応する十闘士の能力を行使することができるようになる。
古代デジタルワールドにおいて、人型と獣型の古代種デジモンの間で戦争が起きたことがあり、
ルーチェモンという天使型デジモンが君臨し戦争を終結させて泰平をもたらしたのだが、
心変わりしたのか最初からその腹積もりだったのか、ルーチェモンは一転して独裁に転じ、世界は暗黒の時代を迎えた。
これに立ち向かい、デジタルワールドで初めて究極体に到った10体の古代種デジモンが「十闘士」であった。
激戦の末にルーチェモンは力を奪われダークエリアの最下層に封印され、
その能力はセラフィモン・ケルビモン・オファニモンの三大天使が分割して受け継いだ。
しかし、ルーチェモンは堕天して虎視眈々と復活の機会を窺っているとされ、
十闘士はその事態に備え、自分達の力をスピリットとして残したとされている。
スピリットには10属性がそれぞれ人型と獣型で存在する他、
上記の2つを融合させた融合形態、伝説の十闘士を超えた力を持つ超越形態が存在する。
『フロンティア』放映当時には「スピリットエボリューション」シリーズとして、
メイン主人公であるアグニモン系列3体と、ガルムモン系列3体の計6体の玩具が発売。
玩具としては 素体に鎧パーツを着せる方式で、更にパーツを組み合わせる事で人型と獣型は融合形態と十闘士デジモンを、
超越形態同士はスサノオモンを再現する事ができた。
造形、方式共に野心的なアイテムだったが同系列の玩具に比べるとプレイバリューはお世辞にも高いとは言い難く、
次回作『デジモンセイバーズ』では、初代のように変形で進化を再現する方式の「超進化シリーズ」に原点回帰する事となった。
また、海外展開では他のハイブリッドデジモンも仕様を変えて何体かが商品化されたが、いずれも国内では未発売に終わっており、
玩具展開では中々厳しい戦いを強いられた作品だったと言える。
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スサノオモンを除けば主人公サイドの最高戦力の一角で三大天使のケルビモンを倒すほどだったが、
劇中では敗北や苦戦の描写の方がむしろ目立っている。
とはいえ、相手がロイヤルナイツ2体や七大魔王ルーチェモンフォールダウンモード(十闘士が戦った頃より強い)など、
登場後に一筋縄ではいかない相手ばかり出てきたことも原因だが。
MUGENにおけるカイゼルグレイモン
Tohru Sama氏により、『
JUS』風
ドットで製作された
新MUGEN専用の
ちびキャラが公開中。
ちびキャラながら、剣を用いた近接攻撃が優秀であり、
空中で2段ダッシュや後退ダッシュできるなど高い機動性に加え、
加えて必殺技に吹き飛ばし攻撃や遠距離攻撃を備え、遠近問わず高い対応力を持つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年04月14日 17:17