エルヴィン・エールリヒ


「簡単には、負けませんよ~?」

プロフィール

名前:エルヴィン・エールリヒ
身長:173cm
体重:79kg
年齢:33歳
家族構成:不明(家族は居ないと言っている)
趣味:ソードワールド、クトゥルフ神話といったRPG(TRPG)
職業:神父
流派:退魔武器操術「壱式・改」
異名:「魔弾の射手」
嫌いな事:狩り行為
一人称:私
武器:ジャマダハル型魔道具「ブレイブハート」「ピュアビリーフ」


キャラ設定

神に仕える身でありながら、信仰心が全然無い変わり者神父。
彼曰く「神とは人の幸福の為、人に要請された、人の思想による創作物」。
しかし信じていないものの完全に無神論者と言う訳ではなく、否定はしていない。
尤も、神父らしい落ち着きも無く、軽いノリで冗談ばかり言ってるので、本気で言ってるのかどうかも分からない。

教会に住み込みで暮らしており、私室もそれなりの広さを確保している。
大規模な教会と言うわけではないが、街の住民からの評判は上々。
神父としてはあまりにも軽いエルヴィンのキャラクターが、子供から若者に人気が高く、
それに伴い親世代からも好意的な目で見られている
(私室で人を集めてセッションする事もしばしば)。
一方で熱心な神の信者や、長年教会に通いお祈りを続けてきた老人等からは、あまりいい目で見られていない。

+ ストーリー
ある日、街で事件が起こった。
とある酒場のバーテンダーが、深夜の帰り道で襲われたらしい。
被害者は命に別状はなく意識もはっきりしているものの、首筋を噛まれ血を吸われたとの事だ。

エルヴィンには心当たりがあった。
彼はこの街に来た時点である情報を得ていた。
「この街にはヴァンパイアの一家が住んでいたが、両親は退魔師に殺され、娘が1人で暮らしている」という情報だ。
エルヴィンが教会で暮らすようになった時点で両親は既に死んでおり、娘の方も一切の動きを見せていなかった。
娘の方の情報…レオノーラの情報も知っており、彼女が街で唯一のヴァンパイアである以上、
今回の被害は彼女の犯行であると確信していた。

そして街ではもう1つの不可解な事件が発生している…らしい。
体の一部を削り取られたような死体が発見されていたのだ。
とても人間業とは思えない殺し方だが、猛獣による被害とも違う。
今に至るまで計5人、被害者は全員路地裏のホームレス…なのだが、
不思議な事に、死体が発見されてから数刻の間に死体が消えているとの事だ。
ここ最近「死体の無い殺人事件」としてニュースが流れている。
レオノーラとは別の人物の犯行と思われるが、恐らく人間では無いだろう。

エルヴィンはある決心をしていた。
事件の犯人である2名とのコンタクト、及び説得である。
彼はヴァンパイアや後者の事件の犯人のような人外の存在を、話し合いが通じない相手とは思っていない。
今回の事件も人間側からしたら「悪」の存在が起こした事件に見えるが、
相手が人間でない以上は人間の物差しのみで接するわけにはいかない。
彼女らにも何かしらの理由・事情があるはずだ。
相手が「悪」だなんて、人間側の勝手な思い込みかもしれない。
「正義」なんて言葉は、彼女達からしてみれば、振り上げた手を正当化する便利な言葉に過ぎないかもしれない。
意志を持つ知的生命なら、対等に歩む道があるのではないか?
それがエルヴィンの考えだった。

襲撃・殺人事件が起こっている以上、犯人の肩を持つのは道徳的ではないのかもしれない。
確かに人間の倫理観点からして見れば、被害者や遺族のことを思えば犯人を非難するのは当然。
だが人間が人間の法で人外を裁く方法はたった1つ、駆除だ。
山の獣ですら人里に降り立てば追われる立場、被害が大きくなれば殺害も止む無しな場合もある、それが我々の社会だ。
強さや武力を誇示するだけでは、手を取り合う未来は決して訪れない。
勿論彼女らが悪意によって犯行に及んでいるなら…自分の手で始末するつもりだ。
そうでないのなら、他の退魔師達に狙われる前に対処したい。
もしその時の自分がレオノーラ達の味方になると判断した場合は、
下手をすれば退魔師達と敵対する事になりかねないからだ。

エルヴィンは部屋の片隅にある金庫に手をかける、
中に眠っていたのは、自身が昔使っていた武器、ジャマダハルという双剣だ。
この刃を向ける相手は人外か、それとも同じ人間達か。

+ 裏設定
元退魔師の神父。
鉄乃よりも以前に退魔師としての在り方に疑問を持ち、引退していった男。
退魔師としてもトップクラスの実力と判断力を併せ持ち、齢30手前にして狩人としての頂点に達していた。
羨望と嫉妬の視線が交差する中、エルヴィン本人は決して満たされる事はなかった。
彼にとってはたまたま狩人の道に踏み入っただけであり、たまたま運よく実績を積み上げていったわけだが、
獲物を殺すたびに自分の感情が消えていくような気がしてならなかった。
ほどなくして、退魔師を引退。
街教会の神父として、ひっそりと暮らすようになる。

神父となってからは、冷酷な狩人だった過去を隠すように普段はおちゃらけた言動が多かったが、
それすらも偽りの自分に過ぎなかった。
しかし、当時新人シスターであったルシアナという女性におふざけを叱られた事がきっかけで、
自分が本当に求めていたものに気づく。

エルヴィン「ルシアナさん!もっと叱ってください!もっと罵ってください!もっと蔑んでください!
ルシアナ「ひっ!?」
エルヴィン「貴女の一言で全てが判りました!貴女の一言で私のEDが治ったのです!」
ルシアナ「は、はぁぁぁぁぁ!?」

彼は狩りを続けているうちに感情と共に快感や性的興奮をも失っていた。
だがルシアナの一言が、彼を開放したのだ。

その後、最早狩人だった過去も感じさせず、神父としての体裁も投げ捨てた、
もはや居るだけで話をややこしくする置物が誕生した。


好きな事:鞭打ち・目隠し・拘束・緊縛・罵倒・暴言・焦らし・視姦・放置・野外羞恥・手錠・媚薬・蝋燭責め・その他諸々(全て受け)
+ SMでEDが治った退魔神父って…
恐らく元ネタはエロゲー『ANGEL BULLET』。
ただし、こちらの主人公は「神父(カソリック)」ではなく「牧師(プロテスタント)」。あと西部劇なので短剣ではなく拳銃。
……ルシアナさんの日々の苦労がしのばれる。

(以上、付属テキストより引用・一部改変)


概要

azu氏のオリジナルキャラクター第8弾。
ボイスは狸田太一氏。2021年9月公開。

レオノーラエウロが引き起こした事件を追う神父。
鉄乃と同じく元退魔師であり、彼女以前に退魔師の在り方に疑問を持って引退、人外の存在と共に歩める道はないのか模索し続けている。
…とストーリーだけ見れば至極真っ当な人物に思えるが、その実態は生粋のマゾヒスト
どんな言葉責めも何時間の放置も受け入れ、脱衣と聞けば自分が脱ぎ、着衣と聞けば自分がコスプレするという筋金入りである。
ダメージボイスも「すごい!」「あっはぁん!」「激しい!」といった感じであり、
特にラッシュが強い相手等に連続コンボを喰らうと狸田氏の名演も相まって何とも形容し難い空間になる。
常識人枠かと思ったら雪絵とは別ベクトルの変態だった
レオノーラとエウロの真の意味での理解者となり得るのはセルザードだけとも断言されているので、彼の役割とは果たして…。

+ その役割とは
短命であるエウロを生存させる為に魔人化契約が必要。
ゼファーが術を使えないので術士(ミザリィ)が必要。
→幼いエウロには甘えられる親の存在が必要。
→養子として迎え入れる養親は夫婦共同が条件。
こうした流れで「エウロとレオノーラを気に掛けつつ魔人の情報を得られて、且つ魔人2人をくっつけられるキャラ」
として製作された模様。
エウロ製作当初は普通に死亡ENDプランもあったが、鉄乃製作後から方針を決めたとの事。


性能

               
ジャマダハルによるそこそこ長めのリーチと、必殺技の大半が移動技なのが特徴。
飛び道具や無敵対空を持たないため、一度責め攻められると切り返す手段が無く、非常に厳しい。
ただし、このキャラには他のキャラにはないハイポテンシャルシステムが搭載されており、
ライフが減るごとに徐々に攻撃力が増加していき、最大で1.3倍にまで上昇する他、
120Fしゃがみ状態を行うと全裸待機ゲージ溜め状態になる、性癖…もといピンチをチャンスに変える一発屋。
なお、受けるダメージも最大で1.3倍に跳ね上がるため、ピンチがピンチのまま終わる可能性も高い
(最大ライフは標準の1000だが、この仕様の為に実際はかなりのだったり)。
しゃがみでのゲージ溜め状態は勝手に移行する上に起き上がりに専用モーションが挟まるため、
うっかりしゃがみガン待ちなんぞしようものなら意図せぬタイミングでおもむろに衣服を脱ぎ捨てて隙だらけになってしまうという、
ドMプレイヤーにも寄り添う仕様となっている。
更新により、ハイポテンシャルの状態に応じてダメージだけでなく性能も細かく変動するように。
チェーンコンボが解禁されたり、一部の技に無敵時間が付与されたりする等、追い込まれるほど使い勝手が向上する仕様になった。
あと何故かやられボイスのパターンが増えた。

+ 必殺技
  • シフト
所謂駆けタイプの移動技。
A、B、C、Xそれぞれで派生する技が変わる。
Aはブレーキ、Bは中段のリーサル、Cはダメージ重視のラッシュ、Xは下段突進のスライドに派生する。

  • ランペイジ
斜め上方向への蹴り攻撃。
これ単体では空中ガード可能だが、上段避け攻撃である6Aが空中ガード不能のため、
こちらで迎撃してからランペイジで拾うのが主な対空方法となる。
追加でBを入力すると突きを繰り出すスラスト、更に追加B入力で地面叩き付けのブレイクへと派生する。

  • ブラインド
有利Fを取れるダメージの無いコマンド投げ
ストラ(肩の帯)を相手の顔面に引っかけて裏に回り、帯を戻すという芸コマな一面も。
シフト派生の中下段に加えて、ブレーキからのブラインドで択を迫れる。
発生はそれほど信頼できるものではないので、通常投げと使い分けるといいか。

+ 超必殺技
  • フェイテッド
両手のジャマダハルでの交互に繰り出す連撃。1ゲージ消費。
4発目がヒットすると5、6発目に移行し、浮いた相手はゆっくりと落下するようになる。
エルヴィン側が先に着地するため追撃が可能。
ただし画面端だと距離が離れてしまい、そのままでは通常攻撃が届かないという欠点がある。
その場合はちょい歩きからの立ち斬りや、着地後即シフト→ラッシュで拾うのが良策か。

  • 魔弾
発生の早い突進攻撃。2ゲージ消費。
ヒットすると恒例のアニメーション演出へ移行。
エルヴィンのジャマダハルは逆手に持つと銃型の武器となるようで、文字通りの魔弾を発射する。
ジャマダハル突き刺し→引き裂きで画面手前が引き裂かれたような見た目となり、そこに弾丸を連射する。
+ 小話
エルヴィンの武器は術具と呼ばれるもので、特定の術式だけを記憶した道具という設定。
魔法使い等によく見られる詠唱は、氏の世界観では道具の術式を解凍するキーワードだからとの事。
このジャマダハルから魔弾を発射する際の詠唱は、
「右手(めて)に勇気、左手(ゆんで)に信念、ザミエルザミエルザミエル!」となっている。
異名である「魔弾の射手」とはドイツのオペラで、ザミエルとは魔弾の作り方を伝授した悪魔の名。
最大ストック7発という設定も恐らくここから来ていると思われるが、最後の1発で自滅するということはない
(ちなみにerwinは「アーウィン」とも読めるが、ドイツ語名だとエルヴィンである)。
名前を連呼するのは第2幕第6場で魔弾を生成する儀式でカスパーが唱えた呪文、
Schütze, der im Dunkeln wacht!
Samiel! Samiel! hab' acht!
Steh mir bei in dieser Nacht,
Bis der Zauber ist vollbracht!
Salbe mir so Kraut, als Blei,
Segn' es sieben, neun und drei,
Dass die Kugel tüchtig sei!
Samiel! Samiel! herbei!
からか。
11:35~

実は素のダメージでは2ゲージ消費して420ダメージと、azu氏オリキャラ勢の中では最も低い。
だが上記の通りハイポテンシャルによる倍率が掛かるため、ライフ30%以下の状態ではゼファーの火力にも匹敵する。

AIは未搭載だが、カサイ氏による外部AIが公開中。ただし最新版には対応していない。
付録として、その性癖を反映したヤバいブツが満載の専用ステージ「エルヴィンの私室」も付属している。
私室でやってるセッションってまさかそっち系なんじゃ…

2021年10月20日には、本体性能があまりにもドMなプレイヤー向けの性能をしているためCVを担当した狸田太一氏によるドM卒業性能調整パッチが公開された。
全体的な硬直差が優秀になり、それに合わせて判定がマイルド調整される。
上述のゲージ溜めはしゃがみ状態で待機しても発動せず、しゃがみ状態で挑発をすると出るように変更されるので、
しゃがんで待つ事が可能になると同時に任意のタイミングでのゲージ溜めも可能となっている。
ボタンの初期配置はパンチをP、キックをK、斬り攻撃をS、強斬り攻撃をHSとしたもの(『GG』のアケコン用の配置)へ変更されるが、
cmd内のボタンリマップで簡単に戻せるので、気になる人は適宜変更しよう。
また、通常技にも先行入力が追加されるため、一部の目押しコンボや最速入力が簡単になり、一部ヒット確認の難しさも緩和される。
全体的にドM以外のプレイヤー操作にも優しいパッチとなっている。
カサイ氏AI
プレイヤー操作





「これが、経験の差って奴ですよ。

 ふっふ~ん♪」

出場大会

プレイヤー操作

実況付きP操作 Tarie配信(199キャラ目操作キャラ)


最終更新:2024年02月23日 01:33