「やあ、お待たせ。……大丈夫、後は俺に任せてね」
竜城 ・陸
パーソナルデータ | ||
---|---|---|
名前 | ||
称号 | ||
性別 | 男 | |
種族 | ドラゴニアン | |
ジョブ-01 | レジェンドウィザード | |
ジョブ-02 | 戦闘工兵 | |
クラス | 青 | |
生年月日 | 4xx年9月12日 | |
年齢 | 18歳 | |
身長 | 181cm(2021年8月15日時点) | |
体重 | 58kg+角と翼と尾の重量 | |
https://tw7.t-walker.jp/character/status/g01002 |
Backward
過ぎたる力は、ただあらゆる者から全てを奪うだけだ。
財を、名誉を、矜持を――時に、命でさえも。
財を、名誉を、矜持を――時に、命でさえも。
天与の才と言えば聞こえはいいが、人の社会からしてみれば只の災厄でしかない。
そんなものを負わされて生まれ落ちた理由を、ずっと考えていたけれど。
そんなものを負わされて生まれ落ちた理由を、ずっと考えていたけれど。
欠けゆく大地を、死に絶える人々を。
潰えてゆく歴史を目の当たりにしたその時に、少年は悟る。
潰えてゆく歴史を目の当たりにしたその時に、少年は悟る。
ああ、そうか。
――僕は、このために世界に生を受けたのだ、と。
――僕は、このために世界に生を受けたのだ、と。
――――それが、■■■■■■■■■■の終わり。
First cause
…………世界は変わらずに流れていった。致命的に何かを履き違えたまま。
そこでは、何もかもが異なって。
違和感ばかりが積み重なって。
違和感ばかりが積み重なって。
歓喜の涙さえ流しながらその命を支配者に捧げる者の姿を見た時に、それが、“怒り”となって弾けた。
命は、
歴史は、
人の世は、
歴史は、
人の世は、
そんな風に終わるために、積み上げられてきたものではない、と。
――――それが、
“復讐者”竜城・陸のはじまりだった。
“復讐者”竜城・陸のはじまりだった。
Personality
透き通るような青い髪と朝焼け色の瞳、水晶の角、深藍色の翼と尾。
中性的な細面。色白。ひょろい。眼鏡。
中性的な細面。色白。ひょろい。眼鏡。
かつては正史の自分が科した“自死の制約”により生きているのが不思議なくらいの脆弱な肉体であったが、主治医である白のクラスのリップ・ハップの協力もあって現在はほぼ克服。
多少の虚弱体質は残ったものの、一般的な学生生活をつつがなく営めるだけの体調・体力・体質になっている。
多少の虚弱体質は残ったものの、一般的な学生生活をつつがなく営めるだけの体調・体力・体質になっている。
見た目通り基本は柔和で穏和、口調は穏やか。
割合言動もフワフワしていることが多いが、いざという時は有無を言わさぬ圧を出すこともあるとか。
最近はかなり苦労性の様相を呈している。主に同級生とかに振り回されている。
割合言動もフワフワしていることが多いが、いざという時は有無を言わさぬ圧を出すこともあるとか。
最近はかなり苦労性の様相を呈している。主に同級生とかに振り回されている。
新宿島での生活を一年間続けてきたことによりかなり新宿島の一般常識や社会通念に適合してきた。
ただし生きてきた時代のずれや、“神”や“竜”といった上位存在の形質を強く顕しているせいか、やや常識事項や倫理規範にズレがある。
特に「戦士の家系だった」と語る通り、戦闘関係に於ける思考回路は平時の穏やかさからは想像もつかないほどに蛮族思考である。
ただし生きてきた時代のずれや、“神”や“竜”といった上位存在の形質を強く顕しているせいか、やや常識事項や倫理規範にズレがある。
特に「戦士の家系だった」と語る通り、戦闘関係に於ける思考回路は平時の穏やかさからは想像もつかないほどに蛮族思考である。
新宿島に漂着して以来、何かを生み出すこと、人々の暮らしを支えることに強い興味関心を持つに至り、青のクラスに所属することとなる。
曰く「崩壊した世界を再生させるのだから、まずは生活の基盤から整えていかないとね」。
学業成績は(フィールドワーク等々含め)分野を選ばず優秀であるが、学業も業務もあらゆるクラスの分野を「趣味」と言い張り仕事にものすごく熱中してしまうのが玉に瑕。
曰く「崩壊した世界を再生させるのだから、まずは生活の基盤から整えていかないとね」。
学業成績は(フィールドワーク等々含め)分野を選ばず優秀であるが、学業も業務もあらゆるクラスの分野を「趣味」と言い張り仕事にものすごく熱中してしまうのが玉に瑕。
上述の為いつも各地を転々としており、放課後は余り一つ所に留まっていない。
生産区画で見つかる確率が4割、桟橋で見つかる確率が4割、校内のどこかにいる確率が2割。
校内にも生産区画にも姿が見えない場合は、新宿島辺縁部などで釣りをしているか、他ディヴィジョンに出向している。
生産区画で見つかる確率が4割、桟橋で見つかる確率が4割、校内のどこかにいる確率が2割。
校内にも生産区画にも姿が見えない場合は、新宿島辺縁部などで釣りをしているか、他ディヴィジョンに出向している。
魔法が現存したと伝わる5世紀イギリスの出身であり、刻逆の影響で崩壊した自分の時代から新宿島に漂着した。
名前は新宿島の文化様式に合わせて名乗っている仮名であり、西洋風の本名がある。
名前は新宿島の文化様式に合わせて名乗っている仮名であり、西洋風の本名がある。
+ | 過去 |
新宿島に漂着した時点で、当人の記憶は正史のものと幻想竜域のものとが混在して存在していたが、
現在ではその記憶の混在は解消され、正史の記憶と幻想竜域の記憶のそれぞれを正確に把握できている。
そうして今は、いずれの故郷も、いずれの記憶も等しくいとおしいものとして受け止め、いずれの家族をもありのまま愛している。
現在ではその記憶の混在は解消され、正史の記憶と幻想竜域の記憶のそれぞれを正確に把握できている。
そうして今は、いずれの故郷も、いずれの記憶も等しくいとおしいものとして受け止め、いずれの家族をもありのまま愛している。
Spec
青のクラス「最強」を恣にするその戦闘力を裏打ちするものは、“神”であり“竜”である身により生み出される無尽の力。
“神”――“自然”あるいは“世界”と擬えられたその身体は、生き続ける限り常に生み出し、循環し、巡り続けるモノであるがため、その力は命尽きるまで尽きることはない。
これに加えて、当人が有する「世界との親和性」あるいは「現実改変能力の高さ」が、あらゆる種別の魔術に対する高い適性と、さしたる苦もなくそれを術式の形に定める天与の才覚を授けている。
これらの機構が、彼を最上位の魔法使い たらしめている最大の所以である。
“神”――“自然”あるいは“世界”と擬えられたその身体は、生き続ける限り常に生み出し、循環し、巡り続けるモノであるがため、その力は命尽きるまで尽きることはない。
これに加えて、当人が有する「世界との親和性」あるいは「現実改変能力の高さ」が、あらゆる種別の魔術に対する高い適性と、さしたる苦もなくそれを術式の形に定める天与の才覚を授けている。
これらの機構が、彼を
無尽の力を有し、その総量はいかなる手段を以てしても計り知れない――というのは上述の通り、彼の本質は常に生み出し、巡り続ける自然であるがため。
その、自身という世界観が生み出す“影響”を引き出し、多様な魔術を行使するのが、竜城・陸の基本的な戦闘手段となる。主に用いる魔術は後述に譲る。
基本的には距離を開けての大規模魔術による中遠距離攻撃を主体とした戦闘展開を好むが、しかしそれは近接戦闘ができないということと同義ではない。
自身の信頼する武具、或いは竜化した肉体部位を用いることでの近接戦闘にもある程度通じている。
特に昨年の冬以降は星見・晴と水槽・ロロからかなりみっちりと武術の手ほどきを受けており、その近接対応力にはほとんど隙がない。
魔力を用いて身体能力を常にブーストしていることもあり、距離を近づけたからと言って油断できる相手では決してない。
その、自身という世界観が生み出す“影響”を引き出し、多様な魔術を行使するのが、竜城・陸の基本的な戦闘手段となる。主に用いる魔術は後述に譲る。
基本的には距離を開けての大規模魔術による中遠距離攻撃を主体とした戦闘展開を好むが、しかしそれは近接戦闘ができないということと同義ではない。
自身の信頼する武具、或いは竜化した肉体部位を用いることでの近接戦闘にもある程度通じている。
特に昨年の冬以降は星見・晴と水槽・ロロからかなりみっちりと武術の手ほどきを受けており、その近接対応力にはほとんど隙がない。
魔力を用いて身体能力を常にブーストしていることもあり、距離を近づけたからと言って油断できる相手では決してない。
Skill
Passive/世界への影響
戦闘に際して場合に応じて、以下のような領域を展開することがある。
これは竜城・陸が世界に及ぼす影響を希釈せずに世界に垂れ流しているのと同義であり、要は「ただ制御を緩めているだけ」である。
以前は戦闘に注力すると(魔力調律に向ける意識を疎かにすると)勝手に漏れ出ていたが、今は完全に自分の意思だけでON/OFFを切り替えられる。
これは竜城・陸が世界に及ぼす影響を希釈せずに世界に垂れ流しているのと同義であり、要は「ただ制御を緩めているだけ」である。
以前は戦闘に注力すると(魔力調律に向ける意識を疎かにすると)勝手に漏れ出ていたが、今は完全に自分の意思だけでON/OFFを切り替えられる。
極天の氷域
“竜”の及ぼす影響は、氷の性質と停滞の権能を帯びた「底冷えのするような酷寒の領域」。
他者/世界に対し及ぼすのは「生命活動、魔力運動、物理運動の制限」、簡単に言ってしまえば「継続HPダメージ&全能力値低下のデバフ」である。
これは経時的に深化していき、領域内に留まっているだけで普通の人間ならものの数分程度で行動不能に陥る。
また術者に近づけば近づくほどにデバフの強度および深化速度も上がる。
“竜”の及ぼす影響は、氷の性質と停滞の権能を帯びた「底冷えのするような酷寒の領域」。
他者/世界に対し及ぼすのは「生命活動、魔力運動、物理運動の制限」、簡単に言ってしまえば「継続HPダメージ&全能力値低下のデバフ」である。
これは経時的に深化していき、領域内に留まっているだけで普通の人間ならものの数分程度で行動不能に陥る。
また術者に近づけば近づくほどにデバフの強度および深化速度も上がる。
また、単純にこの領域内は非常に寒く、離れていても体感温度は二桁を切り、武器攻撃の届く距離に入ろうものなら零下を大幅に下回る酷寒に感じるだろう。
拳の届く距離はさらに顕著であり、当人の肉体に触れれば三秒もせず触れた個所が壊死するように黒ずんで腐り落ちるほど。
拳の届く距離はさらに顕著であり、当人の肉体に触れれば三秒もせず触れた個所が壊死するように黒ずんで腐り落ちるほど。
天涯の光域
“神”の及ぼす影響は、光の性質と浄化の権能を帯びた「全てを焼き尽くすような超高熱の領域」。
他者/世界に対し及ぼすのは「あらゆるものを“空”にしてしまう浄化の権能」であり、主には思考の空白化、行動の鈍化、反射行動の不発など行動面の影響を強く及ぼす。
わかりやすく表現するなら「確率で全ての行動が失敗するようになる」デバフであり、氷の権能に同じく継続的に深化していくうえ、その深化速度は上記に比して驚くほどに速い。
また上記に同じく、術者に近づけば近づくほどにデバフの強度および深化速度も上がる。
“神”の及ぼす影響は、光の性質と浄化の権能を帯びた「全てを焼き尽くすような超高熱の領域」。
他者/世界に対し及ぼすのは「あらゆるものを“空”にしてしまう浄化の権能」であり、主には思考の空白化、行動の鈍化、反射行動の不発など行動面の影響を強く及ぼす。
わかりやすく表現するなら「確率で全ての行動が失敗するようになる」デバフであり、氷の権能に同じく継続的に深化していくうえ、その深化速度は上記に比して驚くほどに速い。
また上記に同じく、術者に近づけば近づくほどにデバフの強度および深化速度も上がる。
領域内はひどく暑く、術者に近づくほどに顕著に肌が焼けるような灼熱感、喉が焼けるような渇きを覚えるだろう。
術者に近づけば近づくほどにその体感温度も上がり、かつ刃の届く距離よりも内側に踏み込めば簡単に皮膚が焼けただれ、
拳の届く距離に入ろうものならば、一瞬にしてその肉体は白い灰となって崩れ落ちる。
術者に近づけば近づくほどにその体感温度も上がり、かつ刃の届く距離よりも内側に踏み込めば簡単に皮膚が焼けただれ、
拳の届く距離に入ろうものならば、一瞬にしてその肉体は白い灰となって崩れ落ちる。
Passive/権能
光神の百芸
“神”の性質に基づいた、「あらゆる技術を揮う」権能。
百芸に通じた神と謳われた存在と照応された魂は、あらゆる技芸を高いレベルで行使することが可能となる。
ただし、竜城陸に宿るのは“神”と成った魂の残滓だけであり、このため引き出せる技芸のレベルには制限がかかる(達人をLv100とするのなら、Lv80-90程度)。
なお「竜城陸自身が実際に習得している技術」を用いる場合に於いてのみ、その習熟度に応じてレベル制限の上限が上がる。
ただし、旧き時代における「百芸」であるため、その時点の世界に存在しなかった概念/事物についての技芸を行使することはできない。
(たとえば、この権能があったとしても、銃器を用いた戦闘に恩恵を得ることはできない)
“神”の性質に基づいた、「あらゆる技術を揮う」権能。
百芸に通じた神と謳われた存在と照応された魂は、あらゆる技芸を高いレベルで行使することが可能となる。
ただし、竜城陸に宿るのは“神”と成った魂の残滓だけであり、このため引き出せる技芸のレベルには制限がかかる(達人をLv100とするのなら、Lv80-90程度)。
なお「竜城陸自身が実際に習得している技術」を用いる場合に於いてのみ、その習熟度に応じてレベル制限の上限が上がる。
ただし、旧き時代における「百芸」であるため、その時点の世界に存在しなかった概念/事物についての技芸を行使することはできない。
(たとえば、この権能があったとしても、銃器を用いた戦闘に恩恵を得ることはできない)
光神の穿槍
“神”の性質に基づいた「その手から投げ放たれたものは決して対象を誤ることはない」とされる必中の権能。
必中というと聞こえはよいが、“神”の権能が十全に発揮され、運命すら改変して「必中」の因果を示すのは“槍”に値するものを使用した場合のみであり、
その他の事物を用いた場合には「狙った場所に当たる(が、回避や防御は可能)」というくらいの地味な能力でしかない。
“神”の性質に基づいた「その手から投げ放たれたものは決して対象を誤ることはない」とされる必中の権能。
必中というと聞こえはよいが、“神”の権能が十全に発揮され、運命すら改変して「必中」の因果を示すのは“槍”に値するものを使用した場合のみであり、
その他の事物を用いた場合には「狙った場所に当たる(が、回避や防御は可能)」というくらいの地味な能力でしかない。
またこれとは別に、周囲状況を感知する魔力の網を張り巡らせている。
これによって領域内のあらゆる事象を観測することが可能となる。
これによって領域内のあらゆる事象を観測することが可能となる。
Active
大きく分けて彼の用いる戦闘手段は三つ。
ひとつは、距離を選ばずに発動する「魔力行使」としての自然現象。
ひとつは、中遠距離で用いる「魔術」。
ひとつは、近接距離で用いる、魔術の補助を受けての近接戦闘術。
ひとつは、距離を選ばずに発動する「魔力行使」としての自然現象。
ひとつは、中遠距離で用いる「魔術」。
ひとつは、近接距離で用いる、魔術の補助を受けての近接戦闘術。
魔力の行使
翼の羽搏きや指先の動きなど挙措の一つ、あるいは吐息ひとつ、視線の動きひとつで行使される天災級の現象。
“自然そのもの”である自身が内包する自然の法則をそのまま形として出力する……という現代の魔術師からしてみれば反則のような所業。
以前は氷や水といった自身が内包する属性に依る自然現象しか具象化できなかったのだが、
本人曰く「コツを覚えた」ことにより、現在は火炎、竜巻、地割れ、等々といった別の性質のものも具象化できるようになった。
“自然そのもの”である自身が内包する自然の法則をそのまま形として出力する……という現代の魔術師からしてみれば反則のような所業。
以前は氷や水といった自身が内包する属性に依る自然現象しか具象化できなかったのだが、
本人曰く「コツを覚えた」ことにより、現在は火炎、竜巻、地割れ、等々といった別の性質のものも具象化できるようになった。
魔術
当人は自身の扱う技術を「魔術のようなもの」と呼ばわることが多いが、中にも幾つかは当人が“魔術”と正式に呼ばわるものがある。
クレイヴ・ソリッシュ、或いは、クラウ・ソラスとも呼ばれる“光の剣”をモチーフにした一連の魔術。
“光の剣”の伝承とは、即ち「伝説の剣の探索譚」であり、ここからイメージを拡大して、伝承・神話に謳われる「伝説・伝承上の武具」のイメージを体系的に纏めて行使する。
一種のマジック・エンチャントともいえるが、この魔術ひとつで付与できる性質は多岐にわたるほか、当人の任意で付与する性質を取捨選択できる。
要は、伝説に謳われた武具の持ち得る性質ならば、どんなものでも、いくつでも(もちろん、一つでも)付与できる、というものである。
たとえば「決して折れない(不朽・不壊)」「隠れたものの姿も逃さない(追尾)」「離れたものすら斬り伏せる(斬撃波)」などである。
「自身が心から信頼する武具にその性質を付与する」というのがその基本的な発動形態であるが、自身の肉体などにも適用は可能。
グレイシャル・グレイヴ、魔術により形成された氷の剣を用いて様々な影響を及ぼす一連の術式である。
基本形である「氷の剣を投射することによる直接的な殺傷を旨とする術形態」を特に本人は上記のように呼ばわり、これに殺傷以外の付与効果を持たせたものを別の呼称で呼ばわることもある。
例えば、”停滞”の権能を強く宿し、相手の生命力や魔力運動、知覚や運動といった一連の身体活動を制限する――いわゆる「デバフ型」のものを
“氷”というものの“周囲を冷やし凍らせる”という性質を強く宿し、大気を急冷させたり地形を凍らせることにも応用できるものを
ニヴィアス・ノート、魔術により生み出した氷晶の奏でる旋律と、その旋律が氷晶に反響して生み出される残響とを組み合わせて魔術を編む術式。
一種の音響魔術であり、竜城陸の知る呪歌における「旋律で規定できる術式」を自動で生み出すシステムといえる。
生み出せる魔術は多岐にわたり、かつ人の口が奏でるのとは異なり反響を利用して複数の旋律を同時に並列させられるため、一度に複数の効果を得ることも可能。
ただし複数の効果を生み出す術を編むのには当然、重ねる効果の数に応じた分だけの時間がかかる。
ヘヴンリー・ヘミスフィア。
グロリアス・グラキエース。
ルーン、或いはルインとも。
“光の神”が所有し振るう槍の名に因んだこの術は、名の如く“光の神”の持つ伝承、その手にした槍の持つ伝承そのものを体系化し、束ね、自己流に解釈したもの。
神たる“Lugh”でも、竜たる“Lig”でもない、「竜城・陸」の魔術である。
この魔術の最大の特徴は、出力の部分を術式で規定せず出るに任せ、代わりに“必中”の権能の強化に重きを置いている点である。
術式に込める力の大きさがその時その時でアドリブになる(が、勿論“この”竜城陸の力であるため、一撃必滅程度の威力はあるが……)代わり、
独力で世界法則を改変せしめる強固な“認識”に裏付けられたそれは、あらゆる摂理法則を捻じ伏せ、運命すら上書きして“必中”を為さしめる。
呪歌
特定の旋律と、旧き言葉を用いた特定の韻を組み合わせることで魔術を編むもの。
旋律で器を作り、韻で形を与える、というのがこの魔術体系の基本形である。伝承はすべて口伝によってのみ行われ、書物や楽譜といったものは存在しない。
術者によって韻の載せ方が違うため、詠唱はうたう者によって千差万別であるほか、似たような事象を起こすうたであっても、うたう者が違えば全く違う詠唱を行うこともあり、体系化は困難。
引き起こす事象の規模が大きくなればなるほどに詠唱は長いか、あるいは複雑なものとなるのがこの魔術体系の特徴……であるが、
竜城陸の場合に限っては、短い三節程度の詠唱でも十分に余人の脅威足るだけの規模の事象を生み出すことができる。
旋律で器を作り、韻で形を与える、というのがこの魔術体系の基本形である。伝承はすべて口伝によってのみ行われ、書物や楽譜といったものは存在しない。
術者によって韻の載せ方が違うため、詠唱はうたう者によって千差万別であるほか、似たような事象を起こすうたであっても、うたう者が違えば全く違う詠唱を行うこともあり、体系化は困難。
引き起こす事象の規模が大きくなればなるほどに詠唱は長いか、あるいは複雑なものとなるのがこの魔術体系の特徴……であるが、
竜城陸の場合に限っては、短い三節程度の詠唱でも十分に余人の脅威足るだけの規模の事象を生み出すことができる。
防御術式
「術式」と便宜上表現しているが、実際は系統だった術式というわけではない。
▼一つ目の防御
ほとんどあらゆる干渉を弾く魔力障壁を常に纏っている。
これは自動的・無意識的にあらゆる方向に展開し、物理的衝撃のほとんど全てを弾く。
ほとんどあらゆる干渉を弾く魔力障壁を常に纏っている。
これは自動的・無意識的にあらゆる方向に展開し、物理的衝撃のほとんど全てを弾く。
+ | 2021.9.10 |
+ | 2021.9.21 |
+ | 2022.04.25 |
なおこれに加えて「意識的に自身を害する攻撃を防ぐ」魔力障壁を展開することがある。
この場合は“意識的にそれに反応させているような感覚”と当人は語っており、
それでもかなりの出力が必要ではあるが……。なお、こちらは「複数枚重ねて強度を上げる」ことも可能であるらしい。
見た目には一切変化がない。本人の認識の問題だけ。
この場合は“意識的にそれに反応させているような感覚”と当人は語っており、
それでもかなりの出力が必要ではあるが……。なお、こちらは「複数枚重ねて強度を上げる」ことも可能であるらしい。
見た目には一切変化がない。本人の認識の問題だけ。
+ | 2021.9.15 |
鏖殺圏 ・ゼッタイレイド
全てを砕く厄災の業。静寂と停滞齎す氷の卍器。
翼の形で顕現し、敵対者全ての「熱」を殺す。
所有者、或いは所有者の意思によって選択された一名(以下、双方ともに「使用者」と記述する)に対し「氷の翼」を付与。
加えてこの氷の翼を展開している間、使用者は「自身周囲の任意の場所に“極天”と呼ばれる特殊な領域を展開する」能力を得る。
翼の形で顕現し、敵対者全ての「熱」を殺す。
所有者、或いは所有者の意思によって選択された一名(以下、双方ともに「使用者」と記述する)に対し「氷の翼」を付与。
加えてこの氷の翼を展開している間、使用者は「自身周囲の任意の場所に“極天”と呼ばれる特殊な領域を展開する」能力を得る。
――というのが表向き知られた卍器「ゼッタイレイド」の機能であるが、その実質は「魔力を貯蔵する器」であり、「魔力を調律する機構」である。
竜城・陸の有する無尽の魔力を引き受け、貯蔵する、というのがその本質。
受け容れた魔力――“竜”の揮う氷雪と停滞の権能を貸し与えるがため、他者が使用すれば“氷の翼”と“停滞の魔力”を得る、というのが実際である。
竜城・陸の有する無尽の魔力を引き受け、貯蔵する、というのがその本質。
受け容れた魔力――“竜”の揮う氷雪と停滞の権能を貸し与えるがため、他者が使用すれば“氷の翼”と“停滞の魔力”を得る、というのが実際である。
+ | PHASE:1 |
+ | PHASE:2 |
+ | ▼氷の翼 |
+ | ▼極天 |
Being
――2022.08.01/the Last Update
――そこにあるのは、涯てである。
満ちており、空であり、けれどどこまでも穏やかに回り続ける、ただひとつの世界である。
竜城・陸というものの本態を一言で言うならば「天災」――光満ちた空であり、空虚の氷獄であり、暗澹の水底である。
かつて“神”として照応されたものにして、かつて“竜”として畏怖されたものである。
かつて“神”として照応されたものにして、かつて“竜”として畏怖されたものである。
より正確に表現するのならば、竜城・陸とはある意味で“自然そのもの”である。
彼が生きた時代、生きた土地において罷り通っていたのは自然崇拝の教義であり、すなわち当時の人々の中で“神”とは“自然”であった。
ゆえに過去の時点において“神”として定義された彼は、すなわちその存在そのものが“自然”であるともいえる。
彼が息をするように魔術を行使できるのは、それ自体が“自然”と定義されるため――その身の内に“自然の法則”を内包しているがためである。
彼が生きた時代、生きた土地において罷り通っていたのは自然崇拝の教義であり、すなわち当時の人々の中で“神”とは“自然”であった。
ゆえに過去の時点において“神”として定義された彼は、すなわちその存在そのものが“自然”であるともいえる。
彼が息をするように魔術を行使できるのは、それ自体が“自然”と定義されるため――その身の内に“自然の法則”を内包しているがためである。
五世紀、北アイルランドにて生れ落ちたその瞬間から、彼は膨大な魔力を有していたのだと言われている。
これを正確に表現すると、彼は世界に対する親和性が異様に高く、かつ、世界に対して影響を及ぼす力も異様に高い、となる。
当時の信仰の観点からこれを解釈した場合、前者は「自然と調和する“神”の才を有している」とされ、後者は「自然をも畏怖させる“魔”の側面を有している」とされる。
これを正確に表現すると、彼は世界に対する親和性が異様に高く、かつ、世界に対して影響を及ぼす力も異様に高い、となる。
当時の信仰の観点からこれを解釈した場合、前者は「自然と調和する“神”の才を有している」とされ、後者は「自然をも畏怖させる“魔”の側面を有している」とされる。
また、これを現代新宿島の常識事項を以て説明するのならば、「竜城・陸はパラドクスを扱う才が飛びぬけて高い」ということになる。
復讐者に覚醒していない状態でなお、現実の法則を捻じ曲げることが可能であるほどに。
刻逆という外法によりその魂を改竄されてなお、正史の記憶と力を完全な状態で引き継げるほどに。
復讐者に覚醒していない状態でなお、現実の法則を捻じ曲げることが可能であるほどに。
刻逆という外法によりその魂を改竄されてなお、正史の記憶と力を完全な状態で引き継げるほどに。
――そして、「正史の記憶と力を完全な状態で引き継いだ」ことにより、この魂は二つの本質を内包することとなる。
内包する本質は二つ。
「正史を生きた自分」である“Lugh”という名の神と、「ディヴィジョンを生きた自分」である“Lig”という名の竜。
この二つを確固たる「自己」という器におさめ、「竜城・陸」という存在として確立せしめたのが、今この新宿島に生きるひとりの少年である。
「正史を生きた自分」である“Lugh”という名の神と、「ディヴィジョンを生きた自分」である“Lig”という名の竜。
この二つを確固たる「自己」という器におさめ、「竜城・陸」という存在として確立せしめたのが、今この新宿島に生きるひとりの少年である。
+ | “竜”の権能 |
+ | “神”の権能 |
Relationship
既知RPについて
- 生徒会騎士団および番長連合に所属している方の顔と名前は一致しています。
- 青のクラスの方々とは入学式後にそれぞれ顔を合わせた(という設定にしました)ので、同クラスの方々も顔と名前は一致しています。もちろん、クラス生徒側からも同様の扱いで問題ありません。
- 授業で顔を合わせたなど、同学年の方々から見知っていただくことも問題ありません。大抵は教室の窓際後ろの席におります(前にいると翼と尾が後ろの人の視界と動線を妨害するため)。
- 番長という立場のため、必然的に人前に姿を見せることも多いと思いますので、「入学以降に」どこかで顔を見たことがある、などの既知設定を採用してくださる分には問題ありません。どんどんどうぞ。
- 他ディヴィジョンを出身とする復讐者のため、【2021年8月以前の知己は存在しません】。「以前から面識がある」などの既知設定をお受入れすることは難しいと思います。ご了承ください。
行動履歴
+ | 2021年度 |
+ | 2022年度 |
+ | 某日(低速) |
戦闘記録
+ | 2021年度 |
+ | 2022年度 |
+ | トライデント |
Item Box
+ | よく持ち歩いているもの |
+ | その他、所持しているもの |