登録日:2024/12/17 Tue 12:54:49
更新日:2025/02/19 Wed 21:36:51
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「ストリートファイターⅡ MOVIE」とは、ゲーム「
ストリートファイターⅡ」を原作として1994年に公開されたアニメ映画である。
【概要】
2D対戦型格闘ゲームというジャンルにおいて絶大な影響を与えた「ストリートファイターⅡ」。
そのアニメ映画を作りたいと
カプコンは準備をしていたが、様々なトラブルによって製作期間が短くなり、通常1年から1年半の期間をかけて作るアニメ映画をわずか
半年で無事に完成させた。
それでも半年で作ったとは思えないクオリティだったこともあり、監督はカプコンから「
監督はなんで自分たちがゲームに込めている想いをあんなに表現できるのか良くわからない」と絶賛されて苦笑するしかなかったという。
CVは声優を本業としない俳優や劇団所属の俳優が多く起用されているが、それぞれ担当するキャラクターたちと非常にマッチした人選を取り揃えている。
プレイアブルキャラクターが全員登場するだけでなく、一部のキャラは戦い以外の日常の生活や「ストリートファイトによってお金を稼ぐ」という設定も視覚化されるなど、バトルシーン以外の描写にも力が入っている。
また、当時の少年たちをくぎ付けにした春麗のシャワーシーンもあり、それらが混ざりあった結果魅力たっぷりのアニメに仕上がり、配収7億円のヒットを記録した。
他にも、作中の動きには現実の格闘技らしさも組み込まれており、ゲームの映像化を上手く落とし込んだと言えるだろう。
篠原涼子の歌う挿入歌「
恋しさと せつなさと 心強さと」は印象的なシーンで使用されており、ダブルミリオンヒットと相まってストリートファイターシリーズを代表する曲のひとつとなった。
2023年においてもストリートファイター6のMVが作成されたほか、「
NAMCO×CAPCOM」においてもシナリオタイトルなどに用いられることとなる。
本作を題材としたゲーム『ストリートファイターII ムービー』も販売されている。
正直評判はよろしくないが、ifエンディングの評価は高い。
【登場キャラクター】
ご存知主人公。かつてサガットを打倒した事で格闘家の間では有名であった。
修行のために世界を旅しており、トレードマークのハチマキは兄弟弟子でありライバルのケンからもらったもの。
作中では寡黙な求道者としての一面がよく見て取れ、余り喋る事はなく旅の荷物もお馴染みのズタ袋1つである。
普段は優しいものの、そのオーラは実力者すら…いや、実力者であればあるほど恐怖するものとなっている。
シャドルーの計測によると、どんな格闘家も
潜在格闘値は2000が限度とされている中で、彼の潜在格闘値は
3620であり、リュウを配下にしようと企むベガに狙われる事となる。
清水氏の本職は俳優で演技が若干辿々しいが、それが逆にリュウの寡黙さを表現できていると好評。叫び声は怪しいが。チェイサー。
ご存知もう一人の主人公。
リュウとの再戦を望みながらもそれが叶っておらず、ストリートファイターとしての熱意よりも恋人イライザとの恋愛を優先している。
明るい性格で「ポルシェ・911」を乗り回すという、わかりやすいアメリカ人像が作中で描写されている。
リュウに匹敵する腕前は健在であるが、そのせいでシャドルーに目をつけられる事になる。
羽賀氏は清水氏と同じく俳優であるが、本作の前年にディズニー映画『
アラジン』で主役のアラジンを演じた経験もあってか専業声優と比べても何ら見劣りしない演技で違和感も無く好評。
後のTVアニメ「ストリートファイターII V」でも引き続きケンを演じた
が氏がその後色々やらかしたせいで俳優業を干されるハメになっちゃったのは内緒。
ご存知ヒロインにして格闘ゲーム界女性キャラの筆頭であるチャイナガール。
作中では本職であるインターポールの捜査官としての側面も描かれており、表情も喜怒哀楽豊かに振る舞う。
春麗のシャワーシーンはおっぱいも尻も丸出しで乳首も出しており、その後も半裸状態で戦うなどお色気要素がとにかく強い。
なお、このシーンは一部媒体ではカットされているので注意しよう。
勿論腕っぷしも強いので、宿泊したホテルの部屋に忍び込んできたストーカーバルログとの戦いは名シーンのひとつである。
ご存知待ちガイル…であるが、アメリカ空軍少佐という立場の軍人らしさも描かれている。
シャドルーひいてはベガが大事な人の仇という繋がりから春麗との絡みが多く、最初は1人で戦うとしたところを春麗の説得で協力するという流れとなる。
津嘉山氏も本業俳優だが、声優としても経験豊富な大御所。
野沢那智や
山路和弘と並び、両方で知名度の高い珍しい役者である。
TVゲームをしたことはなかったが、当時中学生だった息子がゲームのファンだったらしく「是非出て欲しい」と言われてオファーを受けた経緯がある。
コミカライズ版ではベガによって洗脳され、偽のケンとしてリュウと戦わされてしまうが、
正気に戻ると自分がメッセンジャーにされたはずと推理して大戦の記録を分析させ決戦の場を突き止める。
ご存知お相撲さんレスラー。
ストリートファイトでダルシムと戦い、彼のゲームにない謎のヨガパワーに苦しめられて敗北しかけるも、近くにいたリュウの強い気を感じて意識をそちらに向けたダルシムに勝ちを拾うこととなる。
自分が勝てた理由が突如現れたリュウのおかげだと見抜き、「お前のおかげで勝てたもんだ」と賞金の半分を手渡す。
それで気があったのかリュウの修行の旅に同行し、バイソンと死闘を繰り広げることとなった。
ご存知当時の少年たちにヨガを勘違いさせた罪深きインドのファイター。珍しく一人称が「俺」である。
本田とのストリートファイトでは優位に立つが、リュウの気配に気付き集中できなくなったためか、逆転されて本田に「俺の負けでいい」と降参した。
カジノのショーの一環で戦っている姿だけが描かれる。
…お気づきの方もいるかもしれないが、全キャラ出るとは言っても出るだけのキャラが割と多かったりする。
一応迫力ある戦闘シーンが描かれているのが救いか。
ザンギエフが試合前にマントを外すパフォーマンスは、その後ゲームにも逆輸入され『ZERO2』の開始前演出などでも見られる。
ガイルと春麗が出会いに行ったジャマイカ出身のファイター。
その強さにガイルから「シャドルーに狙われている」と言われ、最初は冗談だと笑うがそのシャドルーの監視を直に見るはめになる。
戦闘シーンは自分の音楽にケチをつけたストリートギャングたちに披露される。
リュウと戦った香港映画界の大スター。
罵声が轟く屋内でのファイト場を訪れ、そこにたまたま居たリュウの強さを見抜き、勝負を申し込む。
リュウとは一進一退の攻防を繰り広げ、ダウンを奪うなど健闘するものの地力の差から次第に圧倒される。
それでも闘志は衰えずに『とっておき』である熾炎脚をヒットさせるが決定打にはならず、
直後に反撃の竜巻旋風脚を喰らってノックアウトされた。
その後、リュウに敗れたサガットがシャドルーに所属している事を話すのだった。
主役に撮影をすっぽさかれた上に大怪我までされた撮影クルーはあの後さぞや頭を抱えたことだろう…
演じた船木氏はプロレスラーであり、声優どころか(当時は)俳優ですら無い。
オファーを受けた際に「素人が作品の質を下げてはいけない」と断るが、プロデューサーにそれでもと言われて承諾した。
案の定めっちゃくちゃ困ったらしいが、収録の際は開き直っていたとか。
後にOVA版『
高校鉄拳伝タフ』において
宮沢静虎役を演じる事となる。
名を上げるためにケンに挑んだメキシコのファイター。
一族を皆殺しにしたシャドルーに復讐するべく闘っているという原作設定はどうした。
闘う気がないケンに対して「闘え!」と猛攻をかけるが、やる気を出したケンの
昇龍拳に負けを認める。
英国情報部の一員であり、ベガに洗脳された暗殺者。
春麗に続く二人目の女性キャラクターとして絶大な人気を誇り、映画のポスターにも大きく書かれていたが、肝心の出番は物語序盤でSP数人を蹴散らして麻薬撲滅に動く議員を暗殺し、逃走しようとするも多数のSPに取り押さえられて逮捕される、以上。
なお、その際登場時の動きはゲームでの各種イントロに、議員暗殺時の動きは後にスト6のSA2のキラービースピンに用いられている。
声優の佐々木氏はTVアニメ「ストリートファイターII V」でも引き続きキャミィを演じる。
シャドルー四天王の1人。
作中の扱いはベガに付き従う忠実な部下という感じで、犯罪組織との取引を任されている等原作よりも賢そうに見える。
最終決戦の山中で本田と闘うが、お互いにクリンチのすえ転がり合って崖から落ちてしまう。
明らかに死ぬほどの高さから落ちたのだがお互い無事だった。
なお、本作ではボクシンググローブは着用しておらず、そのため「素手で戦うバイソン」という中々珍しい光景が見られる。
シャドルー四天王の1人。自分の顔を傷つけられることを激しく嫌うナルシスト。
単身シャワー上がりでパンツとシャツ姿の春麗を襲撃。
無防備だった春麗相手に優位に立つが、一瞬の隙を突かれて顔を踏まれてしまい、その事を狼狽している間に春麗から百裂脚と強い足蹴りを喰らって敗れてしまう。
春麗が泊まったホテルの部屋は結構高い場所でそこの壁をぶち壊して落下したのに死んでなかった。何なんだあんたら。
声優の塩沢氏はTVアニメ「ストリートファイターII V」でも引き続きバルログを演じた。
中の人はレイだが言動がユダとはこれ如何に…
シャドルー四天王の1人。オープニングシーンでリュウと闘い敗れる。
その後はシャドルーに身を寄せ、リュウとの再戦を願いながらも叶わずに終わる悲劇の男。
シャドルーの総帥かつシャドルー四天王の1人であり、サイコパワーを操るラスボス。
強い格闘家を求めて様々な場所に部下やサイボーグを送り込み、その過程でリュウやケンを知ることになる。
「人間の力は正義や愛ではなく、邪悪な精神のみに宿る」という思想を持ち、任務に失敗したバルログとキャミィの始末をサガットに命じるなど、その性格は邪悪そのもの。
同時に格闘家としての絶対的な自信も持っており、どこまでも挑んでくるリュウとケンに対して「格闘家として相手してやろう」と宣言し、あえてサイコパワーを使わずに闘う面も見せる。
ちなみに日下氏は
劇団四季創設者の一人で、声優活動は海外映画の吹き替えが主だったため、アニメへの出演は吹替入れても他に『ノートルダムの鐘』等わずかしか無かった。
最終決戦では空中浮遊を利用した受け身やホバーキックを駆使して終始2人を圧倒し、サイコクラッシャーのような大技こそ出さなかったものの、逆にそう言った大技すら使わず2人を手玉に取る強大さと恐ろしさを見せつけてくる。
だが、ケンの連打を受け止めている最中にリュウに脚をしがみ付かれ、一瞬身動きが取れなくなったところをケンの竜巻旋風脚、リュウの昇竜拳、そして2人の波動拳を同時に打ち込まれ、吹っ飛んで自身が乗ってきた「VTOL」と衝突し、爆発に巻き込まれて死んだ。
なんと、エピローグで大型トラックを運転しながらリュウを轢殺(?)すべく襲い掛かり、それをリュウが迎え撃つシーンでエンディングに入る。
その際のリュウの叫び声「チェイサー」も妙な人気を誇る。
映画のオチとしては予想外な事この上なく、一連のシーンはファンから「サイコトラック」の名を付けられた。
監督によると、ベガは本来リュウとケンの二人がかりでも敵わず、倒されもしない存在である事と、「普通ならリュウの歩くカットで終わりですよね。あれで終わりたくなかったんですよ、マジになっちゃうので」と、ゲームが原作であることを強調するために冗談みたいな演出で物語を〆たかったらしい。
ゲーム版では3つの結末が用意されており、1つは原作通り、もう1つはリュウを打倒し野望に邁進。その一環でシャドルー主催のパーティを開くが、紛れ込んでいたリュウに襲撃されるも「早くここまでこい」とほくそ笑むというかっこいいエンド。やっぱりチェイサーで締められるが。
そしてもう1つでは…?
原作にはいないオリジナルキャラクター。
シャドルーに開発されたサイボーグで一見するとただの成人男性だが、その目にはカメラが仕込まれている。
その背格好で民衆に紛れたり等、様々な場所から格闘家達を「監視」している。
ゲーム版に登場するサイボーグは戦闘能力を持たされた新型プロトタイプであり実質的な主人公。
映画オリジナルキャラではあるが公式でも存在しており、「シャドルー格闘家研究所」ではよりメタリックになった姿にリメイクされた。
ゲーム版では最終決戦にてベガに挑んできたリュウと戦うこととなる。
そのリュウに負ければそのまま映画通りのサイコトラックエンド。
勝てば、逮捕されたバルログに代わり新しい四天王となるも、リュウは完全には死んでおらず後のシャドルーパーティに潜入し、ベガの項で述べた通りのエンド。
パーフェクト勝ちを収めた場合は倒したリュウの過去を読み取り、なんと彼の格闘家魂が乗り移ったかのようにベガと戦い、打倒してしまう。
そして彼はかつてのリュウのように世界を放浪する。途中、通りかかったケンがそのサイボーグを見て怪訝そうな顔をするも、それ以上の事は起こらない。サイコトラックもない。
サイボーグがどうしてベガに反旗を翻し、そしてどこに向かうのか、リュウがどうなったか、ケンが本当は何を思ったかは全く説明されず「これから」の事はプレイヤーの想像に委ねられる終わり方である。
リュウとケンの師匠。本作では姿が一切映らず声だけの登場。
「いつか勝負を越えて倒さなければならない相手に立ち向かう時が来る」、「拳の先に何を見るかだ」などの言葉はベガに洗脳されたケンの正気を取り戻す切っ掛けとなった。
二人の師匠ということはおそらく『
剛拳』と思われるのだが、本作ではそのあたりの設定が固まっていなかったのか『師匠』としか呼ばれない。
声優の天本英世氏は
仮面ライダーの
死神博士等で特撮ファンにはお馴染み。アフレコ経験豊富なだけあってさすがの演技を見せてくれる。
リュウがインドのカルカッタの街角で出会った少女。褐色肌にボサボサの黒髪が特徴。
病気の母親のためにミルクを運んでいたところをリュウとぶつかり、持っていたミルクを全てこぼしてしまう。
お詫びとしてリュウから再度ミルクを買うための金をもらい、
その後お釣りを返そうとするがシャドルーのテロに巻き込まれて負傷、病院へ運ばれた。
声優を務めた豊嶋女史は
当時デビューして間もない新人声優。
その後メキメキと実力をつけ、2016年から
ちびまる子ちゃんにおいて二代目おねえちゃんの声を演じている。
【余談】
実は
豪鬼も出演している。ほぼカメオ出演だが。どこにいるか探してみよう!
1995年に稼働した『ストリートファイターZERO』では本作のクライマックスにおける決闘を再現した『ドラマティックバトル』が隠し要素として存在し、
映画同様にリュウとケンのタッグでベガとの対決に臨むことができる。
BGMも主題歌である「恋しさと せつなさと 心強さと」のインスト版が流れ、リュウ側が勝った時の勝利メッセージも「チェイサーッ!!」になるという細かな作り込みが為されている。
PROJECT X ZONE1および2においてはベガ戦時のリュウが相手の脚にしがみ付いて身動きを封じる動作がペアユニット「リュウ&ケン」の『昇龍拳&竜巻旋風脚』中のモーションとして再現されている。リュウの波動拳とケンのラッシュからケンの竜巻旋風脚→リュウの昇龍拳と繋ぐ連携の途中動作となっている。
プレイヤーからは改めて「これ卑怯じゃないか?」というツッコミが相次いだ。
また「ストⅡのアニメ」としては、後に一部スタッフが続投した「ストリートファイターⅡ V」が制作され、TVアニメとして放映された。
こちらも坂井氏によって『正伝 ストリートファイターII V』としてコミカライズされている他、コロコロのライバル誌
コミックボンボンでも『ストリートファイターII V烈伝』が馬場康士によって執筆された。
監督は日本のTVアニメ黎明期から活躍する巨匠・杉井ギサブロー。「キャラが猫になっている『
銀河鉄道の夜』の監督」と言えば、多くの世代に伝わるであろう。
元々の監督は池田成で内定していた。『
鎧伝サムライトルーパー』、『
新機動戦記ガンダムW』等で知られるヒットメーカーだが、途中降板の多さでも悪名高い人物であり、本作でも制作開始から半年経ったところで降板してしまう。
代打として白羽の矢が立った杉井監督だったが、締切まで残り半年、制作は何も進んでいない、スタッフは放置されて士気低下、監督自身もストIIのことは何も知らない…という絶望的状況下であった。
この難局を打開するため、杉井監督は制作チームを三つに分割し、三十分アニメを一本ずつ作らせて、繋げて九十分の長編アニメにするという荒業をやってのけた。スタッフには「これは試験的なプロモーションアニメだ。評判がよければ本格的な作品を作れるから頑張れ」と吹き込んで士気を挙げ、自身は制作と並行してストIIのことを勉強するという綱渡り的な進行であった。
概ね高い評価を得た作品であったが、ストIIダッシュからシリーズに関わっていたイラストレーターの西村キヌは、本作における春麗の描写に不満があったらしく、のちに教育アニメ『よみがえる藤原京』を制作することになった際は、「劇場版の春麗ははしゃぎすぎでみっともないので、ああならないように注意してください」と釘を差している。
関係者の一人として人物描写にこだわるのは当然だが、最悪のタイミングでバトンを渡されて何とか応えてくれた杉井監督にあんまりである。
追記修正はベガが乗るトラックが後ろから突っ込んできたら「チェイサー!」と叫んで立ち向かいながらお願いします。
- 大半のキャラがいるだけ参戦だったけど、当時はまだ原作の設定がそこまで作り込まれてないシンプルな内容だったので、そこまで端折られたイメージはなかった -- 名無しさん (2024-12-17 13:20:26)
- 愛しさと切なさと心強さと、が最高に燃える歌だと気付かされる。チェイサー! -- 名無しさん (2024-12-17 13:45:27)
- 愛しさと切なさと糸井重里 -- 名無しさん (2024-12-17 13:47:37)
- ひもじさと貧しさと心細さと! -- 名無しさん (2024-12-17 15:25:52)
- これコミカライズ版もすごい良かった。春麗に落とされた後のバルログが偶然通りがかった本田とディージェイとホークに暴言はいてフルボッコにされるオリジナルシーンとか笑ったなぁ -- 名無しさん (2024-12-17 15:32:23)
- キャラクターデザインは後のガンダムWの村瀬修功氏。なんでも実際の筋肉のつき方を研究した上でキャラを作り上げたんだとか。しかし同時期に、月刊Newtypeで高橋良輔著の『equalガネシス』というアンドロイド兵士が沢山出てくる小説の挿絵を担当していて「自分の中でモードを切り替えるのに難儀していた」らしい -- 名無しさん (2024-12-17 16:07:06)
- ユニコーンの手島いさむが結成したBIG LIFEの「CRY」が挿入歌となっている(最もエロいシーンで流れる楽曲)。「恋しさとせつなさと心強さと」の存在感に霞みがちだけど、実に渋カッコいい隠れた名曲。 -- 名無しさん (2024-12-17 16:17:20)
- 個人的には「何か勘違いしてる」感がぬぐえなかったなぁ・・・同時期に餓狼があったので余計そう感じた -- 名無しさん (2024-12-17 17:41:13)
- オチは「ラウンド2」ということなんだろうか -- 名無しさん (2024-12-17 19:00:35)
- 話の内容は忘れても最後のトラックと曲だけは覚えてる -- 名無しさん (2024-12-17 20:19:51)
- 監督が杉井ギサブローだったのか。同監督作の銀河鉄道の夜とえらいギャップが -- 名無しさん (2024-12-17 20:27:15)
- サイコトラック呼ばわりは知らなかったクッソ笑った -- 名無しさん (2024-12-17 20:34:00)
- ラストの決戦は後にストZEROシリーズ伝統の『ドラマチックバトル』として受け継がれた -- 名無しさん (2024-12-18 05:56:14)
- 後にプレステでこの映画を題材にした、モニターサイボーグを主人公にしたゲームが出たけど、映画も部分部分を見られたり、最終決戦はほぼフルで見られたりと当時見る手段がVHSしかない時代だったので嬉しかった。ゲームとしても育成シミュみたいで割と面白い。 -- 名無しさん (2024-12-18 07:47:24)
- 愛しさと切なさと心強さと部屋とYシャツと私 -- 名無しさん (2024-12-18 11:00:40)
- キャミィ「わ、私だって映画には…」春麗「ああ、出てたわね~。チョイ役でwww」キャミィ「うう…(泣)」 -- 名無しさん (2024-12-18 20:00:39)
- ↑6 杉井ギサブローってタッチとか銀河鉄道の夜のイメージが強いから芸術家肌っぽく見えるけど、初監督は悟空の大冒険だしやろうと思えばエンタメでも何でも撮れるんだよね。この映画は時間ないし無国籍映画でやろうみたいなノリ -- 名無しさん (2024-12-18 20:54:43)
- 余談の部分、西村キヌ氏ってスト2時点でキャラデザ担当してたんだっけ?パワードギア(94年)で初イラスト担当でそれ以前の経歴は知らないけど、そもそも春麗の生みの親ってあきまん氏じゃなかった? -- 名無しさん (2024-12-19 00:58:32)
- 挿入歌が一番目立ってるけど、ED曲も名曲 サイコトラックにチェイサー!と飛び蹴りかましにいくリュウの構図でEDに入るのカッコいいんだ -- 名無しさん (2024-12-20 07:20:55)
- この当時は毎月のようにCDがミリオンで売れてた時代だったなぁ、懐かしい -- 名無しさん (2024-12-20 13:58:53)
- 最初らへんのリュウVSフェイロンの格闘シーンが一番好きかま -- 名無しさん (2024-12-20 17:49:34)
- ↑ 竜巻旋風脚でバチンバチンと肉を打つ効果音がなかなか痛そうで最高だ -- 名無しさん (2024-12-20 20:01:40)
最終更新:2025年02月19日 21:36