ヘラクレスの栄光3 神々の沈黙

登録日:2010/04/17 Sat 21:31:10
更新日:2024/12/01 Sun 11:28:02
所要時間:約 2 分で読めます





ギリシャ神話をモチーフにしたRPG。

和製RPGでお約束とも言える主人公の不死性を物語の核にいれている。


シナリオを担当したのは野島一成。
彼がシナリオを手掛けた主な代表作品はファイナルファンタジーⅦ、Ⅷ、Ⅹ等がある。


【あらすじ】

古代ギリシア──
まだ神々の住む天上界と人間界とがそれ程遠く隔たれていない時代。

ある時、目覚めた主人公はそれまでの記憶がなかった
その代わり、不思議な能力が備わっていた。どんな高い所から落下しても死なない不死身だったのだ。
自分は一体何者なのか。唯一の手がかりは繰り返し見る不思議な夢だけ。
夢の場所を探して主人公は旅に出る。

同じ頃、世界の各地では未曾有の天変地異に見舞われていた。
突如陥没する大地。 冥界につながる穴から沸いてくる怪物たち…。
異変の規模が日増しに拡大してゆく中、世界全体に何かが起ころうとしていた。
記憶を失った不死身の仲間たち。
彼らの過去こそが天変地異の謎を解くカギとなっていく──。

【主な登場人物】


・主人公

記憶を失いクレタ島に流れ着いた青年。妖精たちに保護されていた。
とある事故が原因で不死身の体を持つことが判明する。
このまま妖精たちに保護されていても自分のためにならないと思い、旅立つこととなる。
唯一の手掛かりである夢の光景の場所を探している。

主人公専用アイテムに「むすめのおもいで」という男の娘に変身できるアイテムがある。
なんならエンディングまで女装したままで過ごすこともできる。
SFCのキャラデザはアメコミ風ヒーローチック。こいつが女装して騙せるのか……?
アプリ版のキャラデザはディフォルメされた勇敢な戦士といった風貌。髪が長くなり鎧も軽装。
だが同時にアプリ版の女装時のデザインは完全に女体である。どういうことなの……。*1
他のRPGと違い手癖が悪いと仲間から信用をなくすので注意しよう。
戦闘時は攻守共にバランス良く、回復から攻撃魔法までできる万能キャラ。
ただ本作は回復役が少ないため、そちらを重視する立ち回りになりがち。
ちなみに主人公が行動不能だと仲間が強制オート戦闘になってしまう。

・レイオン

飛び降りショーをしていた屈強な体格の青年。
彼もまた記憶喪失で不死身の体を持ち、同じ夢の光景を見続けている。
無鉄砲な性格の熱血漢だが、日記をこまめに執筆する一面もある。*2
ステイアとはよく衝突するが、同時に淡い思いをよせている。
彼女への思いは通常戦闘、ボス戦で現れる。主人公が重傷でも優先順位は…。
見た目通りのアタッカーだが、主人公以外の仲間内で唯一回復魔法を使える。
さらに補助魔法も使え、見た目や普段の性格からは意外だが搦め手も得意とする。
SFC版でのキャラデザは金髪ゴリラ。でもゲーム中のドットは青髪。
アプリ版ではゲーム中のドット絵を踏襲したデザインに統一された。

ヘラクレス

アテネの町で偶然主人公たちと出会った、半神半人半裸の英雄。
人間界で起きている異変を調べる為に天界からやってきたナイスガイ。
主人公たちの不死性や夢が関係していると考え、行動を共にすることを決める。
だが今回は神々の意志に反して地上に降りたため、人間の戦士程度の力しか持たない。
そのせいでレイオンからも弱いと言われてしまいがち。魔法も一切使えない脳筋。
だが神々の力を失っていても心強い味方に変わりはない。
オート戦闘時に限り天に祈って魔法のような攻撃をしたり、大地に祈って全体回復をしてくれる。
ちょくちょくパーティーから離脱するが、再加入するたびにレベルが上がっていく。
アプリ版では獅子の如く顎髭を蓄えた巨漢の容貌。

・ステイア

彫刻家テミシオスに拾われた記憶喪失の少女。従者として身の回りの世話をしている。
クセのあるメンバーの中で唯一の常識人。SFC版のキャラデザは洋ゲー女性キャラだった。
アプリ版のキャラデザは愛らしい赤毛のポニーテールロリ巨乳にリニューアル。
性格は慎重派でパーティーでは主に攻撃魔法と補助魔法を担当する。
レイオン曰く「大人しすぎる」との事だが、むしろ突っかかっていくほど勝気。
アプリ版のパッケージデザインは着替える前の姿で、弓を持った村娘風。
だが、着替え後は髪をおろしニーハイブーツに絶対領域が眩しいミニスカ姿になる。

・テミシオス

ドリスコスとトロイとをつなぐ山道に居を構える彫刻家。
何日も飲まず食わずでも壁面を彫り続ける彼の仕事ぶりから、不死身ではないかと噂が立っている。
記憶喪失ではないが彼も主人公たちと同じ夢を見ており、その光景を彫刻として彫っていたが…?

・謎の男

冥界の穴に落ちてきた男性。心ある魔物の巣で眠っている。
彼も主人公たち同様に記憶喪失で不死身の体を持ち、同じ夢の光景を見ていた。
誰にも呼ばれてこなかったので名前もなく、主人公(プレイヤー)が名付けることとなる。
3人しかいない不死者の真相を聞いた後、4人目という事で特にレイオンには怪しまれて嫌われていた。
SFC版では赤い鎧を身に着けており、レイオンには赤い派手な服なんか着やがって!とか言われていた。
アプリ版ではキャラデザが変更されてなかなか顔立ちの整った少年、ないしは青年のような姿となっている*3
パーティーでは攻撃も魔法もそれなりにこなせる万能型ではあるが、決め手に欠けるタイプ。補助アイテムを使いこなす。
特徴という特徴も少なめであまり感情が高ぶることがなく、常に落ち着いた厳格な口調で話す物静かな性格。
ただし主人公が倒れると何故か一変し、怒りで体を震わせ激昂するという謎に満ちた一面を持つ。


・バオール

かつてトランティア国を発展させた人物。
ベスビオの町の南の島にいた怪物テュポーンを倒した英雄でもある。
ストーリーを進めていく中で、彼の神をも恐れぬ所業、あるいは偉業を各地で耳にすることになる。
神々の天罰が下ったことで現在ではすでに亡くなっているとの事。
目的の為には手段を選ばない極悪人ではあったが、故郷に残してきた妻子の事は常に気に掛けていたらしい。
トランティアで暮らしていた時にもよく故郷の息子の身を案じていたとされる。
SFCでは髪は生えているが、アプリ版ではスキンヘッドになっている。

・アルビオン

トランティア国を治める若き王。
ウラノス神の天啓を受けたことから、地上の異変の解決に向けて独自に行動を起こしている。
半ば妄信的にウラノスを崇拝し選ばれた自分を英雄視しており、目的のためには手段を選ばない非情な性格。





【システム】

基本的にはドラクエなどと同じオーソドックスなRPG。
ただしデコゲーらしく、ところどころでかなり癖の強いシステムを取り入れている。
昼夜や気候の概念まであり、かなり細かな演出が用意されている。

・信頼度

後のシリーズでも受け継がれるようになったヘラクレスの栄光独特のシステム。
簡単に言えば町中のツボや箱などの家財からアイテムを入手すると、窃盗と見做されて仲間からの信頼度が下がる。
信頼度が低くなると仲間が指示通りに動いてくれなくなる。ちなみに何故か宝箱はOKらしい。
ダメかどうかは取ろうとした際に仲間が止めようとしてくるかで判断可能。
主人公のレベルアップによって信頼度も上昇していくので、取り返しがつかない訳ではないが…。

・魔法の修得

本作の魔法の習得は、レベルの条件のほかに各地の神殿の泉に浸かる必要がある。
しかも対応した魔法が覚えられる神殿はそれぞれ違う為、どこの泉でもいいわけではない。
そのため新しい仲間が加入したら、これまでの神殿を再度巡ってこなければならない為、結構手間ヒマがかかる。
一応ルーラ的な移動魔法の「ノアルーン」もあるのだが、行けるのは村か町に限り神殿は移動先に選べない。
おまけにダンジョンを経由しないと行けない神殿まであるので更に面倒臭い。
…そしてそこまでして連れて行っても、素質が無い場合は無駄足になる。これが結構イラっとくる。

・作戦

主人公専用の戦闘コマンド。「たのむ!」で仲間もコマンド入力、「まかせる」で仲間はオート戦闘になる。
ドラクエにもあったオートバトルだが、本作はかなり優秀な部類に入る。
まずキャラクターごとに性格と好みが設定されており、例えばレイオンなら好意を抱いているステイアの回復を最優先にする。
冷静で慎重派のステイアは敵が強いとバフやデバフを優先的に使ってくれるなど、単純に全力で攻撃したりするわけではない。
ヘラクレスに至ってはオート専用コマンドがあり、回復や全体攻撃をしてくれるなど利点が大きい。
ただしオート戦闘は消耗品も構わず使用してしまうので、頼りすぎると痛い目にあう。
尚、戦闘中に主人公が行動不能になると仲間は強制的にオート戦闘になる。

・レベルに応じ敵が強化

敵はこちらのレベルに応じて強くなり、経験値なども変化する。
このためレベル上げをすれば楽に進めるわけではなく、むしろキツくなってくるという仕様。
かと言ってレベル上げをせず逃げまくればいいかと言えば、そうすると今度はボスで詰む。
しかもエンカウント率はかなり高く、ダンジョンの謎解きなども加味すると勝手にレベルが上がってしまう。
それでいてほとんどのザコがマドハンド並に仲間を呼ぶ為、ザコ戦が楽に進むことは一切ない。

・武器と特技

武器の種類は素手の6つ。
  • 剣:もっともオーソドックスな武器。種類も特殊能力も豊富。
  • 槍:少し離れた敵にも攻撃可能。道具として効果が豊富。
  • 斧:安くて威力はあるが種類は少ない。上位が全て呪い。
  • 鞭:安く少し離れた敵にも攻撃可能。種類は少ない。
  • 弓:後列からでも全ての敵に攻撃可能。効果も豊富。
  • 素手:などの殴打武器全般。特殊効果が豊富。…素手とは。
本作は誰でもすべての武具が装備できる。
そのかわり武器は自身が習得している「特技」に該当するものでないと、命中率が下がったり会心の一撃が出なかったりする。
特技と言うと必殺技のようなものを想像するかもしれないが、本作の特技とは単なる『得意な武器』を指す。
特技は各キャラ初期で1つを習得しているほか、得意な武器を3つまで指定することができる。
ただしそれには各地にいる指南所の達人のもとを訪ね、その武器の扱い方を教えてもらう必要がある。
上限は1人3つまでだが上書き習得は可能なので、必要に応じてジョブチェンジのように変更していける。

・常人と不死者

主人公と正式な仲間は不死身*8だが、当然それ以外の人間は普通に死ぬ。そして生き返る事もできない。
普通の人を連れたままでは高所から飛び降りる事もできない*9し、取り返しがつかないので注意が必要。
当然冥界への大穴に飛び込んだりできず、それどころか水の中に入ったりもできない。
最初に仲間になる9人の妖精たちも普通に死ぬ。HPの総量を人数分で割った数が1人のHPになっている。
複数人組の普通の人たちのHPは宿では回復しない*10新たに補充は出来る。
一方で、単独で仲間になるサブキャラは絶対に死なないように設定されている。

・アイテム

本作は戦闘中に無限使用できるアイテム(DQの「いかずちのつえ」の類)が強力かつ豊富で、使いこなせば上述の厳しい戦闘の旅がかなり楽になる。
バフ系も大体重ね掛けが効くので、有用なアイテムはかぶりを気にせず複数人に持たせて使用するのがベター。
しかし、所持アイテムは全部で48個が上限。いっぱいになってしまったら売るか、穴を掘って埋めておく。
埋めた場所は覚えておかないといけない。のちに預かり所が出てくるが、引き取りにお金がかかる。
更に売れないアイテム(重要アイテム)は捨てるのはもちろん、預ける事も埋める事もできない。
にも拘らず重要アイテムも数多く、あとになってくるほど持ち物管理に困ってしまう。
埋めた場所を忘れた場合はどうしようもない…わけではなく、アテネ西側の探し屋に頼めば回収してきてくれる。

・その他

セーブは街中などに建っているヘルメス像に話しかけることで、3つまでセーブできる。
レベルアップ時のステータス上昇はランダムだが、前列だとHP、後列だとMPが伸びやすい傾向にある。


【評価の遍歴】

販売当初はガチムキパッケージ、ゲームバランスの悪さで評価が低かった。
前々作「闘人魔境伝 ヘラクレスの栄光」はキワモノ寄りで、前作「ヘラクレスの栄光2 タイタンの滅亡」を経ても「所詮ドラクエの亜流」という目を払拭できず、
初期評価を支えるシリーズファンの基盤が弱かったのも否めない。
しかし、しばらくして完成度の高いシナリオが認知され、評価は改善される。

このゲームの魅力は綿密に計算されたシナリオである。
ゲーム終盤ですべての謎が明かされた時は、誰もが鳥肌が立つほど度肝を抜かれるだろう。

今では様々な書籍や雑誌でも取り上げられ再評価されており、隠れた名作と言って差し支えない。
評価点と問題点の落差こそ激しいものの、それでもなお「シリーズ最高傑作である」と推すプレイヤーが多い。

シナリオとそれを取り巻く要素の素晴らしさは、同シリーズどころかゲーム史上においてもほとんど見当たらないハイレベルなものである。


【アプリ版について】

2020年10月にSwitch移植版が配信されている。
Switch移植に際してわざわざフィーチャーフォン風のフレームが用意されているが、外して画面サイズを広げることも可能。
アプリ版はいろいろな面で縮小版ではあるが遊びやすい造りでもあり、またシナリオの肝となる部分は押さえられている。なにより安い
今から本作のシナリオを体験しようというのならばお勧めの一品である。

本項のネタバレを見てシナリオを知ってもなお、その追体験は感動を生み出すだろう。






以下、ネタバレ


【未プレイ者は閲覧非推奨】


各種レビューサイトやamazonの評価を見ても、多くの問題点が指摘されていながらも
「シナリオの良さ」ただ一点で名作扱いされている稀有な作品。

シナリオ重視のプレイヤーは是非とも実際にプレイして、これらの内容を自分の目で確かめてほしい。



自分で体験しないと、もったいなすぎるから。




実に30年以上、RPG史上最高のシナリオと言われ続けたのは伊達ではない。

繰り返すが、この体験を純粋に100%楽しめるチャンスは、知らないままプレイする者にしかない。
Switch版なら5~6時間もあればクリアできる*11ようになっているので、是非そうして欲しい。



以下ネタバレ







神々の一柱である、大地の女神「ガイア」

ある時その母なる大地は、人間の欲望のために大きく傷ついてしまう。
その結果、二つの世界の境界を維持することが困難になりつつあった。
地上にはいくつもの穴があき、それはいつの間にか「死の世界」にまで届いてしまっていた。

そして、そこから這い出した魔物が人々を襲い始めたのだった。



更に物語を進めていくと実は彼らが不死身なのは、人類存亡を賭けたの試練であった事が判明する。

ゼウスは母なる大地ガイアを欲望のままに傷つけた人間に絶望し、洪水を起こし滅ぼそうとした。

それに反対したプロメテウス何も知らない「本当の人間」がなす事を見て判断してくれと提案。
人類の未来を賭けて不死の祈りを封じ込めた球を地上へ放ち、それが3人の人間に不死を与えたのだった。
ただしゼウスは人間が不死になる事を良しとせず、プロメテウスを幽閉してしまう。
更に「記憶など無い方が、人間の本当の姿が判るはず」と考え不死者達の記憶も奪ったのである。

ゼウスにより天界に封印された天空の支配者・ウラノスもまた、独自に一人の人間に天啓と力を与えていた。
彼らの行いにより、人類の滅亡が決まるのである。



神々の真意を知ったその頃、トランティアの王・アルビオンが軍隊と共にギリシャの地に乗り込んでくる。
実は彼こそがウラノスが選んだという人間であり、世界を救うために全ての国が協力して、魔物が出てくる「穴」を塞ごうというのだ。
もっとも協力とは名ばかりでどちらにせよ自らが主導権を握るつもりであり、賛同するならそれでよし、断った国は攻め込んで全員奴隷にして従わせるつもりだったようだが。
それでも何とか穏便な形でギリシャとトランティアの協力体制が敷かれた矢先、それを見届けていた主人公たちの足元に冥界への穴が開く……

生きながら冥界に落ちた彼らは、冥界の住人から自分達と同じ境遇の男の話を聞く。
話を聞いて赴いた場所には4人目の不死身の人間がおり、神々の話と辻褄が合わなくなってしまった。
謎の男を仲間に加えた主人公達は、新たな疑問を抱えたまま地上へ帰還し、アルビオンとの謁見を果たす。

アルビオンは変わらず大穴を塞ぐことに心血を注いでいるようだが、彼は更にウラノスから直々に世界を救う手段を教わっていた。
話によると、石化しているアトラスを目覚めさせてウラノスの封印を解けば、ウラノスが大穴を塞ぐために力を貸してくれるのだという。

そこでアトラスを目覚めさせるべく、石化を解く「ゴルゴーン三姉妹の血」を集める。
だが血を携えてアトラス山を登る彼らの前に、謎の巨人バオールが立ちはだかる。
ウラノスは地獄の王ハデスの尖兵だと言うが、名前がトランティアで幾度も聞いたあの男と同じなのは果たして偶然なのか?
主人公達は怪物バオールを倒し、ようやくアトラスのもとに辿り着くが…?





主要キャラの正体



本作はシナリオが神がかっていたがシステム面はかなり不評が多かった。
その部分は次回作である「ヘラクレスの栄光4 神々からの贈り物」で大幅な改善がなされた。



アニヲタが みずからの いしで ついきを しなければ いみがない。

じぶんたちの つごうで こうもくを もてあそびおって。

ふさわしい しゅうせいで! ふさわしい こうもくへ!

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  • 贖罪
最終更新:2024年12月01日 11:28

*1 昨今のソシャゲのようにボタン一つで性別変更できるという色々先取りしていたデコゲー……なのかもしれない。

*2 この「レイオンのにっき」というアイテムは今までの冒険を振り返るだけでなく、今後の展開を進めるためのヒントも書かれていたりする。冒険に詰まることがあったら読ませてもらおう。

*3 服装も真っ赤な鎧から黄土色のマフラーに軽装の前掛けとなった。そのためSFCで初登場時にレイオンが放った「赤い派手な服~…」という台詞が「女みたいな顔~…」に変更されている。

*4 本作でのお金の単位である「ドラクマ」の略称。ちなみに「革張りの盾」と同額。

*5 攻撃を受けそうになると女奴隷を盾にする。奴隷が皆死ぬと今度は主人公を盾にする。

*6 後に死んだ隊長の無念を晴らそうと奮起する。主人公が瀕死だと庇ってくれるなど強く勇敢な若者たち。

*7 しかし奴隷の実態を知るやすぐに制度を廃止するなど、国民の事を第一に考え良識と行動力を併せ持つ立派な人物。

*8 主人公達は戦闘でHPが0になっても気絶するだけで、戦闘後にHP0で自動復帰する。

*9 台詞が出て制止される。アプリ版では常人同行中でも飛び降り可能。

*10 現在の人数分のHPまでなら回復できる

*11 ただしその為にある程度簡略化されたりヒントが出るようになっており、逆にプレイに水を差すという声も少なくないが

*12 アトラスによって天と地が離れているので地上で力を発揮できなかった。だから人間を利用し、アトラスを動かそうとした。しかしその目的は人間を救うことではなく、バオールによって死にかけているガイアを救う為であって、人間の存亡などどうでも良かった。

*13 もっとも神は不死身なので人間が殺す事はできない

*14 復活の血を集めている途中、オケアノスの神殿でステイアと彼女の記憶の影が重なり合い、記憶を取り戻した。これを見たヘラクレスが一時離脱し、世界中を探して残りの3人の影を見つけてきた。

*15 もっとも主人公が倒れると彼が怒り狂うのは、無意識の直感で感じ取っていた可能性が高い