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シャイニート・マジシャン(遊戯王OCG)

登録日:2014/05/07 Wed 20:14:08
更新日:2026/08/03 Mon 20:36:01
所要時間:約 4 分で読めます





もしかして→双葉杏




《シャイニート・マジシャン》とは、遊戯王OCGXモンスター
初出は第8期第3弾「COSMO BLAZER」。

エクシーズ・効果モンスター
ランク1/光属性/魔法使い族/攻 200/守2100
レベル1モンスター×2
(1):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(2):フィールドのこのカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

概要

素材に指定のない汎用ランク1。同時に、OCG史上初となる2体素材のランク1でもある。
このカードの登場以前のランク1は、《ワン・フォー・ワン》や《金華猫》の存在を考慮してか、いずれも3体の素材を必要としていた。

見た目はかなり長い青色の髪とラフな格好が特徴の若い女性。
物臭なのか、ベッドかソファの上で横になって頬杖をつきながら、坩堝のような器具に薬品を注ぎ入れている。
マスターガイド4によると、後述の《アルケミック・マジシャン》の学生時代のライバルであり、親友とのこと。
奇抜な発想力とそれを実現できるほどの能力を持ってはいるが、内向的な性格から、人付き合いの苦労がない家で研究を行っているらしい。
しかし《エクシーズ・トライバル》のイラストを見るに、積極的に研究しているとは言えない模様。

カード名は「シャイ」と「ニート」の掛詞。光属性な事も考えると「シャイニー」も掛かっていると思われる。

当時のCMでその存在が明らかになった時は、テキストなどが完全に解読できなかったのもあるが、そのイラストの大変なあざとさに注目が集まった。

性能

壁役としての性能が高い防御向けのモンスター。
1ターンに1度だけの戦闘破壊耐性を持ち、X素材を消費することで、自身を対象とする効果の発動を無効にし破壊できる。

守備力は2100とそこそこ高く、下級モンスター程度の攻撃は耐性を使うまでもなく耐えられる。
除去効果を持つ汎用ランク4の《No.50 ブラック・コーン号》《No.101 S・H・Ark Knight》《鳥銃士カステル》などもこの数値を超えられず、(2)の効果もあって強く出られた。
万が一、蘇生するなどしてX素材を失った状態でも、この守備力と戦闘破壊耐性のおかげで仕事ができなくもない。

(2)の効果は自身を対象に取ってさえいれば、破壊のみならず、バウンス・除外・表示形式の変更など様々な効果を防げる。
これにより、《強制脱出装置》や《エネミーコントローラー》といった、従来の壁モンスターに対して有効だったカードを気にせず場に居座れる。
よく見るとこの効果は「1ターンに1度」どころか「同一チェーン上では1度まで」の制限すら無いため、複数の効果を使われても問題ない。
これにより、連続攻撃や貫通、対象を取らない除去、効果の無効化ができなければ、どれほど強力なステータスを持つモンスターでも単体ではこのカードの防御を突破しにくい。
しかしながら、これはL素材にでもしない限りはX素材を能動的に取り除きにくいということでもある。
《金華猫》や《黄泉ガエル》など、この性質と相性が悪いレベル1モンスターもいるので、素材の選択には注意が必要。

また、カードプールが増えていく中で、壁役に適した他の2体素材のランク1が登場しているため、それらとの差別化も課題となる。

エクシーズ・効果モンスター
ランク1/風属性/鳥獣族/攻 0/守 0
レベル1モンスター×2体以上
(1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
(2):このカードは直接攻撃でき、X素材を持っているこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
ターン終了時まで、自分フィールドの「LL」モンスターは戦闘・効果では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

  • 《キキナガシ風鳥》
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/風属性/鳥獣族/攻 0/守 0
レベル1モンスター×2
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、他のカードの効果を受けない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

それぞれ第9期第10期に登場した、風属性・鳥獣族・攻守0のXモンスター。
共にステータスは貧弱ながら、フリーチェーンで破壊耐性を得る効果を持ち、《シャイニート・マジシャン》の弱点である全体除去や連続攻撃、貫通に強い。
どちらも耐性獲得にX素材を必要とするが、言い換えれば、能動的に墓地にリソースを残せるということでもある。
加えて、前者は自身が除去された後も戦闘ダメージをカットでき、《天霆號アーゼウス》のX召喚と全体除去に繋げるアタッカーとしても活躍できる。
後者は一切の効果を受け付けないので、単騎でターンを渡すことになった場合の生存力は極めて高い。

《シャイニート・マジシャン》を使うなら、後述の《エクシーズ・トライバル》や、属性・種族専用のサポートを駆使して耐性を補いたい。

関連カード

魔法・罠は一連のストーリーに沿っている。

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/魔法使い族/攻2100/守 200
魔法使い族レベル4モンスター×2
このカードは自分メインフェイズ2に、
自分フィールドのランク3以下のXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘を行ったダメージ計算後に発動する。
このカードのX素材を1つ取り除く。

《シャイニート・マジシャン》登場から1年後、第8期第7弾「LEGACY OF THE VALIANT」にて登場したカード。
詳細は個別項目参照。

  • 《アルケミック・マジシャン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1500
魔法使い族レベル4モンスター×3
このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×200ポイントアップする。
また、自分のエンドフェイズ時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから魔法カードを1枚選び、自分の魔法&罠カードゾーンにセットする。

第8期第1弾「RETURN OF THE DUELIST」で一足早く登場していた、《シャイニート・マジシャン》の同窓生。

自分エンドフェイズに素材1つと手札1枚をコストに、デッキから魔法カードを何でも1枚セットできる。
セットなので《灰流うらら》や《ドロール&ロックバード》の効果を受けないが、発動タイミングの都合上、伏せても即座には使えない。
汎用的な速攻魔法をセットすれば相手ターンへの備えとなるが、問題は「魔法使い族レベル4モンスター×3」という素材指定が非常に重く出しにくいこと。
仮に魔法使い族デッキでも、レベル4を大量に展開できるのなら、4体素材の《塊斬機ダランベルシアン》をX召喚した方が目当ての魔法に早くアクセスできる。

種族・属性・ランクが一致するXモンスターをリリースして《エクシーズ・シフト》を発動すれば、実質的にレベル4×2体で出せるようになる。
特に《ガガガガガール》は、X素材に「ズババ」「ガガガ」「ゴゴゴ」「ドドド」カードのいずれかを含めておく必要があるが、《エクシーズ・シフト》のサーチが可能なので相性が良い。

  • 《アカシック・マジシャン》
リンク・効果モンスター
◀   ▶
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1700
【リンクマーカー:上/下】
トークン以外の同じ種族のモンスター2体
自分は「アカシック・マジシャン」を1ターンに1度しかリンク召喚できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
このカードのリンク先のモンスターを全て持ち主の手札に戻す。
(2):1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動できる。
このカードの相互リンク先のモンスターのリンクマーカーの合計分だけ自分のデッキの上からカードをめくり、
その中に宣言したカードがあった場合、そのカードを手札に加える。
それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。

第10期第2弾「CIRCUIT BREAK」で登場した、3人目の錬金術師。
《シャイニート・マジシャン》《アルケミック・マジシャン》とは知り合いのようで、彼女も同窓生なのかもしれない。

L召喚時にリンク先のモンスターをバウンスするため、除去か自分モンスターの再利用が可能。
かつては同じくバウンス効果を持つリンク2の《セキュリティ・ドラゴン》と共に、L召喚の登場によってまさかの大暴れをした《トーチ・ゴーレム》の回収役を担っていた。

(2)ではデッキトップ操作と組み合わせた実質的なサーチ、あるいはランダムな墓地肥やしが可能。
しかし発動に必要な相互リンク状態のLモンスターは(1)で吹き飛ばしてしまうため、再展開するか別のLモンスターを蘇生などで出してやる必要がある。

  • 《エクシーズ・トライバル》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
X素材を2つ以上持っているXモンスターは効果では破壊されない。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、自分のXモンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターを破壊する。
この効果はその自分のモンスターがX素材を2つ以上持っている場合に発動と処理ができる。

アルケミック・マジシャン「いい加減働けよ! 働けッ!!」
シャイニート「よーけーいーなーおーせーわー!」

シャイニートと同じく「COSMO BLAZER」で登場した永続罠。
家に籠る彼女を、アルケミックが外に引っ張り出しに来た模様。

効果はX素材を2つ以上持つXモンスターを、効果破壊耐性付与とダメージ計算後の破壊効果でサポートするもの。
能動的に素材を取り除くことがない壁役の《シャイニート・マジシャン》と一緒に使えと言わんばかりの内容である。

ちなみにアルケミックは要求する素材が3体なので、効果を使ってもこのカードの恩恵を受けられるが、シャイニートの方は働く=効果を使うと素材が減ってサポート範囲から外れてしまう。
イラストでの争いはこの辺も参考にしたのだろうか。

  • 《ライバル・アライバル》
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
モンスター1体を召喚する。

アルケミック「アンタのために言ってんのよ、ちゃんと話聞けー!」
シャイニート「痛い痛い痛い~! ひゃめろ~!」
アカシック「こんちはーっ! 遊びに来たよー……って、二人共何してんの!?」

アカシックと同じく「CIRCUIT BREAK」で登場した速攻魔法。
《エクシーズ・トライバル》の続きで、意地でも外に出ようとしないシャイニートにアルケミックが手を焼いていたところ、同じく同窓生のアカシック・マジシャンが遊びに来た模様。

ちなみに上のやり取りではほっぺたを引っ張られているが、海外版ではほっぺたの代わりに手首を掴まれている。
構図はそのままで手の位置だけ変わっているので、見ようによってはけしからん絵面に見えるという声も……

アルケミック「アンタ最近まともに運動してないわね、そのぷにぷにの二の腕見れば一目瞭然よ!」
シャイニート「ああっアカシック良いところに!た、助けて~!」

バトルフェイズ中にモンスター1体を召喚する*1効果を持つ。
アニメGXで時々出てきた《速攻召喚》の調整型みたいな効果を持っているが、効果としては《血の代償》の使い捨てバージョンと考えればよいだろう。
自分バトルフェイズ中に追撃を行ったり、A召喚でサクリファイス・エスケープをしたり、召喚時の誘発効果を相手ターンに発動させてアドバンテージを稼いだりと色々できる。
変わったところでは、《ラーの翼神竜-球体形》を使って相手モンスターを一気に除去してしまう手もある。

が、第13期に《速攻召喚》がOCG化されたことで、あちらの完全下位互換となってしまった。

  • 《にらみ合い》
永続魔法
(1):自分がEXモンスターゾーンにモンスターを特殊召喚した時、
相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを、その自分のEXモンスターゾーンのモンスターと同じ縦列の相手のメインモンスターゾーンに移動する。
(2):相手がEXモンスターゾーンにモンスターを特殊召喚した時、
自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターを、その相手のEXモンスターゾーンのモンスターと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーンに移動する。

アカシック「何であんたがここにいるのよ!?」
アルケミック「アンタこそ何しに来たのよ!?」
シャイニート「外でやってよ~……」

第10期第4弾「FLAMES OF DESTRUCTION」で登場した永続魔法。
乱入してきたアカシックとアルケミックが一触即発の空気に。アカシックの助手であるホムンクルスたちは慌てて2人をなだめようとしている。
なお、本来の当事者だったシャイニートは蚊帳の外。その表情は呆れているようにも、「外でやれ」と言いたいようにも見える。

EXモンスターゾーンへの特殊召喚をトリガーとして、そのプレイヤーから見た相手側のモンスターをその縦列に持ってくる。
直接アドバンテージを稼げるものではなく、カードの位置を参照するカードとのコンボが前提となる。
相手のリンク状態を崩す、あるいは強引にリンク状態に持ち込むなど、デッキを組む段階である程度戦略の考慮が必要。
例えば《アカシック・マジシャン》なら、こちらの(1)で相手モンスターをリンク先に移すことで、除去性能を高められる。

  • 《ゲット・アウト!》
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。

シャイニート「人の家でうるさい! 2人とも出ていけーっ!!」

第10期第9弾「RISING RAMPAGE」で登場した通常罠。
自分の家に押しかけてきた挙句に対立する友人たちにキレたシャイニートが、2人をたたき出してしまった。

対象がEXデッキから特殊召喚された相手モンスターに限定された代わりに、2体をバウンスできるようになった《強制脱出装置》。
EXリンクを崩したい・阻止したい場合に役立つだろう。
ちなみにEXデッキのモンスターは当然ながらバウンスされるとEXデッキに戻るため、「デッキに戻す」というテキストが意味を持つのは、EXデッキから特殊召喚されたペンデュラムモンスターに使った場合となる。


追記・修正はシャイニートを働かせてからお願いします。

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最終更新:2026年08月03日 20:36

*1 通常召喚全般ではなく、攻撃表示での召喚のみ。なのでセットはできない。