登録日:2018/11/29 Thu 01:29:26
更新日:2024/12/14 Sat 21:31:04
所要時間:約 76 分で読めます
それは――異世界から帰還した男の17年間にわたる孤独な戦い。
■概要
『異世界おじさん』とはComicWalkerとニコニコ静画で連載している漫画(※ニコニコ静画では同名の漫画があるので注意)。既刊12巻(2024年9月現在)。
作者は「殆ど死んでいる」。
単行本では1巻マークの下にあるためサブタイトルっぽいが、作者のペンネームである。
著者は主にネットで二次創作漫画を描いていた人であり、「ウサギ獣人が出てくる
ハルヒ」「やたらヒョロい
コードギアス」漫画の作者といえば分かる人がいるかもしれない。
本作の内容を簡単にいえば、近年人気のジャンルである異世界転移モノあるあるネタを皮肉ったギャグマンガである。
作中では「現代日本」と「異世界」の二つのパートから構成される。
時系列的には現代日本パートが後であり、異世界から帰還したセガマニアの主人公「おじさん」がその能力を行使して日常生活を送りつつ、思い出話と言う形で異世界での様子が描かれる。
1巻発売日は2018年11月22日なのだが、この日はおじさんの大本命
セガサターンの発売日である。
ちなみに異世界「おじさん」であって「おっさん」ではない。異世界おっさんは別の作品の通称である。
週刊少年ジャンプ2019年26号巻末コメントでかの
尾田栄一郎も、
「この漫画の2巻を買ったということは僕はこの漫画にハマったんだろうか」
と書くなど、人気は広がっていっている。
主人公おじさんの重度のセガフリークぶりが高じ、セガの新商品の販促漫画に抜擢されるほか、セガ運営のソシャゲ
チェインクロニクルでコラボキャラとして参戦するなど数々のコラボを行っていた。
そして2021年年末、アニメ化決定を記念してソニックから
セガ公認おじさんの称号を授与され、アニメ作中でも原作では伏字で紹介されていたセガネタに関して一切修正なしで放送されている。
『ガーディアンヒーローズ』は元から『ガーディアンヒー▢ーズ』と絶妙な伏字だったけど。
2022年7月よりTVアニメ版が放送開始。
しかし中国のアニメ制作会社が新型コロナウイルス感染拡大の影響により、制作に支障をきたす事態に陥ってしまう。
これにより第5話の放送を3週間後に延期していたが、遂に第8話以降の放送が出来なくなってしまった事で第7話までで一旦放送中止になり、2022年10月より改めて第1話から再放送することになった。
第8話以降は2022年11月から随時放送されているが、第13話がまたしても放送延期となり、第12話を再放送する事態になってしまっていたが、2023年3月にようやく最終話が放送。
夏アニメなのに終わったのが翌年の春先という前代未聞の長期延期アニメとしてある種の伝説を刻んだ。
■あらすじ
17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんは、異世界「グランバハマル」からの帰還者だった……。
現実→異世界→現実と渡り歩いたおじさんと、甥っ子たかふみによる、新感覚異世界&
ジェネレーションギャップコメディ!
(公式より引用)
■人物
現代人
17歳だった2000年1月、お年玉でゲームを買いに行く途中にトラックにはねられて昏睡状態となっていたが、2017年になり突如目覚めた。
はねられた際に魂だけが異世界『グランバハマル』に飛ばされており、転生者として17年間冒険者を続けていた。
そこで異世界語と魔法を覚えて現代に戻って来たおじさんが、たかふみ達に自分の記憶を魔法で映像化して見せるという形で異世界にいた頃の話が進行する。
詳細は個別項目を参照。
CV:
福山潤/大地葉(幼少期)
本作のもう一人の主人公。おじさんの姉の息子。20歳。
中学三年生の頃に両親が離婚、更におじさんの家族はおじさんの処遇を巡り言い争ったあげく一家離散した過去を持つ。
母親も弟(おじさん)に会いたくなかったので、代わりに甥である彼が仕方なくおじさんを引き取りに来た。
当初はおじさんの言動を長い眠りで頭がおかしくなったと思っていたが、実際に魔法を見せられた為、おじさんで金儲けしようと同居する事にした。
詳細は個別項目を参照。
CV:
小松未可子
たかふみに好意を抱いている
幼なじみの女子大生。
でかい。ちょっと目つきの悪い美少女
メガネっ娘。
好物は実家の
唐揚げ。下記の千秋という弟と、みふ姉ちゃんと呼んでる姉がいる。
誕生日は6月3日で、2018年に20歳になった。たかふみとは小学生からの幼馴染で、中学までは同じ学校に通っていた。
高校進学から疎遠になり長らくたかふみと会っていなかったが、たまたま公園のブランコで独り言を言っている(ように見えるが実際は精霊と会話中だった)おじさんを避けたところ、偶然たかふみと再会。
そして部屋に呼ばれたため、わざわざ一度帰ってシャワーまで浴びてからたかふみの部屋へ行った。
しかし、当然そこにはおじさんがいたためショックを受け、以後おじさんを敵視するようになるが、徐々に打ち解けていく。
幼い頃は現在と違って、おじさんの比ではない魔物染みたブサ……ワイルドな容貌であり、心もイケメンだった。
たかふみにとっては「カッコいい感じ」だそうで、この頃から女の子扱いしてくれるたかふみに惹かれていった。
今とそんなに変わらない、とかのたまうたかふみの目玉と脳は腐っている。
一応、中学生の頃では今と同じ美少女顔へと
突然変異成長しているが、彼女自身の回想の中では、現在を踏まえた美少女へと脳内変換される。
ちなみになんやかんやあっておじさんの魔法の事はバレた。
しかし、それについては寛容に受け入れており、以降はたかふみの部屋に足繁く通っている為、半ばレギュラー化している。
おじさんの異世界冒険譚について非常に興味を持っており、たかふみ以上におじさんの昔話に食いつく傾向にある。
また、たかふみへの恋心に気づいているおじさんからは密かに応援されており、最近では様々なアプローチをしてきたが約一年経っても一向に進まない。
たかふみとの関係に一石を投じようと、おじさんに毒(エロマンガ
媚薬)をもらってたかふみに一服盛ろうと画策するなど積極的に行動している。
CV:
高木渉/白石晴香(幼少期)
藤宮の弟で小学校4年生。澄夏お姉ちゃんのことは「すみねえ」と呼んでいる。
お姉ちゃん好きで年相応の純粋な性格をしている……のだが、体が大きく顔も声も怖いためチンピラにしか見えない。2年前までは可愛い美少年だった。
姉もそうだが顔面が突然変異しやすいんだろうか。
そのため、たかふみは藤宮と千秋が一緒に温泉に行ったなどの話から彼氏なのかと誤解をしていた。
実は彼もYouTuberであり、小学生らしく視聴者を楽しませようと純粋な気持ちで動画を配信している。
おじさんとは同じYouTuberとしてネタを提供したり意見交換もしている。
ピアノと書道に通っている。本人的には他人と競争するよりも一人で向き合う物の方が向いているとのこと。
CV:
金元寿子
藤宮と同じ大学に通う友達の女の子。黒髪ロングに糸目で貧乳。藤宮とは高校の頃からの付き合いで、「ふじみー」というあだ名で呼んでいる。
ちなみにたかふみは彼女を「沢江さん」、藤宮は「さわ」と呼ぶ。藤宮を追い掛けて大学まで来た際にたかふみと出会った。
たかふみの怪しさと、藤宮が付き合い悪くなった事から心配してGPSで追跡、たかふみ家の前まで突き止めたが暑さで熱中症になったところを千秋くんとたかふみに連れ込まれた。
おじさんについてのワードが特殊過ぎて、新興宗教に騙されていると勘違いした。ちなみに2年前のまだあどけない少年だった千秋と面識があったが気付かなかった。
マルチ紛いにハマっていたミサ子という伯母がいて、えぐいレディコミを読んでいるっぽい。口に戸が立てられないタイプ。
誤解(?)が解けてからは藤宮と一緒にたかふみとおじさんも含めた4人で遊びに行ったりもしている。
【その他(地球)】
CV:
玄田哲章
おじさんの中2の時の担任。現代人だがおじさんが変身魔法で変身しただけで、本人の登場はない。
舌戦最強。よく分からない話は説得で相手の話を中断する。ただし、彼自身の言っていることもよく分からないトンデモ教師。
彼の言語の一部を辛うじて読み解くと、「口答えする気かっ―!」と言いつつビンタ。相手が何か反論しようとすると「何言ってるか分からんっ―!」と遮りつつビンタ。言動の内容もトンデモである。
彼と口論になった場合、最終的には「はい…」としか言えなくなる。洗脳に近い教育的指導で、これを食らった者は彼と対峙しただけで反論が不能になる。
90年代教師の理不尽の権化だがなけなしの人間性は持ち合わせており、事の発端が全て自分(※おじさん)のせいだと分かった際はビンタは無理だった。
CV:貫井柚佳
1話のゲストキャラ。慈愛に満ちた白衣の天使。
職業上おじさんの寝顔をヒロインの誰よりも見て来ており、異世界語で話すおじさんにも偏見の目で見ない。
おじさんくらいに頭がおかしくなってしまった患者は山ほど診てきたからだと思われる。
おじさんの大本命ヒロイン。多分おじさんのセガサターン愛は
せがた三四郎にも勝るとも劣らず。
書籍発売前のヒロインランキングにも参戦した。
なお、なぜかおじさんが事故る2年前に出ていた後継ハードの話題は触れていない。しかし第50話で……。
2018年の夏に猛暑によって一度臨終。ヒロインの死を前にしておじさんの精神は崩壊しかけたが、たかふみによって辛うじて救われた。
2019年以降は乗り切れないであろう。
「1位『ガーディアンヒーローズ』だろぉぉぉぉぉ!!! 格ゲーのシステムを横スクロールアクションに破綻なく(中略) 197位!? はぁ!? 197位ぃぃぃ!?」
ガーヒーもそうだが、トレジャー作品はネタとして使いやすいのかよく擦られている。『エイリアンソルジャー』とか『ダイナマイトヘッディー』とか。
(なお、アニメ版でおじさんを演じる子安武人氏は、この投票企画で
1位を取ったゲームの主役を演じている)
おじさんの元クラスメイト。
SEGAが番組スポンサーだった
エヴァに興味を持ったおじさんに、録画ビデオで貸してくれた。
ただし貸す前に盛り上がってしまい、全部ネタバレしていた。
小五でネオジオ本体持ってたおじさんの同級生。おじさんの中では人生随一のカリスマ。
グランバハマル
グランバハマル人はファーストネームとファミリーネームで脚韻を踏むという命名規則がある。
CV:
戸松遥(アニメ版)/
佐倉綾音(チェインクロニクルコラボ版)
おじさんが命を助けたエルフの金髪美女。ヒロインその1。たかふみからは「ツンデレさん」と呼ばれている。
魔毒龍に追い詰められていたところをおじさんに助けられ、おじさんに好意を抱いたものの性格が
ツンデレのため好意に気付いてもらえなかった。
「ツンデレ」という概念と言葉が誕生したのが
2002年ごろ、普及したのは
2004年ごろのため、おじさんはツンデレという概念を知らず、自分に向けられるツンを
単なる罵倒や嫌がらせとしか捉えないのである。
またデレた際にもおじさんが話を聞いていなかったり曲解されたりで全く想いが伝わらないままだが、それでもおじさんのことを諦めずに付き纏っている。
この様子を見たたかふみと藤宮も、思いが報われない彼女の受難には同情している。
おじさん曰く、毎日まとわりついて嫌がらせをされたので、最終的に何処かの町でまいて逃げたらしい。
しかし強く思い出に残っているのか、自身が女体化する時はツンデレエルフの姿になる。
詳細は個別項目を参照。
CV:
悠木碧(アニメ版)/
今井麻美(チェインクロニクルコラボ版)
ヒロインその2。腫れぼったい目のダウナー系な美少女。
魔炎竜を唯一倒せる
『凍神剣』の使い手である氷の一族の末裔だが、何かあって心を閉ざしてしまっている。ちなみに母親は9歳の頃に
若い男を作って出て行った。
本来ならメイベルの心を溶かし『凍神剣』を譲り受けなくてはいけないのだが、おじさんはクエスト内容を覚えられないので、凍神剣を使わずに魔炎竜を倒してしまったため、引き続き心を閉ざしたまま部屋に閉じこもっていた。
そんな弱い自分を変えようとおじさんに指導を求めるが、おじさんに部屋に閉じこもっていた自分を肯定され、
「自分も引きこもる事を肯定してもいいんだ」と
ダメな方向に自己正当化する事を覚えてしまう。
後ろ暗い笑みを浮かべながら、晴れて
心を閉ざした少女から引きニート少女へとジョブチェンジした。職種が無職とはこれいかに。
しかし引きこもるために家に帰ると村人たちが家を薪にしており、「自分の食い扶持は自分で稼げ」と強硬策に出る。
村長に自立するか
村のペットになるかの二択を迫られたため、働きたくなかったメイベルは生活費を貰おうとおじさんを追いかけていく。
詳細は個別項目を参照。
CV:
豊崎愛生(アニメ版)/
内田彩(チェインクロニクルコラボ版)
幼なじみの少年2人との3人パーティで活動している神聖魔導士の女性。
すごくでかい。ヒロインその3。
冒険者になって半年しか経っていない駆け出しだが、ある事情で当時にして50年間も空席だった
「伝説の勇者」となる。
人懐っこく温厚な性格をしているが、
おじさんと出会う度におじさんをオークと勘違いして襲い掛かり、毎回返り討ちに遭っているあたり、彼女も立派なグランバハマル人である。
ある依頼を受けた際におじさんと共闘して打ち解け、このパーティはおじさんにとって貴重な信頼できる仲間となった……
筈だったが、自分の秘密をアリシアに知られていると知った人間不信のおじさんはそのネタで恐喝される事を恐れ、自分とそこで出会った記憶をアリシア達の頭から消去して逃げてしまった為、依頼はすべて彼女らが行った功績となり、再登場時は
「神聖勇者」の称号を得ていた。
詳細は個別項目を参照。
CV:
岡本信彦
アリシアとパーティーを組んでいる武闘家。鼻の頭に傷を持つ熱血少年。
英雄化された後、キレると全てを忘れる
「忘我の狂戦士」の異名をつけられる。
ちなみにこのあだ名で呼ばれる事を嫌っており、エドガーにたびたびおちょくられる。
闘気を纏った拳撃の連打を打ち込む
「修羅徹甲」という必殺技を持つ。
CV:
鈴村健一
アリシアとパーティーを組んでいる剣士の青年。クールを気取りたがるがやや気弱。お気に入りの剣には名前を付けるタイプ。
英雄化された後は山を切り崩した当事者(実際はおじさんが切った)と思われており、
「山薙」の異名をつけられる。
斬撃を飛ばす
「インパルスキャリバー」、大岩でさえ容易く両断する
「テンペストキャリバー」という必殺技を持つ。
人柄はライガと共々おじさんにも信用されており、ヒロイン以外では珍しく異世界転移者であることも知らされている。
おじさんとエルフが魔力減衰のダンジョンで出会った、オーソドックスな甲冑を纏う男性聖騎士。聖騎士は前衛職ながら回復術も使えるレア職。
職歴としては中堅程度を自称するが、魔法の威力が大幅に減衰する迷宮でもある程度の回復術を使える実力者である。
相棒のシャリオンとは長い付き合いで、力尽きて死にかけていた彼女を回復術で助けたことで出会った。
今は非常に落ち着いているが昔は鎧兜も着崩しており、中二病気味のイキった若者だった。
聖騎士の回復術はアリシアの神聖魔法とは少し違い、術の対象者に生きようとする気力がないと発動できない。
また魔法ではなくあくまでも技なので、呪いの解除や浄化なども神聖魔法の専門職にしかできないらしい。
普段使いの鎧の他には呪われた胸甲も携行している。
これを身に着けると触手が体に喰い込み、剣閃一つをとっても文字通り爆発的なまでの強化を遂げるが、代償として身体を蝕まれて三分程で死に至るという強烈なデメリットがある。
オートムはそのリスクを承知の上で、これの装着を緊急事態用の奥の手としている。
出会った時からシャリオンに惹かれていたものの、なまじ告白して一緒に旅が出来なくなることを危惧して、敢えて突き放した態度でシャリオンと距離を取っていた。
しかし、おじさんとエルフに出会ったことで一変。エルフの焚き付けによって改めてシャリオンを強く意識した上で、マガツコトノヌシとの死闘を経験したことで、出し惜しみなくシャリオンに求婚する決断を下した。
オートムの仲間でこちらもレアな竜变化術師の女性。全身が鋭利な刃物のような斬竜に変化する魔法で戦う前衛職。
ピッチリした黒い全身タイツに衣装、更には角のような装飾品を身に着けている。
普段は人見知りらしいが、同じく竜変化魔法を扱え、おじさんに竜变化魔法を褒められたことをきっかけにある程度打ち解ける。
彼女もオートム同様にかなりの実力者であり、魔力減衰のダンジョンでありながらそれなりに強力な魔法を行使している。
精霊と直接交渉して変化魔法を発動させるおじさんと異なり、シャリオンは竜変化した部位の服が破損してしまう。そのまま大幅に竜変化をしようものなら露出狂同然になってしまうが、魔法の装備らしく自動再生機能がついた服のおかげでそれを免れている。
ただし、他には角っぽく見えるのは冠を身に着けているが、これは精神干渉を防ぐ魔導防具の装飾品。
全身竜化によって巨大な斬竜へと変貌するのがシャリオンの奥の手だが、全身竜化のリスクを抑える為に装着しているのであろう。
おじさんと打ち解ける様子にエルフが危機感を覚えて牽制に走ったが、シャリオンとオートムが互いに好意を抱いていることを察したことから、互いをくっつける出歯亀的恋愛推し精神へシフト。
結果、薪にされたと知ったおじさんは後々記憶映像を通してエルフに猛抗議したものの、エルフの焚き付けとマガツコトノヌシに端を発したおじさん達の遣り取りで火が点いたオートムがシャリオンに求婚。
二人は無事に結ばれたのだった。
【その他(グランバハマル)】
CV:竹内恵美子
名前のまんまの女性。
襲われている所をおじさんに助けてもらったが、おじさんもオークの亜種だと認識し弟(CV:松岡美里)たちを守ろうとした。
おじさんのなかでは異世界生活のなかで一番脈があった女性だと思っているが……。
なお、その直後におじさんはおじさんのことを「姉を食い物にしようとする邪悪なオーク」と認定して、姉を守らんとした弟たちに卑劣なゴブリンか何かに背後から襲撃され崖に突き落とされ気絶したため、特に何もなく終わった。
作中に登場するリュディシオン王国の「国王代行」を務めている人物。
国王代行は本来、王に就くはずの王族が20年前に流行り病で全滅したため暫定的に導入された制度である。
アリシア曰く、代行の地位は20年間教会関係者が就任し続け、その影響力で教会の権力が高まっていることから、国民の一部では不満が高まっているらしい。
とはいえ現代行は国民の安全を最優先に考えて行動しており、指導者としての覚悟は持ち合わせている。
アリシアを勇者に任命した教会の司祭。
只、教会の利益を優先するあまり過激な行動も辞さない人物であり
適当な冒険者を勇者に任命
↓
勇者の資格を得たことで冒険者パーティが(勇者でないと入れない)高難度ダンジョンに行く
↓
しかし名ばかり勇者な冒険者たちの多くは犠牲になる
↓
冒険者に頼らないように国の軍事予算増強に支持が集まる
↓
その一部を教会に寄進してもらい新大聖堂の建設資金を獲得する
といった計画を立案し、犠牲者を抑えたい騎士団と手を組んでいた。
この素行はおじさんも真面目な顔で「命を懸けて死地に行く者の魂への冒涜」と後に語るほど。
更にメイベルを心駆操作魔法で操っておじさんのことを本気で始末しようとした。
最終的には激怒したおじさんと良心に従った騎士団たちによって、この目論見は頓挫。
只、大聖堂自体は完成したらしく再び王都におじさんが訪れた際に再会。
しかし今度は大聖堂の地下でこっそり魔物を育て、その魔物を用いてアリシア達を殺害し、魂を持たぬ傀儡として蘇生することを目論んでいた。
この行動はアリシア達だけではなく代行はじめ他の司祭や佩剣修道会からもドン引き。その後代行自らが拘束命令を下した。
CV:
前野智昭
リュシディオン王国軍総司令官。アリシア達を勇者に仕立て上げた張本人。
ゼルネガンと組んで軍の予算獲得の為に、アリシア達を騙して人身御供にしようとしていた。
この勇者任命の一件の裏を看破し義憤に駆られたおじさんの襲撃を受け、田淵先生のビンタと説教をしこたま食らう。
しかし根っからの悪人ではなく、アリシア達の事も多くの犠牲と天秤に掛けた末の決断だった。
むしろ大勢の部下から慕われており、勇者任命のあたりから「最近の司令は見ていて辛い」と心配されていた。
後に騎士団を代表してアリシア達に本件について謝罪した。
CV:内山夕美
リカルドの副官でショートカットの若い女性兵士。
11年前にゴブリンに村を襲われ、リカルドに助けられたという過去を持つ。
リカルドに惚れているが、年齢差や立場の関係で言えないでいる。リカルドを庇って田淵先生にボコられた。
大聖堂の騒動でも登場し、代行の地位をリカルドに譲るよう教会に圧力をかけるが、主導権を握りたい魔術師団と対立する羽目に。
CV:
鳥海浩輔
レグファルゲン商会頭取で狐目の青年。
精霊の力による「闇の盟約呪符」を使い、エルフの王族であるツンデレさんに婚姻を要求する。
盟約の内容は『借金を完済か、滞納してハーゲンのものになるか。』だったが、おじさんがあっさり解除した。
ちなみにツンデレさんの借金の理由は、おじさんが換金で売り飛ばした指輪を買い戻す為だったので、この行為にはガチギレしていた。
後におじさんから天星石の指輪を贈られた者の1人になる。しかし闇の盟約呪符の呪いが指輪に転移してしまい、指輪が抜けなくなってしまった。
当時の20年前(1982年頃)にニホンバハマル(日本)から転移してきた88歳の老人。転移時にすでに高齢だったせいか、転移後たった10日で没した。
異世界を煉獄(死んだ後、あの世に逝く前にお清めをする世界)だと思い、グランバハマルに「煉獄の湯」という湯治場を造った。
たった10日で温泉旅館を建てられたのは、神から与えられた「生物由来の素材を自在に操作して物を造る能力」を使ったおかげ。
温泉旅行に行く直前に事故にあって異世界に飛ばされた元大工だったらしく、その職歴と能力を活かして火山地帯に温泉旅館を作って湯に浸りながら息を引き取った。
その際に手伝ってくれた現支配人のグランツ=ル=レヴィンツ(旅館「レンゴク」支配人兼番頭)に旅館を託した。
CV:伊丸岡篤
現在の煉獄の湯の支配人。居場所と生活の糧を手にするきっかけを作ってくれたムラヤマに対しては死後も尊敬している。
そのおかげで家族(妻と娘)も手に入れることができ、現在は家族3人で旅館を管理・運営している。
煉獄の湯は日本人であるムラヤマが作った為、浴衣や卓球等もあり、部屋の作りも日本の様式を模して作られている。
おじさん達が宿泊中に魔物の襲撃で旅館が荒らされてしまうが、建物が無くなったことを機に露天風呂にすることを思いつき、その後は以前よりも繁盛している模様。
魔物退治と商売繁盛に繋げてくれたおじさんやツンデレエルフ達には家族一同感謝しており、おじさんも気に入ったのか後に改めて宿泊している。
CV:山本祥太
巨獣狩人の通り名で知られる傭兵。
巨獣の素材から作られたらしき鎧を纏い、面頬のようなマスクをしている。
マスクを展開させて放つ闘気を込めた咆哮「ギガンティックバスターホーン」はエルフに大ダメージを与えるほどの威力を持つ。
ドラゴンに変身したおじさんを捕らえるという依頼にも「竜を狩れるのを楽しみにしてた」と豪語するなど実力は高い。少々口調は荒っぽいが依頼人は選ばず、一度受けた仕事は情をはさまずキッチリこなすプロの仕事人。
アリシアたちが子供の頃に森でモンスターに襲われたところを助けたことがあり、3人にとっては冒険者になるきっかけでもある憧れの人物。
仕事を離れると細かいことは気にしないさっぱりした性格で、ドルドールがほんのわずかな間におじさんが早馬で5日かかる王都に行ってきたという話を信じなかったため、おじさんが実際に連れて行ったところ着地に失敗し血だるまの状態になってしまったが、「舐めてたわ、疑ってスマン」で特にお咎めなく済ませてくれた。
魔力減衰のダンジョンのボス「屍の王」。
その正体は異世界からの転移者で、その名前や「ヤマトバハマル」が故郷である古墳時代の日本人。
お伽噺となる程の遠い昔に不死者の軍を率いて一国を滅ぼした「悪の転移者」として伝承が残っている。
恐らく長命な種族であろうエルフでさえ「古代魔道具」として扱う物品をマガツコトノヌシは「嚮導魔道具」と呼称するあたり、本当に太古の人間であるらしい。
神に「永遠に王として君臨する力」を願った結果『王神剣』を与えられており、その能力は魔力を奪い、奪った力を分け与えることで意志を持たない無生物や屍を忠実な僕として使役する『簒奪分与』。
この簒奪の能力によって、効果範囲を広げることで刀身で触れずに周辺の魔力を奪う。
敵の魔法や技の効力を弱めるだけでなく、自分が操る屍の兵士まで影響を受けて弱体化するデメリットはある。
だが、自分を対象とするあらゆる魔力を自動的に奪うことで、魔法や技を無効化する鉄壁の防御をも併せ持つ。
分与もまた強力で、効果範囲を広げて無数の屍を上述通りのゴーレム兵として操るだけでなく、蒐集した強力な魔道具を持たせた上で奪った魔力を魔道具に注ぎ、無数の強大な兵団とすることも可能。
加えて、刀身が対象に直接触れた場合に限り、自らの魂そのものを分与(=憑依)させて他者の肉体を奪うこともできる。まさにチートな能力。
君臨することを望みとするだけあって極めて傲慢な性格で、相手を嬲り弄ぶことを好み、平然と騙し討ちを行い約束も反故にする卑劣漢。
魔力減衰のダンジョンそのものが彼が新たな肉体と優秀な配下にする屍を手に入れ再び君臨するための罠であり、復活後の地上制圧を示唆していたため何かしらの理由で失敗した結果再起のために迷宮に自ら籠もることになったものと思われる。
既に肉体は滅んでいたが彼の魂は王神剣に残っており、剣の状態のまま「簒奪」を使ってダンジョンに魔力減衰の効果を生み出していた。
最奥に辿り着いたおじさん一行に支配下のアンデッドをけしかけ、魔力減衰を解除するため王神剣に触れたエルフに憑依しその肉体を奪う。
エルフの体と卑劣な手段を駆使してオートムとシャリオンを圧倒し、直接魔法で攻撃しても無効化してしまう非常に厄介な強敵だったが、おじさんに『自らを対象にした魔力しか無効化できず、二次的な影響は防げない』という弱点を見抜かれ劣勢に陥る。
隙を突いておじさんに一撃を入れおじさんの体に憑依するが、おじさんの狙いは最初から自分に憑依させることであり、オートムとシャリオンとの戦闘中に間隙の精霊と交渉し「憑依してから99秒以内の魂は装備品とみなす」というルールを認めてもらっていたため、その魂は「装備品」として間隙に収納されることとなった。
しかし脱出する技術を身に付けており、おじさんの睡眠中に収納魔法から逃亡。教会信徒のリリファンに取り憑いて復活する。
只、別件で魔物が大量発生する事件も起き、マガツコトノヌシを両方相手するのは危険と判断したおじさんは一時休戦して手を組もうと説得。
おじさんと正々堂々決着を付けたいと考えたマガツコトノヌシも同意し共同戦線を張ることに。
実は初期に収納魔法から取り出そうとして壁にぶつけた「魔剣」の正体はこの時手に入れた王神剣であり、おじさんのグランバハマルからの帰還に重要な役割を果たしたキーアイテムとなったらしい。
■用語など
おじさんが紛れ込んでしまった剣と魔法のファンタジー世界。弱肉強食社会で基本的にロクデナシが多い。
この世界に住んでいる人は美男美女ばかりであり、おじさんくらいのブサイクはこの世界ではオークの亜種に見えてしまう。
そのためおじさんは転移直後近くの冒険者に助けを求めたらオークの亜種としてボコられた挙句、奴隷のような手酷い迫害を受けてしまった。
相手との間にまず「人間として扱ってもらえるか否か」というハードルがあることが、おじさんが17年間ソロプレイだった大きな原因の1つ。
美形しかいないが神も含めて史実の中世ヨーロッパ時代並の人権意識の為、おじさんの気遣いや日本人的振る舞いは異常と言えるまで紳士的となっており、それに惹かれる人もいる。
ちなみにこの世界で魔法を使うにはグランバハマル語でいう必要があるが、地球で使う場合は現地語で言わないといけない。
ただし記憶を消したり記憶を映像にしたりする魔法はグランバハマル語で言っている。(これらの理由は後述の「精霊」で説明)
この世界に来た異世界からの転移者は、神から一つだけ願った力(異世界転移ボーナス)を与えられることになっている。
時間の流れは地球と同時進行となっている。また、転移者が転移時に持ってきた品物などはその者が死亡すると同時に消滅するらしい。
逆に転生者が元の世界に戻れた場合、収納魔法で収納してあった物なら向こうから持ってこれたりはする。
尚、転生の際は神の手により人体蘇生の魔法のように新たな肉体をグランバハマル用に再構築する事で現れる。
ムラヤマさんや氷の一族の祖先はグランバハマルで死亡して消滅しているが、その場合に「魂」はどうなるのかは今のところ不明。
おじさんはチートスキルを所持したまま元の世界に戻ってこられた。
どうやって戻ってきたのかは未だに不明だが、(自身の手で強化した)魔物との戦闘で生まれた次元の隙間から帰還したことが示唆されている。
日本のこと。「日本の在りし所」と書いてニホンバハマルと読む。グランバハマルにとっての異世界(イレルラーズ)。
おじさん以前にも何人かグランバハマルへと飛ばされている形跡があり、それぞれが神からチート能力をもらっている。
また日本以外の国からも召喚されていると思しき描写もある。
とある村の西にある『炎の祠』に封印されていた伝説の竜。
ありとあらゆる攻撃を無効化する『魔炎の鱗』を持つため、凍結封印するしか倒す方法はない。
そのため氷の一族に後継者に選ばれ『凍神剣』を譲り受けなければいけない……と思われていた。
だが実際にはおじさんがありとあらゆる攻撃パターンを試した結果、魔炎竜の魔炎をくらっている間だけ、物理攻撃が通じるようになることが判明した。
そしておじさんは『凍神剣』なしで魔炎竜を倒し、メイベルは引きこもりへ……今はおじさんが討伐後、小瓶の中に封じている。
他にも同等の強さと思われる魔毒龍ヴェノムドラゴン、魔雲龍クラウドドラゴンという竜種がいる。
世界に7つしかないという超レアアイテム。
人魚の涙を魔法で結晶化したものに七色珊瑚から削り出したリングを取り付けたもので、異世界では城1つ建つほどの価値があるらしい。
おじさんはこれを複数所有しており、「指輪を渡す」という行為に対して無頓着なおじさんは賠償金代わりにポンポン渡してしまう。
渡す際何故か決まって指にはめようとするため渡されたヒロインたちは求愛されたと誤解し、
おじさんにその意図がなかったと知りショックを受けるのがお約束のようになっている。
日本にも1つ持ち帰っており、換金しようとしたが地球には存在しない物質でできているためオモチャと思われ、査定は50円だった。
超巨大な結界に守られた巨大都市。
周囲には伝説級の魔獣が1000体近くおり、魔雲龍クラウドドラゴンまで生息している。
おじさんが試しに結界を破ってしまい、大惨事になるところだった。
破ったことがバレそうになった際、ツンデレエルフが古代魔道具の繊細さを説いて、メンテナンスされていなかったせいと思わせた。
この事を(照れ隠しと今後親交が深まることを期待して)「貸しだ」とエルフに言われたおじさんは(今後一生粘着されてタカられ続ける脅し文句と誤解して)その日の晩に一心不乱に馬車で国外逃亡した。
ドルド山の知識の聖地にある、この世界の一般常識や言語を学べる祠。要するにチュートリアルルーム。
ただし転生後に直接知恵の祠に送られるわけではないらしく、おじさんは突然森の中に放り出されていた。
しかし400年前の侍は普通に最初に祠に立ち寄れているので、多分下記の神がやる気がなかったせい。
CV:劉セイラ
おじさんを異世界に連れてきた張本人。姿としては登場はしていないが、声だけは出ている。
グランバハマルの深刻な問題を解決する為に、異世界から転生者を連れてきているらしい。
400年前に侍を転生させた際は結構ノリノリだったが、おじさんの時は国籍も言語も間違えており、やる気が感じられない。
しかも喋っている事はヨド●シの店内放送のような録音感丸出しだったりと、かなりいい加減な仕事っぷり。
ちなみにこの際には中国語で語り掛けていたので、恐らく日本だけではなく海外でも転生者を連れてきていると思われる。
なんで転生者を異世界から連れてきているのかという理由は未だ謎。神聖魔法と似た感じで転生者の身体を作って用意している。
おじさんが魔法を使える原因。精霊と直接交渉して事象を発生させている。
「精霊」と呼んでいるが姿は持っておらず、
事象や概念の集合意思。異世界だけでなく地球にも存在する。
地球では「風よ〇〇」と日本語で唱える必要があったが、自分にかける魔法は古言バハマル語で発動させている。
これは各属性の魔法は、それぞれ日本の精霊と交渉しなければならないため。地球人に魔法をかける場合も同様。
自分に関する魔法はどちらでもいい理由は、おじさんは自身が17年異世界にいたことが原因ではないかと考えている。
尚、精霊には敬意を持って接しなければならず、初対面の人間がこき使ったりすると痛烈な反動を食らう事になる。
特に通常とは仕様の違う面倒な仕事をして貰った場合などは、手土産とあいさつが大事らしい。おじさんは取引先のご機嫌取りの営業のような電話をかけている。
日本の氷の精霊はクーラー魔法の対価に「祭壇を作って牛の頭を捧げろ」と要求していたが、魚の頭でもいいという。
断ったら
地球の平野部を10年凍らせるとのことで、人間も牛も魚も「なんか生き物」ぐらいの認識らしく、滅ぶとかどうでもいいらしい。
魔封鳥がいる場合は鳥の吐息が臭いので仕事がしたくないという理由で魔法が発動しなくなる。鳥がいなくなってもしばらくは臭いので働いてくれない。
尚、異世界でも精霊の存在は認知されていても語り掛けられるようなものではないというのが常識である。
Wiki篭りで例えるなら、「私は空中を漂う素粒子達と意思疎通出来る」と豪語するようなものだろう。
精霊の声を代弁しようとしたおじさんは
不思議系の痛い人のような扱いをされた。
元中二病のオートムさんは嫌いじゃないそう。
■魔法
血筋などで継承されるらしき
継承級などの分類があり、おじさんがほいほい気軽に使う幻影魔法や変化魔法等も、本来はこれに相当する。
基本的に
反属性の魔法は同時習得できないといった制約があるようだが、おじさんの魔法はグランバハマルの一般的な魔法体系の枠組みから外れているため制約外かつ一度見聞きした魔法を真似ることもでき、エルフの王族に伝わる秘術である収納魔法も見様見真似で習得している。
現在判明している魔法
《精霊魔法》
精霊の力を借りて行使する魔法。グランバハマルでも一般的に用いられている。
おじさんが使う物は精霊との直接交渉により行使するという裏口染みた仕組みのため、非常に強力かつ制約の例外となっている。
同時に精霊は上述したように人間の理解の範疇を超えた存在であるため、機嫌を損ねると発動しないどころか手痛いしっぺ返しを食らう危険性がある。
精霊と談笑するなどして精霊の機嫌を取ることでキレが上がり、精霊が疲れてくると威力が下がる。
- イキュラス・キュオラ:特定の記憶を消去する魔法。消し過ぎると人格にまで影響するが、おじさんは構わず乱用する。
- イキュラス・エルラン:誰かの体験した記憶を空間に録画した映像のように表示できる魔法。翻訳もしてくれる。
- ワーグレント・セルド、マグナ、ヒルド:風を操る魔法。たかふみに証明する為に見せた。詳細は後述の呪文言語体系を参照。
- ワーグレント・グラッカ:風の刃を作り出す魔法。吊るし上げられた際に縄を解くのに使った。
- レグスウルド・スタッガ:光の手錠で相手を動けなくする拘束魔法。後述の「スタッガマグナ」で操作する事もできる。
- 飛行魔法(名称不明):空を飛ぶ魔法。オークションで送料をケチる為に使った。熊本まで5分で行ける。
- 間隙の収納魔法:物を異空間に収納する魔法。異世界から持って帰ってきたものを入れている。YouTubeでネタに使った。
元々はエルフ王族に伝わる秘伝魔法で詠唱も不要。おじさんもツンデレエルフが使っているのを見様見真似で習得した。
この魔法は「間隙」という異空間に対して唱える魔法の為、それを意識しなければ発動させる事ができない。
使う際は心の中で古言語「スキッド ラーズ ガッド トリア」と“間隙世界に対して”唱えるだけでいい。
- ザックトーラ・キャトルフ:容姿を変えることができる魔法。ただし変身した姿に心が近づいてしまうため、だんだん自分を保てなくなってしまう。
よって貌の魔法の最高位だが危険性が高すぎる禁断の魔法とされているが、おじさんはレディースデーで600円浮かす程度のことに使ってしまう。
竜に変身すると簡単に頭からっぽにして穏やかな気持ちになれるため、この副作用を逆用するために使用されることもある(特にたかふみのお気に入り)。
強めにかければ衣服も合わせて変化するが、効果の中断が効かなくなってしまうため最悪他人に移すなどして効果時間を消化する必要がある。
なお、カメラで記録しようとした場合、手ブレ写真や心霊写真に変換してまともに映らなくなる阻害魔法も含まれている。
後に貌の精霊に認められたたかふみも使用が可能になったが、最悪人類が滅ぶかもしれないので濫用は控えようと戒めている。
体の一部分だけを変化させる事も可能で、手だけ竜の爪に変化させたり、手を竜の頭部に変えてブレスを放つなどもできる。
- ワーグレント・ガルラ:恐らく突風を放つ風魔法。封印都市の結界が破られた(おじさんが破った)際にモブが使っていた。当て字不明。
- バライブート・グラッカ:大きな炎の刃を打ち出す炎魔法。これも封印都市の結界が破られた際にモブが使っていた。当て字不明。
- キライドルギド・リオルラン:伸縮自在の光の剣を作り出す。おじさんの人生初の魔法。
幽閉された地下牢の天井の隙間から差し込む月光を口説き落としたことで使えるようになり、これで鉄格子を切って脱出した。
その後も接近戦のメインウェポンとして多用しているが、その気になれば岩山をまとめて切断する破壊力を誇る。
- バライブート・フォルグ・バストール:火属性攻撃魔法。巨大な炎の鳥で敵を焼きつくす。ソニックだと思ってた巨大ハリネズミに放った。
- ワーグレント・スラドセルド:飛翔魔法。目にも留まらぬ速さで飛ぶことも可能。
- レイベリオ・ユール・エルラン:氷で空中に絵を描き出す幻像魔法。本物そっくりの幻影を戦わせる事もできる。
ただし幻像は術者の創造力に大きく影響を受ける。
- レグスウィッド・ザルドーナ:敏捷UP魔法。光の剣との合わせ技で、見世物小屋の店主が集めた魔獣達を一瞬で切り裂いた。
- 名称不明(光遮迷彩):透明化魔法。おじさんに一時的に魔法の力を預かり受けたたかふみが使った。
- 名称不明(貌影幻像):自分達のホログラムを作り出す魔法。たかふみが千秋の前で魔法を使うのを誤魔化すのに使った。
- 名称不明(疾風運搬):物を風で運ぶ魔法。たかふみが空き缶を操って捨てた。
- バハマリオン・スラドラーチ:ダンジョンの内部を見通す魔法。いわゆるマッパー。罠はもちろん隠し扉まで発見できる。落とし物を探す事も可能。
- スタッガマグナ:「縛動拘鎖」で作り出した手錠を操作する魔法。これを応用し、隠し扉を開ける事も可能。深淵の迷宮で終点から直帰する扉を開けてしまった。
- イキュラス・スラドラーチ:他人の記憶や情報を精霊を通じて検索するように調べられる。
- クローシェルギド・リオルラン:闇の剣を作り出す魔法。キライドルギド・リオルランの光剣と二刀流でよく使う。
目に見えないもの、魔法や電波のような『力の流れ』を断ち切る性質を持ち、人体を傷つけずに神聖魔法や盟約呪符を打ち破ることができる。
なお、切断できるのはあくまで『流れ』なので、切られた力が近くにある別のものに宿ってしまうこともある。
- ザックスレイラ・キャトルフ:服だけ変化させる魔法。メイベルの服をサンタ服に変えた。
本来は物体を変化させる魔法であり、武器などに変異させた性質を上乗せさせる事などができる。
- レイローカ・ミバルド・バグルヒルド:水の魔法陣から無数の水の蛇を作り出し、敵を噛みついて上昇させる。
- バグルウィッド:上記の魔法の水の蛇に敵を噛み潰し爆散させる。噛み潰した後はただの水に戻る為、大雨のようになる。
- レイローカ・スラドセルド:魔封鳥のせいで不発だった魔法。火を消そうと放っているので大量の水を、駆送なので運ぶ魔法?
- レイミバルド・スタッガ:無数の水の蛇が敵の全身に絡みついて体の自由を奪う魔法。
- バライブート・ザルシェリオン:魔炎竜のブレスに耐えるため使用した耐炎バリア。
- ルガルドス・ゴレット・バストール:超広範囲に雷の鎚を落とす魔法。
- ルガ・ザスト・リオルラン:雷の槍を放つ魔法。上記と含めルガが「雷」と思われる。
- エバスト・ルギド:武器に伸びる光の剣を纏わせ切り裂く魔法。数百mは伸ばせる。
- キライドガルラ:掌から光を放つ魔法。懐中電灯代わり。減衰されない場合はどの程度の光になるか不明。
- ルガガルラ:掌から電撃を発生させる。当て字不明。(雷電在現?)
- レイベリオガルラ:水分を瞬時に凍らせる魔法。氷で地面などに貼り付けて拘束する事もできる。
- イキュラス・ユール・エルラン:自身の心の中で想像したものを映像として空間に表示する。
- ポライド・ユール・ザル・ドーナ:任意の音を発する魔法。他の魔法の詠唱をこの魔法で行うことで単独での多重詠唱を可能にした。
- エバスト・ドーナ:魔法の威力を増強する魔法。「田舎魔法」と言われるほど古い形式の強化方法らしい。
- 機動纏身の多重掛け+形貌変躯での斬竜への変化:魔斬竜セイバードラゴンに変化し、超音速の斬撃を叩き込む。
本来強化魔法は重ね掛けするほど効力が落ちていくのだが、規格外の回数の多重詠唱により超音速の速度を実現している。
人間の体では耐えられない超高速に耐えるために竜に変化する必要があり、本来なら理性を失ったまま暴走に巻き込む形になるのだが、
本編中ではイライジャの精神保護の装備を(勝手に)借りたことで理性を保ったまま全力を叩き込めた。
ただし、使用後は魔法の使いすぎでしばらく魔法が使えなくなってしまうためこれで決着をつけられなければ敗北が確定するおじさんの奥の手。
《神聖魔法》
生物を司る「神」へ祈りを捧げることで発動する魔法。生物の肉体や魂に干渉することができる。
神聖魔法で力を借りている「神」がおじさんを異世界に連れてきた神と同一かは不明だが、
異世界転移の際に神聖魔法に似た現象が起きているため関連が疑われている。
また神聖魔法は精霊魔法と違い呪文を必要としないが、アリシアは祈りの為の詠唱らしきものを行っている。
- 人体蘇生:消し炭になった肉体をも再構築する神の業。おじさんは転移してからそれなりの時間が経った頃に見たことがあるらしい。
- 支援魔法:アリシアが使っている支援魔法。聖なる力の加護により対象を強化する魔法のようだが、詳細不明。
- 回復魔法:アリシアが使っている神聖魔法。布や皮といった生物由来の素材なら衣服も含めて再生できる。
- アリシアにはできないが、高位の術は鉄などの金属も素材さえあれば再生することが可能になるらしい。
- 高位心躯操作魔法:司祭がメイベルに使った人の意識を乗っ取って操る神聖魔法。
グランバハマル語
- ザッドイルグ:「~ではありません」の意。
- ミルドシャイネザッドイルグ:「私はオークではありません」。
- キライド:古言語で「光の精霊」。
- クローシェ:古言語で「闇の精霊」。
- バハマル:「在りし処」。
- イレルラーズ:「異世界」。
- イレルラーズ『グランバハマル』トナ ガルトエバ リレクス:「異世界『グランバハマル』に17年いたが ようやく帰ってきたぞ」。
- イルザック ラールラルラ トーテルグベン:「グベン軍10日目の慟哭」(四面楚歌の意味)
- ザルベ マディーラ コルストナム、コルストナム
- デル ストーバ トナ ラベルト ガル
検温ナースさんに話しかけた際の台詞だが、何を言っているのかは全く分からなかった。
内容はアニメで判明。後述を参照。
自宅で知らない人間(藤宮さん)を見て呟いた一言。
アニメにて一部判明。
- イキュラス キュオラ:記憶 彼方へ 消去
- イキュラス エル ラン:記憶 その断片を一部 顕せ
※日本語で発動する場合こうなる。他人の記憶を操作する際に使用。
- 【目覚めた直後、たかふみに】
- イレル ラーズ:異なる 世界
- トナ:17年
- ガルト エバ:居た ようやく
- リレクス:帰還
- 【検温しにきたナースさんに】
- ザルベ:いつも
- マディーラ:お疲れ様です
- コルストナム:ありがとう
- デル ストーバ:もてなし 暖かい
- ラベルト ガル:旅に出ていた のに
検温ナースさんへの言葉を意訳すると
「17年間も異世界に行っていたのに丁寧にお世話してくださって、いつもお疲れ様です、ありがとうございます」
といった所だろうか。
丁寧なお世話を 17年間も 不在の間にも
いつも お疲れ様です、重ね重ねありがとうございます
- 【藤宮との初遭遇時】
- ストナ ガース:不審な 貴様
- レスト:誰?
- ラー:(所属は)どこ?
- パルム:組織・部族
意訳すれば「不審者か?名(所属)を名乗れ」といったところだろうか。
- 【ツンデレエルフの「四面楚歌」の翻訳時の会話】
- イルグ ザック:オーク 顔
- ラール ラルラ:すぐに なる
- トー:十日
- テル:慟哭
つまり「トーテルグベン」のみで「四面楚歌」のように「グベン軍十日目の慟哭」という意味の慣用句となると推測できる。
また、「17年」が「トナ」、「10日」が「トー」であることから、10の位が1の場合は「ト〇」であると考えられる。
ただし「年」と「日」を示す表記がないなど、法則は未だ不明瞭。
◇呪文言語体系
劇中の詠唱描写から推測される、呪文詠唱に必要な古言語。これらを組み合わせることで呪文を発動できる。
基本的に前半が呪文の属性や形式・体系、後半はそれをどういう形で発動するのかとなっている。
尚、神聖魔法はこういった詠唱ではなく、加護を受けた者が祈りを捧げる事で発動している。
(例)おじさんが異世界に行って帰ってきた証明に使おうとした各魔法
●ワーグレント・セルド:「疾風運搬」、風で物体を動かす魔法。
●ワーグレント・マグナ:「疾風操作」、風で物体を操る魔法。
●ワーグレント・ヒルド:「疾風上昇」、風で物体を上に飛ばす魔法。
また、「ワーグレント・スラドセルド(疾風駆送)」のようにスラド(走)とセルド(運搬)、別の発動形態を組み合わせる事で細かい指示も可能。
更に「レイローカ・スラドセルド(轟水駆送)」、「レイローカ・ミバルド・バグルヒルド(氾蛇咬昇)」→「レイミバルド・スタッガ(水蛇拘縛)」のような属性を表す言語の略系(レイローカ→レイ)を用いる事で、属性を形式に付与させる事も可能と思われる描写が存在する。
また、「レグスウルド・スタッガ(縛動拘鎖)」「スタッガマグナ(牽操)」のような発動様式のみの組み合わせの場合は、光るエネルギー状の何か(魔力そのもの?)で発現する。
呪文用言語一覧
※判明している分だけ
【基本属性種】
()は略式
- ワーグレント:「風」
- バライブート:「炎」
- ルガルドス(ルガ):「雷」
- レイローカ(レイ):「水」
- レイベリオ:「氷」
- キライド:「光(輝)」
- クローシェ:「闇」
【分野属性種】
- イキュラス:「記憶」
- バハマリオン:「大地」
- ザックトーラ:「形貌」
- ザック:「形」
- トーラ:「貌(外観)」
- スレイラ:「器(物体)」
【発動形式種】
- 【形状】
- グラッカ:「刃」
- ガルラ:「在現」
- ルギド:「剣/斬」
- ザスト:「槍」
- ゴレット:「鎚」
- フォルグ:「鳳凰」
- ミバルド:「蛇」
- ユール:「創(創造)」
- 【発動様式】
- キュオラ:「忘却/消失」
- エルラン:「表示」
- リオルラン:「顕現」
- キャトルフ:「変幻」
- レグスウルド:「縛動」
- レグスウィッド:「機動」
- レグス:「動」
- ウルド:「縛」
- ウィッド:「機/激」
- スタッガ:「牽引/拘鎖」
- マグナ:「操作」
- スラドラーチ:「走査」
- スラドセルド:「駆送」
- ヒルド:「上昇」
- バストール:「殲滅」
- ザルドーナ:「纏身」
- ザルシェリオン:「護身」
- バグルウィッド:「咬激」
- エバスト:「烈」
呪文体系からの名称不明魔法の予想
- 飛行魔法(名称不明):熊本まで行った空を飛ぶ魔法。
- 用法・描写から単純に『ワーグレント・スラドセルド(疾風駆送)』と思われる。
- 収納魔法(名称不明):物を異空間に収納する魔法。異世界から持って帰ってきたものを入れている。
- 「間隙の収納魔法」と呼ばれている。第47話で呪文も判明。
- 名称不明(光遮迷彩):たかふみが使った透明化魔法。
- キライド(光)が入るとは予想できるが、それ以外は不明。精霊にキレられているので多分たかふみオリジナル呪文。
- 名称不明(貌影幻像):自分達のホログラムを作り出す魔法。
- レイベリオ・ユール・エルラン(氷嵐創映)の応用?ザックトーラ・ユール・エルラン?こちらも恐らくたかふみ独自の呪文。
- 名称不明(疾風運搬):物を風で運ぶ魔法。たかふみが空き缶を操って捨てた。
≪アニメでのみ登場した呪文≫
第一話にてたかふみに異世界に行っていた証拠に見せようとした際に唱えたもの。
原作漫画の時点では魔法の例で紹介した三つのみだった。
- ワーグレント・ラルド:?
- ワーグレント・エルド:?
- ワーグレント・ガッド:?
- ワーグレント・パッド:?
- ワーグレント・ラーチ:「疾風探査」→効果不明
- ワーグレント・スラドセルド:「疾風駆送」→風で物体を素早く動かす魔法。
- ザ・ラーズ?(絶叫):?
その他の古言語
- スキッド ラーズ ガッド トリア:「間隙の精霊よ その扉を開け放て」
49話で判明。エルフの名前は魔法の詠唱と同じ古言語で構成されている。
- ス・ザ・イルギラーゼ・ガ・ルネルブ・ゼ・ギルレア・グラン・ゼ・ルガ=エルガ
- ス:讃えよ
- ザ:奉れ
- イルギラーゼ:恐ろしいほど強靭に民衆を従える
- ガ:敵対者の
- ルネルブ:村を焼く
- ゼ:極めて
- ギルレア:祝福されしもの
- グラン:万象に
- ゼ:ことさら
- ルガ:雷に
- エル:細切れにする
- ガ:敵対者を
異世界「グランバハマル」は『万象の在りし処』といったところか。
追記・修正はオーク顔の人がお願いします。
- 作成乙。皮肉とか抜きに普通に笑える怪作ってイメージ。おじさんのキャラがとにかく面白い。 -- 名無しさん (2018-11-29 06:37:24)
- 異世界おっさんの記事かと思ったぜ… -- 名無しさん (2018-11-29 08:14:00)
- この作者さんの描いてた艦これ漫画やビッグオー漫画見てたなぁ。 -- 名無しさん (2018-11-29 08:37:32)
- おじさんが修羅場潜り過ぎていて、自宅に見知らぬ人物を見つけた瞬間即無力化は笑えた -- 名無しさん (2018-11-29 09:33:55)
- ジャンルは異世界物でも絵柄はスピリッツとかに載ってそうな感じでしかも上手いからよい意味で個性的だと思う -- 名無しさん (2018-11-29 16:28:16)
- 「アスカはな、加持さんが好きなんだよ」とは言うが、実際あの辺りの思春期の機微を察するのは子供では難しい -- 名無しさん (2018-11-29 16:46:05)
- ↑ あの辺は「今はそういう概念が出来て、その枠に分類しているからそう見える」って話だからなあ -- 名無しさん (2018-11-29 17:11:12)
- 可愛らしい幼なじみを、あそこまで小汚い子供として描いたのには笑った -- 名無しさん (2018-11-29 20:01:10)
- ツンデレエルフさんの記憶が消されてないのは悪口と一緒に有用なアドバイスもあるから消せなかったんだろう、しかし本当の闇はあのノートに記録されている -- 名無しさん (2018-11-30 00:39:33)
- 「アスカは本気でシンジを嫌っている」と誤解した視聴者はリアルタイムでは割と居たのだ…。 -- 名無しさん (2018-12-01 02:32:45)
- ojisann -- 名無しさん (2018-12-17 21:24:06)
- おじさん、物怖じしないけど思いついたことを相談なしに実行しちゃう悪癖があるよな -- 名無しさん (2018-12-17 21:25:17)
- たかふみが鈍感だが善人でひどい。 -- 名無しさん (2018-12-29 19:48:19)
- 単行本まだ1巻しか出てないっていうか11話までしか掲載してないんだな…エルフちゃんどうしてるんだろう -- 名無しさん (2019-01-14 02:04:19)
- 記憶を映像で再現できるってのはすごいが、その上であそこまで露骨に照れるエルフの好意に気が付かないおじさんの鈍さが・・・。口調はともかく行動はいい子なのに哀れ。 -- 名無しさん (2019-02-13 07:16:22)
- どんなよい子だろうと、行動がダメならダメなのは当然。行動にならない精神に何の意味がある -- 名無しさん (2019-02-13 09:09:13)
- 正直、ゲームネタはさっぱりだがそれでも面白いw -- 名無しさん (2019-05-10 18:07:17)
- ちょくちょく肉食系の片鱗を覗かせる藤宮さんほんとすき -- 名無しさん (2019-08-03 15:33:19)
- おじさんはいっそ開き直って悪役プレイしてたら異世界で楽しく過ごせたかもな -- 名無しさん (2019-08-03 18:39:19)
- 最強キャラ田淵先生説きたな -- 名無しさん (2019-10-25 14:20:34)
- CMに自己防衛おじさん起用とか広報光りすぎでしょすき -- 名無しさん (2019-10-25 15:01:25)
- 個人的にはアリシアさんが一押し。 -- 名無しさん (2019-10-25 15:40:36)
- メガドラミニ回が気合入り過ぎである -- 名無しさん (2019-10-25 17:07:49)
- そういえばおじさんが戻ってこれた理由が不明なんやな、真っ先に記憶辿りそうなもんだけど -- 名無しさん (2020-01-24 18:29:37)
- ついにセガのソシャゲとコラボが……声誰になんだろ -- 名無しさん (2020-07-17 20:07:10)
- おじさんCV、石田彰なの?どんななの?想像がつかない… -- 名無しさん (2020-11-10 20:49:22)
- ツンデレって言葉がなかっただけで、今でいうツンデレヒロインは昔からいたと思うんだが…。おじさん、GS美神とかは読んでなかったのかな…。 -- 名無しさん (2020-11-16 08:21:09)
- ↑4 おじさん主観だと覚えてない=封印した嫌な記憶だから探りたくないんじゃないか? -- 名無しさん (2020-11-16 08:24:04)
- CV石田を実際聞いてみたけど、違和感は確かにあったけどキャラはバッチリ掴んでいたから、あぁこんな感じか、と受け入れられたな。 -- 名無しさん (2020-11-20 13:19:13)
- まあ一応飛ばされた時点で17歳、今連載中の時代でさえ20歳だしね……おじさんじゃなく青年のはずではあるのよな -- 名無しさん (2020-11-20 14:53:46)
- おじさんはエヴァを知った経緯も項目の感じの筋金入りに純粋なセガファンボーイだから… -- 名無しさん (2020-11-20 19:02:23)
- メイベルが指輪渡されて氷の剣が溶けてるのって「口では拒否ってるけど、心は受け入れてる」っていう演出だと思う。あれは所持者が愛を知ると氷が溶けて真の力を発揮する聖剣だから。 -- 名無しさん (2020-11-30 06:10:46)
- タイトルから想像していたのと、おじさんのビジュアルが大分違った。もっと如何にもなデブオタかと思ってたわ。オークと間違えられるほどの不細工ではないと思うんだけど。 -- 名無しさん (2020-11-30 13:18:44)
- ↑おじさんが転移した異世界は圧倒的な美男美女しかいない世界で、しがない村人のおっさんでさえ整ってるから。こっちで言えば奇形を見る感じなのだろう。 -- 名無しさん (2020-11-30 14:08:10)
- おじさんとエルフが変わらんから、メイベルの発育具合で時間の経過が実感できる...ところで「メイベルと再会した時に凍神剣を貰った」と覚え違いをしてたのは何でだろうな -- 名無しさん (2020-11-30 21:16:16)
- エルフがおじさんを追いかけて日本までこないかね -- 名無しさん (2021-03-08 19:54:05)
- セガ関係アニメ化できるのか…? それともここぞとばかりにセガ協賛で推してくるんだろうか -- 名無しさん (2021-06-18 21:30:13)
- ↑ セガがスポンサー -- 名無しさん (2021-08-16 21:42:51)
- セガがスポンサーになればワンチャンある -- 名無しさん (2021-08-16 21:43:11)
- ファンタジーの世界は美男美女が普通基準、ゆえに普通の顔の人間はオークとして狩られる可能性すらあるのがね。しかも、あちらはあちらで宗教があるからそれでトラブルというがなんともな -- 名無しさん (2021-12-24 22:56:57)
- 戻ってきた時の記憶がない理由、エルフに告白される→(セガの為とかで)どうしても帰りたいから、後腐れなくす為にその記憶を消して帰ってきた、とかのオチじゃないのか、これ -- 名無しさん (2022-03-14 10:52:08)
- 文化的な解釈のちがいから宗教のふみこんではいけないところにふみこんじゃったネタはありそうでなかったネタ -- 名無しさん (2022-03-14 18:33:29)
- 声優陣が異様に豪華っすね… -- 名無しさん (2022-06-22 09:59:30)
- 煽り耐性ないのはおじさんの性格的なとこもあるだろうけど、ネット黎明期によく見た光景を元ネタにしたってのもあると思う -- 名無しさん (2022-06-22 10:32:16)
- 項目を編集してて今更気付いたことなんだが・・・・・・『SEGA』の項目ってねえんだな・・・これはおじさん泣くわ・・・(´;ω;`) -- 名無しさん (2022-06-22 15:52:25)
- ↑ソニーもないから… -- 名無しさん (2022-06-22 15:55:28)
- 異世界アニメは正直食傷気味だったんだけど久々のヒットだった -- 名無しさん (2022-07-10 14:48:37)
- ツンデレエルフはこっちの世界まで追いかけてこないかな... -- 名無しさん (2022-07-14 21:44:44)
- ↑最終話で来るんじゃね?みたいな予想は多い -- 名無しさん (2022-07-15 11:11:34)
- >そして、第一話からおじさんの近くにいたかもしれない。 ←これってどういう意味? -- 名無しさん (2022-07-15 20:18:42)
- ↑一話の看護師さんがモブにしては美人+おじさんの異世界語に普通に相槌打ってるということから、エルフさんが既に追ってきていて、一般人に変身して見守ってるのでは?という考察があったのよ。ただそれは考え過ぎだと思う。 -- 名無しさん (2022-07-16 22:52:06)
- 個人的には「人と人とが分かり合う事の難しさ」って言うテーマも入っているのでは?と思った。 -- 名無しさん (2022-07-17 00:03:07)
- アニメ版伏せ字と言う伏せ字が悉く無くなってて、実質無修正バージョンみたくなってる…… -- 名無しさん (2022-07-21 12:13:41)
- たぶんおじさんが日本に帰ってくる前にエルフとも絆を結んだけど、自分でその記憶を消したんだろうな -- 名無しさん (2022-07-23 05:09:31)
- 原付バイクを直せるのってたかふみじゃなくて藤宮さんのほうではなかったっけ -- 名無しさん (2022-07-29 17:34:49)
- 演出上仕方ないと理解しているが、「この世界は滅びた方がいいのでは?」レベルに異世界のモブキャラ達が凶悪すぎて毎回吹くと同時に精神に来るわw -- 名無しさん (2022-08-20 00:09:02)
- このすばを更に悪化させたような異世界 -- 名無しさん (2022-09-01 14:57:31)
- 看護師さんがエルフなら追っかけてきてそうだしそれはないかなと思う。指輪してなかったし。見えてないだけかもしれんが。 -- 名無しさん (2022-09-30 09:18:19)
- なんかメイベルだけ声優の棒読み感がひどい。なんだこれ? -- 名無しさん (2022-11-07 07:32:58)
- 最初はツンデレ挙動のせいでおじさんに好意わかってもらえないエルフさん可哀想…ってたかふみ藤宮から同情されてたエルフさんが、エピソード増えるにつれ2人からの同情度どんどん低くなってるの笑う -- 名無しさん (2022-11-26 19:52:13)
- 看護婦さんがエルフだったら全部ほっぽって帰ってきたおじさん17年間も世話し続けてたとか健気すぎでは -- 名無しさん (2022-12-04 15:15:17)
- 途中から言語学解説になってるの草 -- 名無しさん (2022-12-28 12:47:38)
- 回想でアリシアが日本語で書かれた紙持ってたけど、髪色とか目の色とかどう見ても日本人じゃないよな -- 名無しさん (2023-01-02 14:57:15)
- ↑ハーフとかの可能性もあるし。 -- 名無しさん (2023-01-03 20:36:21)
- メガドラミニが1、2と出たんだから、サターンミニも是非!おじさん、なにとぞお力を! -- 名無しさん (2023-01-22 16:05:58)
- メイベルの先祖がもらった凍神剣、マガツコトノヌシがもらった王神剣と転生者の特典は剣で統一されてるのか。おじさんと温泉の人はよくわからんけど -- 名無しさん (2023-01-27 19:34:31)
- ↑武力をお望みの相手に、その象徴として剣を与えたんじゃないかな -- 名無しさん (2023-01-27 20:01:56)
- グランバハマルの神にとって、多くの異世界人が求める武力の象徴が『剣』と言うだけなんだろうね。とだから武力以外を求めた人にはそれ以外の才能が付与される。 -- 名無しさん (2023-02-14 13:53:40)
- 漫画だとおじさんの動画収入でたかふみはXBOXも買ってたはずだけどなかったことになったっぽいね -- 名無しさん (2023-03-16 19:22:03)
- ↑三か月以上前のコメントに返すのもなんだけど、なかったことにはなってないことが最近判明したぞ -- 名無しさん (2023-06-29 17:11:12)
- エラーゲームリセットの世界にこのおじさんが来たらどうすんだろ。「セガを殺せ」ってゲームだけど、多分このおじさんには出来ないよな…。 -- 名無しさん (2023-06-30 20:15:24)
- ↑13 メイベルはキャラとしてコミュ障的なひきつったような喋り方してただけだと思う -- 名無しさん (2023-07-14 10:49:49)
- おじさん言われてるけど30代って聞いて自分とそんな変わらなくて絶望した…そうか…30代はもうおじさんか… -- 名無しさん (2023-09-22 18:40:45)
- リカルド司令官って部下が負傷した時に真っ先に駆け寄ってるし、そもそも鎧と兜で顔が見えないのに怪我した人が誰なのかをわかってるし本質的には滅茶苦茶善人でアリシアたちのことは苦渋の決断だったってのがすごくわかるわ。そりゃ部下にも慕われるし心配されるよね -- 名無しさん (2023-11-09 08:26:21)
- ↑3終盤の泣いて怯えながら喋るシーンとか普通に上手いからな。悠木碧さんだし確実に演技 -- 名無しさん (2024-06-07 09:36:09)
- 完結後におじさんの闇ノート解禁して欲しい。苦しみながら見るから -- 名無しさん (2024-07-18 00:51:48)
- ↑3 そりゃあ、タカフミからすれば叔父だぞ? -- 名無しさん (2024-10-11 03:55:09)
- RPGのイベントが全く覚えられないってねーよwwwって思った時があったが、youtubeとかで他人のプレイ動画見てると「イベントで説明されてんのにどこにいけばいいの?」って理解力ヤバくねぇかって人結構いるんだよな… -- 名無しさん (2024-10-20 20:06:45)
- 最強生物?な田淵先生は見た感じアラフォーだから、そろそろ定年だろうか? -- 名無しさん (2024-10-26 01:45:32)
- 作中でオークオーク言ってる割に実際にオークが出てきたこと一回もないんだよな。何か秘密があるんだろうか… -- 名無しさん (2024-11-14 18:37:25)
- ドルドール(ギガントハンター)のとこだけど、「おじさんが実際に連れて行った」ってなってるけど、連れて行こうと高空まで上昇したところでエネルギー切れで墜落、じゃない? -- 名無しさん (2024-11-14 23:24:10)
- ↑2指輪物語の原点的なオークかもしれない あれ、人よりの姿で醜いし -- 名無しさん (2024-11-14 23:54:45)
- わりと悲惨な人生を送ってるのに闇落ちしないメンタルだよな -- 名無しさん (2024-12-14 16:33:41)
最終更新:2024年12月14日 21:31