登録日:2022/05/10 (火曜日) 21:49:00
更新日:2025/05/25 Sun 16:08:23
所要時間:約 18 分で読めるわよ♡
知らないわ 法なんて
この世はみんな病んでいる……
表向きは元気でも
法など守っていては救えぬ心で溢れてる─────
…私の兄も
よく…そう言っていたわ…
繰田 孔富とは『
忍者と極道』に登場するキャラクターである。
目次
【プロフィール】
年齢:43歳
生年月日:1976年10月31日
身長:302cm
体重:186kg
好きなもの:お兄ちゃん、医師団のミ・ン・ナ♡、
YOSHIKI、Mana様、三原ミツカズ(特に死化粧師)
【概要】
東京で破壊の限りを尽くす
極道の精鋭集団
「破壊の八極道」の一人。
『バットマン』のトゥーフェイスよろしく、色が左右で白黒に分かれた、紫色の異様なドクターウェアを着用している。
「
怪獣医」の異名を持ち、その異名の通り
- 左右非対称な黄緑色と黒色の2色に分かれた髪
- 牙のようなギザギザの歯がびっしりと生え、口紅が塗られている大きく裂けた口
- 先が二つに裂けた蛇のような長い舌
- 長く伸びた鋭利な爪
- 異様に高い胴体と合わせて3mを超える八極道最大の背丈
という蛇や怪物じみた不気味な容貌をした人物。
ちなみに元からこの容姿だったわけではなく、
左虎が持っていた本には変貌前の写真が写っている。
明らかに医療活動には不向きなこの体躯だが、これは幼少期に視聴した特撮の金字塔
『ネビュラマン』を彩った怪獣たちの
「妖艶く力強い"異形"の姿」への憧れに加え、亡き兄の想いを汲んだことがこの姿へと至った所以。
王系義塾大学医学部出身。卒業後は同医学部附属病院に勤務していた。
表社会では大リーガー逢魔賀広偉の故障を治療して復帰させた『オーマガ手術』を始めとする数々の革新的術式を発明。
多くの人々を救った名医として高い名声を持っていた世界的外科医で、左虎も「最も尊敬する」医者として孔富の名を上げている。
現在は兄に寄り添うという信念から闇医者に転落。
表舞台から姿を消して『繰田医院』という闇病院を運営しながら、後述する兄のように自身も医学を悪用して麻薬の製造に関与している。
そして『地獄への回数券』を作り上げた張本人であり、極道からは「“地獄への回数券”開発せし稀代の闇医者」と称えられている。
その知識から禁断の2枚服用の存在をガムテに諭したのも彼。
闇医者としては自身の闇病院に限らず日本各地で精力的に活動をしており、劇中では極道患者の往診のために大阪にも足を運んでいた。
極道のことを
「ダーリン」、
ガムテを
「王子様」と呼ぶ一方で、
夢澤や
殺島、八忍の面々のことは
「ボウヤ達」と呼ぶ。
ただし八忍のうち、覇世川左虎のことは
「Dr.覇世川」、
邪樹右龍は
「TOUGH BOY」と呼ぶ。
殺島からの愛称は
「孔富姐サン」。
MAYAからも慕われているなど医療担当と言うだけでなく八極道の姉御肌ポジションであった模様。
何故か同じ八極道の
砕涛華虎からはその容姿と性格からなのか、はたまた因縁があるのか
「不快男」と呼ばれる程毛嫌いされている。
自身も華虎のことを
「うるさい男子」として嫌っているが、その強さは認めており、戦いの最中にもたびたび彼を引き合いに出している。
背中の刺青は「右顔面が黒い泣き顔、左半分が白い笑顔の2色に分かれた仮面」。
また左半身の背中・胸部・腕部には骨格を模したタトゥーのようなデザインの黒い刺青を彫っている。
【人物】
一人称は「私」。
怪物じみた風貌に反して挙動と言動は完全にオカマキャラ。
陽気な笑いと余裕に満ちた飄々とした態度を崩さず、小生意気な言動で他者を煙に巻く食えない性格。
一方で仕事熱心であり、他の八極道によるテロ現場に赴いては巻き込まれた民間人の救命活動を行っている。
プライベートでは美容に力を入れているらしく、大阪での仕事ついでに梅田で堂々と新作コスメを買っていたこともある。
医者ではあるが倫理観は一般的な医者とは逸脱しまくり、「どんなに医療が発達しても救えぬ心で満ちている」という信条から薬事法はガン無視。
法律に反する違法薬物を「みんな人を救うために作られたお薬」と捉え、本来薬物には悪意も罪も存在しないとまで考えている。
そのため患者に対して適切だと判断したなら、それらの違法薬物を町の薬局の処方箋感覚で気軽に処方する生粋の闇医者。
初登場時点でも極道とガムテのDNA鑑定を興味本位で勝手に行い、その結果を無断で第三者に見せるという医者としてアウトな行動を堂々としている。
人々を苦しめる麻薬を生み出す一方で、先述したように八極道の破壊活動による怪我人を治療して回るなど、一見すると暴力による民衆の殺生は好まないような行動を見せている。
しかし
- 左虎と右龍から逃げる際、(少なからず死傷者が出るのを承知の上で)派手な破壊活動を行ったうえで逃走する
- 麻薬汚染に伴い引き起こされる事故などの二次災害に関して全く意に介していない
- 浄水場を占拠する際に職員達を何の躊躇もなく殺害している(下っ端極道が行った可能性もあるが)
なお医者として超一流の技巧と頭脳を持っていたが故に部下のような医療関連のトラウマや失敗経験とは全くの無縁。
そもそも彼が極道の道へ堕ちた理由は「裏稼業に手を染めてでも自分を支え続けた兄を支えたい」という純然たる兄弟愛のみ。
兄に寄り添うという覚悟を決めた途端からの転落スピードも凄まじく、
- 兄に寄り添うためならば、清い医者としての道やキャリアを躊躇いなくドブに捨てて兄と同じ麻薬製造業や闇医者業務といった副業に手を染め出す
- 弟への気遣いと思わしき「麻薬は“救済”なんだ」という兄の主張を詭弁呼ばわりする
- 麻薬研究所に拉致され、麻薬の実験台にされた多数の債権者達の苦悶の叫びをバックに「今更“治験者”が中毒死った程度じゃ凹んだりしないわよ」と何の良心の呵責も示さない。
といった具合に倫理観が兄弟愛の内で完全に自己完結しており、兄への親愛のためなら倫理と無辜の民を躊躇いなく踏み躙れる破壊の八極道に相応しい生粋の極道精神を有している。
特に昔の麻薬研究所での仕事は兄と一緒に働けるだけでなく、儲かる上にすこぶる優秀かつ好みのタイプだった極道と働けることもあり、「悪くなかった」と本心から語ってモチベーションは非常に高かった。
ちなみに職業柄か洞察力は高く、極道の腹心たる夢澤や人心掌握とカリスマに長けた殺島でも察せられなかった極道とガムテの「親子」関係を正確に把握。
極道の普通の親としては最低レベルの言動に隠された不器用な親心を「あれが…極道の王子様への…“愛”♡」と形容して二人を諭していた。
その対象とは部下である『救済なき医師団』のメンバー全員。
悪逆非道の外道に徹して麻薬を全肯定してたのは、あくまで自分と同じく「救済いたくても救済えなかった」という苦しみを味わってしまい、薬物や犯罪に手を染め医療従事者として再起不能レベルまで墜ちてしまった医師団の心を支え寄り添うため。
「正しい道を踏み越えてでも救済いたい」という彼らの想いを尊重したにすぎず、内心の本音としては「医師団の仲間達が破滅の道を歩む前に彼等を救済いたかった」という心からの善意と後悔の慙愧を抱えていた。
実際死の間際にあの世に行った際は、これまで肯定してきた麻薬や殺人などの犯罪行為は勿論、医療現場からの逃亡や無断の手術などの医師としての正義を自ら否定してしまう様な行動をキッパリ全否定し、全力で「人生の破滅に至るきっかけとなるもの」に手を出そうとする仲間達の行動を阻止して真人間の道に戻るよう心から説得するなど、医者としての正常な倫理観を回復させていた。
また死後の夢とはいえ、医師団の仲間達が極道に堕ちた原因と理由を完璧な精度で再現した辺り、彼等の過去に起こった全ての悲劇を寸分の漏れもなく完璧に理解・把握していたことが窺える。
学生時代深く世話になった極道も内心では孔富の心境を察していたのか、ドクイーンの優しさを孔富と重ねた上で「貴方のその果てしなく優しき悪意…私は永遠に忘れません」と深い哀悼の意を贈っている。
『麻薬学の父』繰田美伴
麻薬に手を出せば人間は破滅する……
財産も身体も
それでも麻薬に手を出す奴はあとを経たない…なぜだろうな?
麻薬は“救済”なんだ
破滅と引き換えにしてでもみなが心の底から欲する───……
オレ達が作ってるのは…そんな“救済”なんだ
孔富の実兄にして
天才麻薬学者と呼ばれた男。2012年に死去。
ビジュアルは孔富とは反対に黒髪をオールバックにしたワイルド系の
イケメン。一卵性双生児なので骨格や顔つきはとても似通っている。
純度100%の
メタンフェタミンや、遺作でもある『
天国への回数券』の開発に成功したことが主な業績。
また、表社会では弟の孔富と共に
『救済の医』という本を執筆・出版している。
一人称は「オレ」。
孔富とは対照的にガラが悪く、キレるとすぐに手が出る短気な性格。ネビュラマンごっこの際も、怪獣役の孔富を殴っては泣かせていたらしく、兄と認識される傍ら苦手意識を持たれていた。
とはいえ不器用ながらも弟想いだったのも事実であり、孔富が不良に傾倒した時は孔富を「弱者男性」と吐き捨ててブチギレてタコ殴りにすることで無理矢理更生させている。
麻薬の売人だけでなく麻薬製造に才覚があったのも事実で、本人は「意外にも楽に稼げた」と評していた。
加えて彼が度々口にしていたという「この世はみんな病んでいる。表向きは元気でも法など守っていては救えぬ心で溢れている」という思想も、本音としては極道稼業に弟を引き込んでしまった負い目から来る思想だった様子。
極道業界の中では人望があったことも窺え、モブ極道からは「先生」と慕われ、若かりし頃の極道も彼を命懸けで忍者の襲撃から救った上で、美伴の仇討ちに燃えていたほどであった。
両親の遺産を勝手に食い潰した叔父の所業を隠して独りで孔富の高額な学費を稼ぐべく、家を出て薬物の売人に堕ち、やがて麻薬の製造に傾倒。
そうして得た利益で約10年もの間密かに資金援助を続けていたが、叔父が孔富に金の無心に訪れたことで全てが孔富に発覚。
ヒャハハハハハハハ楽に稼げたぜェェ麻薬はよォォッッ!!
悪ィなァァ弟よォ!!てめーをこんな汚ー金で医者にさせちまってよォォ!!!
悪ィなァァ弟よォ!!世界的名医は麻薬の力で産まれたンだぜェェェェ!?
こいつぁ傑作だヒャハハハハ!!!
───…
…さて
警察…行くぜ
自身の汚い金で孔富を医者に押し上げたことを皮肉って懺悔混じりで自嘲し、弟のため自ら警察に出頭しようとしたが、倫理観や表の立場よりも兄に寄り添うことを重要視した孔富が麻薬製造に自ら関与することを志願。
その1年後極上麻薬を超える麻薬の革命『天国への回数券』は完成した。
名前や没年が判明してからも死因は長らく不明だったが、第五章において呪血の忍者兄弟の襲撃に遭いそのまま兄弟の手で殺害されたと明言されていた。
しかし実際にはその時点では死亡しておらず、極道の手により救出され孔富の治療により一命を取り留めていた。
それでも脳の1/3を失うほどの重傷を負っており、麻薬も効かないほどの苦痛で錯乱し大暴れする美伴。
鎮静のために極道に『天国への回数券』の溶液を注入された美伴は、飲みの席の幻覚を見ながら孔富の素晴らしさや孔富の才能を見出してあしながおじさんをしなければならなかった苦労を語り続け、
いっつも…オレがネビュラマン
弟が…怪獣役
楽しかった……なあ!
でも───
本当はオレも
怪獣───やりたかったなあ……!!
という幼少期の未練と怪獣愛、何より怪獣が大好きだった最愛の弟への愛情を吐露して事切れた。
弟を何より大切に誇りとしていた内なる本音を聞いて「救済われっ放しじゃない」と号泣する孔富は、亡き兄の願望を叶えて兄の仇を討つべく、当初は諦観から諦めていた忍者への復讐を決意。
…極道BOY
ヘロイン 覚醒剤 天国への回数券───
ありったけの麻薬を そして───
手術の準備を
孔富は極道すらたじろぐ程の気迫と愛憎から自身と美伴の身体を接合するという狂気の発想を思いつく。
(“怪獣”になりましょお兄ちゃん)
(私達は双生児 身も心も一蓮托生)
そして極道を助手とした45時間に渡る壮絶な手術の末、ここに『驚躯凶骸』を持つ、忍者への復讐と憎悪に燃える『最恐の怪獣』が誕生した。
左虎は「孔富が極道と闇医者の道に転落する切っ掛けになったのは彼の死ではないか」と推察していたが紛れもない事実であった。
昔から半グレとの付き合いが噂されるほど乱暴な人物だったのは事実だが、裏社会に堕ちた原因は「弟の学費を工面するため」であり、また全てが孔富に発覚した際に迷わず警察に自首しようとし、孔富の方から麻薬密造を手伝うことを告げられた際には本気で動揺していた。
そしてその後も弟を巻き込んだことに負い目を感じており、「兄弟愛故に転落した」ことは共通しながらも、良くも悪くも極道向きではなかったという読者もいる。むしろ、昔はナヨナヨしていた孔富の方が極道向きだったという結果となっている。
【関連用語】
- 天国への回数券メモリアルバージョン
単行本で明らかになった、2020年1月に全世界で5000枚限定を謳い文句にダークウェブ上で売り出された違法薬物。
兄・美伴の没後7年を記念して孔富の手で開発されたもので、染み込ませる薬物量が従来品の1.5倍になっているという。
美伴の肖像画がサイケデリックなデザインでプリントされているのがトレードマーク。
「私の中に生き続けるお兄ちゃんから愛のプレゼントよ♡」とは孔富の談。
宇宙の彼方のM84星雲からやってきた正義のヒーローが怪獣と戦う特撮作品。2021年には『
シン・ネビュラマン』が公開予定。
作中では孔富と
右龍の2人が大ファンを公言している一方、左虎は特に興味がなかった模様。
孔富と美伴は揃って朝の再放送を夢中になって見ており、ごっこ遊びもしていた。
周りとは異なり、ナヨナヨしていて女性用の化粧品に惹かれる自分に苦悩を感じていた幼少期の孔富は、怪獣たちの"異形"に憧れや慰めを感じ、怪獣好きとなった。
ネビュラマンの元ネタは『
ウルトラマン』。
美伴と孔富が所長を務めていたと思わしき極道運営の施設。
麻薬の製造開発施設であった事が窺わせ、当時大学生だった極道も下働きの助手としてこの研究所で働いていた。
極道に金を貸して返済を求めていたと思われる多数の債権者共を麻薬の実験台にして中毒死させていたが、呪血の忍者兄弟の非道な襲撃に遭い研究所は壊滅。所員は美伴と極道を残しほぼ全殺しにされ、美伴も脳の1/3を失う重傷を負ってしまった。
なお「債権者」を犠牲にするトンデモ内容から当初は「債務者」の誤植や勘違いを疑われていたが、この作品の極道にしてみればもっと長く搾り取りようのある債務者を実験で使い潰すよりも、「身勝手にも」身内から金を毟り取ろうとする借金取りを実験台にした方が借りた金もチャラに出来るし一石二鳥…という醜悪な考えにたどり着いても何らおかしくない。そして読者達は、極道側のイカれ散らかした思考がごく自然に理解できてしまったことに騒然とした。
実際単行本12巻でも修正されておらず、12巻のカバー裏おまけページでは足立のジョーごっこで債権者を度々撲殺していたネット住人と、それに対して可哀想だからすぐ殺すよう苦言を呈するネット住人がいるので、極道業界では債権者を殺すのは当たり前の行為なようだ。
なお苦言を呈された件の住人も若気の至りだったと反省しており、現在はSDGsに配慮して一撃で殺す様心掛けている模様。
単行本のおまけページで初めて明らかになった『フラッシュ☆プリンセス!』の敵キャラ。
見た目はデカいローブを纏ったおとぎ話の魔女のような怪人。
27話から登場しており、「神が赦さずとも私は救済おう」という信念の元、人々に幸福な夢を見せながら身体を蝕む猛毒をプリンセス達が暮らす町に流してプリンセスをも毒で浸食。
毒を流すことが救済と信じる部下の心を救済うべく正義に抗ったという。
なお33話で流れたMAYAの挿入歌『Inherit The Love』は動画サイトで200億再生を果たし、この曲が収録されたアルバムは全世界で8000万枚を売り上げ伝説になった。
【戦闘能力】
神速にて悪事かます者ブッ殺す 極道の天敵
忍者
その忍者を今 医の極道技巧で私は超越た
極道は忍者よりも強し……!!
ネビュラマンの怪獣が持つ異形の姿への憧れから、全身を手術って改造した肉体が武器。
裂舌、埋込、骨延長など色々施されているが、後述の人体改造の成果として
- 軽く唾を吐き捨てただけでも忍者を吹っ飛ばし、本気で放てば華虎の「照拳」と合わせて惨蔵が放った全力の「老腕若火の帰還」すらかき消してしまう超人的肺活量
- 蛇の如く通常の人体では不可能な形状・角度で異様に曲がる長い胴体
- 打ち鳴らす事で火花を放つギザギザの歯
などが発現している。
医者ながら呪血の忍者兄弟の追撃を引き離しながら逃げ続ける敏捷性もかなりのもので、6本の手足と奇怪な屈曲が可能な人体構造を駆使した極めてトリッキーな体術で忍者と互角に渡り合う。
『地獄への回数券』による主だった強化は敏捷性。
6本の手足と2人分の体節を利用して忍者の動体視力ですら捉える事が難しい超スピードを発揮可能な、現状最速の八極道。
また戦闘能力とは無関係だが、瀕死の人間に適切な処置を施し延命させるなど医師としての技量も知識も超一流。
彼の手術を目の当たりにした助手は「なんて精密!なんて優美な手術妙技ッ!!」とスタンディングオベーションで喝采を挙げるほどで、薬物に関する知見も世界レベルに卓越している。
極道技巧
怪獣は“超越”するの
その異形で 人智の限界を…!
孔富が持つ医の極道技巧と怪獣への憧れの集大成で、上述の「蛇の如く通常の人体では不可能な形状・角度で異様に曲がる長い胴体」の正体。
孔富の肉体そのものが極道技巧であり、白黒の白衣の下にあるのは屈強な成人男性2人の身体が縦向きに融合した二連体というあまりにも奇怪すぎる肉体。
具体的には兄・美伴の首に当たる部分から孔富の腰から上が生えている異様な姿で、境界線に当たる部分に手術跡は無し。
そしてその構造上腕が4本あり、足と合わせて6本とも自由に稼働。当然肺や小腸といった五臓六腑も常人の2倍の数を擁する。
その人体構造を左虎は「中半身」と評しており、孔富は「コレが私達の“願望”の到達点」「双子の肉体だからこそ成し得た奇跡」と語る。
これにより孔富は地上最大の六足生物と化した。
作者によれば中半身から伸びる腕は普段、お腹周りを抱きしめるような形で収納しているとのこと。
おまけに通常5分で死ぬ『地獄への回数券"2枚服用“』も、人間2人分の肉体を持つためデメリットなし。なんと3枚服用をすっ飛ばし最大4枚まで同時服用可能というとんでもない奥の手まで隠し持つ。
この身体を実現させるために自らの胴を鋸で切断する事で生きながらに解体。
天国への回数券を始めとしたありったけの麻薬を鎮痛剤代わりに飲合している。
奇怪な形相の顔になったのもこの手術の際の壮絶な苦痛と多量の薬物による副作用だった模様。
そしてこの時服用した多種多様の薬物群が作用し合い『地獄への回数券』と同等の薬効を発現させ、『地獄への回数券』作成の礎になった。
元ネタは恐らく『MALICE MIZER』のアルバム『merveilles』だと思われる。
また、フランス語で「驚異的なもの」「素晴らしいもの」を意味する言葉でもある。
2人分の肺と小腸を用いた強烈な火炎放射。
小腸で生み出された多量のメタンを、凄まじい勢いの呼気に乗せると共に、鋭い歯を火打石のように打ち鳴らして着火する。
陽日の灼華繚乱ほどの火力はないが、脅威となる攻撃であることは揺らいでいない。
元ネタは恐らく『CASCADE』の楽曲『FLOWERS OF ROMANCE(改題前:咲き乱れよ乙女達)』だと思われる。
六本の手足と二人分の体節により
蜚蠊の加速と
百足の機動を再現し、六足を地につけた前傾姿勢からの虫のように地を這う変幻自在の移動で相手を翻弄。
無数の残像を生み出すほどの超高速移動で相手の周囲を取り囲みながら連続で掌打を繰り出し続ける技。
孔富によるとネビュラマンの国民的怪獣・
ヴァルカン星人の分身の術の再現であり、その速度は鍛錬で超人的速度を得た忍者すら上回る。
喰らいなさいな忍者共ッッ!!
お兄ちゃんの麻薬が!!私の手術が産みしこの奇跡の身体ッ
だからこその 私の“最終極道技巧”!!!
孔富が編み出した最終極道技巧。
2枚服用で超絶強化された4本の腕を以って相手の四肢をロック。コンクリート製のビルの地面ごとぶち抜く超人的脚力で天高く舞い上がり、超高高度から相手の身体を大地目掛けて叩きつけるプロレス技じみた奥義。要は腕が2本足りない阿修羅バスター。
劇中では4本の腕を用いて呪血の忍者兄弟2人をまとめて技に掛けて披露した。
なお4枚服用で繰り出した際は高度数百メートルまで跳び上がっていた。
元ネタは恐らく『
X JAPAN』の演奏時間30分超えの楽曲『ART OF LIFE』だと思われる。
【救済なき医師団】
……大丈夫 大丈夫よみんな───
表社会の医療界を追われた貴方達でも
きっと救える…!この…残酷で病んだ世界を──……
孔富が率いる極道陣営4番手。
何らかの理由で表社会の医療界から追放された医療従事者5人で構成される闇医者集団。
全員孔富と同じくセンター分けされて2色に染められた異様な髪と、同じように分けて染められた白衣で統一されている。
名前の由来は恐らく「国境なき医師団」。
しかし公開された正面のビジュアルはほぼヴィジュアル系ロックバンドのそれで、一見ではとても医療従事者とは思えない。
特徴は構成員全員が「人を麻薬で中毒らせ殺してやることが救済である」という信念を掲げ、全員がその信念を心から信じていること。
極道は「孔富達の"優しさ"は常軌を逸する」「優し過ぎるが故に苦悩し鬼畜に堕ちる」「まさに"堕天使"」と評している。
そして極道の例に漏れず部下である医師団のメンバーへの慈しみは深い。
戦死した面々に対しては満足して救済われて死ねたかどうかを考えて感傷に浸り、部下が幸福なのであればどんな行動も許容する器の広さを持つ。
貴方達が望むなら…私が叶えるわ
それが…どんなに狂れた悲惨な破滅でも……!!
とは本人の談。それゆえに部下全員から慕われ深い忠誠を抱かれている。
詳細は
個別項目を参照。
【劇中での活躍】
外伝「最狂悪童伝ガムテ」において名前だけ登場。武装した極道を素手で屠るという”代紋密猟者”に興味を示しており、遺体の回収を依頼した。
初期の時点からシルエットで登場しており、その特徴的な風貌から否応なく目立っていた。
第三章では本人は直接登場しないものの、大橋ジャンクション付近にて極道車と衝突して瀕死の重傷を負った少年とその一家に適切な延命処置を施して救済っている。
この時少年に「救済」の花言葉を持つ蓮の花を渡して去ったという。
『第四章・幼狂死亡遊戯』
嫌ン…無情 また…人が傷つくのねェ
征くのですね ”先生”
そうねェ…艶道 イキましょ……♡
救済いに…
終盤で本格的に登場。
忍者に敗れ戦死したガムテを抱え、心を殺された子供達の味方にして英雄として戦い続けた彼の気高さと怨念を讃えて涙ながらに仇討ちを決意。
極道と衝突した
忍者に“唾”を吐きかけて一蹴、
惨蔵が放った「
老腕若火の帰還」を正面から相殺するなど、その実力の片鱗を見せた。
『第五章・極契大壊嘯』
官邸から撤退後は屋形船にて陸地にばかり目を向け河川に目を向けない日本警察を嘲笑しながら、忍者を愚弄れたことを肴に上機嫌で部下達と共に宴会。
その傍らで「忍者と懇意になった自分を責めてくれても構わない」と物憂な極道を一切責め立てることなく慰める。
貴方は誰より深い”孤独”と誰より深い”愛”の男──
”孤独の王”輝村 極道 貴方こそ──八極道の将にふさわしい男…!!
そして極道から次の刺客として指名されると同時に何を破壊してくれるのかと問われ、「この東京全部」と返し、「この東京に 救済の洪水を」と宣言。
以後は決行日まで闇医者としての業務を行いつつ表立った行動は控えるようになる。
だが、大阪で患者の往診を行いつつ新作コスメのショッピングをしていたところ、偶然にも同じく大阪に足を運んでいた左虎・右龍とバッタリ遭遇。
口内に仕込んだ『地獄への回数券』を服用し、けん制しながらの問答を行う。
その中で2人が兄を殺した下手人だと知り、普段の飄々とした余裕の笑みが消えた素の怒りの表情を一瞬露にする。
それでもすぐにいつもの調子を取り戻し、逃げながら招集した医師団全員の助けを借りて2人の追撃を回避。
改めて東京で行う悪事で兄弟2人を「念入りに 確実に ブッッ殺すわ…!!」と宣言し、自信に満ちた笑みを浮かべて大阪から撤退した。
歪罹井 美陀
嫌慈 叛巻
…艶道 大丈夫…
みんな…みんな救うから────
明日───────…
大阪での邂逅後、悪事の下準備を手助けしてくれた
極道へ感謝と愛の言葉を電話で届けると、上記の台詞で泣き叫ぶ医師団の面々を慰める。
そして翌日、準備を済ませたテロを遂に決行。
浄水場を介して東京の水道水を莫大な量の『天国への回数券』で汚染し、
全てを麻薬化。
汚染水を摂取して
顔中の穴から体液を垂れ流しひきつったような満面の笑みを浮かべながら快楽に溺れ昏倒する夥しい数の中毒者を発生させる。
旅客機墜落などの二次災害まで巻き起こるなど、東京全土を阿鼻叫喚の地獄絵図に叩き落とした。
本郷の水運用センターを占拠すると、その後は駆け付けた
忍者・左虎・右龍のうち、2人の援護を受けて先に向かった左虎とセンターの中央制御室で対峙。
麻薬水と嫌慈の「疫爆飛」による二重の
弱体を左虎に与えたことで当初は身体的にも優位に立つが、右龍が叛巻を討ちウイルスのワクチンを得たことでウイルスによる弱体化が解除。
この機に自らも驚躯凶骸を解禁したことで互角の戦いを演じてもなお、右龍の参戦と合わせて敗北の危機に陥ったが、遂に切り札の1つである『地獄への回数券2枚
服用』を解禁。
時間無制限2枚服用の圧倒的なパワーを以て、死闘の末に己の奥義「
生命の技巧」により遂に右龍と左虎双方に致命傷を与えることに成功し、勝利をほぼ手中に収めた。
しかし弟を救うために己の心臓を摘出して移植する決死の最終手段を見せた左虎の決意に感動。本来全く自分の利にならないと理解しながらも、八極道としての立場も医者としての立場も全てかなぐり捨ててつい声援まで贈ってしまう。
倒れんなッッ!!!
倒れんなっ…!!救済うのでしょう!!?
貴方は兄弟をッ!!救済うのでしょう!!?
(そうよっ!!!)
(見守ってあげるわ Dr.覇世川)
(こんなに寂しい夜だもの)
(これが最後の夜だもの)
ビューティフル……!!
その昔自分が兄弟接合手術を成し遂げる姿を見守った極道の立ち位置に今度は自分が立ってしまい、遂に左虎は手術を完遂。
兄の心臓を得た右龍が即復帰を果たし、遂に最終決戦へと至った。
忍者…ッ!! つくづく出鱈目ね
いいわ決着をつけましょ 本気の全力で!!!
決着
不思議な気分だぜ…かつて無えくれー力がみなぎる
軽自動車に”V型8気筒“乗せたみてーによォ~…!!
なんて素敵なストーリー…!
兄弟殺った者同士殺られた者同士2人前同士!!
いいわァ"4枚服用"出したげる
これで決着つけ終焉れるなら私も本望!!
お互い超強化された者同士、水運用センターを半壊させるほどの死闘を繰り広げ、執念と怨念によって緒戦は右龍を圧倒。
強化された心臓に慣れて全力を出せるようになる前に仕留めるべく、右手の違和感を無視して自身の必殺技「生命の技巧」により最大必殺で右龍を仕留めようとした孔富だったが、その違和感こそが左虎が孔富に仕掛け、右龍の勝利に繋げるための最後の策であった。
左虎の策通り、右手に刻まれた僅かな傷が開いて右手の腱が断裂。
右手のホールドが緩んでしまったことが隙となり、空中で体勢を入れ替えられ頭から地面に叩きつけられる。そして怯んだところを狙った右龍の「不死身の電撃漢・直撃」により首を断たれてしまう。
首を断たれてなお執念で、宙を舞っていた首を上の両腕でキャッチし切り口を繋ぎ合わせ、地獄への回数券の超再生能力で接合し東京を麻薬で沈める医師団の悲願を叶えようとした孔富だったが………
治癒が進まず、首が繋がらない……。
先に右手に仕込まれた傷といい、(忍者の攻撃には麻薬に勝る何かが──…?)と訝しむも、最後の気力を振り絞り怪獣のごとく荒れ狂う孔富。
そんな孔富の姿を前に、右龍は静かに『ネビュラマン』の「ネビュリウム光線」の構えを取る。
ただの悪役ではなく、どんな境遇でも力強く足掻いた「怪獣」たちと同じものを孔富に見た右龍は、左虎を殺された怒りと同じくらいに、彼の生き様への敬意を強く感じていた。
それを聞いた孔富は、憎悪に満ち満ちた形相から一転し、安らかな微笑みを浮かべて遂に観念。
同時に4枚服用の時間切れになり、東京を地獄絵図に変えた大怪獣は、満足気な顔で崩れ落ちて絶命した。
…そう
そうね…!
(ネビュリウム光線は そんな荒ぶる怪獣に手向ける鎮魂の技……)
ウフフ…ソレをされちゃあ
コレしか…ないわねェ─────…
嗚呼─────……
やられたぁ……
…そっか じゃ…ここはきっと地獄ね
東京中の水道に麻薬流すなんて 閻魔大王もたまげるわ
「お前なんのためにここまでやった!?」……ってネ
……"なんのため”──────……
首を切断されふと気づいた孔富のいる場所は漆黒の闇の世界だった。
普段の飄々とおどけるような態度を取りながらも、自分のやってきた所業を振り返る孔富。
孔富の耳朶に、誰かの鳴き声が聞こえる。
死が確定した今の孔富を、動かしたのは……
その姿は、孤独ゆえに遍く破壊を世界に齎す魔王たる破壊の八極道の闇医者などではなく……
一人の、医療技術を以て誰かの涙を拭いたいと願う医者であった。
ごめんなさい…!!
産ませてしまってごめんなさい……!!!
うっ…うぅ…
ぐ…!うぐぅ…!!
母…さん…母さん…!!!
もういいよ…!!
もういいよあんな村の奴ら!!!
逃げよう叛巻サン!!もういい…!もういいよ!!!
そんな彼の前に現れるのは、部下だった救済なき医師団のメンバーが足を踏み外す寸前の光景。
極限の絶望と悲劇に見舞われ、破滅へと踏み出そうとする彼らに対し、孔富は――
アンタねェ…!! "覚醒剤"がなんだかわかってんの!? 手ェ出せば最後アンタの人生破滅しかなくなるのよッッ!?
生前の所業や思想を全てかなぐり捨てて、苦痛の余り己の医者としての信念を放棄して極道の道へ足を踏み外そうとする仲間達の前に麻薬、殺人、医療現場からの逃亡に手を出すのを阻止した。
耐えきれないなら逃げて良い…!! 苦しみから逃げても良い!!
歪罹井はその言葉――苦しむ子供達に言ってあげたかった言葉を投げかけられ、目に光を取り戻して滂沱の涙を流す。
まるで生まれたての子供が、辛い事があった事を親に話して胸の中で涙する様に……
早まらないで…! 独りで苦しみを抱え込まないで…!
アンタが本当に望んでいたのは こんな事じゃないでしょう…!?
あくまで冷静に客観的に、それでいて伝えなければならない大事なことを然りと美陀に伝えて諭す孔富。
美陀のカウンセリング術を用い、他ならぬ美陀だからこそ直ぐに彼は正気を取り戻した。
――そこへ、優しく包み込むように……美陀の母は息子に手を伸ばす。
己が錯乱し息子に不可抗力とは言え暴行を行ってしまった事への悔悟の涙を流しながら、それでも息子を救う為発声もままならないままでも、然りと瞳に理性の光を取り戻して手を差し伸べながら。
孔富に止められていなかったらこの奇跡を無駄にしてしまう所だった慚愧と、それ以上の救済いの涙を流しながら美陀は母と抱擁を交わす――
あそこに今…!アンタ達に救済える生命がたくさんあるのよ!!
救済いなさいどんな患者も! 我が身がどうなろうとも!!!
叛巻は思い出す。
かつての故郷を思い返し、激務と知っていても僻地医療を志した己の初志を。
それを取り戻した恩師の姿を見て、一人前の医療従事者となっていた嫌慈は覚悟を決めて彼と同行する。
嫌慈…!私は村へ戻る!!
みんなを救済いに……!!
オレも行くよ…叛巻サン!!
もう逃げたりしねえ…!!
救済の手を――本来彼らが抱いていた破滅ではない、純粋な医療従事者としての信念とやり方を持って救う形で差し伸べ続け、この自分の行いがきっと今わの際の夢だと自覚しても尚仲間への救済の手を差し伸べ続ける孔富。
歪罹井、美陀、嫌慈と叛巻を救済い――遂に最後の艶道の番になった時、正しい道を踏み越えてでもみきこを救おうとした彼に共感して孔富は語る。
私も…同じ
「救済いたくても救済えなかった」…そんな
私と同じ苦しみを抱えた仲間達を救済いたかったの
たとえそれが仮初の救済でも……!どんなに外道に堕ちたとしても…!!
でも本当は…そうなる前にこうやって
救済って…あげたかった─────…!!
そう涙ながらに語って艶道の救済を終えた瞬間、目の前に広がったのは蓮の花の花畑に立つ死んだはずの美伴だった。
よぉう…!お疲れさん
孔富…!!
お兄 ちゃん…!!
今わの際の夢だったとしても安易な道に逃げず部下の心の救済という一仕事を立派に成し遂げた褒美なのか、身体も接合手術前の姿に戻り、対面を果たした繰田兄弟。
生前は最初から最後まで救済われっぱなしだった人生を懺悔する孔富を励ますように美伴は笑い、とある提案を行う。
だからよォ~~!悲哀た顔してんじゃねえっつってんだよォォ~~~!!
オウそうだ 久々に会ったんだ…やろうぜェ!!
ネビュラマンごっこ────やろうぜ……!!
うん…!お兄ちゃん!!
今度はお兄ちゃんが怪獣役ね!
おお~~~!?いいのかぁ!?
悲願だった兄が怪獣役のネビュラマンごっこの夢に浸る孔富の死に顔は、憑き物が全て落ちたかのように安らかな死に顔であった。
そして、かつて兄のものだった両腕は、その弟の首を優しく抱きしめていた。
【余談】
この異常すぎる肉体についての伏線はわりと早いうちから描写されており、何故かタナカカツキ氏のエッセイ漫画「サ道」とのコラボ
読み切り(単行本では10巻に収録)にて匂わされていた。
本作の原作者・近藤信輔が都内某所のとある銭湯
(作者神以外の客は皆極道であり、破壊の八極道のうち男メンバー全員も同時に入浴中という世紀末すぎる状況)で湯治とサウナを楽しんでいた際、
水風呂にて
「ちょっとアンタ 足当たってるわよォ~~」と
目測で何故か3m近く離れていたはずの孔富から文句をつけられている。
明らかにおかしい状況を作者神はあまり気にしていない為幸いにも彼の肉体の真実を知ることはなかったが、それは
彼の長身痩躯が普通の人間のソレではない事を示唆していた。
更に言うと湯船から顔と手足が見える程度だったり、コマ外から手だけ見えるという風に
彼の裸体が一切描かれないという事が徹底されていた為、一部の鋭い読者は「極道技巧によって異形の肉体を持っているのではないか」とすでに訝しんでいたとか。
その奇怪なビジュアル故に地味に作画コストがヤバいらしく、作者は
「俺は今日も原稿…孔富姐さん…アンタが我儘ボディ(作画コスト的に)してるから…」
とコメントしている。
また真の姿を見せる前にうっかり下書きで身体の下絵が描かれたものを数枚、誤って読者プレゼントにしてしまう大ミスをやらかしてしまったそうだが、幸運にもネタバレがネットに流れることはなく、そのリテラシーに関して作者が感謝のコメントを送っていた。
名前の由来は恐らく『繰田』が「怪物」を意味する英語の「critter」もしくは「creature」から、『孔富』が「解剖学」を意味する英語の「anatomy」から、
兄の『美伴』は「生きている、活力がある」という意味のフランス語「vivant」から取られていると思われる。
追記・修正は”真の救済”を成し遂げてからお願いします。
- 医者で悪党となると某燃えるゴミを思い起こすけど、果たしてこいつはどんな奴なのか。まともじゃないのは確かだけど。 -- 名無しさん (2022-05-10 21:50:15)
- チーム名は慣用句の「救いが無い」も掛かっているのでしょうね。あとナースは刺青から考えると「タカベアイ」という名前なんだろうか。 -- 名無しさん (2022-05-10 23:04:26)
- 肉体改造(物理)しまくってフランケンシュタインの怪物やあしゅら男爵みたいになってそう -- 名無しさん (2022-05-10 23:33:42)
- 物理的苦痛を究極に忌避した、快楽主義的救済を求めてるのかな? -- 名無しさん (2022-05-11 03:14:11)
- あの台詞的に某炭に置けないやつみたいな手口で『絶望(ヤなこと)なんて全部水に流しちゃいましょう』的な展開になるんかな -- 名無しさん (2022-05-11 12:18:58)
- ヘブンズクーポンをもっと垂れ流しそう -- 名無しさん (2022-05-11 17:15:30)
- 左虎と右龍のペアの対の片割れだね。 -- 名無しさん (2022-05-11 20:51:48)
- 一般市民を凶暴化させて忍者にぶつけるなんて悪魔的なことをしないかヒヤヒヤする -- 名無しさん (2022-05-12 00:26:29)
- カラーリング的にアナザーファングジョーカー、あるいは擬人化モノクマ -- 名無しさん (2022-05-14 13:29:14)
- 艶道さん、忍者坊(しのはぼう)と同年代(タメ)かと思ったら30歳(みそじ)越えてるんすね。まぁ医大通っていたとしたら30代は若僧でしょうが。 -- 名無しさん (2022-05-23 22:24:27)
- 他のメンバーが病院で泣いていたのって、やはり離脱症状なのかな。医師が被験者になるのも珍しくないですし、それこそヘルクーポンの副作用が描かれるのか。 -- 名無しさん (2022-05-23 22:28:32)
- 基本普段からあんな感じで、お薬使用中だけ屋形船のハイな状態になれるのかもね。最近の極道は悲しき過去…持ちばっかだし。 -- 名無しさん (2022-05-26 20:40:06)
- ↑もともと人を救うために活動していたけど、医学の限界を感じて苦痛を取り除く(麻薬)方向にシフトしたとかなんだろうな…。 -- 名無しさん (2022-05-26 20:48:06)
- 「救済いの洪水」「水回りには気をつけろ」これらの情報から考えるに、水道水(ダム辺り?)に麻薬を混ぜるとかやらかしそう。 -- 名無しさん (2022-06-13 16:08:39)
- これがほんとの薬剤師ならぬヤクザ医師である。 -- 名無しさん (2022-06-20 18:27:11)
- 万が一、アニメ化されたら歪罹井の声は赤﨑になりそう。 -- 名無しさん (2022-06-22 21:14:52)
- ↑失礼。赤﨑千夏さんになりそうり -- 名無しさん (2022-06-22 21:15:36)
- >薬そのものは悪でもないし罪でもない 実際LSDの幻覚剤としての作用も偏頭痛や呼吸器系の治療薬への転用の研究中に全くの偶然で発見されたものだしなあ…… -- 名無しさん (2022-06-22 21:39:29)
- 全員がなにかに懺悔してたけどおそらく大切な人を死に至らしめたトラウマを持ってるのかな、赤ちゃんを救えなかったとか母さんごめんとか言ってるし -- 名無しさん (2022-06-29 08:39:09)
- 怪獣好きってことはアカネちゃんと趣味が合うかもしれない -- 名無しさん (2022-06-29 11:57:19)
- 「この世はみんな病んでいる。表向きは元気でも法など守っていては救えぬ心で溢れている」という言葉が耳に痛い 法を守ってる奴ほど馬鹿を見るのはどの世界も同じか -- 名無しさん (2022-06-29 12:19:55)
- ↑×8予言、的中してるぞ! -- 名無しさん (2022-07-04 17:42:15)
- これどうやって収拾付けるんだろうか。浄水場を占拠してるとか、負けた時は爆弾で吹っ飛ばして洪水起こすとかやらかしそう。 -- 名無しさん (2022-07-18 16:21:35)
- 作中の時間経過を見るに早朝から夜になるまでぶっ通しで麻薬投入してるっぽいしこれ汚染洗浄とか不可能レベルなんじゃ・・・ -- 名無しさん (2022-07-19 02:07:32)
- ここまでやって崩せない総理は……なんなのあの人?偉大がすぎるわ -- 名無しさん (2022-07-19 08:49:09)
- エリイの触手って腸というよりいわゆるヘソの尾ってやつじゃないですかね -- 名無しさん (2022-07-20 18:49:38)
- ↑↑案外、地獄への回数券(ヘルズクーポン)を一度キメていた事で若干ながら耐性が出来ていたのかも? -- 名無しさん (2022-07-23 19:31:47)
- なんの因果か6年ほど前にネビュラマンのモチーフと思わしき特撮ヒーローにも似通った脅威となる怪獣が登場していたというね……(流石に水道水に人体に有害な物質までは混入していなかったものの、明らかに生活用水には使いようがない状態に) -- 名無しさん (2022-08-01 01:10:10)
- エリイのバックボーンが予想外すぎて「作者神は緑色の血が流れてる人なのか…」と思ってしまった -- 名無しさん (2022-08-26 20:27:20)
- 左右非対称の髪型、病んだ世界から皆を救おうとする歪んだ善意、幸せな体験を味わったまま多数の人間を巻き添えにしようとする等、劇場版一繋宝”ワンピース”の歌姫”ウタ”と共通する面が… -- 名無しさん (2022-08-29 18:30:59)
- ↑そして薬漬け -- 名無しさん (2022-08-29 19:42:07)
- 「この世界は産まれるには残酷過ぎる」実際割れた子供達の過去を見ると力強く否定できないのがやりきれない…… -- 名無しさん (2022-08-29 19:47:15)
- 想像の斜め上だな……エリイの背景が前話の親子がヤクで死んでいた事に関しての反応からすれば納得だわ -- 名無しさん (2022-08-30 01:45:31)
- ↑2弱者は狩られるしかない、それが嫌なら狩る側になれを地で行く世界だからなぁ -- 名無しさん (2022-10-08 16:11:21)
- …これ忍者がアナトミ倒してくれたところで収拾つくのか…? -- 名無しさん (2022-10-21 05:48:28)
- ↑そういう意味でも「負けっぱなし」なんだよ。忍者は…。一度たりとて極道の企みを「阻止できた」試しが無い。 -- 名無しさん (2022-10-24 19:03:37)
- 蓮の花は「“泥水の中から、水面に触れないほど高い位置に美しい花を咲かせる”姿からヒンドゥー教や仏教において神聖視される花となった」という……。「理不尽に塗れた俗世に苦しむ人々を、汚れた水を以て俗世の苦悶より旅立たせ解放することによる“救済”を目指す」って、具体的に実行に移した瞬間を除けばこれかなり露骨に自分達の理想と理想を実現するための手段を表明していたんじゃ…… -- 名無しさん (2022-10-30 18:07:05)
- 兄と身体をくっつけてそう。やけに胴長だし吸い込む時2箇所膨らんでたし。 -- 名無しさん (2022-10-31 22:46:51)
- 組織の人数的に分けなくてもいいかと思ったけど少ない分個々人の濃さが半端じゃなかったので医師団組を分けた方がいい気もしてきたがどうなんだろうか -- 名無しさん (2022-11-14 16:15:07)
- 嫌慈さんの最期を見て改めて思ったけど、極道と忍者の戦闘力の差はえげつないですね。だからこそ極道は手段を選べないし捨て身になって攻めてくる。 -- 名無しさん (2022-11-14 21:23:31)
- というか医師団は、最初から無理心中目的で動いていると思う。 -- 名無しさん (2022-11-21 20:35:26)
- 単行本じゃエリイのトラウマの子供達の名前かなり修正されてるな。作者神も思うところあったのかな -- 名無しさん (2023-01-18 21:35:51)
- 五章も佳境に入ってきた今更だけど、今回こいつらが起こしたテロはヘルポン強制無料体験会という恐ろしい側面もあるので、莫大な金と人力を使って水道水や被害者を「今回は」なんとかしても、ヘルポンキメた時の快楽を忘れられずに購入に走るようになる堅気が爆発的に増えるであろうというのが想像に難くないってこと -- 名無しさん (2023-05-26 18:28:55)
- 嫌慈と叛巻サンの最期、灰と化して跡形も無く消失と一見無慈悲(エゲツねえ)けど、心が折れて無ければ人々を救済いに火の海に飛び込んでいただろう事を思うと在るべき場所へと還ることができたんだな…となんとも言えない気持ちになる -- 名無しさん (2023-06-15 02:21:10)
- 艶道さん「どうでもいい」って言い聞かせてないと戦えないくらい優しいんだろうな -- 名無しさん (2023-07-03 18:27:24)
- よく見たら4話のシルエットの時点で変なとこから腕生えてたんだなあ先生 -- 名無しさん (2023-08-07 16:03:05)
- 驚躯凶骸、ひねくれた見方をすれば「ずっと慕い敬愛し続けてきた双子の兄共々研鑽に励み続けた技術と知識で双子の兄の最後の形見たる亡骸と遺志。文字通りの意味で双子の兄と一つになり、幼い頃から二人揃ってずっと大好きな作品の主役ヒーローそのもの(巨大ヒーロー特撮ドラマの“シリーズそのものの主役”は正義のヒーローでも、各エピソードのキーパーソンという意味では怪獣も“各エピソードの主役”と言えるはず)になる夢を自分自身の力で叶えた姿」と異形性と異様な思想とは裏腹に男のロマンの集大成みたいな熱い展開でもあるわけだよね……。 -- 名無しさん (2023-08-08 20:20:29)
- 救済なき医師団のメンバー項目を分割しようと思います。 -- 名無しさん (2023-08-20 10:16:52)
- 極道(きわみ)さんは逝った仲間たちの極道技巧を完コピできるが、さすがにこの孔富姐さんの我儘ボディならではの極道技巧はどうやったって無理だろうけれど、どうするんだろう… -- 名無しさん (2024-01-06 20:10:47)
- ↑一人で二人分の動きをすればいいのだ -- 名無しさん (2024-01-06 20:19:02)
- 使用者は漏れなく死ぬ二枚服用見せたけど、これ身体が2人分だからその分デメリットが軽くなってるって奴かな? -- 名無しさん (2024-01-18 23:40:49)
- ↑現実でも体重で薬の量が変わったりするからね。ましてや文字通り内臓含めて二人分の体躯なら2枚ギメでようやく常人が1枚極めた程度の負荷までありうる。 -- 名無しさん (2024-01-29 23:43:30)
- 兄貴は決していい人ではないけど、弟の為に汚れ役を買って出るタイプだったか(暴力で追い返してでも弟に光の道を歩ませる、弟が医学の道に進めるように血みどろの金とはいえ資金を用意する、弟にばれたら潔く裁かれる事を選ぶ、など) -- 名無しさん (2024-01-31 14:59:27)
- ↑ぶっちゃけ独善的な人物ではあるんだけど、「悪ィなぁ汚ェ金で医者にさせちまってよ」って大笑いしている所は十年間本当は告白したかった本音なんだなってわかるのがお辛い……。んでこの一方的な独善の押し付けの美伴と軟弱なゆえに優しい孔富の悪魔合体の結果がヘブポンとメルヴェイユっつーね。合体事故すぎんだろ -- 名無しさん (2024-01-31 16:29:59)
- 極道フィルター抜きで普通に泣ける -- 名無しさん (2024-02-08 19:51:23)
- そりゃこんなお兄ちゃんを忍者に殺されたらああなるわなって… -- 名無しさん (2024-02-08 20:33:05)
- 美伴にいちゃんは聖華天の連中と一緒でゴクドゥスになりきれなかった極道感がする、孔富先生は逆に極道だったけど一般社会に適応できるタイプ。 -- 名無しさん (2024-02-14 02:54:36)
- 良い話に見せかけて「債務者(=借りた側)」じゃなくて「債権者(=貸した側)」を麻薬の実験台にしてるのが最高に頭極道。この漫画だから誤字なのか意図的なのか分からないのが余計にじわじわ来る -- 名無しさん (2024-02-15 17:38:48)
- 社会的弱者の極道から金を毟ろうとする卑劣な輩はカス呼ばわりされても仕方ないからな…(混乱) -- 名無しさん (2024-02-18 17:54:50)
- 華虎から嫌われてるのは、医学で肉体改造して規格外のスペックを得たのが野生を重視する華虎と対極に位置してるからか -- 名無しさん (2024-02-18 18:08:57)
- どうして債権者に酷いことするんですか… -- 名無しさん (2024-02-18 20:19:28)
- ↑x10 脳への負担とかどうなんだろうか。まさか美伴の残りの脳って身体に… -- 名無しさん (2024-02-18 20:45:12)
- 咲き乱れよ乙女達、大の巨大特撮ヒーローファンなら「火を吐く怪獣」のイメージはわかるとしてどうやって編み出したんだ……?「二人分の腸から可燃性のガスを無理やり逆流させつつ、二人分の肺の肺活量で吹き付け、奥歯を火打石代わりに着火」なんて着火の適切なタイミングを掴めなければ消化器まるごと内側から大火傷する考えたくもないような大怪我負う羽目になりそうな原理に見えるんだけれど……。 -- 名無しさん (2024-02-18 23:50:05)
- ↑壊爺の自爆にも耐えた地獄への回数券服用(キメ)ているから、破壊の八極道(一名除く)は極道技巧による多少の自傷リスクなんか気にしないと思う -- 名無しさん (2024-02-19 12:19:44)
- 美伴先生の脳というか頭、捨ててないならどうするんだ?って思ってたけど、ガムテの時みたいに孔富先生が他のメンバーの極道技巧使ったらエリイの技巧で腹から出てきたりするんかね…… -- 名無しさん (2024-02-21 16:00:08)
- ↑4 でもお兄ちゃんの脳って1/3吹き飛んでるんだよね…もしかして影響を相殺しきれない可能性が…? -- 名無しさん (2024-02-24 16:42:09)
- 先生それウルトラマンと言うよりキン肉マンの技…「キン肉マンはウルトラ兄弟だった時もあった」?都合の悪い事は忘れよ(迫真) -- 名無しさん (2024-03-12 10:52:16)
- 先生的には自分と兄の最高傑作である薬物抜きで強い華虎が嫌いなのかな。そして華虎的には奇跡的に生まれた薬物で強くなってる先生が嫌いだったりして。 -- 名無しさん (2024-05-24 19:19:11)
- 負け方が美しすぎた -- 名無しさん (2024-06-09 15:47:47)
- 華虎は多分そんなに先生のこと嫌ってないな。むしろ孔富先生が(憧れの裏返し)で喧嘩売ってくるからそれに応えてるだけだと思う。あの二人本質的にはかなり理解し合ってる -- 名無しさん (2024-06-17 16:05:08)
- ちょくちょく素の反応が出てきて、それがいちいち可愛いのがあざとい。大阪で忍者兄弟と遭遇した時とか心臓接合右龍マンが浮遊した時とか。ガムテ亡き後の極道側コメディリリーフ要員だと感じていた -- 名無しさん (2024-06-22 07:39:41)
- あとネズミとカラスが薬携えてきた時の二匹をみて何あのちいかわ!ってリアクションしてたね -- 名無しさん (2024-06-27 13:43:44)
- 最期普通に泣きそうになってしまった -- 名無しさん (2024-06-27 20:35:56)
- 本当に救済たかった存在ってのは「堕ちる前の部下達」だったって事なんだろうな…「優し過ぎるが故に苦悩し鬼畜に堕ちる」って評価が的確すぎる… -- 名無しさん (2024-07-01 12:54:14)
- ↑エリィとホンマにかけた言葉が真逆に見えるけど、とにかく目の前の仲間を救うのに必死だったのだろうな。処方は合っているし。だからこそ本編の行為が辛い…。 -- 名無しさん (2024-07-01 18:04:38)
- ↑↑部下たちが「堕ちる前」なら寄り添い、親身になって話を聞いたり医者として腕を振るうことで彼らを救済うことができた。でももう既に「堕ちていた」なら、一緒に堕ちて寄り添うことしかできない。 -- 名無しさん (2024-07-01 19:41:34)
- 名前の由来は「クリッター」(critter:英語のスラングでは「怪生物」の意)と、「アナトミー」(anatomy:解剖学)だろうな、きっと -- 名無しさん (2024-07-01 19:47:30)
- 過去で「詭弁」と一蹴してた通り医者としての本音は「覚醒剤なんて手を出せば破滅する」なんだろうな、エリイのくだりは -- 名無しさん (2024-07-02 15:17:41)
- 本当は何処までもお人好しで優しすぎて人の心の痛みもわかってあげられ寄り添える何処までもウルトラマンだった人なんだよね。でもそれ故に救う方法を間違えてしまったし頭では自分のやってる事が間違えてるって分かってる -- 名無しさん (2024-07-02 17:02:14)
- 本当は堕ちる前に救ってあげたかったっていうのは自分のことも含んでそう、何万人も麻薬水で殺した極悪人であると同時に本質は「医者」だったことがよくわかる -- 名無しさん (2024-07-02 18:48:34)
- 改めて聖華天編読んでたら、花奈の亡くなったシーンで、後方に孔富先生と思わしき肩を落とした白衣白髪の人物とその肩に手を添える美伴先生と思わしき黒服の人物がおった。孔富先生麻薬研究所以外でも -- 名無しさん (2024-07-05 18:16:54)
- ↑(途中送信)極道絡みお仕事してたりしたのね... -- 名無しさん (2024-07-05 18:17:56)
- ↑花奈ちゃんは「巻き添えになったカタギの子供」だから堂々と治療できるよ。その件も悔しかったろうな。 -- 名無しさん (2024-07-08 16:45:58)
- 先生編、これまでで一番面白かった。いいキャラしてたぜ -- 名無しさん (2024-07-12 09:10:02)
- 「君が望むなら それは強く応えてくれるのだ」。……もう手遅れになってしまっている人達でも、ある意味全力で応えようとしたから……。何の因果か本家ウルトラマンにも「2対4本の腕を持つ(少なくとも彼自身はそう考えていた)異形の師を持っていた」ウルトラマンがいるというね…… -- 名無しさん (2024-07-30 20:20:41)
- 孔富先生、亡くなる時、お兄さんの腕に抱かれてるのよね。もうそれだけで泣いてしまう。 -- 名無しさん (2024-09-25 20:10:52)
- オバケ!!? -- 名無しさん (2024-12-09 23:47:07)
- ↑ うるせー! -- 名無しさん (2025-02-21 22:12:03)
- ラストがネビュラマンの必殺ポーズを見て…というのが良い -- 名無しさん (2025-02-25 17:29:25)
- まともな医者としての矜持や善性を死ぬまで保ってるのに外道に堕ちるって異常性が面白い -- 名無しさん (2025-02-25 18:27:02)
最終更新:2025年05月25日 16:08