ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!

登録日:2022/06/12 Sun 00:04:14
更新日:2025/03/15 Sat 23:32:45
所要時間:約14分で読めたら100万円




限界に挑み夢を実現してきた人類たちよ
さらなる挑戦に命を燃やさん
その報酬は 100万円…

ウッチャンナンチャンの
炎の
チャレンジャー
<これができたら100万円!!!>

ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!』とは、1995年10月17日から2000年3月28日にかけてテレビ朝日で放送されていたバラエティ番組である。


概要


ウッチャンナンチャンからの挑戦状』と称して提示される番組考案のオリジナル競技に、一般公募、街頭呼び込み、スタジオの芸能人などがチャレンジャーとなって挑戦し、達成できたら100万円が進呈されるというテレビ番組。

勿論、簡単にクリアして100万円が貰えるようなチャレンジは無く「知力」「体力」「テクニック」「集中力」「度胸」「」が要求される超絶困難な『チャレンジ』が提示される。*1

当時のテレビ朝日のバラエティ番組では数少ないゴールデンタイムでの放送であったが、番組人気はすさまじいものがあり、その中でも特に話題・人気となった『チャレンジ』の中には玩具やゲームが作られたり、番組終了後もスピンオフが作られたりもした。


主な出演者


番組タイトルにもなっている司会者。番組としては珍しく二人体制での司会となっている。
なお、南原がボケで内村がツッコミ。
番組スタジオでの挑戦が始まる際、内村の合図で南原がボケ、立て続けにチャレンジ開始のカウントダウンが流れるというのがお約束となっている。
なお、番組の進行によっては彼らもチャレンジに挑戦することもあるが、二人とも芸能人とは思えないほどに運動神経がいい。

  • 加藤茶
ご存知加トちゃん。
志村けん譲りの愉快なギャグでスタジオを賑やかにさせる。

  • 志村けん
準レギュラー。加トちゃんと並んでボケでスタジオをにぎわせる。
日頃の稼ぎが良いからかチャレンジ挑戦時にもボケたり唐突にふざけたりする一方で、ずば抜けた瞬間記憶能力を発揮する場面も。

余談だが、加トちゃんケンちゃんがウンナンに代わって一度だけ司会を担当しており、その時のタイトルも『加トちゃんケンちゃんの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!』となった。
その日限定として、合唱団やヒゲダンスを利用した企画が開催されたそれ完全に他局です…。

  • 久本雅美
ノリツッコミの冴えるレギュラー下ネタ芸人マチャミ。この頃はまだ若さゆえに運動部さながらの無茶振りもされていた。
特にイライラ棒に挑戦するときはお尻を突き出した誰得なセクシーポーズをするのがお約束。
子供相手のチャレンジの際は、ホラーさながらのステージギミックとして立ちはだかる。
後述の「カラオケ歌詞を見ず完璧に歌って100万円」が単独特番になった時は司会を担当している。

  • 飯島愛
ギャル風な「今時の女の子」の立ち位置で、レギュラー陣のボケにどこかズレたツッコミを入れる。
イライラ棒チャレンジでは好成績を残すことが多い。

  • 柳沢慎吾
ご存じ慎吾ちゃん。
本番組において名物になったイライラ棒にて一般参加者を抜き、最高到達地点のレコードホルダーになることが多く、「先生」「イライラ棒職人」などというニックネームで呼ばれていた。

  • 松村邦洋
ご存知デブタレント。
自身も大食い系のチャレンジに挑戦した。

主な『チャレンジ』

アスレチック・マシーン物

番組が作り上げたアスレチックやマシーンに挑戦し、時間内にゴールまで到達できれば100万円獲得。
一部のものは前半の「ウッチャンゾーン」と後半の「ナンチャンゾーン」に分かれており、制限時間の半分(60秒であれば30秒、90秒であれば45秒)以内にウッチャンゾーンをクリアできなかった場合も失格となる。残った秒数は持ち越してナンチャンゾーンに挑むことができる。

1人制覇者が出るとその時点で終了(通称:陥落)となり、後にさらに難易度が上がったバージョンが登場する。

電流イライラ棒

勝つのは人か、マシーンか!?

金属製のコースに電極棒を差し込んでいき、コースに電極が触れるか制限時間内にゴールできないと爆発・チャレンジ失敗となる。番組ではこれを「爆死」と表現していた。
シンプルなルールに爆発のエフェクトという分かりやすさ、一般人でも芸能人でも運動神経関係なく互角に戦えるという敷居の低さもあって人気コンテンツに。
放送当時は多数の玩具やテレビゲームが発売された。
余談だが、「プレイヤーの移動」「ステージの当たり判定」「ゴール判定」など、ゲーム製作における初歩的な技術で簡単に作れるという関係から、2000年代前半には大量のイライラ棒のフラッシュゲームが作られた。

竜巻回転グルグル棒

回転する中央の柱から左右に飛び出ている棒をジャンプしたりくぐったりして30秒よけきればクリア。
柱は頭部を狙う「頭蓋骨クラッシャー」、胴体を狙う「椎間板クラッシャー」、脚部を狙う「弁慶クラッシャー」の3部分に分かれている。

1度陥落後のVer2からは残り15秒になると頭部エリアが逆回転をし始めさらに難易度が上がる。

熱帯電流ハラハラボール

頭の先から目の前に鉄球を吊り下げて、揺らさないようコースを進み3分以内にゴールに運べばクリア。
鉄球が揺れて周囲のリングに触れるとチャレンジャーが背負う火薬に通電、爆発して失格(風鈴を目の前に吊り下げ、音を鳴らさないよう運ぶようなものと考えると想像しやすいかも?)
『熱帯電流』の名の通りコースはジャングルの中を進むようなセットになっており、ウレタンの沼、丸太状の床や階段、突如炭ガスが噴射される箇所などバランスを崩しやすい難所が設けられていた。が、一番失格を生んだのはウレタンの沼から普通の足場に上がる時の何でもない段差。

プルプルりきみ缶

二人一組で8個の空き缶を缶3個分の取っ手で挟んで運び、障害を越えてゴールまで運べばクリア。
イライラ棒と同じく前後半制で、前半を1分以内、全体で2分以内にクリアすれば100万円。
こちらもハードルやウレタンの沼、ベルトコンベアの床などバランスを崩しやすいトラップがコース上に存在した。

スーパーうんてい

掴むバーが動いたり、一回り太いなどの仕掛けがあるうんていを1分30秒以内に渡り切ればクリア。
ウッチャンゾーンとナンチャンゾーンの間にスパイダーゾーンというクモの巣を模した中間地点があり、ここにもクモの糸の縄が切れるといった仕掛けが施されていた。総工費は1億円以上。
1度陥落したものの、今度はウルトラうんていとしてコースリニューアルして復活。
進行方向とは逆流したり、左右に大きく揺れたりなどの仕掛けがあるうんていのほか、中間地点にはスネークゾーンという大きくうねる動きのうんていを進む難所が存在した。こちらは難しすぎて誰も攻略できず終了。

ツルツルストリート

オイルが塗られて滑りやすくなっているウレタン製のコースを転ばずにゴールまで駆け抜ける。
制限時間30秒でコースも短いが、そのせいか焦って盛大にすっ転ぶチャレンジャーが多い。

ひらひらペーパー

天井に設置された「マザーシップ」から落下する紙を箸でキャッチする。紙が地面に付いたり体に当たった場合は失敗。3枚連続で成功すればクリア。

フーフーペーパー

2枚合わせのティッシュペーパーを剥がした1枚を息を吹き続けて空中に浮かし続ける。こちらも紙が地面に付くか体に当たる、もしくは競技エリアから出てしまうと失敗。1分間浮かし続ければクリア。
陥落後のVer.2からは残り20秒になると2枚目が落下しさらに難易度がアップ。
1分間強く鋭い息を吹き続けられる肺活量と気まぐれなティッシュをコントロールする技術が必要。

ハイパーなわとび

5人1組でチャレンジ。この番組の為に作られた全自動縄跳び機を使い、2分間縄に引っ掛からずに飛び続ける。
レベルが5段階まであり、レベルが高くなるごとに縄の回転数が変わっていく。レベル1は分速60回転だが、レベル5になると100回転になる。特にレベル2とレベル4は可変速でありその間は分速での回転数が繰り返し変わっていき難関であった。
小学生30人が挑むパターンもあり、この場合は1分間飛び続ければクリアとなる。
こちらもレベルは5段階であり、レベル1は分速40回転だが、レベル5になると分速35回転になり、5人バージョンとは逆に遅めに設定されているが、可変速はない。

ジャイアントパットゴルフ

2人1組でチャレンジ。1人はボールの中に入り、もう1人はそのボールを打つ。
そこで一発で巨大なカップにカップインしてホールインワンできればクリア。
実際にあるゴルフ場で行う。全5ホールあり、その中からどれか1ホール選ぶ。
ホールによって坂やその傾斜、カップの位置が違う為、それ踏まえた打ち方を考えなければならない。

ナンバラ先輩の特訓に耐えたら100万円

新入り、名前は!?

ナンチャンの顔を模した「ナンバラ先輩」というピッチングマシン(設定上は鬼と恐れられた高校野球部キャプテン)を使い、野球のボールをキャッチする。
30球キャッチすればクリアとなる。3球キャッチし損ねたら失敗となる。
最初は正面にボールが来ることが多いが、10球取った後はナンバラ先輩の顔が左右に動き、広い範囲でボールが飛んでくるようになり、さらに20球取った後はナンバラ先輩の顔が怒り顔になりさらに広い範囲にボールが飛んでくるようになる。その為、野球で機敏な守備力を持っている人でも苦戦する事が多い。
失敗した際はナンバラ先輩から「残念だったな」「まだまだ甘いな」と言われた後、「出直してこい!!」と吐き捨てられる*2
一般人の他、プロ野球選手も参加する事も多かった。

一球勝負でホームラン打てたら100万円

その名の通り、一球のみでホームランを打てたら100万円というシンプルなもの。
ピッチャーとバッターの2人1組で挑戦し、川崎球場を使用していた。
アマチュアの他、現役のプロ野球選手やOBも挑戦していた。
金属バット使用可だが、現役のプロは木製バットを使用する。
当時の球場でかなり狭い分類の川崎球場だったとはいえ、フェンスもあり、さらにピッチャーもボールをホームランになりそうな的確なコースに投げる必要があり、一筋縄ではいかない競技だった。


耐久もの

一定の参加者が同時に挑戦(一切食事を摂らない「断食」、一切寝ない「不眠」など)に挑戦し、耐え切れなくなった時点で脱落。最後まで残った人が100万円獲得となる。ただし、脱落者が続出し1人/組になっても制限時間を消化しなければクリアにはならない。また、目標の時間に達しても複数人生き残ってる場合は、最後の1人になるまでサドンデスで続行される*3という超過酷企画。

○○時間耐久、○○し続けていたら100万円

6時間耐久 「シェー」「クエッ」「命」など、ポーズが印象的な一発ギャグのポーズをし続けるというチャレンジ。
身体に結びつけられた紐が外れたら終わりという難易度に加え、上記の芸能人たちが笑わせようとギャグで妨害してくる。

12時間耐久鬼ごっこ

↑の時間耐久シリーズの中の一つ。
どこぞかの山の中で南原率いる捜索部隊から12時間逃げ切るのが目的。捜索部隊に捕まってゼッケンを剥がされたら脱落。その性質から、鬼ごっこというよりはかくれんぼの要素が強いか。木に登るのは当初OKだったが、途中から禁止になった。
タイムリミットの12時間が経過すれば捜索部隊は全員撤退するが、その後にゴールまで到達しなければクリアにはならない。逃げ切りに成功した挑戦者が複数人いた場合は最初にゴールした挑戦者がクリアとなる。
捜索部隊は機動隊員やサバイバルチームといったガチの本職の方々なので、発見されたら逃げ切るのはほぼ無理ゲーだった。
逆に100万円達成者もギリースーツを着たりして参加するガチ勢が多かった。
終了が近づくと夜になってしまうので、夜まで逃げ切れればかなり有利になる。
このため、最後の3時間だけ「そこまで逃げ切ったプレイヤーが3時間以内に隠れている南原を発見したら100万円」というパターンも。
また派生形としてチャレンジャーとナンバラ軍(捜索部隊)が同人数でスタートし、チャレンジャーを捕まえたナンバラ軍も同時に退場するルールの下、ナンバラ軍に守られたナンチャンをチャレンジャーが捕まえたら勝ち、という派生チャレンジ『サバイバル鬼ごっこ』も行われた。

眠らなかったら100万円

布団が敷かれた部屋で大勢のチャレンジャーで行われる企画。
要は眠らずに要られたら100万円というものだが、その時間も48時間、72時間とかなり多い。
更に読経や字幕なしの海外映画などなど、普段でも眠たくなるような演出を続々と仕掛けてくる。

断食し続けたら100万円

不眠と同じく大部屋で大勢のチャレンジャーで行われる企画。
料理が出ても一切口にせず我慢して断食し続けられたら100万円というものだが、これも不眠と同様72時間と長い。
出される料理を見ただけで食べたくなりそうなものだけではなく、食レポなど、食を誘うようなトラップが待ち構えている。
ジュース等水以外の飲料物(明かされていないが、おそらくお茶類も含む)を飲んだ場合もアウトだが、水だけは飲んでもよい。
但し、医者からの健康診断があり、健康状態を見て、その挑戦者に対してドクターストップがかけられた場合、強制的にリタイアとなる。
72時間の終了時、3人が残っていたためにサドンデスが行われた。1人はサドンデスを辞退してギブアップし、残った2人が80時間耐え抜いて2人同時に100万円を獲得した。

そのほかのチャレンジ


2時間で〇㎏太れたら100万円

短時間で太るということだが、要は大食い勝負。会場にある料理を食べて制限時間内に5㎏太ればよい。
よくある大食いチャレンジの類と違い、水を飲んで太るのもOKだが、逆にトイレに行ってしまうと体重が減少してしまうことにもなる。
基本は2時間で5キロだが、2人で10キロ、3人で15キロなどのパターンも。

回転寿司一周全部食べきったら100万円

上と異なりこちらは早食い特化。
回転寿司で流れてくる皿を食べ、皿がゴールを通過する前に全ての皿を食べきり、最後の皿に乗っている100万円を取れたら100万円。
メニューは全20皿で一皿に二貫が乗っているため単純計算でも全部で40貫相当の量を食べきらなくてはならない。
さらに次の皿が流れてくる間隔は後半になるにつれて短くなっていくので見た目以上に難度は高い。
寿司はまだ楽な方で、途中で流れてくる食べにくい食品(みそ汁、みかん、かき氷など)などのトラップを潜り抜けなければならない。
ネタを嚥下せずに口に入れたまま次の皿を取ってもOKなので汁物と一緒に飲み込む作戦もあった。
【秋の味覚篇】では茶碗蒸しや松茸、果ては甘栗*4という変わり種も登場。
お茶は一杯まで。ただし必ずしも飲む必要はなく、前述のかき氷にかけて食べやすくするという使い方をした挑戦者も。
口に入れたネタを吐き出してしまったり、みそ汁などの汁物をこぼしてしまうと失格。
一度流れた皿をゴールから遠い位置に戻したりしても反則となり、北斗晶などが行って失格している。
また寿司でなく、ケーキなどのバリエーションもある(こちらは途中に「パンナコッタ」「カヌレ」など放送当時に流行ったスイーツが登場)。

炎チャレニュース 原稿読めたら100万円

こんばんは、炎チャレニュースの時間です。ただいま入りましたニュースによりますと…

飯村真一アナウンサーから渡されたニュース原稿を制限時間内に完読していく。一字でも読み間違いがあると失格。
「なんだ、読むだけじゃないの」と思っている人も実際にテレビカメラの前でニュース原稿を読むとなるとその難しさを物語るコーナーでもあった。

時代劇のお奉行になりきれたら100万円

↑の派生。
時代劇のお奉行様を演じ、制限時間内にセリフ完全暗記で演じる。
なお、セリフを間違えると本職の役者である脇役からお奉行様の偽物判定を下されて「引っ立てい!」と言われ連れ去られる。

グラグラブロック跳んで積んで100万円

2人1組で挑戦。1人が様々な高さのブロックの中から選んで、もう1人がジャンプしている間に足元にブロックを積み上げ、制限時間内に頭上にぶら下がっているボールを取れたらクリア。ブロックから落下すると即失格になる*5

ジャイアントピアノ

巨大電子ピアノの上に乗り、鍵盤を飛び跳ねて課題曲を弾き切れたら100万円。
5音以上離れた鍵盤に飛ばなければならないエリアがあるにも関わらず、途中で鍵盤から降りたり、音を間違えると失格になる。

凸凹ピンポンラリー

ウッチャンナンチャンの顔の立体コートを使って10往復のピンポンラリーをしていく。5往復を超えるとウッチャンの鼻とナンチャンの眉毛が動く。

電車でゴトン

終点に到着するまで円形の足場で立ち続けることができればクリア。足場から落ちたり膝に手をつけたら失格。つり革を掴むのは禁止。毎回舞台となる鉄道が変わるのが特徴であり、一畑電気鉄道北松江線では途中に進行方向が逆になる難所があった。

穴あきボート 岸までたどり着けたら100万円

2人1組で8個の栓が付いたボートに乗り、進むごとに栓が外れて穴から水が入って来るので一人がそれをバケツで掻き出す。
だいたい10m地点で一列目の2ヶ所、50m地点で二列目2ヶ所、90m地点に至って残りの4か所が外れる。
沈没するとその時点で失格となり、画面いっぱいに「」の文字が表示される。

スーパー肝だめし 泣かずにゴール出来たら100万円

10歳以下の子供が参加するシリーズ。主に兄弟、姉妹で参加する物が多い。
隠された鍵を入手→次の場所へ向かう…を繰り返して制限時間内にゴールできたら成功。
もちろん鍵を見つけたところで番組側が簡単に入手させるはずもなく、様々な仕掛けが待ち受けている。
それは単に驚かせるにとどまらず、知的クイズやミニゲームをクリアしなければならなかったり、さらに鍵を取った者が人質にされ一人で困難と恐怖を乗り越えて人質を助けなければならない場合もある。
番組出演者演じる施設の関係者が予期せぬトラブルに巻き込まれてしまったため、その者を救出する…という舞台設定が為されることが多い。この場合、施錠された数多ある柩の中から持っている鍵が合う柩を見つけて解錠できなければゴールにならない*6*7ので、少ない残り時間かつノーヒントで正解の柩を見つけだせるかという運も絡む。
弟や妹を必死に励ます兄や姉といった人間ドラマや、子供が無邪気故の毒舌をかましたりルールの理解力不足故にステージを破壊するなど珍場面も多かった。
肝試しというチャレンジの内容上、夏休みスペシャルとして長尺を取って放送されることが多く、
回によってはウンナン、カトちゃん、志村、久本雅美などのタレントが脅かしかつ人質役として出演している*8
ちゃんと子供を泣かすことも多かったが、逆に子供から泣かさたり白けられたりと冷たい目にあうこともしばしば。

キッズデート 彼女をちゃんとエスコート出来たら100万円

↑のデート版。番組が指定したデートスポットを回り、夕方までに男の子と女の子のデートを無事成功させる。

パーフェクトなおつかいが出来たら100万円

未就学児が参加。メモに書かれた品物を制限時間内に全て購入して帰宅すれば成功。
早い話が『はじめてのおつかい』にゲーム性を加えたもの。

100問シリーズ

30人から50人が挑戦するクイズ番組形式の挑戦。
アニメ全般、ドラえもん全般、スターウォーズ全般、有名人全般の中から100問の問題が出題され、正解者はそのまま次の問題に進めるが、不正解者はその場で脱落。
もちろん、100問全問正解者が100万円を獲得できる。
正式名称で答える必要があり、例えば「内村光良」を「ウッチャン」と回答すると不正解、「バルタン星人」の場合は何代目かまで答えなければならない。
出題画像が変身前の場合は変身前の本名を、変身後の場合はコードネームで答えなければならない。
最初は「この武器(ビームサーベル)の名前」やら「ドラえもんのお腹についているひみつ道具の名前」など至極簡単な問題が出されるが、
終盤になると「ドラえもんがとあるシーンで「ああでもないこうでもない」とアイテムを引っ張り出している時に出てきたひみつ道具」やら
「オープニングムービーの中のコンマの数」「映画パンフレットに載っている裏設定」など、極端にニッチな問題が出題されるようになる。
そしてここでも視聴者の笑いを誘う珍回答がちらほら見られた。

タイムリミットエレベーター

6階建ての「炎チャレ商事」を舞台に、地下1階からエレベーターに乗り、各フロアで15~30秒程度のゲームに挑戦。タイムアップと同時にエレベーターが閉まりきるため、それまでにゲームをこなし戻ってこれればクリア*9。閉まり切り戻れなければチャレンジ失敗。5回連続でクリアし6階の社長室に到達できればクリア。
ゲームは「フリースロー」や「金魚すくい」などテクニックが問われる物や「ロシアン早食い」など運が問われるものも。
特に折り返しの3階では「ぐるぐるバット」が恒例。ぐるぐるバットをしてエレベーターに戻ってくることができればクリアだが、三半規管へのダメージもさることながら直前の2階には早食い物が多いためこのコンボでやられる人も多々。
そして最終5階は「皿回し」「空き缶積み」など100万円を目の前にして集中力と器用さが問われる究極のプレッシャーとの戦いとなる。
進行を務めるエレベーターガールは淡々とルールやゲーム内容を説明し、芸人のギャグにもニコリともしないのも一つの見どころ。

100秒チャレンジ

チャレンジボックスと名付けられた特設ブースに入り、抽選で決められた3つのお題を合計100秒以内にクリアできたら100万円。
1つずつお題が発表されタイマーのカウントダウンが始まるので、お題にチャレンジしてクリアしたら自分でタイマーのストップボタンを押す。タイマーが0になるとチャレンジ失敗。
お題は全て名前が『ハラハラ〇〇』と名付けられており、
  • ハラハラ糸通し:針3本に糸を通す。
  • ハラハラアイス:ガリガリ君を1本食べきる。口の中に全部入れば呑み込まなくてもOK。
  • ハラハラくしゃみ:自分でこよりを作って鼻をくすぐり、1回くしゃみをする。
  • ハラハラネックレス:沢山ネックレスが入った箱の中から、金のネックレスを1個取り出してつける。
などなど、簡単で下らないものばかり。しかし意外に時間がかかったり、焦るとドツボにハマるものも多い。

赤ちゃんハイハイ

お父さんかお母さん赤ちゃんを誘導し、赤ちゃんはおやつや踏切などのトラップに惑わされずハイハイでゴールまで進む。たっちはダメ。

抜き打ちチャレンジ ○○のこと全部答えられたら100万円

「妻」「娘」「親父」など近しい人に関する事柄から、挑戦者の趣味に関する問題をチャレンジの事前告知なしに土壇場で答えなければならない。

プカプカステップ1/2渡りきれたら100万円

制限時間内に池にある飛び石を落ちずに渡っていきゴールすればクリアとなる。飛び石の半分は固定されている本物だが、もう半分は浮いているだけの偽物である。途中で回転棒にぶら下がって移動する(その間は制限時間のカウントが止まる)必要があり、こちらにも偽物(掴んだら池に落下する)が混じっている。ルールは「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」のゲームの1つである「竜神池」とほぼ同じ。

一ヶ月連続チャレンジ

「家族そろって夜7時に「いただきます」が言えたら100万円」「朝6:30に会社でラジオ体操出来たら100万円」「応援団旗上げ続けたら100万円」など、
どちらかというと一般人への密着ドキュメンタリーに近いシリーズ。
予想外のアクシデントに戸惑ったり乗り越えたりする一般人の姿はどこか笑いを誘う。
そしてある日突然唐突に乱入して挑戦者たちをキョドらせる志村けん

○○になれたら100万円

題材になった人物・キャラクターの原作シーンを再現したステージをクリアしていく。
勿論ただ再現するだけではバラエティ的に面白みがないため、「狙撃する殿様」「演者の一発ギャグを披露する看守」など視聴者の腹筋を崩壊させるオリジナル要素も。
番組終盤頃には当時話題になっていたマトリックスを題材にした回もある。
なお、「ジャッキー・チェンになれたら…」「平成のブルース・リーになれたら…」の回では司会者の内村も参加していたりする。

迷宮モンスタートラップ脱出できたら100万円

3つのトラップ(ゲーム)が待ち受けるダンジョンを踏破し、最後に1/2の運試しを成功できれば100万円。ただし各トラップのルールは一切説明されないため、チャレンジャーはヒントや状況から突破法を発見する洞察力と運が求められる。

第1のトラップ ~用水路~
用水路のような薄暗い道を進んでいくと突然目の前で扉が閉まる。足元には左右の壁から伸びたソケット付きコードが落ちているので、これを接続すると扉が開いて進める。これを繰り返して10枚の扉を抜ければクリア。
ただし4枚目の扉からダミーのコードが混入し、コードの本数が増える。ダミーのコードを接続すると入口の方から順に扉が1枚ずつ閉まっていき、自分の真後ろにある扉が閉まるとチャレンジ失敗。それまでに正解のコードを接続することができれば、目の前の扉に加えて閉じた扉も元通り開く。

第2のトラップ ~モニタールーム~
提示されるヒントは『目の前の扉に描かれた数字をよく見るのだ…。』そして目の前、出口の扉には大きく『Ⅹ』と刻まれている。
出口前の床には26個のモニターが横4列、縦6列に敷き詰められており、その手前に立つとスタート、全てのモニターに4桁の数列が表示される。このうち、各桁の数字を全部足すとピッタリ10になるモニターだけを踏んで出口にたどり着けばクリア。それ以外のモニターを踏むと即チャレンジ失敗。
また、スタートと同時に照明ランプが部屋の入口にあるものから順番に赤く光りはじめる。この赤い光がチャレンジャーを追い越しても失格。赤い光が最後のモニターに到達するまでにかかる時間はおよそ26秒。

第3のトラップ ~大時計~
提示されるヒントは『秒針が3周するまでに渡り切れ!』
部屋に入るとスタート。部屋の床中央に設置された大時計のオブジェが動き始め、同時に床の石畳に灯る光が不規則に点滅を始める。回転する大時計の針を避けながら、光が消えている状態の石だけを踏んで出口までたどり着けばクリア。
針に触れる、光っている石を踏む(踏んでいる石が光る)、秒針が3週すると失格。
大時計の針は秒針と短針が時計回り、分針が反時計回りに回転する。秒針が3周するまでにかかる時間は30秒。

最後の試練 ~勇者の選択~
天井から吊るされたドクロ付きの鎖2本のうち、チャレンジャーはどちらかを引く。アタリを引けば100万円、ハズレを引けば落とし穴に垂直落下(チャレンジ失敗)。
ここまで到達できたのは2人*10だけだったが、どちらもハズレを引いてしまい成功者は現れなかった。

ミエちゃんを救え バスを力持ちが入れたら100万円

遠足の帰りの幼稚園バスで尿意を催した女の子・ミエちゃん。その時バスがガス欠でこれ以上走れなくなったという設定で、そのバスを後ろから押して制限時間内に幼稚園の門に入れられたらクリア。

担保チャレンジ

家族が番組からもらうチャレンジ資金を使い、テーマに沿ったものを時間内に完成させ100万円を目指す企画。
チャレンジ資金が支給されるといっても、無論タダでもらえるわけではなく、自宅にある私物を担保として賭けなければならない。クリアしなければ、それが没収される。
極楽とんぼが借金取りと案内人に扮する。
出題されるテーマは極楽とんぼが来るまでどんなものが出題されるかわからない。
出題テーマは特定の場所や動物、人物の写真を撮る、当時人気だったグループ(SMAP、SPEED等)のメンバーと同姓同名の人を探し出す等があった。
余談だが、極楽とんぼの山本が色々やらかして追われる側となったのは、この番組終了後より6年も後のことである

幸運のサイコロ

スペシャル版の企画。サイコロの出目を当てていくというシンプルなルール…なのだが、球場を舞台に参加者1万人というかなり大規模な企画だった。
で目を当てられなかったら脱落だが、最後の一人が当てられなかった場合は最初からやり直しとなる。

計2回行われており、詳細は以下の通り↓
場所 目の種類
1回目 明治神宮球場 2
2回目 横浜アリーナ 3
2回目では謎のゲスト「ミスターX」の登場が予告されており、チャレンジ当日の参加者入場まで正体は伏せられていた。
そのミスターXの目が追加され、さらに運ゲーが加速している。

…え?ミスターXの正体?本番組のレギュラーゲストのカトちゃんです


ヒャックマンシリーズ

謎の組織に追われたある兄妹、身に残る財産100万円が奪われ、妹も奪われ、そして自分の命までも亡くした男、
「使命は100万円を守ること」で男は悲壮な宿命を背負ってこの世に蘇る、その名は「ヒャックマン」
ヒャックマンを相手に剣道やモトクロス、カーレースといった勝負を挑む。挑戦者は素人でない腕利きの若者たち。
中の人は毎回変わる上に本職のプロが入っているため難易度は相当に高くダーツ対決(ヒャックマン1人VS芸能人複数チーム)以外でチャレンジ達成者は現れなかった。

コミカルヒャックマン 笑わなかったら100万円

演:ジョーダンズ(山崎まさや・三又忠久(現・三又又三))、TIM(ゴルゴ松本・レッド吉田)、雨上がり決死隊(宮迫博之・蛍原徹)、上島竜兵(ダチョウ倶楽部
ヒャックマン白、黄色、桃、黒、赤、みかん、銀の7人が小学校を訪れ、低学年→中学年→高学年の順に児童の前でネタを披露。
児童はいかなる理由でも笑ってはならず、最後まで全校児童が笑わなかったらその学校が100万円を獲得できる。
志村演じる大将も別室で教員とモニタリングする。

カラオケ歌詞を見ず完璧に歌って100万円

名前通り、歌詞を見ずに間違えずに一曲完璧に歌いきれたら100万円。
自分の得意な歌なら余裕じゃん…と思いきや、選曲はランダムで決まるようになっており、全く知らない歌が流れたり、イントロなしの曲でタイミングを逃してミス、なんてこともあり意外と運要素も要求される。
「アニソン」「女性限定」「ものまね」等、様々なテーマが多数存在した。
人気企画だったためか、1999年からは単独番組となり、特番として2010年まで放送された。
番組では一般視聴者が挑戦するものだったが、特番は芸能人などが挑戦する内容になっている。

小学生クラス対抗30人31脚50m走 10秒切れたら100万円

小学校の一クラス全員で足を結んで行う二人三脚。完走が達成条件なので途中で転んでしまうとその場で失格。
クラス対抗」となっているものの、少子化の進む現代の学校では30人未満のクラスも多数あるため、学級として挑むことも可能。
通常の二人三脚の十五倍の人数が足を結んで走行するため、全員の速度をなるべく一定にして直線を保たなければ安定した走りができずに転倒してしまうなど、
完走するだけでもかなりの熟練を要する高難度チャレンジ。
出場する各校がガチの汗と涙を流しながら繰り広げる練習風景もこの企画の目玉。

好評だったために番組終了後も『小学生クラス対抗30人31脚』として独立。
第一回大会が放送された1996年の『27時間チャレンジテレビ』から数えて14年もの長期に渡って開催されるなど、一バラエティ番組の枠を超えたテレビ朝日の名物企画となった。

しかし、多人数で転倒・負傷の危険性が高いこと、参加したくない生徒も流されて参加しかねないこと、失敗した生徒がいじめの対象になりかねないことなどから、いわゆる「感動ポルノ」として批判の声も根強く、番組予算の縮小もあり2009年を最後に終了した。

なお、番組は日本国外でもフォーマットが販売されて放送されている。

余談

この番組の後続は、この番組と負けず劣らず大人気番組となる「いきなり!黄金伝説。」。
ただ、こちらは素人の一般人ではなく、芸能人が過酷なお題に挑戦するという趣旨の番組となっている。



アニヲタwikiの追記修正 完ぺきにできたら100万円!!

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最終更新:2025年03月15日 23:32

*1 競技の冒頭のルール説明前に上記6項目の必要能力が示される六角形ヒストグラム『チャレンジ指数』が表示される。

*2 ちなみに挑戦前に自信を聞かれるのだが、そこで「自信ないです」などと言うといきなり『出直してこい!』と怒られチャレンジ失敗になる謎ルールがある

*3 不眠や断食など体に深刻な悪影響が出そうな場合、サドンデスでも時間制限を設けて、それ以内に決着が付かなければ全員100万円となった

*4 当然皮を剝く必要がある

*5 積んだブロックが崩れた場合、ブロックから落ちずに乗っていたらセーフ

*6 そのうえでさらに復活の呪文を唱えなければならないというのもあった

*7 柩は全て開けられるものも、間違った柩を開けるとゾンビなどが出てきて子供達を驚かすということもあった

*8 マチャミ及びマチャミ&柴田理恵の担当回では、彼女らではなく別の美人女性タレントが人質役として出演

*9 閉まり始めるのは残り4秒あたりから。

*10 うち1人はあの江頭2:50