登録日:2024/08/04 Sun 01:26:06
更新日:2024/09/07 Sat 09:36:48
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『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』とは、2009年3月7日に公開された映画
ドラえもんシリーズのアニメ映画である。
●目次
【概要】
【あらすじ】
旧作の
あらすじも参照。
地球ののび太の部屋の畳の裏と、コーヤコーヤ星の少年ロップルの所有する宇宙船の扉が不慮の事故によりつながった。
コーヤコーヤ星の住民と交流を育むドラえもんとのび太だが、コーヤコーヤ星はガルタイト鉱業に狙われていた。
ドラえもんとのび太はガルタイト鉱業の悪人に立ち向かうことになる。
【登場キャラクター】
【メインキャラクター】
のび太の部屋とロップルの宇宙船がつながった際、ロップルの宇宙船を修理する。
その後はのび太と共にコーヤコーヤ星の住人(特にチャミー)と交流するようになり、ガルタイト鉱業からコーヤコーヤ星の住民を守るべく奮闘する。
ドラえもんと共にコーヤコーヤ星の住民、特にロップルとクレムの兄妹と交流するようになり、射撃などで活躍してコーヤコーヤ星の住民からドラえもん共々スーパーマンのように崇められるようになる。
今作では旧作同様にのび太と共に冒険することは少なく、最初にコーヤコーヤ星に行った際も怒ったジャイアン・スネ夫とともに帰っていく他、のび太にもジャイアン・スネ夫と仲直りするよう促すなど、ジャイアン・スネ夫側にいることが多い。
ママからの頼みでのび太の勉強の見張りもしている。
空地を中学生に占領された際、のび太に交渉役になるように命令する。
旧作同様にのび太と共に冒険することは少なく、最初にコーヤコーヤ星に行った際に、重力の違いとガルタイト鉱業からの攻撃により満足に野球ができなかったことからのび太と仲違いし、これが終盤まで続く。しかしクライマックスでは…
今作では勉強をしないのび太を叱る場面が多い。
のび太が夜中に畳の裏の振動で騒いだ際に、ママと共にのび太の部屋に駆けつけている。
旧作には登場せず、本作オリジナルの登場となる。
ドラえもんに定期健診を受けるように催促をする。
旧作には登場せず、本作オリジナルの登場となる。
本作では解説役ではなく、ジャイアンの野球のチームメイトとしてのチョイ役での登場となる。
【ゲストキャラクター】
コーヤコーヤ星に住む少年。宇宙船を所有しており、彼の宇宙船がワープに失敗してのび太の部屋の畳とつながったことから、のび太たちとの交友が始まる。
本作では緑色の髪をしている。
ロップルと共に行動する小型の宇宙生物。本作では冒頭でワープを強行するのがロップルでなく彼の役目となっている。
宇宙船から地球に出てきて食べ物を探していたことからドラえもん達と知り合い、ドラえもんと多く交流するようになる。
ロップルの妹。のび太を慕っているようであり、旧作同様にのび太に雪の花をプレゼントする。
ロップルの隣人。
カモランの息子。
本作ではモリーナの登場により、ガルタイト鉱業に脅されて地球とコーヤコーヤ星のつながりについて話してしまう役目ではなくなっている。
ガルタイト鉱業の主任で、コーヤコーヤ星の住民に嫌がらせを行う。
旧作におけるボーガント主任のポジション。
また旧作ではギラ―ミンに対し上司として接していたが、今作では逆に低姿勢で諂っている。
ガルタイト鉱業の殺し屋。旧作に比べると初登場が早め。
コア破壊装置でコーヤコーヤ星の破壊を目論み、そのためにモリーナを言葉巧みに誘導した。
「
ウサギを倒すのにも全力を尽くす」ことを信条としている。
大山版と違い、原作同様のび太と一騎打ちを行うことになる。
しかし一騎打ち後も潔く敗北を認め気絶した原作と異なり、気絶せずコア破壊装置を起動しようとする最後の抵抗を見せた。
バカラの手下の1人で痩せている方。
旧作におけるメスのポジション。
バカラの手下の1人で太っている方。
旧作におけるゴスのポジション。
本作の
オリジナルキャラクター。
コーヤコーヤ星で牧場を営む女性。
バーンズ博士の娘で、父の“英雄的行動”による犠牲を経験したことでクールな性格。
このことでコーヤコーヤ星の住民に思う所があるようで、その過去故にのび太たちが来ないことに不満を述べる住民たちを見て、「ヒーローに頼りきりになり自分で行動しようとしない人々」に対して疑義を呈し怒りを示す場面がある。
そしてその弱みをギラーミンに付け込まれてしまう。
旧作における、ヒーローに頼り切る民衆の問題点を掘り下げたキャラクターとなっている。
モリーナの父親。宇宙空間の事故で死んだとされているが…
【用語】
地球とは別の銀河にあるロップルたちの住む星。当然、地球からは観測もできないほど遠く、ドラえもんもこの星のことを知らない。
7年前にロップルの父が開拓して人が住み始めたが、現在はガルタイト鉱業の策略により移民禁止となっている。
星は下記の鉱物ガルタイトがたくさん取れ、また地球より小さいため、地表における重力は地球よりずっと小さい。そのため建材の強度や生物の肉体も地球のそれより軟弱で、地球人は(のび太であっても)スーパーマンのようになれる。
多様な生物が生息しているが、本作ではあまり名前の紹介はされなかった。また空気は地球よりずっと清浄で、コーヤコーヤ星の人は地球の空気では苦しんでしまう。
ロップルの宇宙船とのび太の部屋の畳が接続された結果、地球とコーヤコーヤ星を行き来できるようになったが、両側では時間の流れが違い、地球の1時間がコーヤコーヤ星の1日に相当する。
なお本作ではトカイトカイ星は描かれず、代わりなのか、コーヤコーヤ星にある程度の街がある設定となっている。
反重力エネルギーを生み出す鉱物。うまく使うと浮遊することもできる。
コーヤコーヤ星はこの鉱物の塊であり、それが原因でガルタイト鉱業に狙われている。
登場するひみつ道具
イカのような形のイカダ。水面に浮かべると大きくなり、内部への出入りも可能となる。
食べると酸素が作られ、宇宙服を着たのと同じ状態になり、宇宙に出ることができる。
人が入れる球形のカプセル。岩を吸いつけて岩に擬態し、転がり落ちることができる。内部にいても目を回すことはない。
本作ではロップルの宇宙船のメカルームの扉がのび太の部屋と接続されたため、メカルームへの出入りに使用。
ロップルの宇宙船の修理に使用。
追記・修正は畳の裏を見てからお願いします。
- 残りの映画はいよいよ奇跡の島アニマルアドベンチャーだけになった -- 名無しさん (2024-08-04 07:46:35)
- バーンズ博士どうやって生活してたんだろう -- 名無しさん (2024-08-04 07:54:21)
- チュートリアルの徳井がやらかしたのがなぁ… -- 名無しさん (2024-08-04 12:33:05)
- 人生で初めて見たドラ映画、何回も繰り返し見たなぁ… -- 名無しさん (2024-08-05 00:49:37)
- 凄腕の傭兵でありながらのび太の実力を認めてお前の…勝ちだ…と潔く散るのがギラーミンの良さなのに往生際の悪いキャラにされたのは個人的に改悪としか思えなかった… 好きな作品だっただけに凄く残念としか言いようがなかった -- 名無しさん (2024-08-05 01:10:01)
- ↑3 もう復帰してるし、やらかしたっていっても脱税だし、そこまで引っ張るほどの事じゃなくね? -- 名無しさん (2024-08-05 08:35:38)
- 旧作だとロップルくんとのび太のアシストでギラーミンを倒したけどリメイクだと決闘に戻ってた。 -- 名無しさん (2024-08-05 18:30:40)
- モリーナを追加する必要あったのだろうか -- 名無しさん (2024-08-06 13:02:07)
- クレムめっちゃ可愛いのに、喋るたびに違和感が凄いのが残念すぎてならん -- 名無しさん (2024-08-12 13:14:05)
- ↑2 項目にもあるけど、ヒーローに頼り切る民衆の問題点を掘り下げてるからね -- 名無しさん (2024-08-17 16:29:03)
- ↑加えて、コア破壊装置を『コーヤコーヤの人間である、ロップルとモリーナの手で始末する』という事にも繋がりますものね。もっと言うとギラ―ミンも「決闘に負けちゃったので、後のお仕事は放棄しまぁす❤」なんてマネが、社会人として通用する訳ないわなという事にも繋がっていくかも? ショックガンを食らってもすぐに立ち上がる、ギラ―ミンの打たれ強さを恨んでくだちってハナシにもなるかしら。 -- 名無しさん (2024-08-17 16:37:43)
最終更新:2024年09月07日 09:36