児童虐待

登録日:2012/04/06(金) 17:58:02
更新日:2019/07/18 Thu 11:13:57
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児童虐待とは、その名の通り児童に対して行われる虐待行為である。
この項目では「児童」を対象にした虐待を取り扱うが、対象が異なる動物虐待、高齢者虐待や障害者虐待なども児童虐待と大部分で共通する。「パワハラ」や「セクハラ」などのハラスメント行為を児童に向けた場合は児童虐待になる。
虐待と同様に問題視される「いじめ」も、気付いた大人が適切に対処するべきであるが、気付いたのにも関わらず放置や加担した場合は児童虐待に変わりない。

◎虐待内容


●暴力行為

ニュースで最も話題に上りやすい。体罰とも。刑法では暴行罪や傷害罪に該当する立派な犯罪行為である。
児童が危険になったので「取っ組み合ってでも危険から遠ざけた」*1のであれば、緊急避難としてやむを得ない場合はあるが、虐待の場合はそんな緊急事態とは全く関係ない。

躾と称して暴行を加える場合が多いので、相談所に通報し難い事がある。
ビンタやげんこつなどはかつて躾の範疇とされていたが、立派な体罰である。
児童が死亡する事例も少なくなく、児童を死亡させた親の多くは「躾のつもりだった」と供述する。
当の児童さえも、「親は悪くない、悪いのは親に従えないダメな自分」と信じ込んでしまうこともある。
例え本当にそのつもりで児童が自分に非があると認めていたとしても、暴力を「躾」で言い訳にすることはできないのである。

2018年の東京都目黒区で両親から虐待を受けた5歳の女児が「ゆるしてください」と手紙を残して死亡した事件、2019年の千葉県野田市で父親から虐待を受けた小学4年の女子児童が死亡した事件は世間から注目を浴びた悲惨な虐待事件であるが、いずれも暴力行為が日常的であった。これらの事件をきっかけに躾であっても暴力をふるう行為を禁じる動きが一気に加速する。

●放置・監禁

単純だが、親からの全面的な補助が必要な乳幼児期・幼年期の児童には非常に辛い。
「育児放棄」「ネグレクト」とも称され、十分で適切な衣食住・教育を与えないことが放置に該当する。

また、親が子を車に放置してパチンコに行って、熱中症で死亡するニュースを聞くことがあるが、こちらも車の中に子供を監禁状態にしていると言ってよい。
夏場は熱気の篭る車内で熱中症と脱水症状を起こしやすいので非常に危険である。
育児は多大なストレスを感じるものであり、財布としっかり相談し、子育てに悪影響がないようにやるのであれば、パチンコ自体はストレス発散として責められない。
パチンコ屋の側が託児スペースを設けるケースも有る。
だが、子どもが死ぬほど・経済的に困るほど熱中するとなれば話は別。本来は賭博でもある以上、依存をどうにかするのが本筋だろう。

大阪で数ヶ月放置された幼い姉弟が餓死して発見された事件を覚えている人もいるだろう。
…否、決して忘れてはならない。

●言葉の暴力

成人ですら優位性が上の者から下の者への言葉の暴力はパワハラ(場合によってはセクハラなど他の呼び方にも)となる。
児童に対する言葉の暴力は当然ながら虐待である。

たとえ叱責や指導を行ったとしても、適切なものは児童のためになるが、度が過ぎたものは虐待である。
福井県池田町では2017年に他の生徒が身震いするほど過剰な叱責を日頃からされた中学生が投身自殺した。
叱責が「薬」となるならば、過剰に投与すれば「毒」でしかない。

親や教師から心無い言葉を浴びれば児童はどう感じるであろうか?
本来、心の拠り所となるべき人から精神的に追い詰められる。
神経はすり減るどころではないのである。

特に相手が乳幼児の場合、叱られても自分が何が悪いのかすら分からず、「ただ怒られている 怖い」としか認識できない場合も多い。
また子供はただでさえ知識が少ないので語彙に乏しく、正しく伝えられていない事に憤りを感じていたり、大人の側が乏しい語彙による発した言葉を誤解し激怒する事もある。
叱る事自体は必要なこともあるが、元々乳幼児の育児は親にとって大きな負担であり、叱責を切っ掛けに親の感情が爆発しやすく、必要な叱責のつもりが言葉の暴力になってしまう可能性がある。

●性的虐待

児童への性的虐待は男女問わず被害者となり得る。一昔前のアダルトメディアなどでは大人の女性側が「女性の側から挑発した場合は罪にならないんだよ」
などといって男児側を食うビッチ描写が有ったりしたが現在はその様な観念は過去の遺物である。
性器を見せる・見せてもらう・触らせる・卑猥な言葉を言わせる・裸の写真を撮る等(赤ん坊の成長写真ならともかく・・・)。
親等から無理やり性的関係を迫られてしまい、妊娠させられることもある。
刑法では男女の別を問わず13歳未満と性行為を行うことは同意の上でも強制性交として罰則の対象となる。つまりレイプと同じ扱いだ。
また、性的な目的で児童の写真を流布・所持することも児童虐待の一種である。意図せず自分の裸の写真が知らない誰かが持っているのは苦痛だろう。

近年、SNSが発達しこれまで出会ったことのない人と簡単に交流できるようになった。
だが、SNSで身分を偽った者からわいせつな写真を要求されて送信してしまう事件が後を絶たない。酷い場合はばら撒かれることも。こうした事例も児童に対する性的な虐待として扱われる。

日本で父親に17年間関係を迫られ続けた娘(既に父親の子供を複数産まされていた。つまり近親相姦)が父親を殺害した事件もある。
この事件は親などの尊属を1人でも殺害すれば死刑または無期懲役という当時の法律が憲法違反と判断された件で、大学法学部に行けば一度は触れると思われる。
平成29年度よりの法改正で、18歳未満の子に手を出した場合は合意の有無に関わらず監護者性交等罪(本番、フェラ)もしくは監護者わいせつ罪に問われ成人への強姦と同様の扱いを受け罰則も懲役5年と重くなっている。これは実親だけでなく、養親や養護施設の職員にも適用される。
ただし、日本の刑法の基本でこの法改定以前に発生した事件を遡及して裁くことはできないため29年以前に未成年で当時から性的虐待を受けていた人が被害者だった事件で被告の父親が無罪になってしまった判例*2がある。

他方、児童が性的被害を受けたのかが気になり、過剰に児童を問い詰め、結果として児童に嘘の被害申告をさせてしまった例も報告されている。


●経済的虐待

財産の使い込みをするという形で老人虐待で問題になりやすいが、児童虐待としての事例も。
厚労省は児童虐待に経済的虐待という分類を用いておらず特に重視していないが、実際には深刻な問題である。

親は財産を管理する能力が無い子の財産をきちんと管理し、扶養する権利と義務がある。
そんな中で、お金を全て自分の贅沢に使ってしまい、子には必要最低限の面倒しか見ない。
元の収入自体が少ないのにギャンブルや酒に使い込むケースがまず定番で、これは親の依存症を直さないと例え叱っても治らない可能性が高い。
収入が無いならともかく、十分な収入があるのに学費すらケチって学校にも行かせず、自分はのうのうと贅沢三昧(特に賭博や嗜好品の過剰な購入等)。
酷くなると、子に奨学金を申請させた上で振り込まれた奨学金をせびり取り、全て自分で使ってしまうようなケースもある。
もちろんその奨学金を返す義務があるのは子であり、実質子に借金させてまでお金を巻き上げているのと同じである。
生活が苦しく親の財産が足りなくなったので、子のために子自身の財産を使わせるなら親権としてアリだが、親が自分の努力を怠って子にタカっていいわけではない。

他にも、子どもがもらったお年玉を勝手に使いこんだり、子どもの個人的に集めたものを勝手に捨てる行為もこれに当たる。

昔の児童芸能人などでは芸能活動で得た収入は児童本人には一切手を付けさせず親が完全に私財として使い込む様な事も有った。
近年でも℃-uteの岡井千聖が母親にギャラをソシャゲ(ツムツム)で使い込まれてしまったり、元モーニング娘。の加護亜依が継父に娘。時代のギャラを殆ど使い込まれてしまったりという被害体験談がある。
岡井の場合はそれをネタにして復讐しているのでまだ笑い話で済んでいるが、加護の方はメンタルに悪影響があったのかその後度々失敗を重ねる羽目*3になっている。
この為現在は児童芸能人の収入は本人専用の口座を作ってそこに振り込み親の手が付けられない様にしているケースも有る。
児童芸能人の場合親も子にそれなりに投資している場合が多く、レッスン料などのある程度の投資分を子の収入から回収するという程度ならば虐待とは言えず、どこまでを禁じるべきかは難しい。

また、親が亡くなった際に親がローンなどの返済を放置したため、子に山の様な借金の返済義務が相続されてしまうケースもある。
(速やかに相続放棄などのきちんとした法的手続きを取れば、子の側への一方的な請求から守ることは可能なのだが)

●過干渉

児童(子供)も1人の人間。自分の意思を持って行動したいはずである。
そこで、親が子に他の人に迷惑が掛かる事等を制限して、子に正常な判断能力や社会適合能力を養わせなければならない。
だが、行き過ぎた制限は虐待に他ならない。「厳し過ぎる教育・家庭内規則を強要する」などして、子を親の思い通りに行動させる事が過干渉である。
例えば子供に社会的な能力を身に付けろと言いつつそのツールとなる遊び道具や同年代内で流行物・情報に対し触れる事すら許さない矛盾行動を強いたり
教師など家庭外の「他の大人」の言う事に対し「あんなものは戯言だ」「あんな連中の言う事などこの家では何の意味もない」といった過剰な罵倒や否定を行ったり、
子の意思を全く尊重しないで塾やスポーツなどの習い事を強いる、交友関係に一々口を挟む、親が所謂名門校のみを進学先として強制し、四六時中勉強させると言った行動なども該当する。

過干渉の問題点は虐待内容が所謂「エリート養成ノウハウ」そのものだったり伝統職業の伝承などの為の特殊な家庭内規則の適用だったりするので
当然止めさせた場合対象はエリートとしての人生コースから外れたり伝統職業などの場合その伝統技能が失伝してしまう事等のリスクが有る。
また同じような干渉を行った結果、子ども自身がその干渉をよかったと考え、成功している親の例もしばしば紹介される。
その為周囲が見て見ぬ振りをしたり伝統文化的な損失を恐れて虐待行為を肯定してしまうケースが少なくない。

●過保護

これは上記の例とは逆に一切叱咤などをせず、子の欲しがるままに好きなものばかり与え、とにかく甘やかしてしまうケース。
子自身は思い通りになるため苦しむことはない。
親としても子供にそれほど愚図られたりしないので願ったりかなったりに思える。
だが、きちんとした躾を受けなかった子がまともに育つだろうか。
思い通りにいかないストレスに対する忍耐力・自分で考える力そのものが欠如し就学や勤労に対する意欲を失う、仮に就いたとしても全くついていけずニート化する可能性がある。
また、好きなものばかりな偏った食事で肥満体となりやすいため若くして生活習慣病の重症者となってしまう。
学校で上手く現実と向き合い矯正できればよいが、学校だけでは限界もあり、あまり期待はできない。
子の将来の可能性を塞ぐという意味ではこちらも虐待と言える。

無戸籍児童

子が生まれた事を役所に届けず、子を公的保護から放り出させてしまう。
親の側にもDVをする相手から逃げたいなどの事情がある場合も多いのだが、
ただでさえ片親で子育てが難しい中、公的支援まで閉ざされる子の立場は非常に厳しくなる。
詳細はリンク先を参照。

虐待を受けると児童はどうなるのか

何かしらの形で虐待を受けると、当然ながら子供(児童)は悪影響を被ることになる。

暴力を受けた子供には叩いた痕や傷、痣が体に残っている。中には暴力を振るったと分からないように腹部など目立ちにくい部分を集中して攻撃する親もいた。
放置された子供の場合は栄養が十分に摂取できず同年齢の平均的な子供と比べ身体的な発達が遅れることがある。
頭部の攻撃によって脳や神経系へのダメージがあった場合は知的の発達に遅れが生じることがある。
これらの特徴があるからと言って虐待されていると判断するのは早計であるが*4、子供に何らかの悪影響を与えることは間違いない。

また、虐待は、子供のときに受けてトラウマとなり年月を経ても精神に甚大な影響を及ぼす。
精神病の症状として現れるほか、深い劣等感や無力感などを持ち続けることも。
「厳しくしつけられるという事は、自分はダメな人間なんだ」という児童の側の劣等感が「助けを求める」という選択肢を奪ってしまう場合もある。

また、子供は大人とのかかわりの中で人間関係の構築を学ぶため、周囲の人間と良好な関係の作り方を知らずに成長する恐れがある。
「周囲の人間」とは自分の子も含まれ、後述のように自分の子を虐待するという悪循環を生みかねない。
更に、虐待された子は攻撃的な性格になることも少なくなく、他人に対していじめや傷害などを起こす子供になってしまうこともある。
親がしている暴力行為を悪いことと思わず、理由があるなら他人に行っても良いと認識してしまうからだ。
子供たちが非行に走るのも児童虐待が遠因となっていることが多い。
家庭に居場所が無い少年達がいつしか暴走族のような悪い仲間たちとの付き合いを「居場所」にして、泥沼にはまってしまうこともある。

虐待をする親の問題


色々読んで、多分多くのアニヲタが胸糞悪くなったであろう。
「そう言うヤツは生きてる価値なんざ無いんじゃい!」
という意見があるのも分かる。

だが、虐待した親を叩くだけなら誰でも出来るし、そもそも何も解決しない。

親を刑務所に入れたら、その子の面倒を誰が見るのか考えたことはあるだろうか?
刑務所にただ入れた所では子の方が「前科者の子供」という風に詰られる可能性は十分に有るし
誰かが面倒を見なければ、子はネグレクトより酷い目に遭うことになってしまう。

国が虐待する親から子どもを軒並み取り上げて別のところできちんと育てればよい、と思われるだろうか?
国は残念ながら万能ではない。
確かに、虐待する親から子どもを取り上げて国の養護施設で面倒を見る制度はある。
だが、様々な虐待を受けて心に傷が付き、個別の配慮が必要な子供達を集団で管理するのは非常に難しい。
引き取る養護施設は被虐待児だけでなく、親が死んだり服役したりで身寄りがなくなったり、家出少年だって預かったりするところ。
更に圧倒的な予算不足・人手不足で、養護施設はひたすら事故などが起こらないよう管理するだけになっている。
「子ども同士私語もできない」
「子ども同士で目も合わせてはいけない」
「ルール違反にグランドを何周もさせる*5
「それまで問題なく通えていた学校にも通えない」
「進学校で優秀な成績を収めていた中学生に小学校低学年向けの計算問題を解かせる」
といった、どちらが虐待か分からないような養護施設もある。
これでは養護施設で余計にグれてしまったとしても無理はない。
それくらいなら、無理に取り上げて施設に入れるのは最終手段として、問題のある親に戻し、その親を継続的に指導・支援という形にせざるを得ないのである。

虐待した親は多くの場合、自分の親から虐待を受けていたことがままある。

つまり

虐待されているのを自分のせいにして、親に対しての感情を抑え込む

成長して自分が親になる

自分は愛情のある育て方をしようと思っても子供が言うこと聞かず(これ自体は子育てをすれば誰もが経験すること)

しかし自分が原因だと自身を責める

押し殺していた感情が子供に向けて爆発してしまう

その子供も、親を責めずに自分を責める


という負の連鎖が出来上がるのである。

これを止める為には、周りが気づいて止めてあげる事が必要になってくる。

CMなんかでも言っているが、間違っているかもしれなくても児童相談所に電話してほしい。
児童相談所も人手不足や制度不備で十分動けないことはあるが、それでも救われる子供は少なくない。
虐待のあった家庭の近所に住む人の多くは、気づいてあげられなかったことを後悔している。
当の親も、自分の行動が悪いことである事が分かっているのに虐待を止められず、誰にも相談できないまま泥沼にはまっている事もある。
そんなときに児童相談所から差し伸べられる手が希望の光になることは少なくないのだ。

こうなった原因の多くは、近所付き合いの無さである。
電話一本で救える可能性があります。子供も親も。

以下のような特徴があれば、子供が虐待を受けている可能性がある。

子どもの様子

  • 夜中に親が付き添わない状態で外に出されている。
  • 毎晩の怒鳴り声や泣き声がする。
  • 叩いた痕や痣がある。
  • 季節に合わない服を着ている。
  • 最近、急に見かけなくなる。
  • 親などの大人に対して萎縮した態度を見せる。
  • 服や身体が見るからに不潔。
  • やたらと友達の家に遊びに来て、食事などをねだる。
  • 普通の児童が明らかに学校に行っている時間帯に公園などにいることがしょっちゅう。

親の様子

  • それとない忠告や子育ての話題にヒステリックな反応をする。
  • 人の見ている前で乱暴な叱り方や時には暴力をふるう。
  • いつも子供をおいてパチンコや風俗店などで娯楽ばかりしている。
  • 兄弟姉妹で露骨な差別をする。
  • SNSなどで児童の話題を出す時に児童を貶してばかりいる。*6

後悔してからでは遅いんです。もう一度言うが、間違っているかもしれなくても児童相談所に電話してほしい。

また幾つかの虐待の原因の中には「実は親の方が脳などに疾病を患っており始終過負荷が掛かった状態の為堪える事自体が不可能だった」ケースも有る。
この場合は明確に加害者側の身体状況の方が原因のため、家庭の側だけの努力ではどうにもならない。
そういった親の疾病を取り除く医療の目や医療を受け易くする経済・社会面の支援も重要*7と言う事である。

虐待は誰がするのか?


日本で虐待が1番多いのは母親。
その9割近くが旦那がいない(シングルマザー)、旦那が育児に無関心or育児に割けるリソースを失っている状態であり、日本の育児は女の仕事と全て母親に放り投げてしまっているのが原因とされる。

育児によって心の余裕や社会性がなくなる為、母子だけの閉ざされた環境が続きストレスが溜まる。
そのストレスから狂暴性を持ってしまうのは動物的な本能なので母親を責めるのは本当は間違い。

1番いいのは育児が大変だから、他人に迷惑になるから等と家に閉じ込まらず様々な場所へ行って孤立しないようにすること。
夫や両方の家族、周り近所が少しずつ手を貸すことにより母親に余裕が出て虐待数は減る。
虐待で最悪な場合死を迎えるケースも少なくないが、こちらは食事すら与えない育児放棄(ネグレクト)や体罰が原因で、
自分なら大丈夫だからと大人に対する力加減で暴力を振るったり、自分ならそんなに食事しなくても平気だった等成人基準で考えて行動してしまうケースが多い。
昔はよかったと同じ心理で記憶の誇張や改ざんが原因となっている。
そもそも根本的な話、人間は群れで生活する様に進化してきた生き物なので、「夫婦二人で子供を育てる」事自体が無茶なのである。
生まれて数時間で歩けるようになる獣、例えばなんかとは、生物としての在り方が全く異なるのだ。
公私問わず受けれるだけのサポートはありったけ受けよう。それは決して恥ではない。
サポートを受けることを恥と呼ばわる人たちは、自分の言動が親を追い詰め、虐待に追い込んでいることを自覚してほしい。

上にあるが虐待数が1番多いのは母親だが虐待死させるのが1番多いのは父親。

男性は比較的、力が強い為子供への力加減ができないケースや自分が産んでいるという意識が低い事から自分の子供としての意識の欠落が多く、
それ故家族ではなく邪魔物・厄介者等として扱ってしまう。そしてこちらも動物本能が原因で自分の群れに新入りが入った事への不満等から当たってしまう。

これを防ぐには父親に親子であると認識させる為子供と遊んだり、食事をさせる等行うのがいいがそれでも認識できない者は多い。
性的虐待も父親の方が多く、日本でも1番多い性的虐待者は父親が断トツで次が兄、その次が弟・姉・母、そして他者である。
日本では性的虐待を受ける女児は多く、小学校卒業までに7割の女児が何かしらの性的虐待を受けている(痴漢も性的虐待に入る)。

その2割が虐待や事件によって亡くなっているので女児の場合は性的虐待が原因で亡くなるケースが1番多い(成長してからの自殺含める)。

家族は子供に性的虐待を行う事すら考えつかない為発見が遅く、子供も幼いと性的虐待を虐待と知らない為誰にも言わず手遅れになる。
子供だから忘れるだろう、ちょっと悪戯しただけ、少し興味があった等と軽く考えているケースが多い。
子供の記憶力は大人より優れている事もあるので一生残る心の傷になる。
幼い子供には男女関係なく大人の成熟した性器を見せるのもトラウマになる為、これも立派な性的虐待だったりする。

男児の性的虐待は小学校卒業までに3割ほどだが、虐待を行うので1番多いのは兄。
様々なアダルト知識を弟に見せたりしているケース。
これの一部には「兄弟姉妹を同じ部屋で住まわせる」のが原因である場合が有り年上の側が思春期などに入りどうしても性的関心が発生し
下の血縁者に性的行為を行ってしまうという部分が有る。部屋を個室にすれば済む話と軽んじるかもしれないが
貧乏な賃貸や社宅アパート、古い家屋で暮らしている場合では子供と大人の部屋すら分かれてないケースも有るので軽んじられる内容ではない。


アメリカでの児童虐待

なお、アメリカでは、児童虐待に対して非常に厳しい姿勢がとられている。
  • 子どもだけで留守番させたら虐待
  • 子どもだけで街を歩かせると虐待
  • 女の子と父親が一緒にお風呂に入ると虐待
  • 蒙古斑を虐待のアザと間違われて虐待
  • プロレスごっこを写真の現像に出したら虐待(写真屋が通報)

日本人の感覚からすると厳しすぎるかもしれないが、児童虐待にここまで厳しい姿勢でおり、これ等の兆候を見過ごしたせいで悲劇惨劇が起きた国があるのもまた事実。
アメリカで子連れで暮らす日本人達は、虐待と誤認されて調査されたり、子どもを連れていかれるリスクに注意するよう日本の領事館から警告が出ている。


漫画・アニメの虐待


漫画・アニメなど創作の世界においても児童虐待は多く存在する。
単純な暴力虐待などは明確に否定され易いが「過干渉」関連で子供の側が「自業自得」扱いされるケースはかなり多い。
これは創作の場合過干渉の結果によって得られる能力は現実のそれを超えているケースも多く被虐待者の子供の側の心の傷による
暴走行為によって起こされる災禍の方がより大きいケースが少なくない為である。

虐待を受けていたキャラの中で有名な者一覧

血縁者からでは無い者も含まれる。


「父親である事は権利ではない。
…神の恵みだ」

「子供達を殴る方がクズだ!」

「親の躾はできないが、この子はなんとしても守ってやりたい」




神に詫びろ…!!腐れ外道が!!!

追記・修正をお願いします。

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