&bold(){[[貴族院]]の図書館}は王族に管理を委任されたもので、蔵書は王族の所有物である。 ユルゲンシュミットで二番目に蔵書数が多く、閲覧室や閉架書庫に集められた資料を含めると3～4万冊になる。 [[シュバルツやヴァイス>#シュバルツとヴァイス]]をはじめとした様々な[[図書館の魔術具>#図書館の魔術具]]で管理している。 中央棟を南に進んで突き当りのＴ字路に図書館の入り口の扉がある。&footnote(第292話 図書館登録) 扉に新聞受けのような口が開いていて、木札を入れると開き、司書に出迎えられる。 日が差し込む明るい回廊を抜けるとホールがあり、その突き当りに閲覧室の扉がある。 ホール右側（西側）に執務室の扉があり、まずはそこで図書館登録を行わないと入ることができない。 ホール左側（東側）の突き当たりの壁に第三閉架書庫への入口が隠されている。&footnote(書籍版 貴族院一年生「閉架書庫と古い日誌」) [[政変]]で上級司書が全員粛清されてからの十数年間は、王族から[[地下書庫>#地下書庫]]の重要性が認識されておらず、機能不全に陥っていた。 11年冬にローゼマインが入学してからは一部回復され始め、15年春には全ての魔術具に[[神々の御力>魔力#神々の御力]]の魔力が供給された。&footnote(第664話) 15年春の領主会議にて重要性が周知され、上級司書の派遣が再開し、王宮図書館の蔵書や中央の資料が運び込まれた。&footnote(番外編4話) #contents() *&aname(執務室,option=nolink){執務室} 細長い窓が等間隔に並んでいて、入口から左に向かって広がる横に長くて広い部屋。 応接間と兼用で、図書館登録はここで行う。&footnote(第292話) 手前側にはテーブルと椅子があり、図書館のお茶会もここで開かれた。 その奥には窓に横付けされた[[ソランジュ]]の執務机や鍵付きの書箱と書棚があり、[[閲覧室>#閲覧室]]の貸出業務スペースに繋がる扉がある。 更に奥は衝立で仕切られ、長椅子があるだけの空間があり、[[司書寮>貴族院の施設#司書寮]]に繋がる扉がある。 その長椅子に[[シュバルツとヴァイス>#シュバルツとヴァイス]]が座っていた。 *&aname(閲覧室,option=nolink){閲覧室} 入口は観音開きの厚い扉。中央部分に木製の本棚が等間隔に並ぶ。 壁際には1m程度の幅の柱と採光性の良い縦長の窓が交互に等間隔で並ぶ。 壁や柱は白く、彫り込みがあり装飾的で、全体的に白いためか窓から光が差し込むと意外と明るく感じる。 入口から見て右側（西側）の窓のない一画に貸出業務用の執務机といくつもの棚があり、[[執務室>#執務室]]と繋がる扉がある。 左側（東側）には広い階段があって二階に繋がる。 その階段下には扉があり、[[図書館用の魔術具>#図書館の魔術具]]の倉庫がある。&footnote(ふぁんぶっく3) 一階の柱と柱の間には木製の机と椅子が置かれた1m四方のキャレルがあり、主に貸出し保証金が払えない下級～中級貴族の自習スペースとなっている。 腰壁のようにも見える装飾のある木製の板がキャレルの扉となっていて、扉の鍵を借りるシステムになっている。 日当たりの良い南側（入口から見て奥側）は人気が高く、西日の差す西側や通路に面していて光量が少ない北側（入口側）のキャレルは不人気。 一階の西側の奥には[[第二閉架書庫>#第二閉架書庫]]への扉がある。 一階の本は座学で使用される木板が表紙の参考書がほとんどで、成績の良い者や字が綺麗な者の参考書を図書館が購入している。 本を閲覧室の外に持ち出すには、貸出しのための手続きと保証金が必要になる。 二階には貴族院の講義で使うわけではない貴重な本が鎖に繋がれて、書見台などはあるが貸出しは許可されていない。 二階の中心部は吹き抜けとなっていて、東側→南側→西側とぐるりと進んだ奥に[[メスティオノーラの像>#グルトリスハイトを抱えたメスティオノーラの女神像]]や魔術具の倉庫がある。 *&aname(閉架書庫,option=nolink){閉架書庫} 大きく分けて、第一閉架書庫と第二閉架書庫と第三閉架書庫の３つが存在する。&footnote(貴族院外伝 一年生「閉架書庫と古い日誌」) 「本好きのお茶会でローゼマイン様にお貸しした本はこちらの書庫にあった物なのです」&footnote(第484話) **&aname(第一閉架書庫,option=nolink){第一閉架書庫} 図書館ではなく、[[中央棟>貴族院の施設#中央棟]]に存在する。 領主候補生コースの講義に使う教材や資料が収められている。 :【鍵の管理者】 |領主候補生コースの教師、[[ソランジュ]](合鍵の管理のみ) :【入室制限】 |基本的には領主候補生コースの教師のみ立ち入りが許可されている **&aname(第二閉架書庫,option=nolink){第二閉架書庫} [[閲覧室>#閲覧室]]の西側の奥にあり、鍵で閉鎖されている。それほど広くない。 魔術具で保存しておかなければならないほど貴重な資料が置かれている。 書庫に必要な魔力が供給できていなかったために多少劣化が進んでいた。 [[控えの間>#控えの間]]への扉と、[[司書寮>貴族院の施設#司書寮]]の庭に出られる扉がある。 :【扉の位置】 |一階の閲覧室の西側の奥 :【鍵の管理者】 |[[ソランジュ]] :【入室制限】 |司書が同行すれば学生も立ち入りが可能 **&aname(第三閉架書庫,option=nolink){第三閉架書庫} ホールの左側（東側）の突き当たりの壁に扉が隠されている。 鍵を使って扉を開けると何もない白い部屋に転移陣がある。 [[シュバルツとヴァイス>#シュバルツとヴァイス]]が転移陣を起動し、司書がメスティオノーラに祈りを捧げると、シュバルツとヴァイスの額の魔石と、司書になる時に渡される腕輪が反応して転移することができる。 政治的な罪人として処刑された者達の遺した、研究成果や資料が収められている。 時が移って当時の資料が必要となるまで保存しており、世相が変わって外に出しても処分されてしまわないと司書が判断できるまで持ち出せない。 政変で処刑された司書達が魔力を込めた保存の魔術具で資料の劣化を防いでいる。 :【扉の位置】 |ホールの突き当たりの壁に刻まれたシュツェーリアの盾の中央の魔石に鍵穴が隠されており、鍵を挿すと扉が出現する :【鍵の管理者】 |[[ソランジュ]] :【入室制限】 |司書と[[シュバルツとヴァイス>#シュバルツとヴァイス]]のみ許可&br()転移陣の起動は[[シュバルツとヴァイス>#シュバルツとヴァイス]]のみ可 :ローゼマインが借りた古い司書の業務日誌の内容| -[[昔の司書の日課>#昔の司書の日課]] -当時の学生が卒業式寸前にシュタープを得ている様子 -領主会議に成人した王族が参加することが義務付けられていたこと -上級司書の三人が領主会議後に図書館に訪れる王族を出迎えたり、王族が出入りしている様子 * &aname(控えの間,option=nolink){控えの間（仮）} [[第二閉架書庫>#第二閉架書庫]]の奥にあり、鍵で閉鎖されている。中級貴族以下は入室できない。 扉の奥に明かりが点いて、地下へ進む階段がある。周囲全体が白い。 階段を下りると、お茶会室のようにテーブルや椅子がいくつも準備されている。真っ白の階段に、真っ白の床、真っ白の壁。側近が全員入れそうな広さ。&footnote(第484話) :【扉の位置】 |第二閉架書庫の奥 :【鍵の管理者】 |[[ソランジュ]] :【入室制限】 |中級貴族以下は階段手前までしか入れない&br()&bold(){【×】}&br()[[ソランジュ]] [[フィリーネ]] [[ローデリヒ]]&br()&bold(){【○】}&br()[[リヒャルダ]] [[レオノーレ]] [[ブリュンヒルデ]] *&aname(地下書庫,option=nolink){地下書庫} [[控えの間>#控えの間]]の一方の壁が扉になっている。開錠には三人の上級司書によって管理される三本の鍵が必要となる。 入室資格があるのは王族と礎の魔術の供給者として登録されている領主候補生とシュバルツ達。資格があっても魔力が足らないと入れない。 書見台や書き物をするための机、そして、本棚がたくさんある。その本棚には木札のようだが、木札ではない白い板のような物がずらりと並んでいて、本の形をした物は天板が傾いている机に並べられている二十冊ほどしかない。 「しりょう、もちだしきんし」&footnote(第484話) :【扉の位置】 |一方の壁だけは金属のような色合いで、壁には存在を主張するようにゴテゴテと装飾された部分が三つ、等間隔に並んでいる。&br()鍵を3つはめ込むと扉がゆっくり動き、180度回転して、扉が消える。 :【鍵の管理者】 |[[オルタンシア]] [[ローゼマイン]] [[ハンネローレ]]&br()三本の鍵はオルタンシアが上級司書の部屋から探して出してきたもの :【入室制限】 | 王族、礎の魔術供給者として登録されている人、図書館の魔術具のみ許可。魔力も一定以上必要。&br()入れない人は透明な膜に阻まれ、中の様子は見えるが声は聞こえない。 &bold(){【×】} -[[オルタンシア]]「ひめさまはしかくない」&footnote(第485話) -[[ヒルデブラント]]「ヒルデブラント、まりょくたりない」&footnote(第485話) &bold(){【○】} -シュバルツ -[[ローゼマイン]]「ローゼマイン、いのりたりない」&footnote(第485話)「ひめさま、いのりたりない」&footnote(第547話) -[[アナスタージウス]]「属性が足りない。祈りが足りない」&footnote(第485話)→「アナスタージウス、いのりたりない」&footnote(第545話) -[[ジギスヴァルト]]「属性が足りない。祈りが足りない」&footnote(第485話)→「この分ならば、兄上も言葉が変わっていよう」&footnote(第545話) -[[ハンネローレ]]「ハンネローレ、ぞくせいたりない。いのりたりない」&footnote(第485話、第545話) -[[マグダレーナ]]「マグダレーナ、ぞくせいたりない。いのりたりない」&footnote(第545話) -[[ヒルデブラント]]「ヒルデブラント、ぞくせいたりない。いのりたりない」&footnote(第545話時に初入室) -[[エグランティーヌ]]「エグランティーヌ、いのりたりない」&footnote(第545話) ** 白い板（石板）の内容 :儀式について書かれた板| -シュタープを変形させて[[神具を作るための呪文>呪文と祝詞#呪文]] -儀式の行い方の詳細&br()・春を呼ぶ儀式&br()・夏の暑さを和らげる儀式&br()・王の継承の儀式&br()・他 :王の回顧録|「こうして私は王になった」という感じで自分の苦労を語っている資料 [[ローゼマイン]]による現代語訳済。&footnote(第485話) *&aname(地下書庫の最奥,option=nolink){地下書庫の最奥} [[地下書庫>#地下書庫]]の奥の壁に手を触れる事で魔方陣が現れ、壁に穴が開くようにして通路が出現する。 資格者は[[シュバルツ達>#シュバルツとヴァイス]]に奥の壁に触れるように案内される。 条件を満たしていない者は書庫から[[控えの間>#控えの間]]まで追い出され、それまで透明な膜だった部分が白い壁となって書庫の中が見えなくなる。 :【扉の位置】|地下書庫の奥側の壁 :【入室制限】|「いのり」と「ぞくせい」が足りた者のみ許可。 ローゼマインは大神の祠を巡り全ての魔石の石板をシュタープに取り込んだ後、案内された。 「ひめさま、あんないする」「ひめさま、しゃほんする」&footnote(第550話) -過去の王族が祠巡りを行っていたかどうかは疑問であり、石板の入手が入室条件かどうかは議論が分かれる（[[グルトリスハイト]]の取得方法の変遷、[[グルトリスハイトに関する考察と議論>グルトリスハイトに関する考察と議論#シュバルツに「いのりたりない」と言われることに関する考察]]を参照）。 -「ぞくせい」による入室制限は加護の再取得によって[[眷属全属性>魔力#貴族の魔力の性質]]となれば解除される。&footnote(上記のアナスタージウスの例) *&aname(グルトリスハイトが安置された写本室,option=nolink){グルトリスハイトが安置された写本室} メスティオノーラから初代の王が授かったとされる[[グルトリスハイト]]の原典が安置されている、と伝わっている。 実際には、これさえあれば執務はできるという内容を抜き出した、ツェントのマニュアル本グルトリスハイトが保管されている。&footnote(第606話 ツェントとグルトリスハイト) 王族が設置した魔法陣があり、資格が無い者は弾かれる。 :【扉の位置】|地下書庫の更に奥の通路の突き当たり :【入室制限】|「おうぞくとうろく」された者&footnote(第550話) *&aname(図書館の魔術具,option=nolink){図書館の魔術具} 様々な[[魔術具>魔術具と神具]]で図書館を管理している。&footnote(第405話 聖典を調べる 前編、第419話 ハルトムートの結婚相手) ・[[シュバルツとヴァイス>#シュバルツとヴァイス]] ・督促用[[オルドナンツ>魔術具と神具#オルドナンツ]] ・建物にくっついている大掛かりな魔術具 ・時間を示して光る魔術具 ・館内を掃除する魔術具 ・閲覧室内の大きな声を抑えるための魔術具 ・古い資料が朽ちないように保存しておくための時を止める魔術がかけられた書箱 ・日光で本が傷まないようにするための魔術具 ・[[グルトリスハイトを抱えたメスティオノーラの女神像>#グルトリスハイトを抱えたメスティオノーラの女神像]] ・地下書庫に入室する為の三本の鍵&footnote(第479話 本好きのお茶会、第484話 王族と図書館 前編) ・[[地下書庫>#地下書庫]] ・[[図書館の礎とも言える魔術具>#図書館の礎とも言える魔術具]]&footnote(第495話 儀式の後、第583話 貴族院の奉納式) **&aname(図書館の礎とも言える魔術具,option=nolink){図書館の礎とも言える魔術具} 貴族院図書館の運営上、最も大事な魔術具。大きな魔石がある。 政変以降、何年も放置された魔石が透明に近くなっていたが、[[オルタンシア]]と[[ライムント]]の研究によりその重要性と、あと1年しか保たない事が発覚した。 魔石部分に聖杯の赤い魔力を注ぐと、虹色に変化した。魔力が満ちるほど虹色の色彩が強まる様子。&footnote(第583話 貴族院の奉納式) この魔術具に魔力を注ぐ事も、[[じじさま>エアヴェルミーン]]への魔力供給になっている「ひめさま、まりょくたっぷり」「じじさま、おおよろこび」&footnote(第495話 儀式の後) 2年連続で聖杯からの魔力を注ぎ虹色が強まった後、[[シュバルツ達>#シュバルツとヴァイス]]に二階の[[メスティオノーラの女神像>#グルトリスハイトを抱えたメスティオノーラの女神像]]にも魔力供給するよう案内された。 「ひめさま、じじさまもまりょくいる」「じじさま、よんでる」&footnote(第583話 貴族院の奉納式) **&aname(グルトリスハイトを抱えたメスティオノーラの女神像,option=nolink){グルトリスハイトを抱えたメスティオノーラの女神像} 二階の閲覧室の奥にある。 像が手にしている[[グルトリスハイト>魔術具と神具#像が持つグルトリスハイト]]の魔石に触れると魔力が吸収される。 魔力を一定量以上供給すると、シュタープで神具を作れるようになる時と同様に、脳裏に魔法陣が浮かぶ。&footnote(第583話 貴族院の奉納式) [[シュバルツとヴァイス>#シュバルツとヴァイス]]によると、この行為が「[[じじさま>エアヴェルミーン]]」への魔力供給となる。 属性と祈りが足りた者が、更に魔力供給をすると、来訪者の望みを映す場所に転移する。 転移先では、金色のシュミルの姿をした存在に、知識を求める意思の有無を確認され、意思のある者は、資格保有者のみが開くことができる、始まりの庭へ繋がる扉へと導かれる。 扉を潜り抜けることで、じじさまとの面談が叶い、[[メスティオノーラの英知>グルトリスハイト]]を受け取る機会を与えられる。&footnote(第583-585話) 聖典の背表紙にある鍵穴を中央神殿の聖典の鍵で開けることで、[[国の礎>地理#礎]]へ続く道が現れる。 **&aname(シュバルツとヴァイス,option=nolink){シュバルツとヴァイス} シュバルツ声 （ドラマCD第2弾）：小原好美 （ドラマCD第3弾）：本渡 楓 ヴァイス声 （ドラマCD第2弾）：中原麻衣 （ドラマCD第3弾）：石見 舞菜香 ※「白黒」を欧米では「黒白」と逆に読む。黒はドイツ語で「シュバルツ」、白はドイツ語で「ヴァイス」。 図書館へ入れる喜びから[[ローゼマイン]]の祝福の魔力が溢れ、再起動した[[魔術具>魔力#魔術具]]。 自力で動く魔術具であるため、調合には命の[[属性>魔力#属性]]が必要で、全属性の者でなければ調合不可能。 また、動かすための魔力を注ぐ主や協力者には、光と闇の属性が必要。 [[政変]]で上級貴族がいなくなって1年程は稼働していたが、図書館を[[ソランジュ]]一人で切り盛りするようになり魔力及び供給者の属性不足から機能を停止していた。 館内の案内、キャレルの管理、本の検索、本の貸出と返却対応、未返却者と無断持ち出し者の記録と報告等、多岐にわたる機能を有する。 ひょこっと立ち上がり、ほてほて歩く。ひらがな口調でしゃべり、主のことを男女問わず「ひめさま」と呼ぶ。 主が許可を出した者以外は触ることができない。魔力供給の協力者は、主に許可をもらった上で魔力登録をすれば触れるようになる。 主と共に行動しないと、図書館の外で活動することができない。 主は、供給されている魔力量が上回ると変更される。 じじさまに魔力が供給されると喜ぶ。 ***形状 1年生のローゼマイン（7歳児程度）の肩ほどの大きさの一対のうさぎ。黒がシュバルツ。白がヴァイス。 目は金色で、額にも濃い金色の魔石が付いている。&footnote(第292話) 服を脱がせると、ぬいぐるみのように頭と手足、胴体でパーツに分かれているのがわかる。 胴体部分にはびっしりと金の糸で光と闇の属性に関するらしい高度な魔法陣が刺繍されているが、表面からは魔法陣の一部しか見ることができない。&footnote(第306話) ***衣装 歴代の主から与えられる。 色違い（黒いシュヴァルツは白、白いヴァイスは黒）のパフスリーブの半袖のワンピースとベストを着ていた。&footnote(第293話) ベストは様々な色で複雑に刺繍されており、ワンピースの裾にも複雑な刺繍が施されている。 刺繍には同色の糸で紛れ込ませた複雑な守りの魔法陣が縫い込まれている。&footnote(第306話) ベストのボタンは魔石で、全てに魔力を供給すると攻撃に対する反撃機能が働く。&footnote(第307話) ***&aname(ローゼマインが与えた衣装,option=nolink){ローゼマインが与えた衣装} ローゼマイン謹製の消えるインク、[[フェルディナンド]]の魔法陣、エーレンフェスト女性陣の裁縫技術によって完成した。 そこに[[トゥーリ]]が作った図書委員と漢字で刺繍された色違いの腕章をつけている。 シュバルツは白いシャツとズボンに、ベストとリボンタイ。胸元にヴァイスとお揃いの花飾り。 ベストに複雑な魔法陣と誤魔化すための刺繍がびっしりと刺されている。ズボンの裾にも色とりどりの花や葉の刺繍。 ヴァイスはワンピースにエプロン、首元に絞り染めのリボンと花飾り。 エプロンに複雑な刺繍がびっしりと刺されていて、元の白い布が見えるのは肩のところのひらひらした部分くらい。ワンピースの裾にも花や葉の刺繍。&footnote(第392話) ***歴代のひめさま +政変により粛清された司書 +[[ローゼマイン]] +[[ハンネローレ]] +[[オルタンシア]] +[[ローゼマイン]] +[[フェルディナンド]] (ローゼマインの魔力が女神の御力で変質したため、同質な魔力を持つフェルディナンドが勘違いされる) *司書 :上級司書| ・[[ベルケシュトック>地理#ベルケシュトック]]出身、または与したとされた３名（～政変）&footnote(第652話、書籍版 貴族院一年生) ・[[オルタンシア]](13年冬～14年夏)（夏の半ばに夫から呼ばれ中央の自宅に戻った&footnote(第583話 初週の講義 前編)） ・１名以上存在（15年冬～）&footnote(番外編3話) :中級司書| ・[[ソランジュ]]（政変以前～） :図書委員| 図書委員の腕章を身に着けた者は特別にシュバルツとヴァイスに触る事ができると周知された。&footnote(第422話) ・[[ローゼマイン]](11年冬～) ・[[ハンネローレ]](12年冬～) ・[[ヒルデブラント]](12年冬～) ・[[レティーツィア]](15年冬～) **&aname(昔の司書の日課,option=nolink){昔の司書の日課} 講義の始まりを示す二と半の鐘が鳴るまでに、開館準備をする。 司書が数人で手分けし合って魔術具に魔力を注いで回るのが日課。 図書館の建物にくっついている大掛かりな魔術具から始めて、執務室にある魔石に魔力を次々と注いでいく。 魔術具などに魔力が注いだ後は、閲覧室の鍵を開ける。 閲覧室でシュバルツとヴァイスに魔力を注ぐと、シュバルツとヴァイスも開館準備を始めてくれる。 閲覧室の扉を開けて回り、貸出手続きに必要な道具を準備する。 シュバルツとヴァイスが一階で準備している間に、司書は二階にある魔術具にも魔力を注いで回る。 生徒が出入りする時刻になってからは、。本が返却されれば返したり、キャレルを貸し出したり、学生が持ち込んだ参考書を査定したりする。 先生方が準備して欲しい資料についてオルドナンツを送ってきたらそれを準備する。 上級貴族の司書が貴族院にいるのは領主会議の時期までで、会議が終わると今度は王宮図書館に移動して勤務する。 上級貴族の司書は季節によって貴族院の図書館と王宮図書館を移動して仕事をしていたが、中級貴族や下級貴族の司書はそれぞれの専任で移動することはなかった。&footnote(第405話 聖典を調べる 前編) *コメント #blockquote{このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 &color(red,){表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。}} #pcomment(noname,reply)
