ジェルヴァージオ

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ジェルヴァージオ」を以下のとおり復元します。
名前の初出:第631話(ディートリンデからの手紙で名前のみの登場)
初出:第645話

**家族構成
妻:[[キアッフレード]]の娘。[[コラレーリエ>用語一覧#コラレーリエ]]一族。&footnote(書籍版第五部VII「各々の望み」)
妻:[[シェンティス>用語一覧#シェンティス]]一族の娘。夫の寵愛を受けている。&footnote(書籍版第五部VII「各々の望み」)

養父:[[キアッフレード]]&footnote(書籍版第五部VII「各々の望み」)
甥:[[レオンツィオ]] &footnote(第569話 閑話 ランツェナーヴェの使者 後編)

父:ユルゲンシュミットのアウブ・王族
母:当時(~前20年頃)の[[レーヴェライア>用語一覧#レーヴェライア]]の姫
 同母姉:[[セラディーナ]]&footnote(書籍版第五部IX エピローグ)
  甥:[[フェルディナンド]]
  姪&footnote(貴族の慣例上、公的には無関係):(貴族院でフェルディナンドをお茶会に誘った王女&footnote(第330話 王子とお茶会))&footnote(ふぁんぶっく7 Q&A、本編時点での生死は不明)
 同母妹:[[ヴァラマリーヌ]]&footnote(2021/12/16 作者twitter)

**容姿
髪の色:銀色
&color(#c9caca,#c9caca){000000000}
瞳の色:薄い金色
&color(#FFE48F,#FFE48F){000000000}
銀色の長髪を背中で一つにまとめている。
ローゼマインの目から見て四十代半ばほどで、見た目は老けたフェルディナンド。
アダルジーザの離宮の事を知らない者からも血の繋がりを連想させる。&footnote(第645話 始まりの庭から戻った者)

**地位
階級:ユルゲンシュミット傍系王族→ランツェナーヴェ王族→ユルゲンシュミット傍系王族(グルトリスハイト取得の為)→メダル廃棄により人として認められない 
職種:ランツェナーヴェ国王→ユルゲンシュミットへの魔力供給

**年齢と属性関連
-ローゼマインとの学年差:+29&footnote(ラオブルートが成人したばかりの頃の、ジェルヴァージオの年齢が、貴族院入学時期以降、かつ、成人までに主従関係を深められる程度の猶予があるという範囲内(書籍版第五部IX エピローグ)/フェルディナンドが生まれる前にランツェナーヴェに返送されている(第633話)+返送は成人後(第646話))&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集)
-誕生季:秋&footnote(ふぁんぶっく7 キャラクター設定資料集)
-属性:全属性&footnote(第633話 三人いたアダルジーザの女達から生まれた息子達の中で、全属性で最も魔力が高い)

**ジェルヴァージオ視点の回
書籍版第五部IX エピローグ
書籍版第五部Ⅹ  女神の降臨
**作中での活躍
[[ランツェナーヴェ>地理#ランツェナーヴェ]]の王。
前世代に[[アダルジーザの離宮]]で生まれたアダルジーザの実。幼名テルツァ(第三という意味)。
アダルジーザの離宮では生後すぐにツェントによってメダル登録がされるため、神々やエアヴェルミーン視点では「テルツァ」として認識されている。&footnote(ふぁんぶっく7 Q&A)

アダルジーザの離宮の「[[レーヴェライア>用語一覧#レーヴェライア]]の花」を母に持つ。
当時三人いたアダルジーザの女達から生まれた息子達の中で、全属性で魔力が洗礼式前の計測では他よりも頭一つ抜きん出ていた。&footnote(第633話 要請)
ランツェナーヴェへの返送以前は、魔石にされないよう、次期王になるべく必死になっていた。&footnote(第646話 祭壇の最上部)
[[貴族院]]へは通わず、離宮で教育を施されていたが、[[グルトリスハイト]]を得ようと、上級司書達が不在となる春の終わりから秋の終わりまで[[貴族院の図書館]]を訪れており、当時配属されたばかりだった中級司書の[[ソランジュ]]と交流を持っていた。&footnote(第641話 ソランジュの救出)
この当時は[[地下書庫の奥>貴族院の図書館#地下書庫の最奥]]どころか地下書庫の存在自体を知らなかった。&footnote(書籍版第五部IX エピローグ)
また、この[[傍系王族>階級と職務#傍系王族]]として過ごしていた時期にはレーヴェライアの護衛騎士として配属された[[ラオブルート]]を伴っていた。&footnote(書籍版第五部VII「各々の望み」)

自分の身の上や、自分より属性や魔力量の劣る直系王族に対して思うところがあった為、グルトリスハイトを得てユルゲンシュミットの王になれないものかと模索していたが成人までに達成出来ず、成人と共にランツェナーヴェへ次期王として送られる。
その際、ラオブルートに同母妹である[[ヴァラマリーヌ]]を守るよう命じ、可能であれば娶って欲しいと願った。&footnote(書籍版第五部IX エピローグ)

[[キアッフレード]]の養子となり、親族であるレーヴェライア一族からランツェナーヴェの教育を受け、ランツェナーヴェの国王となった。
コラレーリエ一族であるキアッフレードの娘を妻としたが、シェンティス一族の妻の方を寵愛し、レーヴェライア一族とシェンティス一族を重用していた。&footnote(書籍版第五部VII「各々の望み」)
王となっても求められることは、魔力の多い子を成して、白の建物を維持することだけであり&footnote(第646話 祭壇の最上部)、魔力持ちを押さえつけるような物が色々と開発されて王族は権力を失いつつあり、魔力というエネルギーを生み出す道具のような扱いをされているランツェナーヴェの現状を憂えてユルゲンシュミットで王となる事を望んでいる。&footnote(第649話 ツェントレース)

ジェルヴァージオがランツェナーヴェに発った後に生まれた[[フェルディナンド]]が離宮から引き取られ、同母姉である[[セラディーナ]]が穴埋めに魔石となった事で空席を埋める為に星結びを待つ段階にあったヴァラマリーヌが婚約を解消させられ「レーヴェライアの花」にならざるを得ず、その上政変後処刑された事についてラオブルートより聞き及んでいる。&footnote(書籍版第五部IX エピローグ)

ランツェナーヴェから脱出して、アダルジーザの離宮を取り壊し、自分を含めた魔力ある者たちが[[ユルゲンシュミット>地理#ユルゲンシュミット]]の貴族として尊重される生活を送るため、ラオブルートの手引きを受けて[[ツェント>階級と職務#ツェント]]を目指す。
[[シュタープ>魔力#シュタープ]]を得てランツェナーヴェの権力者として君臨したい[[レオンツィオ]]一派とは意見の差があったが、ツェント不在の好機を活かすため同時に侵攻し、[[ディートリンデ]]やレオンツィオ達と共にアダルジーザの離宮の傍系王族の棟に滞在していた。

[[イマヌエル]]によって[[中央神殿]]で管理されていたメダルが移動され、傍系王族に再登録された後、大神の祠巡りを行う。
[[貴族院の図書館]]で[[ソランジュ]]と昔話をした後、外との連絡が取れないように[[シュタープを封じる手枷>魔術具と神具#シュタープを封じる手枷]]を付けて、終わったときに「縛めを解きにくる」と約束した。
しかしラオブルートの手引きによって訪れた[[地下書庫の奥>貴族院の図書館#地下書庫の最奥]]から[[グルトリスハイト]]を得ることが出来ず、[[ローゼマイン]]失踪時の行動をなぞった結果メスティオノーラ像のグルトリスハイトへの魔力供給によって[[始まりの庭>貴族院の施設#始まりの庭]]へ送られたため、ソランジュの縛めが解かれることは無かった&footnote(第641話 ソランジュの救出)
[[エアヴェルミーン]]に謁見し、[[メスティオノーラの書>グルトリスハイト]]を授かる途中、ローゼマインと[[フェルディナンド]]に英知の光を闇の神のマントで吸収される。
そのため、礎に向かうルートが途切れ途切れにしか載っていない不完全なメスティオノーラの書を得ることとなってしまった。&footnote(第650話)
[[最奥の間>貴族院の施設#最奥の間]]でフェルディナンドやローゼマインと戦い、エアヴェルミーンが介入して始まりの庭へ引き戻される。
その後、[[メスティオノーラ]]に命の奪い合いを禁じられ、エアヴェルミーンやフェルディナンドとそれぞれの望みと現状について話し合った。
その際ランツェナーヴェの者を救う事と与した中央騎士団に報いることを望んだが、騒動に巻き込まれた者についての処遇については語らなかった。
そのためフェルディナンドからは自陣営の利益しか考えていない、思考の根本がランツェナーヴェの王だと評されて警戒された。&footnote(第651話 魔王の暗躍 付け足し)
//ちなみに、その中央騎士団は大部分がトルークで操られていた者たちであったため、何をもって報いることになったかは不明である。
フェルディナンドがツェントになった場合の計画では、ランツェナーヴェから率いた者達が処刑されかねないため、苦言を呈している。&footnote(第649話 ツェントレース)

話し合いの結果、[[ツェント候補>階級と職務#ツェント候補]]3人で国境門を染める早さを競い合い、ツェントを決めることになる。
フェルディナンドの妨害で転移の魔法陣を描く手を打ち抜かれ、その傷が治る程度の薬を渡された。
転移後、ギレッセンマイアーの国境門滞在中に中央でメダルを破棄されてシュタープを失い、閉じ込められる。
フェルディナンドからは餓死するまで放置するのも一つの手と冷酷に扱われる。
ツェントになったエグランティーヌ達に捕縛されるが、その時の抵抗で、エグランティーヌ達の護衛騎士の半数を打ち倒した。
その後は犯罪者として、エグランティーヌに記憶を覗かれた。

フェルディナンド、そしてローゼマインとも魔力量が均衡しており&footnote(第647話 祭壇上の戦い)、作中で最大の魔力量を持つが騎士としての訓練を受けていない為か、戦闘では防戦一方であった。
ローゼマインらと対峙した際には、ランツェナーヴェの窮状やエアヴェルミーンから得た情報などを伝えることで自身の側につくよう訴えたが、フェルディナンドには訴えを一顧だにされなかった。
ソランジュや部下の扱いなどから情が無いわけではないが、ランツェナーヴェの事情を訴えつつも侵攻中に行われた凶行については知りながら看過していた様子であり、自分たちが危害を加えた相手を味方に加えようするなど非情かつ自己中心的な所がある。

成人前からグルトリスハイトを狙ってはいたものの、当時は地下書庫の奥の存在自体を知らず、王族がグルトリスハイトの入手方法をローゼマインより得てから行動を起こしており、ラオブルート経由でもたらされた地下書庫の奥での入手方法をなぞっただけで、本来の入手方法は知らなかった模様。
-[[グルトリスハイト>「王族」出現以降の道筋>グルトリスハイト#「王族」出現以降の道筋]] および [[ランツェナーヴェ>グルトリスハイトの知識継承>ランツェナーヴェ#<参考>グルトリスハイトの知識継承]] も参照

**経歴
前28年秋 [[アダルジーザの離宮]]にて、テルツァとして生まれ、メダルに登録される&footnote(ふぁんぶっく7 Q&A/アダルジーザの離宮では生まれてすぐにメダル登録、キャラクター設定集)
前21年秋 洗礼前にランツェナーヴェの次期王として選ばれ、洗礼を受ける
     メダルがユルゲンシュミットの傍系王族として登録される&footnote(第640話/「普通の傍系王族登録とは少し違う」様子から、普通の傍系王族は王宮管理、アダルジーザの者は中央神殿管理だと思われる)
前13年秋 成人し、シュタープを得て、次期王として[[ランツェナーヴェ>地理#ランツェナーヴェ]]に戻される
     メダルが海外へ渡った者として場所を移され、中央神殿で保管される
15年春 [[ラオブルート]]の手引きでランツェナーヴェの館から転移陣を用い[[アダルジーザの離宮]]に赴く
    &nbsp()[[イマヌエル]]が管理するメダルの移動によりユルゲンシュミットの傍系王族の身分に戻され、祠を巡る
    &nbsp()[[始まりの庭>貴族院の施設#始まりの庭]]へ行き、メスティオノーラの書を得る(ただし、ローゼマイン達に妨害されて不完全・再取得不可)
    &nbsp()フェルディナンド達と戦闘、始まりの庭でメスティオノーラの仲裁を受け、ツェント候補でレースを行う
    &nbsp()メダルを廃棄されてシュタープを失い、国境門に閉じ込められる
    &nbsp()エグランティーヌ達に捕縛され、記憶を覗かれる

**作者コメント
【[[第645話 始まりの庭から戻った者 あとがき>http://ncode.syosetu.com/n4830bu/645/]]】
そして、やっとこさジェルヴァージオの登場です。銀髪の老けたフェルディナンド。

【[[2022年 10月11日   Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1579813738701430784]]】
&b(){>ウィンク考察}
ジェルヴァージオ:できる。妻に頼まれればする。

【[[2022年 10月12日   Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/1580031335279706112]]】
&b(){>ジェルヴァージオの婚姻について}
第五部Ⅶの短編「各々の望み」参照。
妻も子供も複数います。
シュタープを持ってユルゲンシュミットから一人でやって来る魔力の高い成人男性なので、有力な家から妻があてがわれます。一人で行く以上、生活の後ろ盾が必要なので拒絶はできません。結婚は王の義務です。寵愛の偏りはありますが。

**コメント
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