グローリエ

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初出:第253話 名前の初出:書籍第三部IV&footnote(p8.人物紹介、p.284「ゲオルギーネの来訪」加筆修正部、p.316~エピローグ)

**家族構成
夫:[[ダールドルフ子爵]]
息子:[[シキコーザ]]

**地位
階級:中級貴族
職種:子爵夫人(第二夫人→第一夫人)

**年齢関連
-ローゼマインとの年齢差(季節不明):+28&footnote(ローゼマイン7歳時に35歳 公式の人物まとめ第三部)
-ローゼマインとの学年差:+28or29(誕生季による)

**グローリエ視点の回
書籍第三部IV エピローグ

**作中での活躍
シキコーザの母親。
[[ガブリエーレ]]の忠臣がエーレンフェスト土着の中級貴族との間に成した子で、[[旧ヴェローニカ派>用語一覧#旧ヴェローニカ派]]。 
[[ゲオルギーネ]]に名を捧げており、[[ゲルラッハ子爵>グラオザム]]とは同士。
[[先代領主>先代アウブ・エーレンフェスト]]が[[ジルヴェスター]]を領主に選んだ事に不満を抱いている。

息子シキコーザの魔力量が中級貴族の基準を満たさず、夫に与えられた選択肢&footnote(下級貴族へ養子に出すか、家の下働きか、神殿か、という通常のもの)の中で[[神殿>エーレンフェスト#神殿]]に預ける事を選択した。
当時の[[神殿長>ベーゼヴァンス]]を介して領主の母[[ヴェローニカ]]への繋がりを作る狙いがあり、狙い通りヴェローニカへの接触が叶い、[[ダールドルフ領>エーレンフェストの領地#ダールドルフ子爵領]]が潤った。
元第一夫人が死亡して自身が繰り上がったのと同時期に、中央の政変を機に息子が還俗できた事を非常に喜んでいた。
中級貴族には不十分な魔力にもかかわらず我が子を跡取りに据えられるようにヴェローニカとも約束し、本来後継ぎである[[イェレミアス]]の始末を画策するなど自分勝手な性格。
その矢先にシキコーザが命令違反などの罪で処刑され、原因となった平民あがりの[[マイン]]、平民の護衛を命じた[[フェルディナンド]]、共謀した上司[[カルステッド]]、処刑を命じた[[ジルヴェスター]]を恨み、敵討ちを願う。
直接手を下せば一族が道連れになるため、悪い噂を流したり、敵対しそうな貴族を煽ったりと暗躍し、神殿長や[[ビンデバルト伯爵]]によるマインの拉致計画にも関与した。&footnote(書籍版第二部IVプロローグ)
イェレミアスには、感情的すぎて貴族に不適格、第一夫人とするのは反対と評されており、実際シキコーザを失ったときの一族の言動で絶望し、上述の自分勝手な思惑を棚に上げて一族にも恨みを抱いて連座で一族もろとも処刑されるほどの犯罪を犯したことから妥当だったといえる。&footnote(第451話)


一族が滅んでもかまわないと[[聖典>魔術具と神具#聖典]]を[[偽物>魔術具と神具#見た目を写し取る魔術具]]([[毒付>薬と毒#遅効性の毒]])とすり替え[[ローゼマイン]]を毒殺しようとするも失敗。
見つかったと悟ると側仕えを巻き込んで記憶を読まれないように頭を吹き飛ばし自殺。&footnote(第451話)
一見全てに失敗したかのように見えたが、その裏で、エーレンフェストの[[聖典の鍵>魔術具と神具#聖典の鍵]]をアーレンスバッハの鍵とすり替え、エーレンフェストの鍵を転移陣で[[ギーベ・ゲルラッハ>グラオザム]]に届けていた。&footnote(第449~452話、第456話、第589話 後書き)
しかし、この一連の所業がきっかけとなってジルヴェスター一派に[[名捧げ]]関連の重要な情報がもたらされて粛清が前倒しされた事で銀製品の情報漏洩にまで至り、鍵のすり替えもゲオルギーネだけでなくローゼマインを利する結果になった。

**経歴
~前06年 [[ゲオルギーネ]]に[[名捧げ]]する&footnote(正確な時期は不明だが、ゲオルギーネがアーレンスバッハに嫁ぐ前)
~前09年 [[ダールドルフ子爵]]の第二夫人になる
前09年頃 [[シキコーザ]]を出産し、神殿に入れる
05年頃  [[ダールドルフ子爵]]の第一夫人になる&footnote(書籍第三部IVエピローグ シキコーザの神殿からの還俗と貴族院編入が許された頃に前第一夫人が死亡し、第一夫人にあがった)
07年秋  シキコーザの処刑が決まり、[[ヴェローニカ]]や[[神殿長>ベーゼヴァンス]]に助命嘆願するが叶わずに終わる
08年春  [[グラーツ>エーレンフェストの領地#グラーツ男爵領]]の夏の館に[[ビンデバルト伯爵]]や[[ザイツェン子爵]]、神殿長らを迎え、ゲオルギーネに名を捧げた者達と密談する&footnote(書籍版第二部IVプロローグ)
09年秋  [[ゲルラッハ>エーレンフェストの領地#ゲルラッハ子爵領]]の夏の館で、ゲオルギーネに名を捧げた者達と密談する&footnote(書籍版第三部IVエピローグ)
13年夏  [[ゲルラッハ>エーレンフェストの領地#ゲルラッハ子爵領]]の夏の館で、ゲオルギーネとゲオルギーネに名を捧げた者達とで密談する&footnote(第456話)
13年秋  エーレンフェストの聖典の鍵および聖典の盗難、[[ローゼマイン]]を暗殺する為の毒の仕込み、灰色神官誘拐を実行する
     &nbsp()事件の発覚を受けて自爆する

**コメント
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