アンゲリカ

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アンゲリカ - (2023/02/12 (日) 14:20:06) のソース

初出:第182話

声(ドラマCD第1弾/第2弾):浅野真澄
声(ドラマCD第5弾/第7弾/第8弾):本渡 楓

**家族構成
父:[[先代アウブ>先代アウブ・エーレンフェスト]]の側仕え&footnote(書籍版第四部I「有意義な土の日」)→城の側仕え&footnote(ふぁんぶっく2 家系図)。アンゲリカの留年を回避させ卒業まで導いた[[ローゼマイン]]に感謝している。
母:[[フロレンツィア]]の側仕え。同上。
 妹:[[リーゼレータ]]

婚約者:[[エックハルト]]

**容姿
髪の色:淡い水色
&color(#bbe2f1,#bbe2f1){000000000}
瞳の色:深い青
&color(#0068b7,#0068b7){000000000}
淡い水色の髪に深い青の瞳。
女性の側仕えならともかく、どこからどう見ても騎士には見えない&footnote(第182話)。
小柄で細身の少女。可憐な美少女である。美少女なのである...

**地位
階級:中級貴族
職種:騎士[[見習い>階級と職務#学生]]→騎士・[[ローゼマインの側近>側近#ローゼマインの側近]]

**年齢と属性関連
-ローゼマインとの学年差:+5&footnote( ローゼマイン7歳冬に3年生 第228話)
-誕生季:夏&footnote(適性から夏か秋生まれと確定し、初出の182話はローゼマイン7歳夏であり、公式人物まとめ第三部でアンゲリカの年齢が12であることから、夏の時点で12歳であったと推測されるため。/書籍版「貴族院外伝 一年生」で口絵の指輪の色が青)
//334話の剣舞の衣装は誕生季にかかわらず青なので根拠にならない
-洗礼時の属性(適性):火風&footnote(第242話)
-3年生時に得られた加護:火のみ(風は得られなかった)&footnote(第242話 第466話)
-加護の再取得:火風、武勇、導き、疾風&footnote(第533話)

**アンゲリカ視点の回
書籍版 貴族院外伝 一年生「アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士」

**作中での活躍
小柄で細身の脳筋美少女。外見詐欺のため、茶会や宴で護衛するのに向いている。但し、本人は戦力強化以外の目的で身を飾ることを好んでいない&footnote(第328話)。
側仕えを多く輩出する家系に生まれたのにもかかわらず、勉強嫌いで側仕えにまったく適さないため、騎士の道を選ぶ。
[[ローゼマイン]]が領主の養女になってから、[[貴族街>エーレンフェスト#貴族街]]にいる間の護衛になった。
ローゼマインの護衛騎士に引き立てられたことで家族以外の一族に存在を認められ、そのことに対して感謝するとともに主であるローゼマインを最上に考えている。

11年冬の[[奉納式>暦#奉納式]]時に、[[貴族院]]から[[エーレンフェスト]]に戻ったローゼマインに同行した後、[[神殿>エーレンフェスト#神殿]]で護衛騎士任務を遂行することを強く希望し、騎士団長と領主から成人式前の神殿通いの許可を得た。&footnote(第318話)
更に奉納式の期間は、両親の許可を得た上で、神殿へ泊まり込んだ。&footnote(書籍版外伝1「アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士」)
アンゲリカを外してローゼマインの健康診断を断行しようとした[[フェルディナンド]]のすすめを受け、ローゼマインの許可なく、[[エックハルト]]と訓練へ行ってしまったが&footnote(第321話)、その夜[[ダームエル]]より、アンゲリカの行為が護衛任務の放棄にあたることと、必ず主の意見を求めるようにすれば他者の口車にのせられずにすむと教わった&footnote(書籍版外伝1「アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士」)後は、事前にローゼマインの許可を得ることを徹底している&footnote(第533話)。
更に、少しでもローゼマインの役に立とうと考え、[[ニコラ]]に仲良くしてくれと頼んだり、[[モニカ]]の助言を受け来客のベルの音を覚え、取り次ぎ役の仕事もできるようにしたり&footnote(書籍版外伝1「アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士」)、[[ボニファティウス]]と魚の解体訓練をたくさんし、[[アーレンスバッハ>アーレンスバッハの領地]]の魚解体でその腕を披露したり&footnote(第428話)した。

スピード特化の戦い方を得意としていて&footnote(第221話)、中級貴族にしては魔力多め。
騎士は[[シュタープ>用語一覧#シュタープ]]を武器に変形させて戦う者が多いが、その分の魔力を身体強化に割り当て、武器は魔剣を使っている。
あまりにも座学の成績が悪く(実技は得意&footnote(439話 ユレーヴェとハルトムートの成人式))、アンゲリカが補講を乗り切るために、[[アンゲリカの成績を上げ隊]]が結成された。
説教臭い魔剣[[シュティンルーク>魔術具と神具#シュティンルーク]]の主で、ローゼマインの魔力を得て魔剣が意志を持つようになってからは、余計に思考をしなくなった。
ローゼマインが襲撃を受け[[ユレーヴェ>魔術具と神具#ユレーヴェ]]で眠ってからは、ボニファティウスの弟子となり、鍛えられた。
上級騎士でもあまりいない身体強化の魔術を使える騎士になっている。
基本的に何も考えない分、躊躇わない。誰が相手でも武器を向けて主を守る。
[[コルネリウス]]にフェルディナンドからもローゼマインを守るように言われていたことから&footnote(書籍版外伝1「アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士」)、フェルディナンドにも躊躇なく剣を向ける&footnote(第321話)。

アンゲリカを気に入ったボニファティウスの後押しにより、[[トラウゴット]]と婚約した。
11年冬の貴族院でローゼマインの側近となったトラウゴットが、解任に近い辞任をした為、婚約は解消となり、親族会議の結果、第二夫人の立場でエックハルトと婚約することになった。&footnote(書籍版外伝1「アンゲリカ視点 神殿の護衛騎士」、第334話)
貴族院の卒業式でのエスコート役はボニファティウスに任せたつもりだったので、実は内心ちょっとガッカリした&footnote(第334話あとがき)。
エックハルトやフェルディナンドからトラウゴットでは強さや心構えでも相手にならないと評されている&footnote(SS35話)。中級貴族であるにもかかわらず、おそらくエーレンフェスト内ではトップレベルの戦闘力を持つボニファティウスすらひやっとさせる&footnote(第534話)など、身分と外見からは考えられないような戦闘力を持つ。

ローゼマインに対する忠誠心はかなり高く、「ローゼマイン様以外の主に仕えられる気がしません&footnote(第560話)」と言い切っている。
狂おしいほどに強さを求めるのも、主であるローゼマインのためである。&footnote(SS35話)
同時に、[[シャルロッテ]]に姉として良いところを見せようと頑張っているローゼマインに感化されており、リーゼレータの婚約式の場で、リーゼレータに対し、自分はリーゼレータの姉なのだから、主の次にリーゼレータを守ると誓った。&footnote(ふぁんぶっく5「色合わせと婚約式」)

[[アーレンスバッハの礎取りディッター>エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦]]で、
「後のことも考えて攻撃方法を選択せよ」と注意するエックハルトに対し、アンゲリカが放った
「はい。わかったような気がします」&footnote(第602話 アーレンスバッハの神殿)とは、わかっていない時の常套句である。
ランツェナーべ船を凍らせるために冬を呼ぶ、というフェルディナンドの非常識作戦では、
「難しいことを要求された時は、理解することよりも自分の割り振られた役割をいかにこなすかが大事なのです」&footnote(第610話 ランツェナーヴェの船 後編)
と、深いようで、アンゲリカを知っている者からすれば実は深くない名言を残した。アンゲリカの真の姿をしらない[[ハイスヒッツェ]]はこの言葉に感銘を受けている。


[[ローゼマイン]]が魔力散布祈念式で神具を使って魔力を減らす際、魔獣狩りをする[[コルネリウス]]を羨ましそうに見つめたため、ローゼマインに「祝詞をすぐに覚えられるならば行っても構わない」と言われた時には「わたくしには向きませんね」とあっさりローゼマインの部屋の護衛を選んだ&footnote(667話 魔力散布祈念式 中編)。

また、神々の御力が増えてしまうために回復薬が使えないローゼマインを、極力歩かせないように抱き上げて運び、自分が部屋に到着するまで待っていてほしい、とキリッとした顔で注意した&footnote(668話 魔力散布祈念式 後編)。

エックハルトのアーレンスバッハ行きに伴い婚約を解消した&footnote(第440話)が、ローゼマインとフェルディナンドの婚約でエックハルトとの婚約話が再度浮上。婚約式の後に双方の意思確認後、あっさり再婚約を決定した。&footnote(第676話 家族に繋がる道)
ローゼマイン視点では恋愛要素は確認できず。



「何となくわかったような気がします」&footnote(……全然わかってない顔だ! 初出第242話 アンゲリカの魔剣)


**経歴
前04年 誕生
03年  洗礼式
06年冬 [[貴族院]]に入学
08年夏 ローゼマインの護衛騎士に就任する。&footnote(第182話、書籍版第四部I「有意義な土の日」)
08年冬 冬の間に3年生の授業を合格できず、補講が決定する。&footnote(第228話)
09年春 加護の取得で、適性のある大神の加護を得られないという稀な例となる。&footnote(第466話。冬の講義中ではなく、春の補講中に儀式を行った)
    &nbsp()補講を合格し、貴族院留年を回避する。&footnote(第241話)
    &nbsp()ローゼマインから魔剣に魔力を拝領する。&footnote(第242話)
09年秋 [[ローゼマイン式魔力圧縮法]]を知る為の契約魔術にサインをする。&footnote(第267話、第271話)
09年冬 ボニファティウスの弟子となる。&footnote(第271話、書籍版第三部V特典SS「妹を守るために」)
10年冬 貴族院の卒業式の剣舞役に選抜される。&footnote(第297話)
11年冬 エックハルトと婚約する。&footnote(第334話)
    &nbsp()卒業式では剣舞を奉納する。&footnote(第334話)
    &nbsp()貴族院を卒業する。
    &nbsp()ローゼマインの護衛騎士に正式に配属される。&footnote(第342話)
12年春 [[ローゼマイン式魔力圧縮法]]の第四段階を伝授される。 &footnote(第358話)
13年春 エックハルトとの婚約を解消する。&footnote(第437話)
13年冬 神殿で奉納式を行う。&footnote(第455話、書籍版第四部IX「思い出と別れ」、第五部II「頭の痛い報告書(三年)」、第五部IV「プロローグ」)
    &nbsp()エーレンフェストで加護取得の儀式を実施した結果、適性のある大神の加護と眷属の加護を得る。&footnote(第533話)
    ただし、眷属の神の名前は魔剣シュティンルークの言葉を復唱していた。
14年春 領主会議中の星結びの儀式と奉納の儀式で、青色巫女(に扮した護衛)を担う。 &footnote(第543~544話)
14年冬 貴族院で奉納の儀式の青色巫女(に扮した護衛)を担う。 &footnote(第578~583話)
15年春 ローゼマインの[[アーレンスバッハの礎取りディッター>エーレンフェストとアーレンスバッハの礎争奪戦]]に同行する。&footnote(第600話~)
    &nbsp()アーレンスバッハの神殿で、対[[ランツェナーヴェ>地理#ランツェナーヴェ]]戦を行う。
    &nbsp()[[ランツェナーヴェ>地理#ランツェナーヴェ]]の船攻略戦で、ローゼマインの護衛を担う。&footnote(第610話)
    &nbsp()[[ゲルラッハ>エーレンフェストの領地#ゲルラッハ子爵領]]攻防戦に参加する。&footnote(第613話~)
    &nbsp()[[貴族院防衛戦]]に同行する&footnote(第636話~)
    &nbsp()[[アレキサンドリア>地理#アレキサンドリア]]に移籍する。
    &nbsp()エックハルトと再度婚約する。 &footnote(第676話)

**作者コメント
【[[2015年 09月30日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1248654/]]】
アンゲリカは主のためならば躊躇わない騎士と対比して設定していました。最初から勉強は苦手設定でしたが、ここまで残念な脳筋になる予定はなかったはずなのです。どうしてこうなったのでしょうね? 不思議。
【[[2017年 03月29日   Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/846951914206056453]]】
&b(){>作者の夢}
夢の話に意外と需要があった。
婚姻式~エピローグその1くらいの頃に見たアンゲリカの両親に脳内で直訴される夢の話。
「アンゲリカとエックハルト様の婚姻はどうかお考え直しください。あの子にはどう考えても無理です」
「ごめん。もう決まっちゃった」
この世の終わりみたいな顔をされた。
【[[2017年 07月20日   Twitter>https://twitter.com/miyakazuki01/status/887836288992202752]]】
&b(){>夫婦関係} 
エックハルトとアンゲリカもそうですね。周囲には理解できなくても、二人なりの距離感を大事にする夫婦になるでしょう。
【[[2017年 10月11日   Twitter>https://mobile.twitter.com/miyakazuki01/status/918102982935248897]]】
&b(){>ウィンク考察}
アンゲリカ:できるけど色気がない。ウィンクというよりは片目を瞑るが正しい
【[[2018年 10月06日活動報告 10月14日返答>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/2141450/]]】 
&b(){>自己肯定感が低く、能力が活かせていなかったアンゲリカ}
 自己肯定感の育つ環境ではありませんでしたからね。だからこそ、神殿へ通えたわけですが。
&b(){>貴族の婚姻として見るなら十分に幸せになれそうな、アンゲリカ&エックハルト}
 私もそう思います。利害関係はガッチリ合っているので。
&b(){>騎士適正があるのだから適材適所の教育を親がしてやれば良かったのに……(難しそうだけど)}
 アンゲリカは座学が本当にダメだし、指示や注意をすぐに理解できないので、騎士の適正と言われると「うーん」という感じですね。噛み砕いて理解するまで教えてくれるダームエルがいて、わかりやすく命じてくれる主がいるから優秀な護衛騎士でいられるのです。両親に何とかできることではありません。

**コメント
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