アウブ・ダンケルフェルガー

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アウブ・ダンケルフェルガー - (2022/04/09 (土) 19:46:27) のソース

初出:SS第8話「エーレンフェストの本」、本編での初出は第358話(本人初登場は第415話)
名前の初出:小説は書籍版第五部VIII購入特典SS「ダンケルフェルガーの会議室」、現実時間での初出は作者twitter

声(ドラマCD第7弾): 上田燿司

**家族構成
父:ダンケルフェルガー領主一族として健在&footnote(第582話 初週の講義 後編)
母:ダンケルフェルガー領主一族として健在&footnote(第582話 初週の講義 後編)
第一夫人:[[ジークリンデ]]
 息子:[[レスティラウト]]
 娘:[[ハンネローレ]]
第二夫人:
 息子:[[ラオフェレーグ]]
 娘:[[ルングターゼ]]
第三夫人:

兄:ダンケルフェルガー領主一族として在籍&footnote(ハンネローレの貴族院五年生 第1話)
 甥:[[ケントリプス]]
 甥:[[ラザンタルク]]
弟:ダンケルフェルガー領主一族として在籍&footnote(第582話 初週の講義 後編)
妹:[[マグダレーナ]]
 甥:[[ヒルデブラント]]

**容姿
髪の色:淡い紫色&footnote(2022/2/21 作者twitter)
&color(#D5A5E1,#D5A5E1){000000000}
瞳の色:レスティラウトによく似た赤い瞳&footnote(2022/2/21 作者twitter)
&color(#ea5550,#ea5550){000000000}
大柄でとても強そうで、見るからにダンケルフェルガーの騎士達を率いるのに相応しい容貌
ちょっと厳つい顔

**地位
階級:[[領主>アウブ]]
職種:アウブ・ダンケルフェルガー

**年齢と属性関係
-ローゼマインとの学年差:+22~+23&footnote(2021/12/5 作者活動報告にある、書籍版第五部VIIの新キャラちら見せ②補足説明に、36歳の記載有。書籍版第五部VIIが14年冬~15年春にまたがるので、14年冬の年齢のつもりなら+23、挿絵があるのであろう15年春時点の年齢のつもりなら+22(春生まれの場合)~+23(春以外の生まれの場合))
-属性:大神全属性&footnote(658話 ダンケルフェルガーの物語の〆切からも話し合い上の役柄としてでなく本気で新ツェントの候補として上げられていることが伺える/655話 祭壇に上がれるのは全ての大神の御加護を得た者/加護の再取得をする機会はそれまでに無いため初登場時から大神全属性と思われる)

**作中での活躍
フルネームは「ヴェルデクラフ・アウブ・ダンケルフェルガー」。&footnote(名前の初出は2022/2/21 作者twitter)
ダンケルフェルガーの領主。
ハンネローレが直接渡すつもりだった歴史書を勝手にエーレンフェストに貸し出してしまったり&footnote(SS8 エーレンフェストの本、第358話)、魔物討伐の先頭に立ったりする&footnote(第420話 強襲)、豪快な人物。
[[ダンケルフェルガーの本>ダンケルフェルガーの歴史の本]]の出版権を巡って[[ローゼマイン]]に[[ディッター>ディッター#本の販売権の争奪戦]]勝負を持ちかけた。&footnote(第415話 領地対抗戦の始まり(二年))
ディッター勝負を持ち掛けるときは楽しげだが、勝負所では厳しく相手を見定める領主の顔を出す。
率直に強さを求める領地の風土に漏れなく、貴族院でローゼマインが復活させた[[ディッターの前に行う儀式>呪文と祝詞#ディッターの前に行う儀式]]の本来の方法とその効果の情報を得るや、儀式の効果向上の為に[[ライデンシャフトの槍>魔術具と神具#ライデンシャフトの槍]]を求めて領地の神殿に押しかける騒動を起こし、冬の奉納式の時期の神殿を困惑させた。&footnote(第509話)
レスティラウトがローゼマインを狙った[[嫁取りディッター>ディッター#嫁盗りディッター]](実際には嫁「取り」ではなく嫁「盗り」ディッター)においても、観戦のために貴族院への立ち入りを求めて[[ルーフェン]]を困らせ、ディッターの様子を収める魔術具を学生に持たせることで諦めた。&footnote(第500話)
その年の領地対抗戦では、ダンケルフェルガーの騎士団を率いて自ら儀式の実演を行い、全領地にその効果を知らしめた。&footnote(第513話 ディッター競技とダンケルフェルガーの実演)
その際、神殿から&s(){奪った}お借りした本物の神具であるライデンシャフトの槍をしっかり使用している。
実演までの短い期間に祝福を得る為に必要な魔力奉納量と1人当たりの負担を計算し、前日ではなくディッター直前の儀式実施を可能にするなど、領地一丸となって研鑽する姿勢は、領地全体の風土であると同時に、アウブ本人の資質であるとも言える。

15年春、[[ジルヴェスター]]とローゼマインから[[緊急通信用の魔術具>魔術具と神具#緊急連絡のための魔術具]]で連絡を受け、「本物のディッター」として、[[エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター>ディッター#エーレンフェストとアーレンスバッハの礎取りディッター]]と、[[ユルゲンシュミットの攻防ディッター>ディッター#ユルゲンシュミットの攻防]]への参戦を引き受けた。&footnote(第596話 誘惑)
その交渉の際にローゼマインが発した「[[シュタイフェリーゼ>神々#シュタイフェリーゼ]]より速く」というフレーズを気に入り、その後も使い続け、領内に流行させてしまった様子である。
その後、王族からの救援要請を待ち続けるも連絡が取れず、[[ルーフェン]]より貴族院での変事を知る。
次期ツェントになる可能性がある事も含めて覚悟を決めたことで、女神の化身からの号令という大義名分を得て、貴族院および王族を守るべく[[貴族院防衛戦]]に自ら参戦した。
貴族院を「ユルゲンシュミットの要」と認識しており、王族よりも正しい歴史認識を持っていることが窺える。&footnote(第633話 要請)
[[アダルジーザの離宮]]についても姫たちの魔力量の高さを知っているのみならず、[[トルキューンハイト]]の末裔として[[ランツェナーヴェ>地理#ランツェナーヴェ]]の者達を脅威と認識し、代々姫が献上されてきた歴史知識も持ち合わせている様子である。&footnote(第633話 中央騎士団を率いる者)
[[フェルディナンド]]らとアダルジーザの離宮に夜襲をかけた後、ようやく王族からの救援依頼を受け、すぐさま王宮に向かった。
王宮鎮圧後、助け出した妹・マグダレーナと共に講堂の戦いに参戦、[[ラオブルート]]を打ち倒すと同時に、反乱者の捕縛を行った。
戦後の王族との会談には第一夫人と共に参加。
次期ツェントに任命される可能性はあったものの、王族による立候補があった為、アウブ続投が決定した。
領主会議後、レスティラウトと共に神殿へ向かい話し合いを行った&footnote(ハンネローレ貴族院五年生 第4話 講義中の情報交換)。おそらく、聖典の鍵の回収を行ったと思われる。

**経歴
前22or前21年 生誕
前15or前14年 洗礼式
前12or前11年 貴族院入学
前07or前06年 貴族院卒業・成人
10年頃 アウブ就任&footnote(2021/12/02TOブックスTwitterおよび2021/12/5 作者活動報告にある、書籍版第五部VIIの新キャラちら見せ②コメントで、アウブを継承して五年くらい。挿絵時期が15年春であることと、正式就任は領主会議時と思われることから、10年春就任の可能性が高い)
12年春 領主会議にてダンケルフェルガーの歴史書をエーレンフェストに貸し出す
12年冬 領地対抗戦にてエーレンフェストに本の出版権を巡るディッター勝負を持ちかける
    (結果、13年春の領主会議にてダンケルフェルガーから貸し出す全ての本についての出版契約が結ばれる&footnote(第434話 領主会議の報告会(二年)))
13年冬 ダンケルフェルガーの神殿に押し掛ける騒動を起こす
    領地対抗戦にてライデンシャフトの槍を使った儀式の実演を行う
15年春 本物のディッターへの参戦を引き受ける
    [[ルーフェン]]より情報が齎され[[貴族院の防衛>貴族院防衛戦]]に臨む
    戦後の王族との会談に第一夫人と共に参加
    継承の儀式に参列する&footnote(第659話 閑話 ハンネローレ視点 継承の儀式 前編)

**作者コメント
【[[2016年 07月15日 活動報告>http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1461560/]]】
 感想欄でご指摘があったようにアウブ・ダンケルフェルガーが証拠もなく勢いで参戦を決めることに疑問を持った方は多いでしょう。
 でも、ダンケルフェルガーはこれまでの積み重ねがあります。ディッター中にトルークを使われた中央騎士団の横槍攻撃を受けたり、トルークの説明を第一夫人とハンネローレが聴かされていたり、中央に異変があった時には守りに行ってほしいとお願いされていたり、領主会議中に地下書庫でお手伝いをしていたハンネローレからの情報だったり……色々な勘違いや解釈の違いはありますが、全く情報がないわけではありません。

 付け加えるならば、夏の葬儀でディートリンデがレオンツィオといちゃいちゃして、大事な話し合いの場からフェルディナンドを遠ざけている様子やランツェナーヴェを非常に優遇しているところにアウブ自身が遭遇しています。
 フェルディナンドが毒を盛られた云々はともかく、次期ツェントを自称するディートリンデの外患誘致に関しては全く判断材料がないわけではないのです。もちろん、八割ディッター脳であることは否定しません。

**コメント
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