第2部 第6章「Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ 星の生まれる刻」後編にて実装された期間限定★5ランサー。

ステータスはATK寄り型。
カード構成はB2A2のセイバー型。Hit数はB・A:3hit、Q:4hit、EX:5hit、宝具:5Hitと全体的に多め。
クラススキルは「対魔力 B」「陣地作成 B+」。
ランサーとしては珍しく「陣地作成」と複数のAカードを持ち、NP稼ぎの性能は高め。QもHIT数が多く悪くない。

再臨段階によって宝具の性能を丸々変化させるという、本ゲーム初となる特殊な性質を持つ。
またスキルの使用によって戦闘中でも再臨状態を切り替えることが可能で、臨機応変な戦術をとれるサーヴァントである。

属性は中立・悪・地。特性は〔妖精〕、〔竜〕、〔童話〕、ランスロット〔剣〕と共通の〔愛する者〕特性の他、再臨第1段階・もしくは簡易霊衣「妖精騎士ランスロット」でのみ〔円卓の騎士〕特性を有している。
更に〔特別な星の力〕を持つためギルガメッシュの宝具特攻を受けない。

スキル

【スキル1】ドラゴンハート B CT:8-6
自身の攻撃力アップとダメージカット状態と最大HPアップを付与(全て3T)し、NPをチャージするスキル。
攻防に渡って満遍なく自身を強化する。どちらかといえば、攻撃力アップとNPチャージがメインの効果になるだろう。
ダメージカットの数値は控えめだが、発動回数が無制限なので他者からのサポート次第では目に見えた効果を発揮する。
実用的な効果を多数持つが故に、CTが少し長めなのが難点。

【スキル2】ペリー・ダンサー B CT:7-5
3Tの間自身のスター集中度を大きく上昇させ毎ターンスター獲得状態を付与し、スターを獲得するスキル。
ランスロットの「無窮の武練 A+」にやや劣る程度の極端に高いスター集中倍率を獲得し、更にスターの即時獲得と継続供給もセットになっている。
このスキルのみで安定したクリティカルを狙うにはやや個数が物足りないので、自身のアーツ版宝具やその他のサポートで補いたい。
Lv8→10でスター1個が増えるのみ、Lv9は集中倍率が少し増えるだけであるため、強化素材に余裕が無ければ8止めにしてもいい。

【スキル3】レイ・ホライゾン A CT:7-5
再臨段階によって初回使用時の効果が変化する特殊なスキル。いずれも1T無敵効果は共通。
1及び2段階時は、自身を再臨3段階時の姿に変化させ宝具を換装し、NPを大量チャージする。
3段階時や換装後は、3Tの宝具威力アップを自身に付与する。

1及び2段階時に使用した場合のNPチャージ量は最大100とずば抜けた数値だが、換装を伴うため利用できるのは必ず全体Buster攻撃のみとなる。
3段階時のバフは標準的な範疇だが、スキル1と宝具のバフも含めると、ランサーの非特攻宝具としては最上位の火力になる。
運用の要になる重要なスキルだが、注意しなければならないのは 宝具換装は一方通行 であるという点。
一度スキル3を使用すればその戦闘中は単体Arts攻撃宝具を使用することは不可能になる。
予め第3段階で出撃する場合は単純な宝具バフと無敵の複合スキルになるが、NP大量チャージスキルとしては使えなくなる事に留意しておきたい。

宝具「 今は知らず、無垢なる湖光 (イノセンス・アロンダイト)

第1段階及び第2段階の姿で使用できる、Arts属性の単体宝具。
自身にNP獲得量アップ(3T)を付与した後、敵単体に攻撃を行い被ダメージアップ状態(5T)を付与し、攻撃後にスターを獲得する。
攻撃前にNP獲得量アップを付与する事と「陣地作成」を持ち、5HITするためNPを回収しやすい。
また、攻撃後にスターを確定で10個獲得できるため、持続3TのNP獲得量アップと合わせてArtsクリティカルによる宝具連発を狙いやすい。

宝具「 誰も知らぬ、無垢なる鼓動-ホロウハート・アルビオン

第3段階の姿、またはスキル3初回使用後に発動できる、Buster属性の全体宝具。
自身に無敵貫通状態(1T)とBusterアップ(3T)を付与し、敵全体に攻撃を行いやけど状態(5T)を付与する。
攻撃前にバフを行うタイプの宝具で、スキル1とスキル3のバフと乗算関係になる為威力は高め。
また、Busterアップ効果のOCによる伸び率も悪くなく、宝具チェインや卑弥呼の宝具などでOCアップ効果を付与する事で大きな威力上昇が見込める。
第1及び第2段階からスキル3を使用し即発動した場合は宝具威力アップが無いため、威力に差が出ることに注意。

総評

自力でのスター生産・集中によるクリティカル殴りと単体・全体宝具を併せ持ち、敵の編成数を選ばずに活躍できるメインアタッカー。
Arts版、Buster版のいずれも優秀な性能を持っており、スキルも全て高い水準の自己強化が揃っている。

第1及び第2段階時は、宝具のバフとArtsクリティカルで宝具連射を狙う、回転率の高い単体アタッカーとなる。
Arts属性の単体宝具を持つランサーという時点で数がかなり少ない(★5では初登場)うえ、そのスキル構成から弓クラスのボスに安定して宝具を打ち込みやすい貴重な一騎。アルトリア・キャスターを始めとした強力なArtsバッファーとの組み合わせも、言うまでもなく高い戦果が期待できる。
一方、単体アタッカーとして中~長期戦での働きを期待する場合は実質的にスキル3が封印状態になるためどこかで割り切るか、防御面のサポートが必要となる。

第3段階時は一転して高威力の全体宝具を持つBusterアタッカーとなる。
スキル3のNP大量チャージに加えてスキル1でもNPを獲得できるため宝具の2連射も容易であり、宝具効果のバフが重複するため更に威力が上昇する。
Busterバフは3T持続するためBusterクリティカルでも高いダメージを叩きだせるが、スター供給面でのサポートはある程度欲しいところ。

また、戦闘中に単体宝具を全体宝具に切り替えられるスキルと、複数の強力なNPチャージスキルを持つ事、スター集中と獲得スキルを持つ事から、いわゆる変則編成の周回に際立って高い適性を持つ。
エネミーの数が少ないWaveを単体宝具やクリティカル殴りで切り抜け、エネミーが複数並ぶWaveに到達したらスキルを発動して宝具換装とNP補充を同時に行って即発動・殲滅するという動きが期待できる。
ランサーの中ではズバ抜けてNP周りが充実しているため、概念礼装やマスター礼装の自由度が高いのも利点の一つ。

一方、宝具切り替えはうまく使わないと煩雑になりがち。
ArtsとBusterいずれのサポートも活用できるが、動かし方をしっかりイメージして編成を組まないと中途半端な状態に陥りやすい。
特にクリティカルを出しやすいスキルを揃えている一方で、クリティカル威力アップを一切持たない点は威力不足でを起こす懸念点になる。
単純に動かしたい場合はNP50%礼装+仲間からのNP20%を用意し、最初から第3段階で出撃させるという選択肢もある。

総じて、他のサーヴァントにはない多くの選択肢を持つ事が長所でもあり、短所でもある。
敵・味方双方の編成次第で運用ががらりと変わるので、ポテンシャルを引き出すためにはよく性能を把握しておきたい。

相性の良いサーヴァント

相性の良い概念礼装

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最終更新:2023年11月24日 09:29