Merryweather Security



概要

日本語:メリーウェザー・セキュリティ・コンサルティングス
業種:傭兵サービス
上場:LCN
所在地:ロスサントス

解説

アメリカ合衆国に拠点を置いている世界規模の民間軍事会社 (いわゆるPMC)。
エリシアン島の造船所に本拠地を構える。
世界20ヶ国の代理戦争で暗躍しており、ヨーロッパ周辺から中国、アフリカまで幅広く展開、最近になってアメリカ合衆国での活動も認可されるようになった。

しかし、その活動実態は「政府の庇護が無ければ軍や民間人から人権侵害で訴えられてもおかしくない」ほどダーティーなもの。実際、ストーリーミッション「ロスサントス港の偵察 」では民間人であるフロイドを(半ばトレバーのせいだが)集団で袋叩きにしており、社員同士でも仲が悪いらしく、ディレクターモードで無敵状態にして様子を見てみると、どさくさ紛れに味方を殺す光景が見られるなど、粗暴な点が目立つ。
トレバー曰く「新世界秩序の私兵団」。

デビン・ウェストン が主要株主の一人に名を連ねており、オフラインストーリーの終盤では彼の私兵軍団としてたびたび対峙することになる。

オンラインでは銃器密造の売却時など彼らが敵として出てくる場合でも電話をして援護ヘリを要請すればなぜかきっちりと援護(言ってしまえば仲間割れ)をしてくれたりと『金さえ払ってくれれば目的や標的がなんであろうと仕事はする』という具合。
上記以外でも頼まれれば戦車に乗ってるプレイヤーに対して無謀な突撃を繰り返したり、何度パイロットが殺されてヘリを盗まれても律儀にヘリタクシーを送ってくれるなど、妙な下っ端の悲哀を感じさせる一面もある。

CEO

代表取締役(CEO)は、Navy SEALs(米海軍特殊部隊)出身のドナルド・パーシバル(通称:ドン・パーシバル)。本編に登場こそしないものの、政府機関であるIAAのエージェント14によれば「戦争を好む右翼のクソ野郎」とのこと。

オフラインでの関わり

オフラインストーリーでは中盤から登場。
主人公3人とは敵対関係、とりわけ自らの事業の支障となるトレバーから目の敵にされ、委託された軍の秘密兵器を奪取されたり輸送機を襲撃されたり貨物列車の積み荷を奪われたりと散々な被害を被る。
業を煮やしたメリーウェザーはマイケルらをコルツセンターで始末しにかかるが失敗、連邦保管庫強盗にも部隊を派遣するがやはり全滅させられる。
さらに、大株主のデビンが秘書を殺された腹いせにマイケル宅を襲撃させたり鋳物工場で主人公3人を始末しようと目論むも、ことごとく失敗に終わる。

ストーリークリア後は、ロスサントス港での政府極秘兵器のタンカー事件が明るみに出て世間やメディアから圧力を受け、ロスサントス及びアメリカ合衆国での活動縮小を余儀なくされる。
しかし、最終的にプランCでデビンが死亡したことで彼の出資分を取り戻せたため、ドン・パーシバルは主人公3人を不問とするとともに、二度とビジネスに干渉しないよう警告のメールを送る。

オンラインでの関わり

オンラインでは電話をかけることで様々なサービス を提供してくれる。
ただし、ミッションやギャング・アタックなどでメリーウェザーの傭兵を攻撃しすぎると、サービスを一定時間受けられなくなるので注意。

それ以外では総じて敵対関係にあり、誰にでも平等に攻撃するサイコっぷりに定評があるオンライン主人公の例に漏れず、さんざん攻撃を仕掛けられては気軽に武器や乗り物を強奪される。
パベルにもこの事をネタにされ、元FIBのジョディ・マーシャルには「愛されサンドバック」呼ばわりされる始末。

各種強盗ミッションでもやはり様々な形で戦うこととなり、ヒューメイン研究所襲撃では激戦を繰り広げる。
強盗:ドゥームズ・デイにも登場し、第1幕ではある人物に雇われてIAAの地下施設を襲撃するが、エイボン・ハーツに雇われた主人公たちによって殲滅される。
第2幕ではアベンジャーを格納庫から盗まれ、警備兵は同じく全滅する。
+ ←クリックで表示 ネタバレ注意 彼らの雇い主とは、IAAへの復讐心を燃やすエイボン自身であり、全ては彼の手中で行われていたマッチポンプであった。
本性を表した第3幕ではエージェント14を拉致し、太平洋共同造船所で取引(と見せかけて全員を始末)しにかかるもやはり失敗、全滅する。

サンアンドレアスの傭兵 」では、元空軍のチャーリー・リードが設立したロスサントスエンジェルスと敵対。
メリーウェザーの追い落としを図る彼らを相手に失態を重ね、最終的に合衆国政府から「今後メリーウェザーを有用取引先と認識しない」として見放される結末を迎えた。

その後も武器や乗り物を奪う対象として登場していたが、「エージェント・オブ・サボタージュ」では新たな多国籍軍需企業としてエバハードが登場しており、メリーウェザーに代わって合衆国政府の契約先となった可能性がある。

装備

オフラインではカービンライフルを装備している以外ではそこまで強力な装備ではなかったが、オンラインの度重なるアップデートによって、インサージェントトラック・サベージ・チェルノボグ・アベンジャー・レーザーなど、強力な兵器を多数所有している米軍並みかそれ以上の武装組織となった。
さらにビジネスバトルにてレールガンと重歩兵の実戦配備を行なってるのが判明した。
そしてカヨ・ペリコでは潜水艦、サンアンドレアスの傭兵では空母 も運用していることも判明、GTAオンラインのインフレを象徴する組織といっても過言ではないだろう。
もはや傭兵ではない。

その他

メリーウェザーの兵士は、プレイヤーとの関係性がデフォルトで最悪に設定*1されており、照準を合わせる、発砲する、接触するといった目立つ行動は勿論、視界に入るだけで躊躇なく殺そうとしてくる
他のプレイヤーによる銃器密造の売却時に、売却中のプレイヤーと交戦しているメリーウェザー兵の視界に入っても普通に殺しにかかってくるので油断しないこと。

政府とは密接な関係にあるものの、警察からはギャングと同一視されているらしく、兵士が発砲している所を目撃すると攻撃を加えてくる。
ただし、オンラインミッションの不正規戦 では、N.O.O.S.E.のサーバーを警察と共に警備している。

本拠地であるエリシアン島の本部 に侵入すると、オフラインでは手配度☆4が付くと共に兵士が攻撃してくる。
オンラインでは手配度こそ付かないが、ペガサスでヘリやボートの配送を依頼すると本部内に召喚される場合があり、否が応でも本拠地に足を踏み入れなければならないケースもある。
侵入しても基本的に襲っては来ないが、誤って機銃でも放そうものならたちまち鉛弾の雨に晒されることになる。
また、ギャング・アタックの対象地域にも指定されている。

サンアンドレアス州では、バインウッドヒルズの高級住宅街、ロスサントス港、グランドセノーラ砂漠東にあるデイビスクオーツ露天掘り鉱山などの警備を委託されており、同時にデイビズクオーツでは射撃テスト等の訓練所としても利用している(強盗:ヒューメイン:軽装甲車)。またロスサントス国際空港の格納庫を保有してアベンジャーを保管しており、レーザーも飛ばしていた。

ロスサントスチューナーでは、グレイプシードの地下に極秘の基地を保有していることが明かされた。
その全容は、プレイヤーが購入できる地下基地と瓜二つ。立地が悪すぎるのでプレイヤーに買われずメリーウェザーに流れたのだろうか。

モデル


モデルはかつて実在したBlack water と言うPMC。*2
創設者がSEALs出身、イラク戦争等に於ける民間人への略奪・暴行事件を始め非道の数々を働いた問題だらけの人員多数、と類似点が多い。

ネットでの紹介文
「真のアメリカ企業として、真にアメリカらしいコンセプトを掲げています。全てをアウトソースするのです。
私たちはグローバルセキュリティ。政治感覚、私的な利益を提供しています。」


傭兵・看板


傭兵

港施設の警備


保有車両

ディレタンテ2


メサ3


パトリオット


バラックス


インサージェント
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インサージェント・トラック


カーゴボブ


バザード(非武装型)
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バザード攻撃ヘリ
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サベージ


ディンギー2
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キューバン 800


マベリック


P-996 レーザー


貨物機



最終更新:2025年03月12日 00:01

*1 クーガーなどの敵対動物も同じ設定だが、ミッションに関係しない人物としては唯一の存在。

*2 現在はアカデミーという社名になり新体制となった