骨喰いの井戸

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登場 1巻1話「封印された少年」
退場 特別編「あれから」
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 骨喰(ほねく)いの井戸(いど)は、武蔵の国の外れにある古井戸である。四魂の玉よりもさらに奥深く、物語の根源に位置する神秘の存在。現代では、東京の日暮神社の敷地内の社に隠し井戸として残されていた。骨喰いの井戸という名前は戦国時代において、退治した妖怪の骨を捨てる場所として活用されていた事に由来する。骨喰いの井戸は、時空を越える力を持っており、自ら意志を持つかのように運命を導く存在である。戦国時代から500年もの間、沈黙を守ってきた骨喰いの井戸は、かごめの15歳の誕生日、まるでかごめの成長を待ちわびていたかのように、活動を再開した。骨喰いの井戸は不朽不滅の四魂の玉を滅ぼす運命を導く存在であり、同時にかごめ犬夜叉という二人を結ぶ運命そのものでもある。

  • 骨喰いの井戸は運命を導くため、状況に応じて通行の可否を判断しているとされている。井戸を通れるのは井戸が許可した限られた存在だけであり、井戸はかごめを戦国時代へ導く為にのみ、あらゆる存在の通過を許す。それは犬夜叉ですら例外ではなく、犬夜叉もかごめが戦国時代にいる状態で井戸を通り現代へ赴く事はできない。犬夜叉とかごめ以外に井戸を通った者として百足上臈結羅の髪がいるが、それらも犬夜叉と同じくかごめを戦国時代へ引き戻す存在として通行を許可された存在である。井戸はかごめの生命を最優先に通行の可否を決める。その上で、かごめや犬夜叉の想いを汲む力を持っており、二人の想いに答えて通行を許す場合もある。

  • 作者は、最終話において井戸に空が見えたのは、明日へと向かう希望の象徴であるとコメントしている。最終話において犬夜叉達が山積していた問題を解決し、あらゆる苦難を乗り越え平和を勝ち取った証。それが弥勒珊瑚にとっては子供たちであり、犬夜叉かごめにとっては希望の空を映す骨喰いの井戸だったのである。また、作者は井戸は役目を終えたともコメントしており、今後は井戸が現代に繋がる事はないとしている。井戸の活動停止は連載中からの決定事項であり、かごめを現代と戦国時代、どちらに残すかをギリギリまで悩んだと述懐している。


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最終更新:2022年07月28日 19:25