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【概要】
- 魄とは、生物の肉体を動かす力であり、心である魂と一体となって生物の活動を成立させている物質である。同名の妖怪・魄(妖怪)を指す場合もある。両者を揃えて「魂魄」と呼び、森羅万象に宿る魂と違って魄は生物にのみ宿る。外見は白く光る球体であり、魂とほとんど差がない。高い眼力を持つ霊能力者は魂と魄を区別する事ができ、犬夜叉一行では弥勒だけが光る球体を魄であると認識する事ができた。
- 魂は陽、魄は陰の気を司り、生物の死後は天に昇る魂と違い、魄は現世を漂うとされる。通常は触れる事ができないが、妖怪・魄の胃袋の中で固体化した魄は触れる事ができる。固体化した魄を死体に入れると肉体を動かす力が宿る。その性質を利用して生み出された死体の妖怪が魍魎丸である。死魂と同じく、死者の魄は肉体を動かす力が弱っている。その為、一つの肉体を動かす為にはその数十~数百倍の魄が必要である。魍魎丸は肉体の核部位ごとに大量の魄を内包している。その為、肉体を切り離して自分の分身のように自由に操る事ができたのである。
【アニメ】
- 『犬夜叉 TVアニメ』
- 白く光る球体として描写される魂に対して、魄は緑色に光る球体として描かれている。色彩の違いという外見的な相違が存在する為、魂と誤認する事はなくなっている。
最終更新:2023年01月14日 20:50