妖怪の墓場

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カテゴリ

あの世 世界 地名 奈落 宝仙鬼（先代） 犬夜叉の父 鉄鶏

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【概要】

• 妖怪(ようかい)の墓場(はかば)とは、あの世を構成している地域の一つである。犬夜叉の父の遺体が鎮座している場所。作中では、妖怪の墓場が「あの世とこの世の境」と表現されているが、ワイド版において作者は本当の「あの世とこの世の境」は冥界であり、妖怪の墓場は「あの世」であるとコメントしている。また、作者は作中に登場する中では「妖怪の墓場」「地獄」が死者の世界、すなわちあの世であるとコメントしている。妖怪の墓場は本来は死亡した妖怪だけがたどり着くあの世の一角であり、生者が立ち入る事は禁忌とされる。ただし、冥界と違って生者が誤って迷い込む事はない。妖怪の墓場に出入りした人物たちに時間軸のズレが全くない為、この世と全く同じ時間が流れている世界である。墓場へ侵入した奈落の帰還を白童子が待機していた事もそれを裏付けている。

• 生きて辿り着く方法は三つ存在する。
  • 一つは宝石の大妖怪・宝仙鬼が作る宝玉を介して、墓場へ繋がる異世界を通るルートである。宝仙鬼の作る宝玉はそれぞれあらゆる異世界に通じており、その内の一つである黒真珠が妖怪の墓場へと通じている。作中では犬夜叉の右目に封印されていた。
  • 二つ目は火の国（現在の九州地方）に存在する、妖怪の墓場へ通じる火の国の門を通るルートである。この門を通るには門番である牛頭と馬頭によって殺されるか、あの世の武器（天生牙等）を牛頭と馬頭に示す必要がある。武器を示した場合のみ、生きたまま妖怪の墓場へ辿り着ける。
  • 三つ目は「あの世とつながる妖怪」である鶏の大妖怪・鉄鶏の首を取り、鉄鶏から流れ出した血に乗るルートである。地獄に住む鳥の近縁種である鉄鶏の血は即座にあの世へと移動する。鉄鶏の血の流れに乗れば妖怪の墓場へと辿りつく事ができるのである。

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【アニメ】

• 『犬夜叉 TVアニメ』
  • 第二期ED「深い森」の映像で、犬夜叉との戦いで腕を失う前の殺生丸が妖怪の墓場に赴いている姿が見られる。ただし、作中の設定を踏まえると本来はあり得ない描写となる。そもそも父の墓の在り処がわからないから犬夜叉を訪ねてきて登場したのが殺生丸である。また、前述のように妖怪の墓場は容易にたどり着ける場所ではなく、作中で殺生丸も黒真珠以外のルートを知らなかった為、このED放映時点の殺生丸が妖怪の墓場へ赴く事は不可能である。
• 『半妖の夜叉姫』
  • 『半妖の夜叉姫』では是露を倒される事を恐れた殺生丸が犬夜叉と日暮 かごめを不意打ちで襲撃し、妖怪の墓場へ封印したという設定になっている。黒真珠の中に存在する世界という設定になっており、時間が経過しないため、封印された犬夜叉とかごめは年を取る事なく14年もの時間を過ごす事になった。なお、脚本家が同一である劇場版第二作「鏡の中の夢幻城」での設定を鑑みれば、時間が経過しない世界では一切動く事ができないはずである。

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【妖怪の墓場に立ち入った人物】

犬夜叉

犬夜叉の父

雲母

珊瑚

七宝

邪見

殺生丸

奈落

日暮 かごめ

宝仙鬼（先代）

弥勒

冥加

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