コイキング

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コイキング - (2013/01/31 (木) 20:43:31) の編集履歴(バックアップ)


コイキング は はねる をつかった!


分類:さかなポケモン
タイプ:みず
高さ:0.9m
重さ:10.0kg
特性:すいすい(天候が「あめ」の時、すばやさが2倍になる)
   びびり(ゴースト・あく・むしタイプのわざを受けると、こうげきが上がる)※夢特性

+ コイキング、そのありえない強さ
雨状態において最速の催眠術使いであるヒンバスと肩を並べるほどのHPを持ち、
恵まれた特性を利用してかみなり・ふぶき・だいもんじといった高威力技を多発するハピナスと同等の攻撃を持ち、
高めの耐久、数多くの補助技、個性的な特性を駆使して戦うフワライドよりも高い防御を持ち、
補助技ひとつでとんでもない破壊力を得ることができるツボツボよりも高い特攻を持ち、
攻撃特攻180、素早さ150という驚異の種族値を持つデオキシスアタックフォルムと同等の特防を持ち、
超強力ポケとして名高いメタグロスよりも高い素早さを持つという
驚異の種族値を持ちながら、タイプはテッポウオミロカロスと同じ水一色。
つまり弱点がマイナー傾向にある電気、草しか無いのに対し、超メジャーな炎、水、氷、鋼を半減してしまうのだ。

特性はなんとキングドラやルンパッパと同じ「すいすい」。
雨が降っているだけでもともと高い素早さがなんと2倍になってしまうという厨性能な特性を持っているのだ。
また、コイキングはこだわりスカーフを最大限に生かせることでも有名。
素早さに補正をかければ、こだわりスカーフ持ちで130属を余裕で抜き去るという神速。
しかも特性「すいすい」が在る為、雨が降っているなら素早さをあげる必要が無く、
こだわりハチマキやこだわりメガネで決定力を上げることが出来る。
禁止にはなっていないが暗黙の了解なのかこの強さでも使う者は殆どいない。
更にこの強さで孵化歩数がなんと最短の1000歩台!手軽に最強とはまさにこのこと。
ちなみに、コイキングは「元祖はねるポケモン」ということで有名。

……このネタが作られた転載元のwikiでは 涙が出てきた と大好評でした。

『ポケットモンスター』をそれなりに知っている人なら言わずと知れた、 史上最弱のポケモン
バージョンによって図鑑の説明も変わるのだが、コイキングは一貫して「そのありえない弱さ」についてを
これでもかとボロクソに書かれている。

+ 図鑑説明
ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターファイアレッド
ちからも スピードも ほとんどダメ。せかいで いちばん よわくて なさけないポケモンだ。

ポケットモンスター青、ポケットモンスターリーフグリーン
おおむかしは まだもうすこし つよかったらしい。しかし いまはかなしいくらいに よわいのだ。

ポケットモンスターピカチュウ
たよりない ので ゆうめいなポケモン。うみ、かわ、いけ、みずたまり、いたるところを およいでいる。

ポケットモンスター金、ハートゴールド
ちから のない なさけないポケモン。たまに たかくとびはねても、2メートルを こすのが やっとだ。

ポケットモンスター銀、ソウルシルバー
とにかく はねる。いみもなく はねる。はねているときに、とんできた ピジョンなどに つかまってしまう。

ポケットモンスタークリスタル
ながれの はやいところでは ただながされていくだけの ひよわでなさけないポケモン。

ポケットモンスタールビー
はねることしかしない なさけないポケモン。なぜはねるのか しらべた けんきゅうしゃが いるほど とにかく はねて はねて はねまくる。

ポケットモンスターサファイア
はねている だけで まんぞくに たたかえない ため よわいと おもわれているが どんなに よごれたみず でも くらせる しぶといポケモン なのだ。

ポケットモンスターエメラルド
およぐちからが よわい ため ながされてしまう。ながれの よどんだ ばしょを のぞいて みれば ながされてきた コイキングが たまっているぞ。

ポケットモンスターダイヤモンド
せかいいち よわい といわれる コイキングが なぜ いきのこっているのか だれも わからない。

ポケットモンスターパール
ゆるやかな かわの ながれでも さからえずに ながされてしまう。なぜだか いつも はねている。

ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト
ながねん いきた コイキングは はねるだけで やまをも こえるが わざの いりょく は よわいまま。

図鑑説明でもこんなボロクソな言われよう…図鑑編集者は何かコイキングに恨みでもあるのかよッ!!
(一部フォローがされている説明文もあるにはあるが…)
トランセル種市(「マリオクラブ」に出てたトランセルがトレードマークの編集者)には
「毎回コイキングの図鑑説明は楽しみにしている」と言われるほど毎回バリエーションに富んだ罵倒を浴びせられたり…
お前ら人間じゃねぇ!

その地位は初代からシリーズ新作が出続ける現在も揺らぐ事はなく、作中でも役立たずの代名詞である。
ある時は500円という見合わない値段で売られ、またある時は海でも川でも池でも湖でも姿を見せる。
ダイヤモンド・パール(プラチナ)では、干上がった水底で大量にのた打ち回るという酷い目にあったりもしている。

だがブラック・ホワイトではちょっと扱いが変わり、どこにも泳いでおらず、500円で売られているのみである。
BW2では「しぜんほごく」に出現はするものの、それはイッシュ地方では無いどこかなので、イッシュ地方には一切棲息していないようだ。
ちなみに500円で買えるほうは攻撃と素早さの能力が高めの設定だったりする。

このたび発表された最新作「ポケットモンスターX」「ポケットモンスターY」でも登場。新ポケモンのハリマロンにソーラービーム(らしき技)を浴びせられている。
3DSになってこいつがどんな跳ね方をするのか、そしてどんな図鑑内容にされるのか、今から楽しみである。

ステータスはすばやさがそれなりに高いだけで、かなり下位の能力。

最初から覚えている技は「はねる」のみで、この技 攻撃どころか補助・ステータスアップ技ですらない
簡単にいえば、 使っても何も起きない技
初期は使えるポケモンはコイキングの進化系のギャラドスを除けばコイキングしか使えず、
コイキングの専売特許だったが、他にもはねるを使えるポケモンが増えてきた。
「はねる」を使い切らせて「わるあがき」で諸刃ながら攻めたり(無駄にPPが多いため、わるあがきを繰り出すのに40ターンはかかるが)、
最初の一ターンだけ顔を出させて後は引っ込め、経験値のおこぼれを貰わせるのが非効率的ながら定石の育成方法である。
戦闘に参加しなくても「ふしぎなアメ」や「がくしゅうそうち」の使用、有料だが「育て屋」という施設を利用するという近道もある。
ブラック・ホワイトではタブンネという経験値ががっぽり入るポケモンがいるのでLv上げにそこまで苦労することはないはずである。

LVを上げると「たいあたり」「じたばた」を覚えなんとかまともに攻撃出来る様になり、
更にLV20でギャラドスに進化し、攻撃等の能力が大幅にパワーアップするため活躍の場が広がる。
おしえわざで強力な飛行技「とびはねる」を覚える。
こうして最弱ポケモンは一気に強ポケモンへと返り咲くのだ!
+ 余談:ギャラドスについて
ギャラドスは作品ごとに強さや扱いやすさ、戦闘スタイルなどがコロコロ変わるポケモンであり、これまでの道のりを順に見ていくと…
  • 初代
「とくしゅ」が共通だったぶん火力はそこそこ高く、技のレパートリーが少ないと言う弱点もあるものの強力なポケモン。
……ではあるのだが、なにぶん電気タイプの技が4倍になるというのが痛過ぎた。
サンダースやスターミーなど、「すばやさ」が高く10まんボルトを持っているポケモンが多かったので……。
また、ゲーム外でも主役ゲームもリリースされ大々的にプッシュされていた黄色いにくいアンチクショウにボコられ、
「こんなに強い(という設定の)ポケモンを倒すなんて、ピカチュウはすごい!!」と噛ませ犬にされる姿
児童向け雑誌ではよく見られた。(「じしんでピカチュウが返り討ちなのでは?」と思われるかもしれないが、
当時のギャラドスは「じしん」は覚えない上、素早さがピカチュウに負けている)。
とはいえ、環境が不遇だっただけで、弱い訳ではない。
  • 金・銀・クリスタル
「とくしゅ」が「とくこう」と「とくぼう」に分かれ、ギャラドスは「とくこう」が低めに設定された。
そして水タイプは全て特殊技であったため、完全な弱キャラに転落。
一応、「めざめるパワー」の登場により、攻撃力の高い飛行タイプとして新たな道をしばらく歩むことになる。
でも相変わらず電気タイプ等、飛行タイプに強いポケモンが猛威を奮っていたため、総合的にも弱キャラ。
  • ルビー・サファイア・エメラルド(ファイアレッド・リーフグリーン)
新たなシステムの「とくせい」で相手の攻撃力を下げる技「いかく」が使えるようになった。
さらに努力値システムの変更による、全体的なポケモンの耐久面の低下。
そして攻撃と素早さが1段階上昇する優秀な積み技「りゅうのまい」が使えるようになり、飛行タイプとしては非常に強力なポケモンになった。
一度「りゅうのまい」を積んでしまえば水技が弱くても「じしん」で炎、岩タイプどころか苦手の電気タイプまで返り討ちにできたり、
ダブルバトルで味方に電気技が一切当たらなくなるとくせいの「ひらいしん」などの登場により、その高い攻撃力を存分に振る舞えるようになった。
「めざめるパワー」による個体値選びは面倒なので扱いにくさは相変わらずの玄人向けであるが。
しかし当時問題児だったメタグロスに有利だったり、上位を食えるポテンシャルはある。
  • ダイヤモンド・パール・プラチナ(ハードゴールド・ソウルシルバー)
「めざめるパワー」が特殊技扱いになり、飛行タイプとしての道は閉ざされた。
だが持たせると効果抜群のでんきタイプの技の威力を一度だけ半減する「ソクノのみ」の存在や、
技の物理と特殊の分け方がタイプ別から技別に変更されたため、「たきのぼり」や「アクアテール」といった水タイプ技で
物理攻撃力の高さを生かせるようになった(更にはプラチナに限り、コイキング時に飛行タイプの物理技「とびはねる」を覚える事も出来る)。
それに伴い、レパートリーの広さや本来のステータスの高さも相まってその強さが見直され、補助技を数ターン使えなくさせる
ちょうはつ」や、積み技「りゅうのまい」の存在により、打ち合いにおいて耐久型のポケモンの多くを完封できるようになった。
更に耐久面においても電気4倍のイメージが先行しがちだが、それさえ除けば弱点の数が少なく耐性が多いため実は結構優秀。
むしろ電気4倍を逆手に取って、エレキブルやランターンなどの電気技を吸収、無効化できるポケモンを控えに置いて相手にちらつかせておけば
「電気技を交換で受けられ相手にアドバンテージを献上する」「交換読みでギャラドスには効かない地面技をぶっぱなす」の心理戦に持ち込める。
シリーズ通して強キャラとされるヘラクロスに相性が非常に良かったり。
  • ブラック・ホワイト
基本的には第四世代と変わっていない。
第五世代では強力なほのおタイプやむしタイプが多く出現したため相性で有利なギャラドスに追い風が吹いたが、
変わりに電気物理技「ワイルドボルト」を習得するほのおタイプが現れたため、逆に狩られる危険も出てきた。
とはいえ基本性能が高いため、まだまだ一線で戦えるポケモンである。

ステータスに関しても元々特防に関してはかなり高く、さらに物理耐久も数値だけで見るとイマイチだが
場に出ただけで相手の物理攻撃力を一段階下げる特性「いかく」の存在によりフォローがしやすい。
特に物理アタッカーと初手同士でぶつかった場合などはかなり優位に立って戦闘を進められる。
また、補助技や積み技を用いずとも、高い攻撃力を生かした力押しで戦っても十分に強い。
これらの要素から、みずタイプ物理最強ポケモンの称号を公式で与えられている。昔の不遇ぶりが嘘のようである。
ポケモンは使い方や相手によって強さが代わる為一概に最強とは決め付けられないものの、物理寄りの水ポケモンの中では上位、
ややもすると禁止伝説系のポケモンを除けば水ポケモンの中でもトップクラスに位置するとされる。
(ちなみに、特殊最強はミロカロス。ゲーム中ではどちらも龍に縁があり、進化前はとても強そうに見えない外見で、進化後の姿の「美しさ」と「威圧感」で対になっているともいえる)
あくまで進化系のギャラドスの話だが。ミロカロスの進化前のヒンバスはコイキングと違って色々技が使える分、やはりコイキングは弱い。

「進化するまでは最弱だが、苦労して進化させるとものすごく強いポケモン」というコンセプトだったのに、
長らくシステムの都合で不遇の時代を過ごしていたので、第4世代でやっと本来の姿を取り戻したといったところだろう。

…しかしそのギャラドスも水中のレアポケモン狙いの時にはハズレ扱いされたり、
経験値・攻撃努力値稼ぎにおいて延々と爆破される通称「ギャラボム」やストーリーや育成では電気技でただのカモだったり等、
ある意味コイキングの不遇さを受け継いでいる(ちなみにコイキングも、素早さ努力値稼ぎで大量に倒される)。
ちなみに、シリーズを重ねる度にギャラドス自体のレア度が下がっており、がくしゅうそうちの仕様変更、トレーナーとの再戦等のレベルを上げやすい環境がそろっており、早期入手できれば作品によっては実はかなり優秀だったりする。なおダイヤ・パールではすごい釣り竿で糸を垂らせばコイキング並にギャラドスが釣れる。
とりあえずポケモン世界の生態系が心配である。

また余談だが、第一世代の頃に小学館の学年誌の企画「タマムシ大学」で、
りゅうのいかりを覚えたコイキング」という凄まじいインパクトを持つ変種が配布された事があった。
その為、敢えてギャラドスに進化させずにこのコイキングを使い続けたプレイヤーが当時はそれなりにいたとかいないとか……
まあ「りゅうのいかり」は互いのステータスに関係なく40ダメージを与える固定ダメージ技なので、
育てずにリトルカップルールなど低レベル専用ルール用のポケモンとして使ったほうが強いのだが。

+ コイキングにまつわる噂
上述したようなあまりにも悪い方向に圧倒的な性能と、第一世代で意味深な扱いを受けていることから
「何かあるに違いない」と深読みしたプレイヤー達の間では、様々な噂話が飛び交うこととなった。
現在と異なり検索すれば数瞬でwikiを閲覧できる時代ではなかったため、
「一見何の意味も無い『はねる』を一定回数以上使うとあることが起こる」や、
「裏技でコイキングはミュウにすることが出来る」等、様々に噂に尾鰭が付きプレイヤーの間でまことしやかに囁かれていた。
(実際にははねるを何回使っても何も起こらないし、ポケモンをミュウにするバグ技は確かに存在していたのだが
 別にコイキングである必要はない)

攻略wikiなどの発展から現在では既に過去となった第一世代の逸話かと思いきや
2010年のタイムスタンプが押された質問サイトの記事でマジ議論されていたり、
ダイヤモンドにおいても「色違いが釣れやすい場所がある」という噂があったり、
「おうじゃのしるし」で進化することがある…など、コイキングにまつわる噂は現在でも
プレイヤーからプレイヤーへと水面下で広まっているようだ。
いったい、コイキングの何がこれほどまでに人の心を惹き付けるのだろうか。

アニメで最も有名なのはサントアンヌ号の回で、
上記の500円でコイキングを売りつけるオヤジがモデルの詐欺オヤジ*1に騙されて
コジロウがムサシの分の給料を前借りしてまで購入したコイキングだろう(この回がアニメ初登場)。
水タイプのポケモンを使い水没したサントアンヌ号から脱出しようと試みるが、ピチャピチャ跳ねるだけで役に立たず
ムサシ・コジロウ・ニャースはコイキングに掴まっていた為、危うく溺れ死にかけた(当のコイキングは 元気に跳ねていた )。
その後、登場人物達が空腹でグロッキーと化してもコイキングだけは変わらず元気に跳ねていて、
腹をすかしたニャースが堪らず噛みつくが、何と ニャースの牙が粉砕されてしまう
カスミ曰く「 コイキングには骨と皮と鱗しかない 」らしい。*2
またアニメには「 最強のコイキングと最も美しいヒンバス 」なんてエピソードもある。
そしてそれらを育てたのが『 Bボタン 同盟』だったのはメタ発言の域

また「ポケモンスナップ」においては、原作ゲームで水辺でならほぼどこにでも現れることを再現してか
ラストステージを除く全てのステージに登場するという妙な優遇を受けている。ポケモンの看板であるピカチュウすら、かざんとけいこくには登場しないのに…。
とりあえず水辺を見たらアイテムを投げ入れれば結構な確率ではねる。運がよければ光りながら綺麗なジャンプを見せ、これを撮ると中々の高得点になる。
また、はつでんしょとけいこくには確実にコイキングがはねるスポットがあり、特にけいこくではマンキーの協力によって…!?

Wiiのアドペンチャーゲーム『ポケパーク』にも登場、キングの名に恥じぬ極めて尊大な口調で喋る。
泳ぐ力が弱すぎるので水上競技には出られない、でも跳ねる力が強いのでかけっこやターザンには出場可能。
手も足もないのにどうやって走ったりターザンができるんだ


実戦でのコイキングの戦い方

+ 漫画作品においては
その貧弱さや劇的な進化は『赤・緑』当時の漫画作品でも大いにネタにされており、
特に代表的なものといえば、4コママンガ劇場の藤凪かおる氏のものであろう。
氏の漫画では主人公のレッドをはじめとする人間キャラの頭身がやたら高かったり、
ニドラン系列がリアルなウサギにされていたりで印象に残った人も多いのではないだろうか。
そしてその肝心のコイキングの活躍ぶりがすごいの一言に尽きる。やっと攻撃技の「たいあたり」を覚えて試し打ちしたら
コイキングは150のダメージ!』とまるで変わらなかったり、
原作のカモネギ交換イベントでオニスズメの替え玉にされたりと、ここまでコイキングをネタにした漫画はなかったのではないだろうか。
…それ以前にトレーナーのレッドがライバルのグリーンともどもダメすぎるのもあるが。
(手持ち全てがコイキングだったり、コイキングのことで張り合って相棒のラッキーに呆れられたり、
コイキング以外のものが釣れるだけで喜んだり、その初めて釣れたタッツーを
その前にコイキングに律儀にモンスターボールを使い切っていて逃がしてしまったり

他には長期連載漫画である『ポケットモンスターSPECIAL』では、ゲームでもおなじみのマサキが四天王・シバ戦で窮地を脱したりとなかなかの活躍をしている。

MUGENにおけるコイキング

カメックの作者ことNeo-Kamek氏が製作している。
その役立たずっぷりは忠実に再現されており、ただ地面をはねて移動する事しか出来ない。しかもLifeが1しかない。
常にはねているのでスーパーマリオ1-1のクリボーを踏み潰すことは可能。しかし土管は跳び超えられない。
別に超必殺技でギャラドスに進化して暴れたりもしない。正にまな板の上のコイキング。

しかし40秒間生き延びると、「はねる」を使いきって「わるあがき」が出る。しかもこの「わるあがき」、即死攻撃である。
単純な大ダメージ攻撃であるが、「priority」という攻撃がかち合った時の優先度が最大の7で、ダウン中の相手にも当たる。
ただし攻撃をかわされた場合でもコイキングは死ぬ。それ「わるあがき」ちがう、「じばく」や。

未だ攻撃出来てそれなりに並キャラ相手に善戦出来るスペランカーひろし
ゲージを残して逝くウルトラマグナスも真っ青の一発ネタキャラであり、
動画ではタッグ戦のハンデや出オチ等として起用されることも。
まあ下には下がいるのだが。

+ 大会ネタバレ
対戦相手どころかサンドバッグにもならないのでやられ様を何度か見たら御役御免であろう彼(実は髭が金色の個体はオスである。2Pカラーだとメスになる)が
日の目を浴びたのは、某トナメでのエルクゥとのタッグを組んでの出場であった。
かつてMUGEN界で猛威を振るい狂キャラの代名詞として名を馳せたエルクゥも続々生まれた神キャラ達に立場を奪われ、
すっかり出番がなくなってしまった中、一般(?)キャラ参加トナメの為の自らへのハンデとして選ばれたのがコイキングであった。
これはコイキングは空気になるなと誰もが予想していたが、エルクゥが実質二対一ながら善戦どころか大暴れしている一方で、
画面端で意外と長時間生き残ったりしており「すげえ、○○秒生き残った!」等という試合内容や結果そっちのけで
別の所に面白さを見出している視聴者がいたり「コイキング強過ぎるだろ… それに比べてエルクゥは何やってんだ…」等と
冗談交じりのコメントが大量に出現したり、途中からチーム紹介の絵がコイキングがエルクゥにテーレッテーする絵になったり、
色々な意味で強烈な印象を見せたタッグとなった。
またこの時から、タッグ戦で足を引っ張るパートナーを「コイキング」などと呼ぶ人も出てきた模様。

…おや、コイキングのようすが…?(15分頃から)
なお、この改変コイキングは某所にて公開された。
名前をコイキングLV100という(リードミー表記。ディスプレイネームはLv100 Koiking)。

性能は動画を見ての通りで、完全無敵のランダムワープのせいで相手の攻撃は殆ど通じない。
しかし40秒後に「わるあがき」が自動発動するのは変わらない。動画をよく見ると「わるあがき」で負けているのが分かる。
ただし特殊カラーだと、自爆することの無い即死攻撃「りゅうのいかり」が自動発動する。
他には地味にLifeが2倍になっているが、恩恵を感じることはないだろう。

出場大会

更新停止中
コイキングLV100

出演ストーリー

その他



*1
このオヤジ、この回限定のゲストキャラかと思いきやアニメ版では度々登場し、
現在までで合計9回にわたって登場する。コイキング売りでは稼げなくなったからか、
その辺に居るポケモンを珍しいポケモンの見た目に変装させて売っていたり
「ポケモンを強制的に進化させるマシンの設計図を売る」等、妙に生々しい手法で度々詐欺まがいの商売を行っている。
余談だが、10歳を頭に6人の子供が居るらしい。

*2
これはあくまでも初期の設定で、現在の後付設定では「ポケモン世界では肉食という文化がなく、みんな野菜や穀物や木の実、
そして牛乳や発酵物といった副産物のみを食べている
」というベジタリアン過ぎる設定に落ち着いた。
特にゲーム版はそれを徹底的に意識して、肉食は邪教みたいな扱いになっている。
まぁシンオウ地方には「食べたポケモンの骨を綺麗に洗って湖に流せば再び肉体を得て戻ってくる」なんて伝承も存在しているが。
え?ポッポはキャタピーを、ピジョンはタマタマを、オオタチはコラッタを捕食してる?そんな昔のことは気にするな。
……え?なに?最新作BW2のバスラオの図鑑テキストが「食べると意外と美味しいらしい」…だって?
……大人はうそをついているのではありません。ただ、間違いを犯すだけなのです。
海外進出が悪いんよ…動物愛護団体は冗談が聞かず怖いんよ…。