クラッシュ・バンディクー

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クラッシュ・バンディクー - (2015/06/07 (日) 11:57:56) の編集履歴(バックアップ)



「いただきだぁい!!」

「宇宙初の奥スクロールアクションゲーム」で知られるゲーム『クラッシュ・バンディクー』シリーズの主人公。
「クラッシュ・バンディくん」ではない
タスマニアに生息するバンディクートという種類の生物がモデル。
よくとかとかに間違えられるが、バンディクートはではなくバンディクート科のバンディクート目である。
バンディクーについて

原作でのクラッシュ・バンディクー

世界征服を企む悪の科学者ネオ・コルテックスにより洗脳されそうになった際
機器の異常により正義に目覚め、以後妹のココ、精霊のアクアク達と共にコルテックス一味の野望を阻止していく。
そして時にはコルテックスと力を合わせて(?)地球を守った事もある。ちなみに好物はリンゴ。
日本語版の担当声優は山口勝平氏。ニセクラッシュも演じている。
ちなみに一作目では恋人のタウナもいたが、浮気した挙句(しかも敵役と)二作目以降は出ず半ば黒歴史化している。
恋人となったその敵役ことピンストライブは後に『レーシング』で登場していたりもする。タウナ?影も形も無いよ。

初代作では「スピンアタック」と「ジャンプ」の2つのアクションしか持っていなかったが
二段ジャンプ、スライディングボディプレス、リンゴバズーカなど、シリーズが進むにつれて使えるアクションが増えていった。
また脳味噌筋肉質でお馬鹿という設定だが機械や乗り物を操作したりするくらいは出来る模様。
そして、敵に触れただけで死にゾンビとかどころか人に触れても死ぬしんのゆうしゃギャングのボス以上に多種多様な死に様を持つ男である。
テーマソング「クラッシュ万事休す
+ 主なやられ様
天使化
一番多いやられ方。一切危険のなさそうなペンギンとかに触れただけでこの様となる。
トゲに刺されて風船のようにしぼむ
どういう発想で生まれたのか分からない謎の死亡例の1つ。
一見グロテスクな死に方をしそうなイメージをコミカルに覆している。
なお、反対にトゲが刺さって風船のように膨らむという(に刺される等)逆のパターンも存在している。
爆死
「ニトロ(TNT)」と書かれた危険な箱などの爆発に巻き込まれて死ぬ。
こちらはアメリカンなギャグっぽくグロテスクな死に方をしており、靴と眼球だけが残る様子は少々不気味。
なぜか白熊のポーラに乗ってと一緒に爆死した場合、明らかに被害が大きいであろうポーラは少し焦げるだけで無事に済んでいる。
おまけにこの時は靴と一緒にパンツだけ残り、ポーラの頭に乗る。なぜ焦げることなく残ったかは謎だが、よりによってこんなのが形見になるとは……
地面に潜った状態でニトロ箱に触れた場合、地面から墓石が生えてくる。
焼死
炎のトラップや敵の火炎放射で焼かれて黒焦げになり、頭から崩れていく。
感電死
感電して全身レントゲン状態になる。
ここまではギャグマンガとかでよくあるパターンだが、なぜかこの時パンツも見えるようになる。
粒子化
特殊な光線に当たって跡形もなく消え去る。
:食われる
シンプルにライオンに食われる。
深海でサメに食われ、酸素ボンベだけ吐き捨てられる。
カエルに食われる(※ある意味)
ウツボに食われ、巣に引き込まれた衝撃でパンツが脱げる。
などなど、バラエティ豊か。
叩き付けられる
棍棒を振り回した危なっかしい巨人に殴られ、まるで窓やカメラのレンズにへばりつけられたかのように吹っ飛ばされる。
ズボンだけを器用に引き裂かれ、パンツ一丁にされる
数ある死に様の中でも珍しく、クラッシュ自身に傷害がなく、死んでもいないやられ方。もちろんこれでも1ミス扱いになる。
振り回したサーベルだけでなく、投擲道具として用いられたサーベルでさえ、ズボンだけ切り裂き、他は無傷という神業を食らう。
この時晒しているのは、ピンク色に赤いハート柄というダサ可愛いパンツ。
無残にも4枚に引き裂かれたズボンを後に、どうにかパンツを隠しながら逃げる様が非常に可愛らしい。その後どうやって帰ったかは不明。
この逃げるシーンでは、空中を歩行したり炎に焼かれなかったりという謎のスキルが発動する。

クラッシュシリーズについて

日本では90年代後半から2000年代前半にかけて、印象的なCMと共にゲームシリーズが人気を博し、
当時は『月刊コロコロコミック』誌でも大々的な特集が組まれていた。
開発を手がけたのはアメリカのノーティドッグ社なのだが、ソニーの派手で明るい宣伝が功を奏したのか、
一応は所謂「洋ゲー」ではありつつも、そうとは認識されずに国内でも異例のヒットとなった。
当時の製作総指揮は後に天才ゲームデザイナーとして知られるマーク・サーニー氏。
その後プレイステーション本体のCMに『パラッパラッパー』の主人公パラッパと一緒に登場したりとまさにPSの顔としての扱いを会得。
+ そしてMUGENでも実現するクラッシュとパラッパの共演(YouTube)

しかし、後にクラッシュの版権を持つユニバーサルスタジオとソニーの間で対立が起こり、
PS2以降のクラッシュシリーズはソニーの手を離れてしまう(その代用としてソニーは『ラチェット』などを制作)。
途中から発売元がコナミやビベンディユニバーサルに変わったのはこのため。
開発元も『カーニバル』以降からノーティドッグではなくなり、PS2時代になってからは産みの親であるマーク氏も開発から手を引いてしまう。
そのせいかゲーム内容もどんどん変わってしまい、以降はシリーズの勢いも失速気味になってしまった。
開発元が全く違うため、PS2以降の作品はクラッシュの皮を被った別物と捉えられることもある。
+ その後のクラッシュ
なお、日本では本編の発売が『5』で打ち切られ、以降はミニゲーム的な外伝やケータイアプリ等が出ているのみだが、
海外では6や7に当たる作品も出ている。…のだが、その内容はもはや全く別のゲームのようになってしまっている。
誰だお前は…!?

キャラクター版権自体はユニバーサルスタジオの子会社であったビベンディユニバーサルゲームズが持っていたため、
SCEの手から離れた後もユニバーサルスタジオジャパン(USJ)にはクラッシュの着ぐるみが居たり、グッズも販売されていた。
(キャラデザインがゲーム版と少し違うため影は少々薄かったが。)
しかし、後にビベンディユニバーサルがアクティビジョンに吸収され、同時にクラッシュの版権も新会社アクティビジョン・ブリザードへ移行。
その後しばらくの間はUSJでも着ぐるみが残っていたが、徐々にグッズの販売が打ち切られ、2012年4月末には完全にUSJとの契約が打ち切られてしまった。
事実上日本から完全撤退した形となり、国内での今後の展開も絶望的な模様…。

+ 漫画版について
日本で人気を博していた当時には『月刊コロコロコミック』誌にて漫画版も連載されていた。
当初は川嶋亜理氏による原作のストーリーに沿った漫画が連載されていたが、同氏の急病で休載(実質打ち切り)、
休載告知の次の号からは後藤英貴氏によるギャグ中心の漫画が開始され、こちらも別ベクトルで人気はあったが
『クラッシュレーシング』に絡めた話を最後に単行本化せずに予告無く終了した。
両作者のどちらも人気はあっただけに読者からは残念がられている。

余談だが、CDやCD-ROMからモンスターを再生して育てるゲーム『モンスターファーム2』にて
『クラッシュバンディクー3』のソフトを再生すると、他のステータスはすごく優秀なのにかしこさの初期値が1しかないという
脳筋モンスターが誕生する。気のせいか、見た目もクラッシュに似ている。

さらなる余談だが、ノーティドッグ社は『モータルコンバット』に似た『WAY OF THE WARRIOR』という
格闘ゲームを発売しており、その中のキャラクターに某エージェントの元となったと思われるキャラクターが存在する。


MUGENにおけるクラッシュ・バンディクー

+ ASRWGM:V-Nix氏
表記は「Crash Bandicoot」。
サイズがカンフーマンの半分くらいのちびキャラ。ボイスは海外版のもの。
格ゲー的な必殺技等は無く方向キーと2種類の攻撃ボタンの押す順番で攻撃パターンが決まる(x⇒y⇒y⇒x、↓+x⇒y等)。
空中攻撃も同じ仕様でうまく当てると結構かっこいい。
操作は簡単だが使えるコンボが完全に決まっているという欠点もある。
またスピンアタックがゲージ消費技になっているがゲージが一定以下の時に出すと目を回して隙を晒すので注意。
AIは無い。
+ doug1105氏
mugen1.0専用
こちらは手書きキャラになっており、原作のクラッシュのアクションが再現されている。
試合開始時に、DRILL SPIN、BIG TNT、BAZOOKA、の三択で超必殺技を選択できる。
それほど強くはないが、AIも搭載されている。
また、氏のキャラ共通でなぜかジョジョ風のやられカットインがある。

この他に、StefanBandicoot氏によるキャラが存在。
こちらもクラッシュ本体が出せる技しか無く、AIも無い。

出場大会