海外のPC用フリーアクションゲーム『I Wanna Be the Guy』(アイワナビーザガイ。略称は『IWBTG』『アイワナ』)の主人公。
「
The Guy」を倒して自らが「The Guy」になるべく、
「Grandfather The Guy」から受け継いだ銃を片手に「The Kid」は危険と栄光に満ちた旅に出る…
というのがこのゲームのストーリーである。
『I Wanna Be the Guy』の解説
アメリカ人のプログラマーであるkayin氏が「理不尽に難しい2ちゃんねるのフラッシュゲーム『
人生オワタの大冒険』をプレイしてみて、
「自分ならあれよりもっと良い物が作れると思った」ことが開発の動機であると公式サイトのFAQに記載されている。
ちなみに『オワタ』の作者が逆に『アイワナ』を逆輸入したバージョンを公開し、作者間でメールのやり取りもされているなど交流があったりする。
このゲームの主な死因は
初見殺しと厄介なトラップの配置である。
例えばリンゴは下に近付くと落ちてきて即死させようとするが、
上に飛んだり横に飛んだりする。
重力仕事しろ。
下に落ちないリンゴに対し、公式のQ&Aにこんなやり取りがある。
Q: APPLES DO NOT FALL UP(リンゴは上に落ちない)
A: They're more like giant cherries....(それリンゴっていうか、でっかい
サクランボみたいなものだから…)
また、
ドラキュラや
ラスボスである
父親との戦闘前には会話シーンがあるが、
ドラキュラ戦では会話の後半でキッドを操作しないと死ぬ(
ドラキュラがイントロで投げるワイングラスがKidに直撃するため。
ありえん(笑))
ラスボス戦では飛ばさなくても死なない。
後、前のマップにいるメデューサヘッドに飛ばされてドラキュラのいる部屋に来た場合は普通に避けられる
(でも会話中にワイングラスに触れると、やっぱり死ぬ)。
ちなみに本当の避け方はワイングラスが投げられる直前に動けるようになるので移動して避ける。
最新版ではエンディングの最後でリンゴが落下するが、それを避けないと死ぬ。
もちろんクリアした事にはならない(リンゴはゆっくりと落ちるので慌てる必要は無い)。
また、『Battle Kid』という『アイワナ』似なアクションゲームが存在する。
大多数の人はこの作品のパロディで『アイワナ』が作られたと思われるだろうが、
『アイワナ』を商用化して製作されたのが『Battle Kid』なので逆である(2010年発売)。
MUGENにおけるThe Kid
MUGENでは3種類のキッドが存在している。
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fhqwhgads7氏製作 |
海外の製作者によるもの。
やっぱりこちらでも かみキャラ。
銃による攻撃の他、 ゲージ技として、上述のリンゴ、リンゴ同様にあらぬ方向へと飛ぶ針、原作で3回落ちた 月を召喚して攻撃できる。
だが、 自分にも当たる。おまけにリンゴと針は、 高さも方向もランダム。
じゃあ銃だけで戦えばいいじゃないかと思うかもしれないが、2ポイントしかダメージを与えられない上、ガードされるとノーダメージという 貧弱っぷり。
おまけに当てても怯まないので簡単に接近を許してしまう。
このほか、相手に接触しながら銃で5回攻撃するとキッドの体が 赤く点滅しだす。
攻撃をやめれば点滅も止まるが、構わずに攻撃を続けると キッドが自爆してしまう。
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闇脳氏製作 |
こちらは国内の製作者のもの。
かみキャラなのは同じだが、銃による攻撃しかない。当然ゲージ技もない。
しかしその攻撃力はfhqwhgads7氏版の銃の5倍もあるうえ、ガードされても変わらぬダメージを与えられるので、事実上のガード不可攻撃。
でも当ててもひるまないのは同じである。
あと相手に接触しても死ぬので注意。Config.txtでは敵との接触設定の他、空中ジャンプの回数や銃の連射の有無を設定できる。
…が、 説明に書かれていない数値を一項目でも入力すると無条件で死ぬ。 なんなんだアンタ。
イントロが自分に接触するようなキャラだと…?(5:10~)
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ryu氏製作 キッド君 |
黒馬や 黒白妖夢でお馴染みryu氏製作の凶悪キャラ。
耐性は上記のキッド同様耐性は紙だが、汎用殺傷力の面では 中位神相当となっている。
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大会ネタバレ |
9条の人による「 死ねトーナメント」にも登場。
だが、初戦でいきなり2回連続で自死を遂げて敗北してしまった。
この時の対戦相手が居合の使い手の 高嶺響であったため、視聴者から「これが・・・居合・・!」「見えねえよwww」などとコメントされた。
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出場大会
最終更新:2025年01月22日 07:05