「………………」
プロフィール
打、蹴、投、極、と格闘技全ての要素を持つプロレスに独自のテクニックを取り入れ「獅子王」の異名を持つ。
その異名通り、どんな相手と闘う時も決して妥協はしない。
誰かを探して旅を続けているが、それが誰なのか沈黙の王者ヴォルツは何も語らない。
(取扱説明書より)
格闘神
ジャドーに立ち向かうべく死の塔を登るプレイアブルキャラの一人。
彼の場合はそれ以外にも行方不明の弟を探すという目的があるのだが、
肝心の弟である
ガジェットは塔の番人の中におり、覆面で正体を隠して戦いを挑んでくる(エンディングを見るに元から覆面レスラーだった可能性もある)。
エンディングでは弟とプロレスジムを開き、子供達に熱き技と心を伝えている。
性能としては、機動力が低い典型的な
投げキャラ。
突進技の「ライトニングタックル」、対空(っぽい)技の「クライムアックス」を持つものの、いずれもダウンを奪えない。
前者は当て投げや距離を詰める用途に使えるが、後者は迂闊に振ろうものなら死あるのみ。
やはり最大の持ち味は強力な
コマンド投げの
キン肉バスター「マッスルバスター」と、プロレスラーらしく弱攻撃にまで割り振られた豊富な
通常投げであろう。
ガード
硬直も投げてしまえる本作では、画面端での投げハメが猛威を振るっており、そうした仕様と相まって非常に脅威である。
だが、ネックになるのはやはりその機動力の低さ。
ストーリーモードで最初に戦う相手は相性の悪いスピードタイプの
琴乃のため、しょっぱなから非常に苦戦させられる。
なお、ストーリーモードで敵として相対した場合や、後述のMUGEN版ヴォルツを見ていると誤解されそうだが、
彼は確かに無口だが喋れないわけではなく、要所要所できちんと会話している。
MUGENにおけるヴォルツ
『
マッスルボマー』や
キン肉マンなど、多数のプロレスキャラを手掛けたですからー氏によるものが存在する。
他キャラと同じく我慢
補正、11段階の
AIなどを搭載。
なお、原作における
必殺技のレベルアップ制、空中投げなど一部の仕様は再現されていない模様。
戦闘前には原作同様
「沈 黙 の 王 者」の字幕が流れる。
ラウンドごとにコメントをするのも原作通りだが、
全部「………………」で統一。正に沈黙の王者。
一応、戦闘中は完全に無言ではないが、攻撃時の掛け声「たあっ」とKO
ボイス「うおぁ」の二つだけ。台詞らしい台詞は全く無い。
・・・・静かな漢だ。
負けるとちょっとグロめの負け顔で「………………」と字幕を表示。
次のラウンドになるとすぐまた元の顔に戻って「………………」になるのがシュール。
波動拳コマンドで出せる無敵対空技「クライムボンバー」は
攻撃判定発生まで無敵が持続するので反撃に使える事は使えるのだが、
かなり上まで飛び上がってからでないと攻撃が発生しないので、相手と互いに攻撃が空振りして、
相手は無傷で着地してしまって、ヴォルツは無防備に落下してくる……という事態になりがち。
しかも相手はダウンしないので当てても先に着地されて反撃されそうである(この技は後述の更新版で強化された)。
2017年7月に更新され、それまでほぼ
死に技だった必殺技が強化されてまともに活用できるようになったり、
超必殺技が追加された。
キン肉バスター専用やられポーズにもしっかり対応しているので紳士諸兄も安心。
AIの動きも投げハメ一辺倒ではなくなっており、
無敵対空技クライムボンバー改め「クライムアックス」(本当はこの名前が正しかったらしい)による迎撃が以前との大きな違い。
なお、フォルダネームが「0D_Voltz」から「0D_Vortz」に変更されており、ファイルを上書きしてそのまま使おうとしても実は上書きされない。
「select.def」の方も新しく変えておこう。
この他、専用
ステージもJAM氏によって公開されている。
ヴォルツはしんじていた
子どもたちが自分のあつき思い、技をうけつぎ
明日をきりひらいていくことを
出場大会
プレイヤー操作