「死ぬのは…いや…」
- 年齢:不明(推定16歳)
- 血液型:A型
- 身長:163cm
- 体重:43kg
- 髪:黄金
- 瞳:赤紫
- 趣味:(独自の感性のままの)ダンス
- 好きなもの:海
RGX-03(ZGMF-X88S)ガイアガンダムのパイロットとなった少女。
地球連合軍第81独立機動群ファントムペインに所属。軍服は肩を露出した改造軍服を着用。
「死」に関連する言葉、「死」に繋がる状況を極度に恐れ、この言葉を聞くとたとえ戦闘中でもパニックに陥ってしまう。
戦場でそれはどうよというツッコミは既にあっちでされてるんで割愛
年不相応の幼い口調で話し、普段はおっとりとした大人しめの性格をしている。
思考力や精神年齢も幼いため、地球連合軍が敵対しているものを全て「悪い奴」「怖いもの」と刷り込まれるがままに敵機を撃破していた。
戦闘になると普段とは打って変わって攻撃的な言動になり、恐怖を忘れて戦っている。ナイフでの近接戦が得意。
軍内ではラボから共に過ごしてきたスティングとアウル、ファントムペインでの上官ネオの3人にしか心を開いておらず、
他の人物とはほとんど会話しない。特にネオには上官と部下の関係以上に信頼をよせている。
シンとは互いに特別な好意を寄せるものの曖昧な関係で、強く惹かれ合ってはいるが恋のような描写はされない。
その一方で、彼はネオと同じくステラにとってブロックワードを克服させる存在であり、
ステラは彼らから多大な安心感を得ているが、シンから得られる安心感はネオから得られる安心感とは異なると言及され、
恋であるかのような示唆がされている。
アーモリーワンをスティング、アウルと共に襲撃し、セカンドステージシリーズのMS・ガイアを奪取、以降搭乗機とした。
この作戦で、侵入したアーモリーワンの街中でシンと遭遇しているが、施設での身体調整に伴う記憶操作により記憶に残っていない。
シンも偶々ぶつかってラッキースケベな状態で慌てたためか、顔等は覚えていない。
そしてMS奪取を阻止するため出撃したシンと互いに相手を認識しないまま、戦闘を行っている。
ディオキア近辺の岸壁の上で踊っている内に海に転落し、溺れそうになった所を偶然そこに居合わせたシンに救助される。
シンが何故崖から落ちたのか理由を聞く際に、ブロックワードである「死」を口走ってしまい、パニック状態に陥るが、
シンに抱き寄せられ「君を守る」と約束されたことによって、精神の安定を取り戻すことが出来た。
これ以後、「守る」は彼女にとって「死」と対を成す言葉となり、両者共にその約束を固く信じるようになる。
その後、二人は救助が来るまでの間、付近にあった洞穴の中で火を焚き、束の間の時間を共有することになる。
この時に、怪我を負った足に、シンが巻きつけたハンカチをもらい、ステラはシンに拾った貝殻を渡した。
救助された二人は別れ際に再会の約束をするが、シンとの思い出はファントムペインの処置により消されてしまう。
黒海沿岸の戦闘で介入してきたフリーダムに逆上し、ガイアのグリフォンブレイドを展開させて襲い掛かり、
同じくフリーダムに接近していたハイネのグフイグナイテッドを真っ二つにした。
ロドニアの研究所がザフトに見つかったと聞き、ロドニアへ単独出撃するが、シンのインパルスとアスランのセイバーに撃墜され、
ガイアのパイロットがステラであると気付いたシンによってミネルバの医務室へと運び込まれる。
生きたエクステンデッドのサンプルとしてプラントへ連れて行かれることが決まり、医務室のベッドに拘束されてしまうが、
シンと触れることによって消されたディオキアでの記憶を取り戻した。
定期的に薬剤投与などが必要な特殊体質になってしまっているため、ミネルバでは処置の施しようがなく瀕死状態に陥る。
「ステラを守る」と誓ったシンによって身柄をネオに引き渡され、彼女を「戦争とは絶対に遠い優しい世界」へ返すことを約束させる。
別れの際にシンからディオキアで渡した貝殻を受け取る。その後、ファントムペインで治療を施され、一命を取り留めた。
しかし回復後、再度シンに関する記憶を消されてしまう。
ファントムペインに復帰した彼女はロシア平原からデストロイに搭乗し、ベルリンまで無差別破壊活動を行いながら移動する。
それを撃墜しようと現れたフリーダムにネオのウィンダムが撃墜されたことで恐怖に支配されてしまうが、
シンが必死に呼びかけ「守る」と叫んだことにより、シンと過ごした記憶を取り戻し、
死の恐怖から開放され安堵したステラは戦闘を中断し、身体を置いて魂でシンと邂逅するもフリーダムが視界に入り、再び恐怖が蘇ってしまう。
シンの説得も届かず、デストロイのスーパースキュラをシンに向けてしまい、それを止めようとしたキラは、
フリーダムのラケルタ・ビームサーベルによってスーパースキュラの砲台を貫きデストロイを撃墜。
その際の爆発に巻き込まれ重傷を負い、シンとの最後の会話で「シン、好き」と自分の想いを告げ、彼の腕の中で力尽きて死亡した。
彼女の遺体は、これ以上誰かに彼女を弄ばれたくないという思いから、
シンによって雪の降る山中の 湖底へと沈められた。ステラの首にはシンとの間で行き来した貝殻がネックレスとしてつけられていた。
約束を果たせなかったことはシンの心に暗い影を落とし、キラとの対立が決定的なものとなってしまう。
ボンボン版では最期の経緯が少々異なり、ステラが正気を取り戻した直後にデストロイのスーパースキュラが発射体勢に入ってしまい、
発射をキャンセルする操作も受け付けなくなっていたため、ステラはシンに逃げるよう呼び掛けるが、
シンはステラが腕に巻いてくれていた自分のハンカチに気を取られてそれに気付かず、
やむなくキラのフリーダムがデストロイへ攻撃を行いデストロイは完全に爆散、ステラもそのまま死亡…という流れになっている。
「シン…ステラ、守るって…シン、好き…」
そして最終決戦直後、昏倒したシンの夢に現れ *1、感謝を告げて笑顔で消えていった。
声を演じた桑島女史は、監督である福田氏に「このキャラクターだけは殺さないで」と頼んだという。
これは前作『機動戦士ガンダムSEED』で氏が声を担当したキャラ、
ナタル・バジルール、フレイ・アルスター、ヴィア・ヒビキの3人が全員死亡したためである。
しかしその願いは聞き入れられずステラは死亡する展開となったため、氏はこれに非常にショックを受けたと言う。
噂にはその死去シーン収録中にあまりにステラに同情しスタジオで泣き崩れて進行が一時出来なくなったとも。
更に、桑島女史は本作ではレイ・ザ・バレルの幼少時代の声も担当しているのだが、レイも最終話で死んでおり、
シリーズで同女史の担当キャラは5人も死んでいることになる。
尤も、 元ネタを考えればステラが死ぬのは最初から決まっていた様なものなのだが。
とはいえまるっきり同じ展開にする義務は無いし、桑島女史を死なせ過ぎなのは確かにアレだが
実際、ガンダムシリーズの「強化人間」は死ぬのがお約束と言われており、『SEED DESTINY』終了時の段階では、
『 機動新世紀ガンダムX』の人工NTであるカリス・ノーティラス(男性)が唯一の例外として存在するだけだった。
しかし、次回作の『 機動戦士ガンダム00』でソーマ・ピーリスとルイス・ハレヴィ(とアレルヤ・ハプティズム)が生き残ったので、
強化人間=死亡という方程式は崩れ始めているようだ。仲間が増えるよ!やったねカリスくん!
(一応、 プルツーは倒れはしたが生死不明(小説版ではそのまま死亡)。 しかも主人公達はエピローグでもスルー
カテジナさん(小説版では強化人間)も生存だが。 「死より重い罰」ということで廃人にされたけど)
ちなみに、桑島女史は上記の件がすっかりトラウマになってしまったのか、
福田氏がクリエイティブプロデューサーとして携わったアニメ『 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に出演し台本を読んだ際に、
「私、死ぬんだ…」と思い「いつ死んじゃうんですか?」とスタッフに訊いたという逸話が出ている。 実を言うと多くの視聴者も死ぬものとばかり思ってたよ
結局『クロアン』では杞憂に終わったばかりか、生き別れとなった両親と無事再会するなど作中人物の中でも特に幸せな結末を迎えており、
『SEED』シリーズで桑島女史が演じてきた役とは真逆の扱いとなった。
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