セガがメガドライブで展開していたベルトスクロールアクション作品『ベア・ナックル』シリーズ(海外名:『STREETS OF RAGE』)の登場人物。
鎌使いや
『ロックマンX』シリーズに登場するバーローや
バスチューアップや「
がんばってねぇん」ではない。
あとよく誤解されるが、タイトルの『ベア・ナックル』は、素手(グローブなし)で戦うことを指すボクシング用語から来ている。
ベア(bare)とは英語で「むき出しの」という意味で、
クマとは無関係。あっちは「bear」である。
ゲーム中のボイスは『ベア・ナックル』シリーズの音響も務めている古代祐三氏が担当。
元警官の青年(後述の3では復職している)。金髪に
青いバンダナ、白いシャツにジーンズと
シンプルなデザインの主人公。
誠実で悪を憎む性格の持ち主で、
趣味はビデオゲーム。
『1』ではシンジケートに占拠された街を救うため立ち上がり、『2』では復活したシンジケートに誘拐された仲間のアダムを救うために戦い、
『3』では警察官として魔の原子・ラクシンに関わるうちにまたしても復活したシンジケートと戦っている。
マーシャルアーツの使い手で、シリーズを通してバランス型で扱いやすいキャラという位置づけになっている。
ただし、ジャンプ力が低く全体的にリーチが短い欠点も存在する。
さすがにシリーズの顔ということだけあってか紅一点の柔術家「ブレイズ・フィールディング」ともどもシリーズ皆勤である。
『ベア・ナックル』では元同僚の警官に援護を要請して
ナパーム弾や砲弾の雨で敵をなぎ倒す
スペシャル攻撃が存在したが、
さすがに荒唐無稽すぎると思ったのか『ベア・ナックル2』からはシステムが変更された。
屋内では使えなくて不便だったし
『ベア・ナックル2』からは体力を消費しての大技などお決まりの技が増えたが、中でもグランドアッパーはとても強力であった。
いわゆるダッシュ攻撃だが、超強判定・大ダメージ・リーチ有り・対地対空両用・隙ほぼ無し・体力消費なしという性能。
ベルトスクロールが苦手なプレイヤーでもこの技をうまく活用すればゲームを有利に進められる。
というか、ぶっちゃけ
これだけでもクリア可能。
流石に開発側が強すぎると判断したのか『3』では弱体化してしまったものの、ダッシュ攻撃の成長という新要素が追加されたことで
グランドアッパーのバリエーションが増えている。また、何故か刀を使用した
特殊技を使用できるようになった。
マーシャルアーツと日本刀に一体何の関わりがあるのかは
わしにもわからん……。
何?マーシャルアーツとはすなわち武術なんだから日本の武術の技が使えてもおかしくはないって?
余談になるが、『ベア・ナックル3』ではアクセルの姿を模したアンドロイド兵器「ブレイク」と対決するシーンが存在する。
アクセルの反対だからブレーキとか超安直!
2015年に発売された『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にセガ枠で参戦。
『
ワルキューレの冒険』や『
キャプテンコマンドー』といったレトロゲーム枠が参戦しているためか。
今回のCVは杉田智和。
なくはなかったー!このキャスティングは初代声優の古代祐三氏による指名である。
戦闘アニメも必殺技はもちろん、特徴的な
「ア゛ァ~ッ!!」
という掛け声や、敵を掴んでからの回り込みまで完璧に再現されておりファン必見。
時系列的にはシンジケートを壊滅させた後であり、知り合いの
春麗と
S.I.Nを追っていた模様。
シンジケートの技術は
シャドルーの手に渡っており、上記のアクセルの偽者・ブレイクも量産され、ボスクラスの敵として幾度も立ちはだかる。
掛け合いや会話ではやたらと
コーディーを意識した内容が多く、格ゲー勢とも結構絡む。
ソロユニットの性能としては何といっても攻撃力を大幅に上げるスキルの存在だろう。XPを増やすスキルも持つため、ボス戦アタッカーとしては優秀。
MUGENにおけるアクセル・ストーン
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Buckus氏製作 |
P.o.t.S氏風のアレンジキャラに定評があるBuckus氏が製作。
グラフィックは『ベア・ナックル3』の物を使用している。 ボイスも原作と同じ物。メガドラ特有のガラガラ声である。
6ボタン仕様でチェーンコンボを搭載しているが オリコンやゲージ溜めは無い。
原作に登場する武器を使った攻撃や原作をモチーフにした技が搭載されている。
グランドアッパーは原作とモーションの違う1ゲージ技として搭載されている。様々な技から キャンセルして出すことが可能でなかなか優秀。
なお原作の通りのモーションのグランドアッパーはベアナックルという技として搭載されている。が流石に2のような強力性能ではない。
AIはデフォルトで搭載されており、技のキャンセルでグランドアッパーをよく出してくる。
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Splode氏製作 |
randomselctで公開されている。
displaynameは「 Axel 'Hawk' Stone」になっている。
操作方法は6ボタン仕様で、原作の必殺技を搭載している他、仲間たちを アシストキャラとして呼ぶ事ができる。
AIは搭載されていない。
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K-Fox氏製作 |
MUGEN1.0以降専用。
グラフィックは『ベア・ナックル3』の物を使用しているが、かなり大きめに拡大しているため少々粗い。
『3』の仕様を再現しつつ格ゲーらしく落とし込んでおり、パンチ連打でコンボが繋がる他、ワンボタンで メガクラッシュが出せる。
しかもレバーを前に入れる事で「ドラゴンウィング」からラッシュの「ドラゴンスマッシュ」に変化し、
必殺技ゲージが満タンでないと体力を消費する点まで再現されている拘りっぷり。
当然メガクラなので無敵な上に、 喰らい抜けにも使えてしまうという素敵な性能である。
……かなり凶悪だが 原作再現だから仕方ない。
設定次第で空中でも使用可能となるが、ほどほどに。
成長必殺技はレベル0~3まで存在し、レベル1以上の技は時間経過で溜まる「BLITZ」という星の数に応じて解禁される仕組みとなっている。
BLITZは必殺技を使うとレベルに応じて消費されるため、そうそう高レベルの技は連発出来ない。
ただしお馴染みグランドアッパーはレベル0なので、BLITZを気にせず使っていけるのが安心。
超必殺技は刀を使った攻撃で、乱舞や斬撃を飛ばしたりと、原作の刀やバットを使った攻撃をアレンジしたものとなっている。
色々な技が繋がり、コンボルートも多彩なので、色々研究してみると面白いかも知れない。
ちなみに投げのシステムは少々変わっており、相手を掴んだり投げ技を仕掛けると「GRIP」ゲージが減少していき、
掴んでいる時にゼロになると弾かれて長時間硬直してしまうので、もたついていると命取りになりかねない。
この辺りもベルトスクロールアクションたる原作の再現と言える。
AIも搭載されており、攻撃頻度を7段階で調節可能。
メガクラッシュで容赦なく割り込んで来るため、デフォルト設定でもかなり手強い。
なお、K-Fox氏はアクセルと同様の仕様のベアナックルキャラを他にも多数製作しており、現在はステージとセットでまとめて公開している。
コンボレシピも同梱されているので試してみてはいかがだろうか。
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Testament氏製作 |
MUGEN1.0以降専用。
グラフィックはSean Alty氏、Shin Mako氏、Testamentが製作した独自のもの。
Pots氏風アレンジで、ブロッキング、攻撃避け、前転・後転、パワーため、カスタムコンボなどを搭載。
AIも搭載されている。
得意のグランドアッパーを始め、無敵時間のある技が超必殺技を含めてもほとんど無く、
相手の攻撃に合わせて超必殺技を繰り出したのに暗転が終わったら潰されていたという事態が多々起きる。
もうちょっと強くしてやってもいいんじゃないだろうか。
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出場大会