「クールな負け方考えときな!」
- 格闘スタイル: 古武術をアレンジ
- 出身地: イギリス
- 生年月日: 12月25日
- 身長: 179cm
- 体重: 78kg
- 血液型: B型
- 趣味: ビリヤード、時代別の地図収集(『Xrd』)
- 大切なもの: 昔の時代にいる彼女(めぐみ)
- 嫌いなもの: 説教、人の死(『Xrd』)
- 所属: 元ギャング
- アイタイプ: 青
「OK、OK!!
アンタはハヤかったが俺のは長かった。
どうよ、勝負は見えていたんじゃないの?
ナァ~んちって!」
『
GUILTY GEAR』シリーズに登場するキャラクター。英語表記は「Axl Low」。
タイムトラベラー体質(あの男曰く「因果律干渉体」)であり、
20世紀末の日本からやってきた。
タイムトラベルはアクセルの意思に関係なく起こるため、
巻き込まれ型主人公のようなストーリー展開をしている
(一応、強大なエネルギーが発生すればタイムスリップは起こるらしく、それを利用して強力な相手に自ら戦いを挑み自発的にタイムスリップした事がある。
また、ストーリーモードでは自在にタイムトラベル出来るようになった未来のアクセルと会う事も)。
元の時代に彼女(「
めぐみ」という名前の日本人らしい)を置いて来ている。
ソルとはタイムトラベル中に何度も出くわす仲で、彼の子供時代の写真を所持している。
若かりし頃の
クリフともどうやら面識がある様子。
モデルは「Guns N' Roses」のヴォーカルのアクセル・ローズ。バンダナしてる姿がそのまんま。
さらに『
餓狼伝説』の
ビリー・カーンとは身体的特徴や身に着けているもの・体形・
誕生日・出身地から血液型まで同じである。
だがアクセルは
不殺で平和主義なのに対し、ビリーは仕事先でのトラブルの際に職員を皆殺しにしたり、棒術の師を殺害していたりと、この点では正反対。
ちなみに
ビリーの元同僚とはファーストネームの日本語表記が同じ(英語はこちらが「Axl」なのに対しあちらは「Ax
e
l」)。
不真面目な言い方や冒頭の台詞のような
下ネタが多く、性格は見た目通りの
ナンパ男。
しかし彼の元いた時代では生まれ育ったスラム街を長年続くギャングの圧政から一人で、
しかも敵味方一人の死人も出さず解決するという離れ業をやってのけており、中々の大物である。
なお不殺が信条なのはスラム街でギャングの抗争を長年見続けていたため死を人一倍嫌うようになったから。
生まれ持った高い身体能力と、
火の法術と鎖鎌を組み合わせたまったく新しい古武術を用いて戦う。
担当声優は、格ゲーでは
アンディ・ボガード役でお馴染み、
アニメでは『ダイの大冒険』の
ポップや『タッチ』の上杉和也、
カツ・コバヤシ役で知られる
難波圭一
氏。
前述のビリー・カーンも演出やCDドラマで演じた事がある。
アクセルは声優ありきのキャラで、「難波氏が格ゲーキャラを演じるとしたら?」というコンセプトの元に性格を設定されたらしい。
今でこそスマートな二枚目半だが初代『GG』ではかなりムキムキでガニ股、
おまけに
チューリップ柄のバンダナに袖無し短パンという奇抜なスタイルであった。
ファンの間では「アクセルの
黒歴史」と呼ばれている。イメチェンは大成功だったようだ。
……が、なんと『Xrd』では上は長袖、下は半ズボン姿で登場。
黒歴史かと思われたムキムキアクセルの復活に驚くファンが多発。せめて上だけ半袖にしろよ
まあ無印時代とは比較にならないくらいカッコイイのだが。
その後『STRIVE』ではまたもイメチェンが行われ、長袖長ズボンだがこれまでと打って変わってグレー基調の大人しいカラーリングに変わっている。
だがグラフィック変更の影響か全体的にマッチョというかふとましい
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タイムトラベラー体質について |
下記参考動画の通り家庭用『XX』のストーリーモードにて、
タイムトラベラー体質は黒幕「あの男」の部下・レイヴンと同一存在であるためという設定が示唆された。
ところが、ストーリーモードから数年後に出版された『GG2』の設定資料集や、ギルティギアシリーズ10年記念本にて、
シリーズの父たる石渡太輔氏が「一部ファンのあいだで囁かれているアクセル=レイヴン説は根拠が無い」という趣旨の発言を行った。
哀れ、アクセルは自分の体質を治すための重要な手掛かりを「無かった事」にされてしまったのである。
これに関しては外伝である『XX』シリーズの家庭用に石渡氏はほとんど関与できなかったために行き違いが生まれたのが原因のようで、
アクセルの設定の他にも多くの設定が『Xrd』では変更されたり拾われず投げっぱなしにされたりしている。
フォローすると、アクセルとレイヴンについては『XX』では「あの男」が一方的な推論で述べていたに過ぎなかったので、
要するに「あの男」の勘違いだった、という可能性もなくはない。
一方で、この同一存在の理屈がアクセルの体質に影響を及ぼしている事は確かであり、
さらに石渡氏は「アクセルの同一存在はレイヴンとは別の意外な人」とも述べている。
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そして、その後『Xrd』シリーズで意外な真相が判明するのだが… |
アクセルの同一存在とは、 イノの事であった。
イノの出生は当該項目を参照。
そしてバックヤードは人類のそれぞれにID(固有情報)を与えているのだが、
恐ろしい事に アクセルのIDがイレギュラーであるイノと一致してしまい、アクセルもイノと同じ力が使えるようになってしまったのだ。
この事をアーケード版ストーリーでジャック・オーに教えられたアクセルだが、
それと同時に彼の正体は「有り得た未来」から来た「暫定生命」と判明する。
要するに、「過去の人間」ではなく「パラレルワールドからやってきた異世界人」という事になる。
そして問題なのが、GG世界は複数のパラレルワールドの内どれか一つが「確定した世界」となり、他の世界は「破棄」される、という事。
ジャック・オーの話によれば、「破棄」された世界は完全に消滅しているわけではなく、
アクセルがイノと同じ「因果律干渉体」としての力を使いこなせばアクセスは可能との事だが、
あくまで2つの世界を併存させる事はできない。
更に言えば、アクセルの存在自体が「チェス盤に放り込まれた将棋の駒」のようなとんでもないイレギュラーであり、
力の加減を誤れば世界そのものを壊してしまうような、非常に不安定で危険なものと化している。
つまり、アクセルが「因果律干渉体」としての能力を使って「元の時代」にアクセスし、 その世界が続くように歴史を改変すれば、ソル達の生きる「未来」は「あり得たかもしれない未来」として消え去り、 逆にソル達の生きる「未来」を救えば、アクセルは「元の時代」に戻るという目的を永遠に果たせなくなるのである。
この事実を知ったアクセルは、これまでのタイムトラベルは勝手な発動ではなく、自分が無意識でコントロールしていたのだと悟る。
二つの世界のどちらを救い、どちらを滅ぼすのか、アクセルはあまりにも重い究極の選択を迫られる事になる…。
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彼の選んだ結論 |
上記の経緯から『XrdR』の家庭用ストーリーモードでは自由にタイムトラベル能力を操れるようになっている。
協力を仰いできたソルに対し、その危険性から一旦は断ったが、その後ベッドマンとの会話を経て、
最終局面で連王ダレル率いる艦隊によってジャスティスもろともソルが殺害されそうになった時、登場。
この時のソルは「ジャスティスを人間(アリア)に戻すため必要なエネルギーを、遠距離から射出した上で自ら受け止める」
という方法で注入しようとし、さらに変身できない(変身すると人類が滅亡する可能性がある)状態だったのだが、
なんとアクセルは周辺の時間を圧縮するという荒業を披露。
あらゆる事が一瞬で終了するため変身しても影響が出る前に決着が付くが、あまりに大きな力に、彼が元の世界に帰れなくなる事を危惧するソル。
アクセルは元の時代の彼女も、もしも自分がソル達を見捨てたとして笑顔を向けるような人だと語るが…
「…でもよ、駄目なんだよ」
「駄目なんだよっ そんな俺じゃ。そんな濁った俺の目じゃ」
「あいつの笑顔をマトモに見れやしないんだっ!」
「だから、だからさ…」
「ブチかませ!! 旦那ァああああああっ!!!!!!!!」
「上等だアクセル=ロウ! 一杯奢らせろぉおおおおっ!!!!!!!!」
結果として彼の協力によって作戦が成功し大団円を迎えるという、『Xrd』のストーリーにおける最大のキーパーソンとなるのであった。
だが決着後のストーリーでは彼の動向は語られず、元の世界を失ったであろう彼がどうなるのか、それは『STRIVE』まで持ち越される事になる。
OPムービーではイノと談笑する彼の姿が描かれているが……?
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原作での性能
鎖鎌を使う長リーチのキャラ。『
ストII』風に例えると「動作の速い
ダルシム」。
自分からガンガン攻めるよりは隙を見てチクチク突いていくタイプ。
縦横無尽に動き回る鎖鎌によって攻撃範囲が非常に広く、対空手段も豊富。
ジャンプ防止の立ちPに遠距離対空の前K、近距離対空の屈Sに真上対空の近距離S、さらに上半身無敵の前Pと
喰らい判定が極端に低くなる屈K
すかしなど多彩。
しかしそのリーチの長さ故に近距離戦は不得手。所謂小パンチのP攻撃も鎌による遠距離攻撃となっているため、
発生が遅く先手は取りにくい。
ただし、シリーズによっては高性能の
昇龍技や
当て身などを持ち、決して近距離に弱いわけではない。
また『GG』キャラの中でも喰らい判定が特に大きく、対アクセル限定
コンボがある。
シリーズ別の特徴としては、初代ではチャージ技を持っておらず、チャージ
キャンセルを絡めたコンボが出来ない。
『X』ではアクセルボンバーが追加され、画面端の
ループコンボが強力だが
立ち回りや
起き攻めに難があり、弱キャラとされる。
『XX』では当身技の「蜂巣箱」が追加され、追撃が決まれば試合を決定付けるほどの高火力コンボに繋がる。
追加された
通常技と「鎌閃撃」の強化で立ち回りが大幅強化され、無敵技のS弁天刈りが猛威を振るい、先の蜂巣箱とあわせて切り返しが強力。
これらの技は後のマイナーチェンジで弱体化されていくが、牽制力と火力の高さで中堅以上の存在。
『XXAC』になると超リーチ攻撃の引戻しに引寄せ効果が付き、それにより立ち回り・起き攻め・コンボ・対空が強化された……かに見えた。
しかし実際は引き寄せの代わりに喰らい判定が伸びてしまい、さらに遠距離を保ちたい相手も引き寄せてしまう事で却って不利になるなど、
弱体化したという声も大きい。
それでも長い牽制から引き戻しにより高火力コンボに移行出来る事は、ACアクセルの大きな強みである。
MUGENにおけるアクセル=ロウ
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無敵医師氏製作 GGXX#R仕様 |
動画で最も見かけるのがこちら。
各技の種類と性能が『XXAC』仕様になるモードが搭載されている。
現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているが、olt-EDEN氏のMediaFireにて補完されているのでそちらから入手可能。
基本的には 原作再現だが、
『#R』ベースなノーマルモードで『SLASH』で追加された「虚空撃」が使えるようになっている。ただし青キャンはACモードでないと使用不可。
㍻㌢氏による AIもデフォルトで搭載されており、ニコMUGEN動画では初期の頃から活躍している。
爆ループを搭載し非常に高火力。
リーチも相まってGB(ガードバランス。無敵医師氏のキャラには常備なのだがゲージが見えないので把握しにくい)が溜まりやすく、
溜まった状態で基底 補正無しからの爆ループを決めると即死するほど。
後にACモードにも対応し、まだ「あまり進んでいません」と言いつつもACのような爆ループを豪快に決める。
ガード不能の羅鐘旋を頻繁に使い、鎌閃撃青キャン⇒羅鐘旋というキャラによっては回避不能な連携まで使用するように。
また更新で技学習からの高精度の当身も使うようになり、火力だけでなく防御面も強い強力なAIとなっている。
AIの強さもさる事ながら、MUGENの ステージの広さ上、鎖鎌のリーチが 画面の端から端まで達しており、非常に避けづらくなっている。
某巫女姉妹ほどではないが、彼も原作性能のままにMUGENの恩恵を受けているキャラと言えよう。
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MEKA氏製作 GGX仕様 |
2010年11月のiswebライト(楽天運営)終了によるサイト消滅で現在入手不可。
こちらも原作を忠実に再現しており、家庭用限定のEXモードも搭載済み。
AIは未搭載。
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kayui uma氏製作 初代GG仕様 |
まさかの初代『GG』のアクセル。
2017年2月のJ:COMのWebSpace終了によるサイト消滅で長らく入手不可だったが、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
完成度はα版で、通常技と 一撃必殺技しか搭載されていないが、立ちP→立ちKによる 永久は可能。
初代『GG』では一撃必殺技を当てるとバトルそのものに勝利出来たが、こちらはラウンドを取るだけとなっている。
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DopeFiend氏製作 初代GG仕様 |
上記のkayui uma氏製初代アクセルを改変したもの。
現在は公開先のデータが削除されており、残念ながら入手不可。
こちらはより再現度が上昇し、 ボイスや エフェクトが追加され殆どの技や仕様が搭載された。
ただし、一撃必殺技を当てても1ラウンド取るだけという点は同じなので注意(?)。
AIは搭載されていない模様。
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千手百足氏製作 初代GG仕様 |
2016年公開。
初代『GG』キャラに定評のある千手百足氏が、上記DopeFiend氏のアクセルを更に改変したもの。
隙あらば殺界を入れ永久も使ってくる強力なデフォルトAIを搭載し、氏曰く「今までのキャラだと ジャスティスの次に強い」との事。
またマッチキルは搭載していないがガード殺界はあり、オプションでAIの使用率を変更可能。
とはいえジャスティスの次というのは制作キャラ同士で戦った場合の話であり、
チャージキャンセル出来ない分永久以外の本体性能も低いためランク的には チップと同レベルの凶中位~上位レベル。
また、チップの方は更に更新が入ったため、現在は明らかにチップの方が強い。
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「鎌閃撃」使用時のセリフ「ノリノリだぜ」が「
ロリロリだぜ」に聞こえる事から、ニコニコMUGEN界ではロリコン扱いされてしまう事も。
公式では勝利セリフを見ると
ミリアや
イノなど「お姉さま」系がタイプらしい。
言うまでもない事だが、そんなキャラ付けを嫌がるファンも少なくないので
ご利用は計画的に。
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大会ネタバレ |
15:42、16:26、17:05に高度な読み合い展開
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タッグに関する余談 |
男女タッグとして有名なのものに、 伊吹萃香と組んだ 「ロリロリタッグ」がある。
『GG』のコンボ性能と、東方の弾幕による制圧力が上手い具合に噛みあった代表例と言える。
元々アクセルの素早い画面制圧力に加え、東方でもパワーキャラとして接近戦闘もこなせる位置にある萃香によるバランスの良さから、
互いの短所を長所で上手い具合に補っている良タッグである。
ただし、萃香の方は原作準拠ものが複数の製作者によって存在するため、どの萃香で行くかでアクセルとの相性が変化する。
よく見かけるのは伊吹川氏製作のボイスが搭載された萃香であろうか。
動画によっては カップル扱いする場合もあるが、先述したようにアクセルには公式設定で恋人がおり、
軟派ながら結構一途に愛しているので、動画で扱おうと考えている人はそのあたりに留意した方がいいだろう。
なお、この活躍によってアクセルの ロリコン扱いが加速したのは言うまでもない。…南無。
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出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止
凍結
削除済み
非表示
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出演ストーリー
プレイヤー操作
「クールに決めたろ?」
お勧めコンボ
コマンド |
備考 |
5Por2P>鎌閃撃 |
鎌閃撃は4タメ6のタメ技。ヒットガード問わず鎌閃撃を出しておく事をお勧め。 |
・2K>2D>鎌閃撃(>旋鎖撃) ・5K>近S(>HS)>2D>鎌閃撃(>旋鎖撃) |
基本コンボ。ガト中でもタメ時間は作れるので落ち着いて。アクセルの2Kは低姿勢になれるので打点の高い攻撃を避けつつ攻撃する事が出来る。一応覚醒技の百重鎌焼も繋がる。 |
~2D>鎌閃撃FRC>ダッシュ5K>近S>(JC)>JKorJHS>JD>虚空撃 |
鎌閃撃FRCからエリアルへ行くコンボ。キャラによってはダッシュ6K>2Sで拾える |
・6P>近S>(JC)>JHS>JD>虚空撃 ・2S(2HIT)>(HJC)>JKorJHS>JD>虚空撃 |
対空からのコンボ。 |
天放石or投げ>5P(2HIT)>2S(2HIT)>(HJC)>JKorJHS>JD>虚空撃 |
中央投げ、当身始動。5Pが遅いと2Sが2HITしない。「ダッシュ2K>6K>2S」などでも可能。 |
~【ダッシュ6Por2Sor近S>JHSorJK>JD>アクセルボンバー】*2~3>鎌閃撃(>旋鎖撃) |
画面端ボンバーループ。拾い後のジャンプはHJでやると継続しやすい。投げ、鎌閃撃FRC、低空アクセルボンバー、各種当身技などの浮かせ技から可能。2ループまでなら何もしなくてもダウン確定なのでお勧め。3ループ目は鎌閃撃を最速で出せばダウンを奪えるが、当たる前に受身をとられやすい。 |
D>JD>JHS>JD>(JC)>JHSorJK>JD>虚空撃 |
ノーゲージのダストコンボ。単純ながらダメージ375と優秀。 |
D>JD(>JHS)>JD(>FBアクセルボンバー>空中ダッシュJD)>アクセルボンバー>拾い |
画面端ダストコンボ。FBアクセルボンバーを使えば中央辺りからなら画面端でボンバーループに移行出来る。その場合は空中ダッシュにディレイをかける必要がある。 |
最終更新:2023年09月10日 20:29