オメガ

「オメガ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

オメガ - (2013/01/29 (火) 15:33:53) の編集履歴(バックアップ)


曖昧さ回避:
  1. 『FINAL FANTASY Ⅴ』の隠しボス
  2. 『ロックマンゼロ3』のラスボス

1.

『FINAL FANTASY V』の隠しボスの片割れ。

1000年前の本
「空より現れし、心を持たぬ者…「オメガ」…
それを追ってきた物…「神竜」
12の武器を持つ勇者達でもかなわない…
静かに、次元の狭間に眠らせておくべし…
決して語りかける事なかれ」


1000年前、天から現われた謎の機械兵器。
当時の勇者達でも敵わず次元の狭間に閉じ込めて封印した。
現在は次元の狭間を彷徨っている。
(以上、Wikipediaより抜粋)

『FINAL FANTASY V』のラストダンジョンである次元の狭間のちょうど中間辺りの洞窟を徘徊しているモンスター。
マップ上に姿が出ているので接触することで戦闘となる。
初見で接触し、あっという間に全滅させられ涙を流したプレイヤーは数知れず。
(一応、すぐ手前のマップにセーブポイントがある為、神竜ほど厄介ではないが)

高い防御力、弱点()以外の全属性攻撃吸収、常にリフレク状態と恐ろしいまでの防御面を持ち、
攻撃に関しても多彩な攻撃をしかけ、ダメージを受けるとカウンター攻撃を連続で繰り出してくる恐るべき敵。
ちなみに逃げることは出来ない。

以上のようにかなりの強敵ではあるのだが、機械系の敵のため当然雷属性が弱点であり、
相応のレベルさえあれば『二刀流+魔法剣サンダガ+みだれうち』で正攻法でも瞬殺できる。
しかしながら、真の弱点は*1

最近では、FF5の成長の自由さ故に様々な楽勝必勝法が広く知れ渡ってしまった為「オメガなんて弱い」と勘違いされることがあるが、
上記のような方法で挑んでも準備が足りなかったり手順を間違うと、逆にこちらが瞬殺されてしまう超強敵である。
参考動画(?)

GBA版ではEXダンジョンに6体ほども現れ、更に青いボディの強化型「オメガ改」も現れる。
バリアチェンジを使って弱点属性を変えてくるので、魔法剣戦法が厳しいものとなっている。
ただし、愛こそが真の弱点である点は変わらない。

その後のFFシリーズにもオメガの名のつく強敵が幾つも現れており、FFシリーズには欠かせない敵となっている。
『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズにも登場し、『2』では小型版のコメガを率いて登場、
オメガ自身も凄まじいまでの強敵だが、上手く空のボトルでトドメを刺せば、最強格の武具「チタンのツメ・クラ」を
作る為に必須なアイテム「オメガのエキス」が入手可能。オメガのエキス… オイル?
『FF11』では「伝説の機獣オメガ」として登場。古代人によって作られたプロト・オメガと、それを元にした生体兵器オメガウェポンが存在する。

FFキャラが一堂に会する3D対戦アクション『ディシディア ファイナルファンタジー』にも召喚獣として登場。
直接戦うキャラとして出ないのはゲームの仕様上しょうがないが、なんとFFVのドット絵そのままの姿で登場。かなりシュール。
作中においては「波動砲」で一定時間ごとに相手のブレイブを半減させるという、原作の隠しボスにふさわしい強力な能力を持つ。

ストーリーモードで召喚石を入手したときの台詞がこちら。

「ターゲット……確認……

 汝ノ敵トナル者……殲滅セン」


MUGENにおけるオメガ

+ HSR氏製「オメガ」

HSR氏製「オメガ」

『FINAL FANTASY V』のトラウマをそのまま再現したキャラ。
石化、ミールストームによる瀕死、ロケットパンチによるHP半減。
サークルによる即死飛び道具吸収、自動カウンターなど圧倒的な強さを誇る。

「移動不可、原作と同じで攻撃と攻撃の間に出来る隙」が弱点だが、それを補ってもおつりが来るほどの能力。
防御力も高いほうで、数々のプレイヤーを苦しめただろう。

このキャラと神竜、アトモスのみ、1ラウンド勝つと自動的に勝利となる。
勝利すると例のBGMとともに「オメガの勲章」がもらえる。
この動画でかつて視聴者は恐怖した…
(β)~(γ)時代のニコニコでMUGENに初めて触れた視聴者にとっては、恐らく初めて目にした凶キャラではなかったであろうか?
当時の衝撃たるや凄まじく、上記動画内では「こんなの倒せるのか!?」という阿鼻叫喚コメが溢れていた。

が・・・。

+ 大会ネタバレ
凶悪キャラグランプリでは初戦でオニワルドに瞬殺された。
悲しいかな、技術が進んだ今では凶の中でも中の下レベルであり、むしろ1ラウンドで済む分親切とまで言われる始末。
また、下の動画ではmapelaoに瞬殺されたりと、MUGENでの扱われ方はイマイチよろしくない。

+ 意外な相手に完封されるオメガ
+ アナザーワン・バイツァダスト若本氏製「プロト・オメガ」

アナザーワン・バイツァダスト若本氏製「プロト・オメガ」


こちらはFF11のプロト・オメガ(プロトは「原初の」を意味する。試作品ではない)を再現したもの。
D4表示の巨体がぬるぬる動く様は圧巻。SFFファイルの容量が約450MBというとんでもないことになっており、
パソコンのスペックによっては重すぎてうまく動かないかもしれないので注意しよう。

人操作のオメガ(動画の最後の方) 狂キャラ勢と戯れるオメガ(24:02から)

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
【プロト・オメガ】

出演ストーリー




2.

『ロックマンゼロ3』及び『ロックマンゼクス』に登場するレプリロイド。「オメガゼロ」とも呼称。

「我はメシアなり!ハーハッハッハ!!」

『ロックマンゼロ3』において登場したゼロのオリジナル(ボディ)」。
100年という封印期間を経た主人公のゼロはオメガの「コピーボディ」である。
オメガの人格は残酷で、エックスシリーズにおけるイレギュラー時代のそれに近い凶暴性を秘めている。
ある意味、ゼロの本来の姿(製作者が意図した「究極の破壊者」)とも言える。

ゼロがどのような経緯を経て、いつオメガとコピーに分離したのかは不明。事情を知っていると思われるエックスの発言によれば、
「ボディはオメガがオリジナルだが、魂(恐らくサイバーエルフ)はコピーのほうが本物」であるという。

ゼロのオリジナルボディであるためか、エックスシリーズで使用していた技と似たものを幾つか使用する。
(例として、三段切りの掛け声はエックスシリーズと同じ)
殆ど台詞はないが、戦闘突入時の台詞は「我はメシア(救世主)なり!!」*2という、かなり印象的なものである。
なお、声優も異なる(ゼロは風間勇刀氏、オメガは諏訪部順一氏)。
またゼロシリーズの未来であると思われる「ロックマンゼクス」においてもこの印象的な台詞とともに登場する。

(以上、Wikipediaより抜粋、改稿)

元々は、終結の兆しが見えないイレギュラー戦争の収束を図るために、
ゼロのボディを科学者ドクター・バイルが改造し作り上げたレプリロイドであるが、
残酷で凶暴な人格を植えつけられ、バイルの思惑通りに行動する殺戮マシーンへと変貌を遂げた。
戦争に及ぼすその影響力は凄まじく、オメガの投入から4年で戦争は終結を迎える。
しかし結果として多大な犠牲を出すことになり全人類は60%、レプリロイドは90%が死滅するという
歴史上大きな爪痕を残す惨劇となった。
(犠牲はどうあれ戦争終結の要になった為、それ故に「メシア」を自称するのかもしれない)

その後は、エックスとゼロの両二名の活躍により沈黙させられ、バイルと共に宇宙へ追放される身となり、
ゼロ3作中までの100年間その姿を消すことになる。

+ オメガゼロの性能
ゼロ3作中では、ダークエルフの力を借りて計3形態(解釈の仕方によっては4形態)ものフォルムチェンジをプレイヤーに披露する。
第1形態のボディはオリジナルゼロの力を抑制させる為の拘束具であるという解釈がなされており、
その内部にはオリジナルゼロのボディが格納されている。

ダークエルフの力を更に取り入れた第2形態(または第3形態)は、ステージ背景も相まって正に圧巻の一言に尽きる。
その風貌はダークエルフによる変異の特徴を継承しつつも、エックスやゼロの特徴まで見て取れる。欲張りだ。
…って言うかどこぞのデジモンとデザインの配分が酷似している。偶然なのか名前まで一緒だ。
第2形態を倒すと、遂にそのベールを脱ぐ最終形態こそが、MUGENでもお馴染みの我らがオリジナルゼロ。
「滅閃光」「裂光覇」など使用してくる技の殆どが、エックスシリーズのゼロが使用していた物と共通する。

ゼクスでは隠しボスとして登場する。既存の動作に変わりは無いが、攻撃を当てても怯まなかったり、
「裂光覇」に回復効果が付加されているため、ゼロ3の個体よりも強力である。

一部ファンの間では彼の放つ台詞から飯屋の愛称(?)で親しまれ、高い人気を誇る。
ちなみにロックマンゼクス公式ブログで行われた人気投票では予選選出の段階で1位を獲得したものの、
エントリーを依頼された際「遺跡のトゲが怖くて出られない」という理由でエントリーを辞退。何がメシアだ。
まぁ、ゼロシリーズからのゲストキャラである故の措置なのだろうが…。
っていうか、トゲが怖いってトゲくらい何とか出来なかったんかい!
その怖がってたトゲ通路がこちら

MUGENにおけるオメガゼロ

現在MUGENにおいて使用可能なオメガは、N64Mario84氏の手掛けた物が有名であり、
また氏の手掛けたSVCゼロ&misobon_ism氏AIの物や黒猫氏のEXカラーや、
最近では、シグムンド・E・ワイリー氏製作のXドット仕様のオメガなどが存在する。

+ N64Mario84氏・ゼロシリーズ仕様

N64Mario84氏・ゼロシリーズ仕様

原作ドットを使用しており、その完成度は非常に高く基本的な動作云々は原作に極めて忠実な作りだが、
オリジナルの技も搭載されているなど氏の入れ込みようが伺える。
原作通りに無敵時間も設けられており、ダメージを受けると一定時間外部からの干渉を受けなくなる。
また、ゼクスで実装された「裂光覇」による回復や、通称「メシア乱舞」と呼ばれるガード不可能な連続攻撃など、
実用的な技も多数内臓されており、攻守の面において非常に均整の取れたキャラクターに仕上がっている。
原作に則った行動を取るAIも搭載されており、油断していると瞬く間に追い詰められてしまう。
性能の高さから狂キャラではあるものの、AIは原作をイメージしているためにいささか隙が多い。攻撃している際は非常に強力なものの、攻撃頻度が低いためにその隙にやられてしまうこともしばしば。
なんというか、最近では かませ犬 として出番が増えてしまっているようである。
他にもこのオメガに氏自身がアレンジを加えた「Shadow Omega Zero」「Omega Inarabbita」になるパッチが存在している。
氏が製作したオメガは7P以降でAI常時起動となる。
+ N64Mario84氏・SVCゼロ&misobon_ism氏AIパッチ適用仕様

N64Mario84氏・SVCゼロ&misobon_ism氏AIパッチ適用仕様

こちらは氏のSVCゼロに、misobon_ism氏によってAIパッチを適用することによってオメガっぽくなる物。
AIを適用すると、ボイスとポトレがオメガ仕様になるが性能や仕様に変化はない。
また、最初は適用したらオメガとしてしか扱えなかったが、更新によってゼロとしても扱える様にもなり、
そのための変更用ポトレもついてるなど大変お得なパッチとなっている。
+ 気ままな黒猫氏・ゼロシリーズ版ゼロのEXカラー

気ままな黒猫氏・ゼロシリーズ版ゼロのEXカラー

GBA版ゼロのEXカラーにオメガカラーが存在し、選択時はATKとDEFが30%上昇する。
+ シグムンド・E・ワイリー氏・Xシリーズ版ゼロのEXカラー

シグムンド・E・ワイリー氏・Xシリーズ版ゼロのEXカラー

最近、∞ロダで公開したワイリー氏のゼロの10Pカラーで以下のような性能になる。
   ・アークブレードが追加され、代わりに三日月斬削除
   ・裂光覇追加
   ・攻撃力2倍、防御力2倍
   ・ダメージを受けてものけぞらない&無敵時間増加
   ・特定必殺技の必要チャージ時間激減
また氏は、このモードを単体化してさらに強化したオメガも∞ロダで公開中である。
1月20日の更新で裂光覇に回復がついた。要はZXからも逆輸入してしまったのだ。
余談だが氏のゼロはベースこそX4~X6だが、ゼロバスターも使えてしまう素敵仕様。
ワイリーの本気(理想=戯言のジジイとは違うのだよ(笑))

+ 大会ネタバレ注意
某チームトナメではロボットキャラによるチーム最終兵器の次鋒として参加。
しかし自信満々の台詞とは裏腹に、大将格が揃う同大会での戦績はパッとしない。
しまいにはイントロの台詞や高笑いをもじって

「我は飯屋也!」

( ゚∀゚)フンハッ八ッ八ッノヽッノヽッノ \ツ 八ッ

などの字幕がつけられる始末。相手に勝利をごちそうするという意味だろうか。
そのポジションは、安定した強さを発揮するチームメイトらと比較し
最終兵器(笑)といった趣すら感じられるかもしれない。というか先鋒が強すぎるから…
ともあれ、なんだかんだで視聴者から愛されてはいるようである。

出場大会

+ 一覧
シングル
(「凶悪キャラグランプリ」と「即死当身なしトーナメント」は「Shadow Omega Zero」)
タッグ
チーム
その他
非表示
【Shadow Omega Zero】

出演ストーリー



*1
オメガにはストップ耐性がなく、加えて音波系統の攻撃が弱点であるために歌による状態異常が必中であることから、
ストップ効果のある「愛の歌」を絶えず連発して封殺する戦法のこと。
君がッ!死ぬまでッ!歌うのをやめないッ!!
ただし、オメガは行動速度が尋常じゃなく速く有効時間が短いため、完全封殺するにはある程度の慣れを要する。
なお、オメガはストップ耐性がないとは言っても状態異常攻撃に対する回避力が尋常でなく高いために
音波系統攻撃の「愛の歌」以外で動きを止めるのはほぼ不可能であるし、
混乱耐性を持っているため同じ音波系統の弱点を突ける歌であっても混乱効果のある「誘惑の歌」は効かないので注意してほしい。

*2
キリスト教における罪を犯して堕落した今の人間を救うために現われるとされる者。
日本語の発音では一般的には「メシヤ」の表記が正しい(「メシエ」に近い発音)。
ヘブライ語で「香油を被った者」という意味の言葉。そこから「(万人から)祝福された者」=「王の中の王」を表す。
決して「メシヤ」単体で「救世主」という意味ではない(この手の誤訳は言い出していくときりがなくはあるのだが)。