その正体は本物の悟空では無いが、ターレスのような他人の空似でもなく、
第10宇宙の北の界王
ザマス
が、超ドラゴンボールで 悟空と自身の肉体を入れ替えたものであった *2。
本編での基本世界とは 別の並行世界の悟空とザマスが入れ替わっている。
「お前らのセンスに合わせて名付けるとしたら…
『ロゼ』… そう…『超サイヤ人ロゼ』」
基が悟空の肉体であるため、サイヤ人特性の能力を持ち本家同様に超サイヤ人に変身可能であるが、
本家とは異なり「超サイヤ人 ロゼ」と自称するピンク色の髪の特異形態となっており、
本家オリジナルである悟空やベジータの「超サイヤ人 ブルー」と対象的な位置付けとなっている。
漫画版では通常の超サイヤ人にも変身可能であり、超サイヤ人ロゼは本来神である者が神を超えた超サイヤ人に変身しようとした結果とされる。
「お前らのセンスに合わせた」というが正式名称である超サイヤ人ゴッド超サイヤ人を知ったらどんな名称にしたかは謎である
一人称も初登場当初は「私」だったのが超サイヤ人の性質により変身後「オレ(=俺)」に変わり、
以後ノーマル形態でも一貫して「俺」に統一されている。一方の漫画版では口調は荒々しいが「私」のままである。
現代悟空との対面当初こそ二人称は「 君」であったが、それ以外は他同様「 お前」や「 貴様」と呼び方が変わっている。
なお、悟空の肉体であるが故かは不明だが元々のザマスと比べて好戦的になっていたり、戦闘を楽しむかのような言動を見せることもある。
ザマスから不老不死になることを勧められても、強くなる肉体の方に魅力を感じているので断るという価値観の差異も生じている。
悟空の肉体を完全に使いこなせているわけではないので、悟空とベジータの動きに付いていけなくなる事もあるのだが、
本編よりも少し先の時間軸の悟空の肉体であるためか、あと一歩、二人が及ばないという強さを持っている。
ザマスが入った影響なのか、纏う気は紫と黒の非常に禍々しい色に変化している。
悟空と同様にかめはめ波を使う他、悟空が習得にかなり苦労していた瞬間移動も容易く使いこなす。
上述の超サイヤ人ロゼになった後は ベジットのように気で作った剣を用いて戦うようになり、振ると同時に針状の気を飛ばす事も可能となった。
さらにサイヤ人としての特性をそのまま受け継いでいるため、追い詰められるほどにパワーアップしていく。
ちなみに漫画版ではパワーアップでどんどん手がつけられなっていくブラックと異なり、
悟空本人とベジータは鍛えすぎていて、追い詰められたことによるパワーアップを行ってもほとんど強化されない、と述べられている。
さらに幾度かの再戦を経てベジータに追い込まれた際にはベジータが「怒り」によってパワーアップしたことを知り、
自らもその身に抱えた「怒り」を力に変えることでさらに大幅にパワーアップ。
気の剣を鎌に作り替え、 その一閃で空間を引き裂き、そこから溢れ出した煙から無数の分身を作り出して攻撃するという恐ろしい攻撃を披露した。
話を追う内に徐々にその全貌が明らかになって行くが、基本世界でもやはり同じ流れになろうとしていた。
しかしその前後に悟空と ベジータが未来世界へ行った事によりその事を突き詰めたため、
現代へ戻った後に ビルスとウイス、更には 東の界王神(シン)と共に犯行現場を突き詰め、
ウイスが 時間を巻き戻した後、ビルスがザマスを 図に乗るんじゃないぞ破壊した事により一件落着。
……と思われたが、トランクスはかつての人造人間編での経験があったため半信半疑な状態であった。
ビルス曰く「神が神を破壊すれば全ての時空を干渉する」 *3と言っていたが、結局はトランクスの思っていた通りの展開であった。
これに関してビルスはさすがに自身の思惑以上な出来事であったためかなり責任を感じていた。
ビルスにとっては、このまま未来へ行ってブラックと未来ザマスを破壊する事は容易い事だったが、
界王神ではない破壊神が時空を行き来する事は立場上やはり不可能であるため、
シンとゴワスに悟空・ベジータ・トランクスの援護協力を要請するしか無かった。
終盤でゴクウブラックとザマス(未来)はポタラ合体を敢行し「合体ザマス」 *4となって悟空達を追い詰めるが、
最終的には「全王」によって世界ごと完全消去された。
格闘ゲームでは合体ザマスと共に『ドラゴンボールファイターズ』に出演している。
基本的に超サイヤ人ロゼの状態で戦うが、戦闘前や戦闘後の演出では超サイヤ人ロゼになる前の姿も見ることが可能。
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主なゴクウブラックの性能 |
素早い格闘攻撃と少し発生が遅い代わりにリーチと判定が強力で気弾無敵を持つ気の剣を用いて戦うキャラクター。
近距離は格闘攻撃で攻め、中距離は気の剣による牽制が強力、遠距離もビーム系飛び道具「ブラックかめはめ波」があるなど、
ありとあらゆる距離で戦うことが可能なオールラウンダー。
それに加えて発生が遅くなった代わりにコマンド投げの性質が追加されたビーム系飛び道具「神縛ブラックかめはめ波」を持っていたり、
移動を伴う必殺技を多く持つことから機動力が高かったりと、独特な性質も複数持っている。
さらにアシストの「ブラックかめはめ波」が万能で使いやすく、控えに回っていても様々な場面で輝ける。
単体のみではコンボ火力を伸ばす手段が乏しいことやUZCがロック技であるために扱いに癖があるのが欠点と言えるか。
また前述した通り機動力が高いのだが、このゲームは共通システムの超ダッシュ等の存在故に
全てのキャラの根本的な機動力が高いため、特別強力な点とまでは言えない部分もある。
全体的な性能が安定して高いことから、強さは中堅上位くらいとされている。
その万能さ故にどのような味方や状況にも対応しやすく、先鋒・中堅・大将のどのポジションでも活躍できる。
また、全体的に挙動が素直で分かりやすい上に強力なものが多いため、扱いやすく、初心者にも優しいキャラとなっている。
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本作では 特殊KO演出として、破壊すると見せかけてデコピンを食らわせるビルスの「破壊神の裁き」でKOされる際、
ゴクウブラックと合体ザマスのみ
本当に破壊される
(ついでにダメージも最大HPの約5倍と超オーバーキル化)というファンサービス(?)も。
この他、『ドラゴンボールゼノバース2』にも登場している。
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ザマスとは |
「このザマスこそが、宇宙の知恵、宇宙の法、宇宙の力なり!」
第10宇宙の北の界王。界王神と同じ種族で、 モヒカンヘアーと緑色の肌を持つ。
名前の由来は漫画の貴婦人(『 ドラえもん』の スネちゃまのママなど)が語尾につける口調から。
mugen的には マッドマンの語尾と言えば分かり易いだろうか。
担当声優は 三木眞一郎氏。
海外では『ドラゴンボールエボリューション』で ピッコロ大魔王を演じたJames Marsters氏が吹き替えを担当した。
その強さは、悟空に「第7宇宙の界王神(シン)より強い」と言わしめるほどで、超サイヤ人2に覚醒したトランクスと同等程度。
また、ロゼ化ブラック同様気の剣で戦う事が可能。
身長はシンよりも高く、シンを小学校低学年と例えるなら、ザマスは青年くらい。
現時点では破壊神を除く界王と呼ばれる人種上では間違いなく最強候補である。
第10宇宙を管轄する現界王神ゴワスより次期界王神候補として修行をしている。
しかし潔癖すぎる人格面故に、ドラゴンボール史上最悪の災いをもたらす事態へと発展してしまう。
作中では基本世界、並行世界、未来世界と同一存在であるが時間軸の異なる三者のザマスが登場している。
三者の末路に関して、基本世界版はビルスに破壊(消滅)、残りの二者は全王に世界ごと消去(完全消滅)されている。
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余談中の余談だが |
最近のMADでは「 トランクスルー」のようなものとして、「ザマスルー」「ブザマス」「ウザマス」なるネタも見かけるようになっている。
しかし、相手にされたらされたで「 破壊」という 一人用のポッドのような扱いを受ける。
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「我が姿は正義、我が姿は世界…
崇めよ、讃えよ…この気高くも美しい…
不死にして最強の神…ザマスを!」
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