「おれたちのカードは書物の神『トト』と創造の神『クヌム』!
オインゴ ボインゴ兄弟!」
顔や身長、声などを自由自在に変えられるスタンド「クヌム神」を持つ、帽子をかぶった長身の男。
予知した出来事を漫画にして写すスタンド「トト神」を持つボインゴの兄。
上の自己紹介の台詞だとトト神=オインゴ、クヌム神=ボインゴと思えてしまいそうな順序で言っているのがややこしい……
極めて粗暴な性格で、すれ違った通行人をその直前にトト神の予言で「今から出会う奴を殴りたくなる」と表示されたのもあったのだろうが
「顔面がむかつく」「多分前世か何かであいつといやなことがあったと思う」と言う理由だけで殴り飛ばしていた。
その人物は唐突にわけも分からず殴られた為か、財布を落としながら逃げかえって結果的にオインゴはネコババ出来て得をした。
しかし、過保護気味ではあるが弟思いな人物でもある。
やってる事が小悪党なのでジョジョ3大兄貴には含まれないが
エジプトのアスワンにてジョースター一行を迎え撃つが、
喫茶店の店員に化けトト神の予言に従い、一行に毒入り紅茶を飲ませて全滅させようとするも
イギーの介入により失敗。
次に現れた予言を実行するためにオレンジに仕込んだ爆弾を車に仕掛けようとしたが、
その様子を
ジョセフと
ポルナレフに見られてしまい、咄嗟の行動により
承太郎に変装。
なんとかその場をごまかせたものの、病院に入院している
花京院の見舞いに行くため車に無理やり乗せられ、二人によって散々な目に遭う羽目になった。
最終的には命からがら車から逃げ出すが、仕掛けていたオレンジ爆弾を放り投げられ、そのまま踏んづけて爆発。
顔が真っ二つになるという重傷を負ってしまった。
そして先で殴り飛ばしていた通行人の仲間によって(殴ったことはさておき財布まで盗まれたことにされて)、
ボインゴ共々ボコボコにされて病院送りとなる形でリタイアした。
なお、この間での承太郎達は
最後まで敵に狙われていた事すら気付かずじまいだった。
その後、ボインゴは兄の仇を取るため
ホル・ホースとコンビを組み、ジョースター一行にリベンジを図るのだが……?
また、変装するスタンド能力といえば、同じく第三部に登場した
イエローテンパランスと比較される事もある。
イエローテンパランスも背格好を変える事に加え、承太郎を苦戦させる程に攻守ともに優れているのに対して、
クヌム神は服装までは変えられず、そのせいでポルナレフに怪しまれている。
更には病院送りにされている事から自衛手段もないと思われ、しばしば「下位互換」扱いされたり「最弱」の候補に挙げられてしまう。
ただし変身の精度に関しては肉を纏うだけのテンパランスよりもクヌム神の方が優っており、結局は適材適所なのだろう。
ちなみにクヌム神は本人によれば「身長も体重も臭いまでも思いのまま」であり、このうち臭いに関しては、作中ではイギーにも気付かれている様子はなかった。
その後を描いたスピンオフ『
クレイジー・Dの悪霊的失恋』では借金した挙句にギャングに捕まったことが語られている。
……そのギャング、パッショーネって名前の組織じゃないですよね? エジプトのギャングだからたぶん違うとは思われるが……まさか……?
MUGENにおけるオインゴ
セッコや
リサリサ等、多数のジョジョキャラを手掛けるHeal The World氏によるキャラが存在。
各種動作をする度に承太郎をはじめとするジョースター一行の面々に変身する。
顔どころか服装も変化してるが気にしてはいけない
ポルナレフの姿になって石を投げる「来ないでくれぇ」や、
落ちている本を拾うと漫画家が現れ、相手を拘束する「通りすがりの漫画家」、
所謂
謎ジャム的なスーパーコンボ「毒入りの紅茶」と言ったコミカルな技を所持している。
「人間死ぬ気になればなんでもできるッ」
出場大会
最終更新:2024年06月07日 18:28