「『ブッ殺す』と心の中で思ったならッ!
その時スデに行動は終わっているんだッ!」
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担当声優 |
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うすいたかやす
- 『黄金の旋風』
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寺島拓篤
- 『オールスターバトル』
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鈴木達央
- 2018年アニメ版以降
うすい氏はセッコと兼任。
鈴木氏は『オールスターバトル』で ギアッチョを演じていた。
ボイス集 |
うすい氏
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鈴木氏(『ASBR』)
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荒木飛呂彦氏の漫画『
ジョジョの奇妙な冒険』第5部『
黄金の風』の登場人物で
スタンド使い。
ギャング組織「パッショーネ」における
リゾット・ネエロ率いる暗殺チームの一員。
ヴェネツィアへと向かう
ブチャラティチームをフィレンツェ行き超特急にて襲撃、弟分の
ペッシと共に激戦を繰り広げた。
プロシュート (Prosciutto) とは、イタリアでは豚のもも肉のハムを表すが、日本などでは特にイタリア産、またはイタリア式の燻製しない生ハムのことを指す。
「ハム」というと変な名前だが、他のパッショーネの面子の名前から考えるに、
本名ではなくコードネームのようなものなのかもしれない(明確にそうであるという設定もないが)。
作中でニュービーギャング(後輩)のペッシを連れている部分などから、それなりのキャリアはあると思われるが、
彼自身は
ラスボスでも中ボスでもなく、あくまでただのギャングの一人である。
「暗殺チーム」全員に言えることであるが、その一員として参加している以外には特にプロフィールも明かされておらず、
彼がギャングになった経緯、スタンド発現のきっかけなどは不明である。
「それに たいしたこたァねーだろォーッ
毎年 世界中のどっかで旅客機が墜落している…それよりは軽く済むッ!」
パッショーネ所属のギャングの一員だけあり、目的のためなら一般人を巻き込む戦法も採る、紛れもない悪人であるが
「暗殺チーム」が裏切ったきっかけが「
ボスに仲間を惨殺されたために、ボスに復讐する」というものであるため、
現在「暗殺チーム」参加者たちの仲間意識はそれなりに強かったのだと推測される。
人呼んで
兄貴。
作劇的には途中に登場する敵の一人という位置取りだが、その数多くの名言、壮絶な最期、ペッシとの会話から覗かせる
面倒見のよい一面などから高い人気を持つキャラクターである。
その兄貴っぷりたるや、単行本のスタンド紹介のページに
「本体:プロシュート兄貴」
と記載され、
第4部の
虹村形兆、
第6部のエルメェスと合わせて
ジョジョ三大兄貴と巷で称されるほどである。
約一名兄貴どころか妹キャラ混じってるけど気にしてはいけない。彼女は精神的兄貴に属する!姉御でいいじゃんというツッコミも無しだ!
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見よこの兄貴っぷり |
『 グレンラガン』のカミナ、『スクライド』の クーガーらに並び、世界三大兄貴の候補としてもよく名前が挙がる。
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その名言具合から「ジョジョを知らない」という人もセリフだけ知っていたり、
ジョジョのパロディが多い漫画『
太臓もて王サーガ』の人気投票において、
本編に1コマも登場してないのに何故か票が入っていたなどの伝説を持つ。
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スタンド「ザ・グレイトフル・デッド」 |
「あともうちょっとで喉に食らいつけるってスタンドを決して解除したりはしねえッ!
たとえ腕を飛ばされようが脚をもがれようともなッ!」
「本体:プロシュート兄貴」(兄貴まで公式名称)
破壊力 - B |
スピード - E |
射程距離 - 列車一本分は十分 |
持続力 - A |
精密動作性 - E |
成長性 - C |
全身に目玉が配置された人型のスタンド。 下半身は無く、大きな手を持つ両腕で体を支えている。
生物を急激に老化させ(この老化自体では中々死なないが、 非常に脆くなり些細な衝撃で死ぬようになる)、
老化に応じて肉体、精神力、記憶力なども衰えさせることができ、
精神力から生み出されるスタンドも本体が衰えれば同様に衰えてパワー・スピードが落ちてしまう。
アレッシーの持つ「若返らせる」スタンドとは対照的な能力だが「正反対」なわけではなく、
アレッシーは成長も老化も戻す(ただしカプコンの格闘ゲームによればで、原作漫画にそういうシーンが有るわけではないが)のに対し、
兄貴は成長は無しで老化だけをもたらし、作中ではジョルノ達の他に乗客の赤ん坊も成長せずに老化した姿で描かれている。
『 AKIRA』に出てくる 老けたガキどもナンバーズの少年少女のような感じになると言えば知っている人には分かるだろう。
テーブルの上に置かれたフルーツや植物もカサカサになっていた所を見ると、効果は動物に限らないようだ。
特筆するほどのパワーやスピードはないが、相手を老化させることにより近距離型のスタンドとも互角に渡り合う。
「全身の目玉から老化ガスを発生させる」「本体を老化させて 被害者に偽装する」「相手に直に触ることで急速に老化させる」
といった使い方が可能な他、老化ガスは有効範囲を調整可能なようである。
(本人曰く、列車をまるごと頭から最後まで老化させるのは余裕らしい)
後者2つによる奇襲で ミスタを戦闘不能に追い込んだ。
また、「体温が低い方が老化が遅い」という特性を持っており、暗殺チームの目的である
トリッシュを殺してしまわないよう(女性は男性に比べて体温が低いため)になっていた。
そのため、ターゲットが氷で体を冷やしたりした場合は老化効果が出るのが遅くなる。
このことから読者の間では「 根掘り葉掘りの人が敵に回ったら兄貴ヤバくね?」とネタにされる。あと 鳥公。
スピードEだが、これは「下半身が無いため移動速度が遅い」といった意味合いだと思われる。
動作速度は早く格闘能力は比較的高いため、動作で考えればB程度だと思われる。
また、射程距離は長いが、スタンド自体は遠くには出せないと思われる。
名前の元ネタはアメリカのバンド「グレイトフル・デッド」。
日本でこそ知名度はあまり高くないが、アメリカにおいてはヒッピー文化との結び付きなどと相まって爆発的人気を得、
いつでも即興で演奏する彼らの追っかけ軍団である「デッドヘッズ」が大量に生まれるなどした伝説的バンドである。
「自分たちのバンドの演奏を録音し、交換する」行為を容認、むしろ推奨していたということもあり、
これがさらなるファンのライブへの動員を生んでいたことでも有名。
1994年にはロック殿堂入りをしたが、1995年にリーダーのガルシア氏が亡くなったことで活動停止・解散された。
なお、バンド名の意味する所は 「感謝する死者」であり、「偉大なる死」というのは誤訳になる。
そもそもスペルからして「Grateful Dead」で「 Greatful」ではない。
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劇中では
ミスタ及び
ブチャラティと対峙。
ミスタを戦闘不能に追い込み、尚且つ頭部に銃弾を撃ち込んで確実に仕留めた筈が、
ミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」のNo.5がギリギリの所で銃弾を防いでおり、
更にNo.6がブチャラティに危機を知らせたことでブチャラティと戦闘になる。
ブチャラティの決死の機転でお互いに高速走行中の特急列車の外に放り出され、
咄嗟にペッシの釣竿状のスタンド「ビーチ・ボーイ」の糸に二人とも掴まるが、
ピストルズからビーチ・ボーイの情報を得ていた結果、その能力をブチャラティに利用されてプロシュートは途中で振り落とされてしまう。
老化能力が解除されたために、本体であるプロシュートは死亡したかに思われた……が、致命傷を負った状態で列車の車輪の隙間に潜り込み、スタンドを再発動。
以降、彼自身が宣言した通り死の瞬間まで能力を解除することは無かった。
「ペッシ… だからおめーは『ママっ子』だってんだ
連れがミルク飲んでるってだけで 格好つかねえんじゃねえかって考えが よぎらねーんだからなァ」
「何のためにこのビジネスに同行させてると思ってんだ? そーゆーとこから直していけ」
アニメ版で描写が追加され好評を博した暗殺チームの過去話でもペッシ共々登場。
レストランでエスプレッソの後味に慣れず
ミルクを注文したペッシに、そうした軟弱な立ち振る舞いから直していけと説教するなど、
相変わらずの
兄貴ぶりであった。
正確には「その振る舞いが同席した他の先輩方に恥をかかせるかもしれない」ということに思い至れない配慮の足りなさを叱ったのであり、
後日、表向きのプライベートに2人で立ち寄ったカフェにて、ペッシが
ミルクを注文しても咎める様子は無かった。
*1
ゲームにおけるプロシュート兄貴
その知名度から「外せない」要素であったのか、PS2版ゲーム『黄金の旋風』においても、
原作でのアレな言動やスタンド発動の条件から登場させるのが難しかった
メローネと、
相手の都合から暗殺チームリーダーのリゾットが省略される中、列車の中での戦いが再現されている。
スタンド能力は「老化攻撃を止める(か、氷で冷やす)ことが無い限りじわじわと体力・スタンドパワーが減少していく」という形で再現されている他、
本編中での決着も再現可能と
超優遇であった。
『オールスターバトル』ではプレイアブルキャラクターではなく、ネアポリス駅の
ステージにモブとして登場。
ある条件を満たしてKOすると、倒した相手をペッシがビーチボーイで引きずり回す特殊な演出(シチュエーションフィニッシュ)が入る。
ちなみにこの時の兄貴の台詞は
「でかしたぞペッシ」の一言だけ。
『ASB』の後継作の『アイズオブヘブン』では、同ステージのステージギミックとして登場。
常にステージを徘徊しており、相手に接近すると老化させる(ただし
柱の男や
吸血鬼、
サイボーグには無効)。
さらに老化中のプレイヤーのアイコングラフィックも老化するという手の込みようである。3Dモデルには反映されないが…
そして『ASB』のリメイク版である『オールスターバトルR』ではプレイアブルキャラへ昇格。
相棒のペッシを引き連れて「プロシュート&ペッシ」として参戦した。
スタイルは他のスタンド使いとは異なり、「兄貴とママっ子野郎」と言う独自のスタイルを持つ。
リーチが長く、コンボパーツの要になるペッシの援護攻撃と、
打撃投げの「『直』は素早いんだぜ」を始めとした攻撃を当てることで、ダッシュやジャンプ等の行動を3段階に制限するスタンド攻撃を使い分けて戦う。
MUGENにおけるプロシュート兄貴
あまりもの氏によるプロシュート兄貴が公開されている。
勝利すれば「プロシュート兄貴 WIN」と表示され、構成ファイルの名前が大体「aniki」となっている兄貴仕様。
ディスプレイネームは「prosciutto」だが、nameはしっかり「prosciutto_aniki」になっている。
「兄貴ィッ!プロシュート兄貴ィッ! やっぱり兄貴ィは、スゲェーやッ!」
システムは3部格ゲー風。独自の「老化
ゲージ」を搭載している。
このゲージは
特定の攻撃を使用、もしくはヒットさせた場合に上昇し最高八段階まで達する。
ゲージ量に比例して、与えるダメージが上昇していくようになっている。
上記のミスタを撃ったシーンを再現したダウン追い打ち可能な下段攻撃「『ブッ殺す』と心の中で思ったなら!」
ワンボタンで発動するガード不能の掴み技「朽ち果てろ!」といった
必殺技を駆使して接近戦を挑んでいく性能。
更新によりスタンドモードを搭載、全体的に性能の見直しが図られ対空技が追加された。
スタンドONでも空中ダッシュや2段ジャンプは出来ないので注意。
レベル調整可能な
AIもデフォルトで搭載されている他、動画での使用やAI製作OK、むしろ大歓迎とのこと。
動画使用の際は、出来る限り最新版での使用が推奨されている。
がんま氏により
ボイスをアニメ版のものに変更できるパッチが存在したが、現在は公開停止。
また、2022年10月2日には骸骨氏により鈴木達央氏のボイスパッチが公開された。
こちらは『ASBR』のボイスがメインで、たまにアニメ版の音声も入っている。
何故か挑発で某漫画家(CV:イワシ閣下)のセリフを放ったりも
「栄光は…………おまえに……ある……ぞ…」
「やれ……やるんだ…ペッシ」
「オレは………おまえを…見…守って……いるぜ……」
出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
非表示
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出演ストーリー
*1
イタリアのレストランで食後にミルクのような腹にたまる飲物を頼むのは
「ここの食事で満足出来なかった」と言っているようなもので、
マナーに欠ける行為だという話もある。ならエスプレッソをカプチーノにすれば…と思うかも知れないが、カプチーノも同じ理由で、
食後ではなく軽食(主に朝食)と一緒にいただくような飲物なので、食後に頼むと変な目で見られるものらしい
(というか、朝食以外にカプチーノ飲んでるようなのは空腹をそれで誤魔化す必要のある貧乏人だという偏見まであるそうな)。
ではどうしても食後にミルク入りのコーヒーが飲みたければどうするか?というと、少量のミルクを入れたカフェ・マキアートにするか、
いっそ退店後に別のカフェに行って飲めばいいのである。
皆でディナー同席中に堂々とミルク飲んでたペッシ君がアウト判定なのはこういう訳。
食後でも何でもない場面でミルク飲んでたペッシが特に叱られてないのも、...まあ、そういう話である。
TPOってぇのはとっても大事なんだぜ、ペッシよォ~。
最終更新:2024年11月08日 09:27