メトシェラ

2019年公開のハリウッド映画にして『モンスターバース』シリーズ第3作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に登場する怪獣
『モンスターバース』シリーズにおける巨大生物の総称である「タイタン」のうちの一体である。
名前の由来は『旧約聖書』の登場人物であり、エノクの息子にしてノアの祖父「メトシェラ」と思われる。
非常に長寿で969歳まで生きたとされており、SF作品などで長命種の名称に使われるなど、西洋の「不老長寿」の象徴的な人物。
恐らく同じく非常に長寿な生物であるゾウガメの生態をイメージしたのだろう。

巨大な岩山のような体を持つ四足歩行の怪獣。
実際にドイツのミュンヘンの山岳地帯にて山そのものと化して眠っていた。
長い休眠期間のうちに背中は植物で覆われており、周囲の山々と区別がつかない程であった。
巨大な角や牙の生えた巨大な口も持っているが、基本的にはその強固な体と擬態能力があるからか非好戦的な怪獣である。

劇中では巨大生物に関する調査を行う特務研究機関「MONARCH」がその存在を把握していた17体の怪獣の一体として登場。
中盤でギドラによるアルファコールが発動された際には、それに応じて破壊活動を行う。
その後怪獣と意志疎通が図れる音波装置「オルカ」による妨害を受け破壊活動を一時停止する。
最終的にゴジラがギドラに勝利した際には同時に覚醒していた他のタイタンと共にゴジラの前に出現し、ゴジラに恭順の意を示した。

本作オリジナルの新怪獣ではあるものの、劇中では破壊シーンが数秒と最後のシーンのみの登場であり、そこまで活躍したとは言い難い。
一方で予告編では地中から出現するシーンが出ており、その姿からハリウッド版アンギラスバラゴンの登場を予想した人も多かった模様。
また、先立って公開されていた実写版『名探偵ピカチュウ』では、メトシェラに似た特徴を持つあるポケモンがすさまじく巨大な姿で地中から現れるというシーンが存在する。


MUGENにおけるメトシェラ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
kMIKEj氏提供のスプライトを用いて作られている。

原作以上に動くのが特徴で、長い手足を活かした攻撃や突進技なども多い。
「地ならし」は地上の相手にしか当たらないが範囲が広いのが特徴。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「必殺噛みつき」「必殺突撃」「連続攻撃」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2024年05月22日 23:22