「きさまのような奴に…名乗る名前はない!」
「ギョギョ~ッ!! お前は…!」
「その通り! 俺はヨロシク仮面さ!!
普段は けっこう気さくな いい奴だって友達からも何気に言われるんだ!ほんとだぜ!」
1995年に『週刊少年ジャンプ』誌で連載された、うすた京介氏のギャグ漫画『
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の登場人物。
正確にはその劇中劇である特撮ヒーロー番組『あいさつ仮面』シリーズの一作「ヨロシク仮面」の主人公である。
担当声優は田中スーザンふ美子ことさかきばらのぶゆき校長も演じている
井上和彦
氏。
冒頭にも上げた台詞が否応にも『マシンロボ クロノスの大逆襲』で井上氏演じる主人公ロム・ストールを思わせる為、
たまにネタにされる事も(なおロム兄さんの方は本当に名乗らないが、同伴した仲間が勝手に名乗ってしまった事はある)
後述するショーでのスーツアクターの声はキャシャリンこと磯部強役の
チョー
氏(当時は「長島雄一」名義)が担当している。
自ら
「ヨッくん」と呼んでくれと呼び掛けている。
ヨッキュン?それはアイドル天使です
花中島マサルは同番組の大ファンであり、
「オレは『あいさつ仮面』シリーズに生き方を教わったようなものだ…好きとか嫌いのレベルではない!」と語るなどその入れ込みようは凄まじく、
ヨロシク仮面のグッズやイベントが絡むと割と手段を選ばなくなる程
(全日本セクシーコマンドーフェスティバル'96の決勝戦を棄権したのも校長にもらったヨロシク仮面ショーのチケットが原因だったりする)だが、
西友(アニメ版では「
酉友」)屋上のヨロシク仮面ショーの客はまばらでしかも数少ない子供達からもブーイングが飛ぶ等、
本来の客層にキチンとウケているのかはやや疑問である。
そのコスチュームは
某猫型のアレを思わせる赤くて丸い小さな鼻と青と白を基調としたカラーパターンで口元が露わになったマスク、
マントと手袋・ブーツ、丈の短いシャツに
ブリーフ一丁というもの。
下手しなくても変態だが、うすた氏の作画タッチのおかげかあまりえげつなくは感じないのは幸いだろうか。
あとシルエットはロム兄さんそっくりである(「名乗る名前はない!」の時も逆光を受けてるし)
このブリーフは設定上
親父から受け継いだものらしく、マサルも上述したショーに父・サトルのブリーフを持参していた。
このショーでは敵怪人のさかな柔道着(上記中央の台詞の主)の嚙みつきでブリーフを破ってしまい、
スーツアクターの咄嗟の機転で
「というわけで…後編をお楽しみに!」とショーを中断し一時難を逃れるに至った事も。
その後退場中の負傷に加え、父のブリーフにサインを求めるまでの熱意に圧されたスーツアクターがマサルに代役を任せ、
ショーは再開されたが、雨で観客が全員帰ってしまったというオチが付いた。
マスクは防水加工が施されているそうだが、その為に熱に弱いらしい。
マサルが本編中歌っていた歌によるとだが
また愛車は
自転車である。
*1元祖無免ライダー……といって良いのだろうか
本人の弁によれば、
普段はけっこう気さくないい奴だと友達にも言われるという
が以下の続編での暮らしっぷりを見るに甚だ疑がわしい。
続編『ヨロシク仮面 DATSU☆NO』によるとその素性は
タケルという名の青年で、
昼間から酒を飲んだり、シケモク(※常識的な範囲で一度吸い切られた、ないし捨てられたタバコのこと)を拾って吸ったり、
レンタルビデオ屋で「マニアックなアニメ~ション」のビデオを借りたりしている。
必殺技「ブリーフの舞」を発動すると大気中のブリフィッシュエネルギーを吸収し、より
エレガントな男になれる。
続編として『ヨロシク仮面 DATSU☆NO』も放送されており、必殺技が
「新・ブリーフの舞」にパワーアップしている。
空気中のブリフィッシュエネルギーを吸収し再び開放することにより、世界中のブリーフを集結させ、
誰のモノともつかぬ世界のブリーフたちと共に自分で考えたダンスをひたすら踊り続ける。
ようは
ブリーフをまき散らすだけで特に攻撃力はない技である
(一応相手は「これはたまらん」とのたまっているので、何らか影響は与えられているようだ
が、誰のだか知らんブリーフが上から降りまくるのが気持ち悪く感じただけかもしれない)。
……とっておきの技がこんななので、
大体敵怪人を倒すのはいつも
空を飛んできて突然現れる真っ当に強くてカッコイイ「謎のヒーロー(作中でこう呼ばれる)」なるキャラである。
『暴れ九庵』*2かよ
キャラソンである「よろしく仮面 テーマ」(原作での曲名は
「よろしくミドルキック」)は、
ソフト版およびアニメシャワー版ではエンディングとして使用された。
過去の特撮やアニソンをパッチワークしたような曲構成に乗ってお出しされる、カオスなのに収まりのいい謎の歌詞、
そしてそれを歌い上げるヨロシク仮面役・井上和彦氏の
無駄に良い美声は必聴。
また、アニメシャワー版ではイントロとアウトロに鈴木史朗氏(当時TBSアナウンサー)のナレーションが挿入されている。
(以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より引用・改変)
ゲーム作品におけるヨロシク仮面
マリオをパロったフリーRPG『森夫THEバーバリアン』にボスキャラとして登場する。
ドンキーコングをパロった敵キャラ・ゴリ達手下を集めて
封炎剣争奪のための麻雀大会を開催する。
手下達が大会に負け、主人公・森夫に封炎剣の差出しを要求されるも下記の台詞を発して要求に応じず、
森夫が殺しにかかる所からゴリとタッグを組んで戦闘に入る。
戦闘時にはブリーフの舞と新・ブリーフの舞がしっかりと再現されている。
「よせよ相棒!!敵だけどヨッくんでいいよ、ヨッくんで!!
言ったろ?そんな事気にするようなタマじゃねえっつの!
がははははは!!」
MUGENにおけるヨロシク仮面
『
カイザーナックル』キャラに定評のあるseki-rou氏による、『森夫THEバーバリアン』の
ドットを用いたものが存在。
ブリーフの舞、新・ブリーフの舞など、原作でも披露していた技が一通り揃っている。
彼を選ぶとどのステージを選んでも
BGMが「よろしく仮面 テーマ」に固定されるが、cnsファイルのvar(58)を0にすれば流れなくなる。
新・ブリーフの舞は通常のキャラでは回避困難な数の暴力でブリーフをばら撒いてくるので、
プレイヤー操作で挑むのも一興だろう。
「おやごさんに……ヨロシク!」
出場大会
「負けないっつーの!!」
*2
1984年から翌1985年に放送された時代劇で、主人公・諸井九庵は時代劇の例に洩れず悪党に憤り殴り込むのであるが、
九庵は別段武道に優れているというわけでもないので、雑魚なら蹴散らせるものの親玉相手には
毎回返り討ちの危機に陥ってしまい、
そこを九庵の兄に頼まれた侠客・泪橋の伊助が助っ人に入り
「ワレ、死んだれや…」とドスを抜いて親玉を始末する……という、
ある意味斬新と言えば斬新かもしれないが、なんというか主人公の情けなさが際立った前代未聞の作品である。
よい子の諸君!(以下略
で半年(2クール)で終わったので人気が出ずに打ち切られたかと思いきや、一応予定通りの放送期間だったらしい
なお主演はこの頃既に一角の俳優として地位を得ている風間杜夫氏、
伊助役は後のドラマ版『金田一少年の事件簿』の剣持警部役である古尾谷雅人氏と、そのキャスティングには注目される作品ではある。
作者のうすた京介氏は『
赤い光弾ジリオン』(1987年放送)の直撃世代であるので、
上述した『マシンロボ』(1986~'87年放送)も含めうすた氏もこれらの作品を視聴していた可能性は十分見受けられる所である。
最終更新:2026年10月27日 13:19