「ムッシュ~」「ウィッ!」
バカゲー不朽の名作
『美食戦隊薔薇野郎』に登場するボスキャラクター。作中ではステージ4のボスを務める。
オープニングからすると、元々は人体改造技術(作中のほぼ全キャラが世話になっている)を確立した研究者だったと思われる。
ちなみにステージ5の
ラスボスは自律型コンピュータで、構成的には実に王道と言える。
構成だけなら。
ゲーム中では略して「だんしゃく」と表記される。見た目も声もアレなんで、一瞬「
だんしょく」かと思ってビビる向きもあろう。
開発元が開発元だけに仕方がない。
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美食戦隊薔薇野郎とは…っ! |
「ディナ~タァ~~~イム」
ストーリー
20XX年、第三次世界大戦の核の炎から奇跡的な復興を遂げた魔天都市ゼウス。
だが、この都市で生き抜くには己の力とテクノロジーと、そしてプロテイン(強化食品)が必要だった。
「すべてのプロテイン、すべての力を我が物に」をスローガンに、悪の秘密組織バースが生まれたのも必然か。
バースの威力は日毎に増し、考えうるあらゆる凶悪犯罪が、都市を混沌の渦に巻き込んでいった。
このまま、ゼウスは破滅の道を歩んでしまうのか!?
しかし、ゼウス首脳陣は2人の科学者に、ある極秘プロジェクトを進行させていた。
それは、最強の肉体に最強の科学装甲をまとわせた、最高の兵士を造り上げることである。
そして、それはついに完成した……。
闇のボクシングの元チャンプ “爆発男爵ぼんぢゅ~る”
有翼人種フェアリーの女王 “爆発貴婦人まどもあぜる”
合成生物のアンドロイド “大爆獣とれびあ~ん”
……あまりにきらびやかで、あまりに破天荒な人造人間だった。
彼らを見たゼウス首脳陣は、顔面蒼白のまま「薔薇野郎」と口走ったという。
それでも悪の温床バースに今、敢然と立ち向かう“薔薇野郎”、カッコイイぞ!
ゼウス首脳陣は「馬鹿野郎」と言いたかったのがあまりの事に舌が上手く回らなかったのではあるまいか
このようにストーリーからしてカオスだが、ゲームの内容は輪をかけてカオス。
ゲームジャンル自体はオーソドックスなベルトスクロールアクションだが、 ステージや敵・演出がカオスそのものだったりする。詳しくは検索してくれい。
そして、この作品最大の特徴はステージクリア時に行われる体力回復「ライフアップグルメシステム」だろう。
このゲームでは敵が食材を落とすのだが、拾っても体力がほぼ全く回復せず(回復量は 数ドット)、ステージクリアごとに挟まれる
「ディナータイム」で謎のロボ・サイバーシェフに食材を加工してもらい、それを食す事で初めて体力が回復する。
(……が、実際は 食べ物ではない別のアイテム( これは関係無い)を取ると割合まとまった量の体力回復が出来る)
キャラごとに料理の好みがあり、好みに合った料理では体力が大きく回復するが嫌いな料理では 逆に体力が減ったり、
敵へのとどめの刺し方によって敵が落とす食材が変わるので、大きな回復が見込める食材を狙って特定の敵を特定の技で倒す事を目指したり、
ステージの時間制限を超えると集めた食材没収&そのステージでは食材入手不可になってしまうので急ぐ必要がある等、
見た目に反して高度な戦略性が求められるのもこのゲームが語り継がれる要因であろう。
ちなみに、食材はメイン・サブの2種類選ぶのだが、食材チョイスによっては、
やさい+たまご=サラダ ライフ+3
えび+こむぎ=エビフライ ライフ+7~10
とうふ+トウガラシ=マーボードウフ ライフ+6~31
アイス+こむぎ=アイスケーキ ライフ+6~50
のような比較的まともなものから、
プロテイン+他材料=ただのプロテイン ライフ±0 (プロテインをメインに選んだ場合のみ。サブに選んだ時は「スーパー」と付く料理になり、おおむね体力が大きく回復する)
ナットウ+エビ=エビナットウ ライフ-3
こめ+アイス=アイスクリームどん ライフ-4~8
きのこ+きのこ=どくきのこ ライフ-999 (ただし食事だけで死亡はせず、HP1で次のステージへ)
みたいな何かを間違えたとしか思えない代物まで出来てしまう
(回復量は各食材1つずつ使った場合のもの。調理時は選んだ食材を持ってるだけ使う)。
ちなみに、
さかな+こめ=まぐろどん ライフ+7~11
こめ+さかな=シーフードピラフ ライフ+6~10
のようにメインとサブを入れ替えると別の料理になる組み合わせもある。
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上半身が裸でネクタイという変態としか思えない格好、鼻に掛かったような深みのあるダンディな声音からなる、
連続入力技っぽい三連撃のボイスはと言えば
「ウィ、ウィッ、ムッシュゥ」、
妙に優雅かつ暑苦しい奇怪な
BGMなど、色々と強烈なインパクトを残す、大変
精神衛生上よろしくない変態紳士。
しかも攻撃方法がネクタイを「ビヨ~~ン」と伸ばして腕の形にして殴ったり、どこからともなく鳩を飛ばしたり、
間合いが離れていると帽子の天辺からロケットブースターを生やし、
(ブースターが真上に出てるので)思い切り仰け反った異様な姿勢で飛んで来たり、
頭上からシルクハットを降らせて入ったプレイヤーを一定時間
他ザコ敵に変身させたり、正気の沙汰ではなくカオス極まりない。
つうか行動の幅が多い上にランダムで動くため、パターンの決まっている
ラスボスより強い。
特に厄介なのが上から降ってくるシルクハットと鳩。
前者はホーミングで追いかけてくるため避けるのが非常に難しく、
後者はプレイヤーの後ろから飛んでくる事もあるので不意打ちを喰らいやすい。
「ジュッテェ~ム」というボイスが素敵なスライディングも何気に高性能なため、相手をするのはかなり苦労する部類だったりする。
ただし、無敵時間が発生する技が一つも無いという欠点を持っているため、
こちらが無敵時間が発生する技を使う事で相手の攻撃を途中で潰すといった対処が出来る事が幸いか。
MUGENにおけるシルクハット男爵
の。氏製作のシルクハット男爵が存在し、現在は流れ者氏(特に名乗る名の無い流れ者氏)によって代理公開されている。
ディスプレイネームが「Silk hat Baron」となっていて無駄にカッコイイ。
ちなみに戦闘時の奇妙なBGMはセルフで垂れ流している。
外部
AIは本体も代理公開している流れ者氏によるものが存在。
トリッキーな攻撃が多く、タッグ戦で強い。
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動画&大会ネタバレ |
ニコニコはおろかYouTubeでも活躍の場が無く、もうこのまま 誰にも気付かれないままなんじゃないかと思われたが、
変態だらけのカオスストーリーに まさかのリアル紳士として彗星のごとく現れ、一気にその知名度を上げた…ような気がする。
某大型トーナメントにも彗星の如く登場し、その独特の BGMとカオス極まりない攻撃方法によって、
多くの視聴者を恐怖のどん底に突き落とした。
大会が大会なだけに登場回数こそ少なかったものの、彼の活躍(?)は、生涯忘れ去られる事は無いだろう。
第二回 紳士トーナメントではOPのサンドバッグとして登場。さらに特別編2で阿部さんとタッグを組んで乱入。
ネクタイパンチで吹き飛んだ所を阿部さんがスー、バシィーで捕らえるなど中々のコンビネーションを見せた。
ちなみに道下と同じ経緯で出会ったようである。…それでいいのか?
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出場大会
出演ストーリー
最終更新:2024年08月22日 08:05