「やる気あるのかい?」
格闘スタイル:剣術
誕生日:11月14日
星座: さそり座
年齢:26歳
血液型:AB型
身長:175cm
体重:58kg
出身地:不明
家族構成:不明
職業:ワイラーの側近
宝物:郊外の遺跡で発掘した剣
関連キャラクター:
ワイラー -
ユリ・サカザキ
『
ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝』のキャラクターで、同作の中ボス(登場は中盤)。
声の出演は
キングや
ナコルルなど、SNK格ゲーではお馴染みの
生駒治美
氏。
ワイラーの側近で、
ペルシャ風の衣装に
湾刀を持つ謎の女性。剣舞のような格闘術を使う。
彼からは「シンク」という愛称(?)で呼ばれているが、別に
赤くはない。
ワイラーの屋敷を拠点に彼のため影で暗躍する。また、町の酒場で開かれる闇格闘場の管理もしている。
ストーリー中では攫われたフレアを求めて屋敷にやって来た
ロバートと戦い、敗北時にフレアとワイラーの居場所を教える。
その際、彼が作っている薬は危険なもので完成させてはならないと呟くなど、本当はワイラーの暴走を止めたいと思っているようだ。
CPU戦では4人目あたりに登場するシンクレアから急に反応がよくなるため、龍虎外伝の初心者にとっては
壁と言っていい存在。
当時は
シンクレアが倒せないとよく言われていた。ボスキャラだけに本来はCPU専用キャラだが、隠し
コマンドで使用可能になる。
基本的に固有ストーリーは無く、EDもスタッフロールのみのため詳しい設定などは明らかにされていない。
ネオジオCD版ではストーリーが追加されているものの、ごく簡易的なもので設定の補完と言うにはちょっと厳しい。
+
|
1分で分かるシンクレアストーリー |
ボス戦までは特にイベント無し。
ラスボス戦
シンク「おかしな薬に手を出すのはもうやめな。ワイラー!」
ワイラー「お前が俺にさしずするのか?どういうつもりだ。」
シンク「言ってもわからないみたいだね。」
ワイラー「どうする。ええ?どうするんだよシンク?」
シンク「痛い目に…あわせてやろうか?」
ワイラー「痛い目にあうのは…」(変身)「お前の方だぜ!」
(戦闘)
シンク「勝負あったね。 あんたの負けだよ。」
ワイラー「お前ごときに… お前ごときに…」
シンク「薬で得た力なんて、 しょせんそんなもんさ。」
ワイラー「どこへ行く…俺を…おいて行くのか シンク…戻れ…」
シンク「ここにいる理由なんてもうないよ。私は私ですきにさせてもらうさ。」
以上、全文。これはひどい。
……わざわざ倒しておいてそのまま放置して立ち去るくらいなら、最初から放っておけばいいじゃないか、と思わなくもない。
なお、PS2で発売された『龍虎の拳 ~天・地・人~』に収録されているのはネオジオROM版なので、上記のストーリーデモは無い。
|
勝ち台詞等から察すると姉御肌な性格で、よく戦った対戦相手には相応の敬意を払い、負ければ潔く認める。
対戦理由もワイラーの屋敷に不法侵入した輩の排除や、邪魔をされたための露払いでありシンクレア側から襲うことは無い。
リョウのストーリーでは、酒場で
ユリとモメた際にユリに深手を負わせ病院送りにしており、
ロバートの最終戦イントロで病院から抜け出した満身創痍のユリが、変身したワイラーの攻撃を虎煌拳で食い止めるシーンがある。
天獅子悦也の漫画『龍虎の拳外伝 カーマンに指令を』でも原作同様の立場で登場しているが、
同作では闇格闘場と同時に、ワイラーの薬の原料となった麻薬の花畑の管理も務めている設定で、
シンクレア自身も麻薬の被験者であり、麻薬無しでは命を繋げられない身体になってしまっている。
ロバートを追って花畑に辿りついた
カーマンと激突するが、自身の死期を悟って敢えて彼の拳を受け、
カーマンにワイラーに対する思いを吐いた後、自ら燃え盛る炎に身を任せた。
中盤(主に4人目)に登場する中ボスキャラで、攻撃は全て中東風の湾刀を使用する。
CPU戦ではボスだけにガードが固く、こちらの
硬直に的確に攻撃を当ててくるため、
安定して勝てるようになるには外伝の独自システムを理解して慣れる必要がある。
問題は慣れる前にゲームセンターから撤去されることが多々あったことだろう……
なお、『外伝』のキャラの中で唯一
通常投げを持っていない。
そのため至近距離では「さばき」(全キャラ共通の
通常技限定
当て身投げ)をよく使う。
逆に対人戦では前述のように通常投げを持たないため、ガードを固められただけで軽く詰みかける上に、
必殺技等に無敵が殆どないので切り返しも非常に弱い。
さらに追い討ちを掛けるが如く、シンクレアにはまともな連続技も無い。
そんなこんなで、作中ぶっちぎりの弱キャラ扱いとされている。一応中ボスなのに…。
有志による
ダイヤグラムでは、どの相手に対しても2~5という悲惨な数値を付けられてしまっている。
+
|
技紹介 |
必殺技
- 回転剣攻撃
- 空中に浮き上がって横回転しながら前進する突進技。リー・パイロンの「鉄の爪攻撃(空転爪)」に似ている。
- ダイブソード
- ジャンプして湾刀を下に突き立て相手を頭上から襲う。
- ジャンプモーションが大きいものの、当たれば相手はよろけ状態になるので追撃可能。
- ビジョンカッター
- 怪しげな呪文を唱えて相手の頭を囲むように幻影の刀を5本出現させ、順番に突進させる。
- ハイパーオーラ斬り
- 湾刀にオーラを纏わせ、渾身の斬撃を喰らわせる。タメモーションが長いうえ範囲も狭く、非常に使いにくい。見た目といい天覇凄煌斬にそっくりである。
- 元ネタは『聖戦士ダンバイン』の必殺技。
- ……というか、同作がバンプレストの『スーパーロボット大戦』シリーズへ参戦した際に創作された最強武器である。*1
-
|
MUGENにおけるシンクレア
+
|
mass氏製作 |
『龍虎外伝』を再現したもの。原作より動きが軽く扱いやすくなっている。
技や動きは揃っており、パワーゲージは原作の気力方式(MAXスタートで必殺技を使用すると減る)を使っている。
アルティメットKOは無いがアルティメット時の 脱衣KOは搭載しており、2戦目にステートを奪わない超必殺技で倒されると服が破れる演出あり。
ただし露出はしないので動画で使用しても一応は安心である。
ブリス技にも対応しており、姿は名前の(一部が)同じ 誰かさんに変身する。
AIはデフォルトで搭載されている他、NS氏による外部AIも公開中。
|
+
|
平本氏製作 本気になったシンクレア |
mass氏のシンクレアの改変。名前の由来は言わずもがな アイツである。
ワイラーの暴走を止めた後は彼と別れ、己をさらに高めるための修行の日々を
送っているようだ。最近は言動にも少し変化が感じられ始めている。
付属.txtより。
かなりのアッパー調整が施されており、かつての軟弱さは微塵も感じさせない程に改変されている。
ゲージが気力制からパワーゲージ制に変更され、必殺技や超必殺技をいくつか追加されている。
AIも搭載されており、性能を十分に生かしてきて非常に強いので強さ的には凶くらいと思われる。
ちなみに、本気状態を表現するためブリスが削除されている。
最新版はゆ~とはる氏のサイトで代理公開されている。
5:03あたりから視聴注意
|
プレイヤー操作(3:12~)
|
1P~6Pカラーはmass氏製原作再現の動きの硬さを残しつつ新技が追加された「通常本気モード」。
隙こそ大きいもののprojpriority値が高い 飛び道具で遠距離対応ができ、無敵時間が追加された特殊技や、
発生時点から 攻撃判定が出るようにアレンジされた「ビジョンカッター」での対空迎撃も可能。
原作ではノーダメージだった当て身技のさばき動作にダメージが設定されており、
これも散らしていくことで、癖がありながらもひとまずの立ち回りが出来るようになっている。
ガードキャンセル攻撃がパワーゲージ500消費で可能。
2+xが連打可能になっており、2+x×n→z or aのコンビネーションがダメージソースになる。
全カラー共通で、ゲージがあれば削りダメージが優秀な飛び道具5連射の超必殺技や、一撃必殺技などでの逆転も可能。
パワーゲージ自動上昇に加えてゲージ溜めが速いため、それほど気にせず超必殺技を使っていける。
7P~10Pカラー選択で「超本気モード」。足元に青いオーラが立ち昇る。
通常本気モードからは打って変わって一部通常技が変化し、軒並みアッパー調整された必殺技群と、
このモードから使える投げ技で全く違った攻めを展開することが可能。コンボ性能が強化されていて、
それらと一度に2回まで射出可能になったビジョンカッターと、タメが一切なくなった「ハイパーオーラ斬り」や、
本気カラテを想わせる不可視飛び道具を絡ませた連携が強力。
さらに、7P~12Pカラー選択時のみ使えるほぼ全画面に雷撃を落とす2ゲージ超必殺技(新MUGENでズーム機能を使う場合は例外)は、
アーマー殺しを兼ね備えており、強力な防御システムがない限り回避が困難な技となっている。
11P・12Pカラーは「超本気モード強化版」。足元に赤いオーラが立ち昇る。
性能は7P~10Pカラーと同じで、ライフ自動回復とパワーゲージ自動上昇スピード上乗せが追加される。
7P~12PカラーのAI性能は狂下位前後で、これにオプション設定でブロッキングや喰らい抜け頻度設定か、
2015年11月26日更新版までで完成とされているアーマーモードを3か4に設定することで、狂中位前後までランクが上がる。
攻撃中無敵機能、誕生日強化システム使用時のパワーゲージ維持機能、長時間被拘束ステート抜け、
などの狂中位~狂上位あたりに対応可能な機能と下のランクへの対応を念頭に置いたAIレベル設定、
に加え、2017年11月20日更新版においてダメージキャンセルシステム、タイムアップライフ回復スイッチが搭載され、
より多彩な調整が可能となった。
また、このバージョンから1Pカラーに準じた平本氏製の全身CGが同梱されている。
気になる諸兄はダウンロードして確認してみてはいかがだろうか。
2018年10月22日更新の最新版には全攻撃ヘルパー化スイッチが搭載された。
なお、お遊び要素として、オプション設定で当ページ冒頭ポップアップにちなんだゲームの BGMをイントロで流すことも可能となっている。
|
「できるね!・・あんた!!」
出場大会
+
|
一覧 |
+
|
シンクレア |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
|
+
|
本気になったシンクレア |
【本気になったシンクレア】
更新停止中
凍結
|
|
プレイヤー操作
*1
『聖戦士ダンバイン』をゲームで知った層には意外に思われるかもしれないが、原作アニメに
「ハイパーオーラ斬り」という技は存在しない。
「オーラ斬り」という台詞自体は原作アニメにもあるのだが、同乗している妖精が
その場のノリで言っただけである。
剣からオーラ力を発して攻撃するシーン自体は存在するので、それを基に
ゲームバランスを取るため創作された必殺技なのだろう。
まあその後のシリーズ(『X』)では、原作を意識した新最強武器が追加されたりもしているのだが……。
ちなみに、当時のスパロボに携わっていたウィンキーソフトの所在は実は旧SNKと同じく吹田市にあった。
ご近所のよしみでネタに使わせてもらった…のかもしれないね。
最終更新:2024年11月14日 02:24