ダイヤグラム

0~10の数字で表される、キャラ同士が戦った時の相性値。
「10戦して何勝するか」という値に見られたりするが「7勝3敗だったからキャラダイヤは7:3」という事は無い
(むしろこれはキャラダイヤで言うなら6:4あたり)。
「純粋な勝率」ともちょっと異なり、どちらかというと「ゲームメイクの支配率の値」である。

もちろん数字が大きい方が有利なのだが、有利だからといって楽勝かといえばそうでもない事も多い。
……というか、後述する通り火力差は考慮に入れない数字であるため、
「徹底すれば完封も可能なレベルで有利だが、ワンミスで一気に逆転されるのでダイヤ五分の相手より神経を使う」なんて事も往々にしてある。
そもそも定義上、立ち回り重視のキャラが高くなりやすい数値であるが、そういったキャラは体力が低め・火力が控えめといった、
ダメージレースでやや不利な調整がなされている事が多く、逆に鈍重だがダメージレースに強いパワーキャラはダイヤグラムの数字は低くなりやすいので、
ダイヤグラムの大きさが純粋な勝率の差とはなりにくいのである。

実践での経験、各々の話し合い或いは個人の考察で作られているためどうしても主観を取り除く事が出来ず、
万人が認めるダイヤグラムというものは存在しない。よくプレイヤーの議論の対象になる話題でもある。
また、作られた時点で判明している行動を元に作られ、新たに有利行動や対応策が見つかる度に変動するため、環境や場所、時期でコロコロ変わる。
闘劇を挟んで、最下位キャラが一気に最上位キャラになったという例だってある
…こう書くと胡散臭い数値に見えるが、対戦で勝つために参考にするにはかなり有用な資料なのは紛れも無い事実。
そのようなダイヤグラムを付けられた有利不利の理由をしっかり考察し、キャラ対策を重ねる事が上級者への第一歩である。

一方、「相手のライフバーを削ってラウンドをとる」ぐらいしか共通点のない幾多のシステム・キャラが入り乱れるMUGENでは、
原作強キャラが別ゲーの原作弱キャラに不利なんてよくある事。
特に全員が無茶苦茶な強さだったり、最低でも一撃五割がザラだったり、特殊なシステムを搭載したりしてバランスを取っているゲームは、
原作内では「相手も同じ事が出来るから大丈夫」という理由でバランスを取れるため、
どんなに原作のバランスがよかろうと余所から見れば反則的な性能になる場合がある。
そのため、MUGENにおいては原作ゲームのダイヤグラムがそのまま通用する事は全く無い。
原作では最強の名を欲しいままにしていたキャラであっても、MUGENで登場した際は、
他のゲームのキャラに比べて通用する手段が減ってしまったり、原作において鉄板とされる攻略法が通用しなくなるのは当然である。
(例:地上での戦いが主体のゲームで地上戦が得意なキャラ→空中主体のゲームのキャラ相手では得意の地上戦が出来ない)
また、AI同士の対戦だとAI特有の超反応によって、原作弱キャラが原作強キャラに普通に勝つ事も有り得るし、
タメキャラなどコマンドが足枷になっているキャラは、人操作とは全く違う戦術が取れる場合もある。
待ちガイルVS立ちスクザンギ(8:44~)

ニコニコMUGEN動画において、原作のような立ち回りが出来ないキャラを見たとしてもそれは自然であり、
身長差・能力差・特殊ガード対応などがあるキャラ達に対して原作通りに立ち回れる方がむしろ希である。
また、MUGEN内で他のゲームとぶつかると「その格闘ゲーム全体の特徴」と「そのキャラの特徴」が足される形になるため、
キャラとゲームの特性が重複して他のゲームに対して圧倒的に有利になったり、
打ち消し合って元々の弱点が消えたり、意外な部分が役に立つ事もある。
例:
他にはカンフーマンのライフを基準にして原作再現した場合、1試合が一瞬で終わるゲームの方が攻撃力が高くなり、
特殊ガードがあるゲームの場合、技性能もそれを前提としたものになるため、技が強めになりやすい傾向にある。
サイクバーストアルカナフォース援軍カウンター等のコンボ拒否が分かりやすい例だろうか。

つまりMUGENにはダイヤグラム等というものは存在しないのである。まさに文字通りルール無用の異種格闘技戦なのだ。

+ ダイヤグラムの決め方
まずシステム・技性能・コンボ・キャラ対策などを理解し、そのキャラの性能を発揮出来る普通のプレイヤー同士、
もしくは全ての行動をフレーム単位で把握し、相手のあらゆる行動に適切な反行動を取る、
理想状態のプレイヤー(無論実在しない)同士が戦う事を前提として判断される。
前者は対人戦時のバランスを表し、後者はキャラクター同士の純粋な性能の(技量等を考慮しない)バランスを表す。
つまりウメハラVS一般人」覇者VSモヒカンのような、プレイヤーとしての性能差が露骨に現われるような組み合わせは例外。
またジェネラル(カイザーナックル)のようなCPU専用キャラは基本的に考慮されない。
そして、そのキャラ同士の有利・不利な要素を考慮し「ゲーメスト基準」と言われるもので表す。
各キャラの勝率を示すものではなく「どれだけラウンドで攻められるか」「どれだけゲームを支配出来るか」という意味。
勝率などは全く関係ない。5.0にキャラ数を乗算した数値を基準値と呼び、各キャラ毎にそこから±Nで表す。
このNの値を全キャラで比較し、差が少ないとゲームバランスが良いと言われる。

ただしあくまでゲームの支配率であり、各キャラの火力差は考慮に入れられないため、実際の勝率とはかけ離れる事も多い
例えば攻め性能が非常に高いが火力の低いキャラと、攻め手段に乏しいがワンチャンスからの爆発力があるキャラといった組み合わせの場合、
対戦中は前者が圧倒的に押せるものの、後者の火力故に大逆転が起こる頻度が高くなったりするため、
ダイヤグラムが前者有利でも勝率はむしろ後者の方が高くなるという事も有り得る
(後者についてはしばしば「実戦値が高い」なんて言われたりする)。

分かり易い例として、『北斗の拳』におけるサウザーVSハート様が挙げられる。
参考動画(ひげサウザーVS元住T.Oハート様)
サウザーVSハート様のダイヤグラムは7:3と言われているが、お互いほぼ互角の勝負を演じている。
立ち回りでは圧倒的にサウザー側有利ではあるが、ハート様側が数少ないチャンスからごっそりと体力を奪っているのが見て取れるだろう。
1ラウンド目を取るのにサウザー側が4~6回ハート様の守りを崩さなければならないのに対し、ハート様側は3回、場合によっては1回で済んでしまう。
言うまでもなく、両者共そのキャラで十分全一を名乗れる程のプレイヤーである。

何故こうなるかといえば、ダイヤグラムが最初に考案された頃はコンボなどが殆どないゲームが主体であったために、
「ゲームの支配率≒勝率」だったのを、時が移りコンボゲーが主体になってもそのままの基準を使っている事にある。
よって現在は火力を考慮に入れたダイヤを作る事も多いが、基準が分かりづらいためにダイヤそのものがより曖昧なものになりつつある。
+ 実の所
とまぁ色々な基準があるが、実際の所基本火力や立ち回り、ワンチャンからの爆発力を全て考慮し、
「互角(5:5)」「不利(6:4)」「かなり厳しい(7:3)」「無理(8:2)」「不可能(9:1)」といった「勝利の難易度」を分かりやすく数値で表し、
それをダイヤグラムとしている所も多い。ダイヤグラムの数値が場所や人によってコロコロ変わるのは、
「作る側に「ダイヤグラム」という認識そのものに統一された基準がないから」というのも理由の一つである。

以下、ダイヤグラムを図と文章で表すと、
+ ダイヤグラム図解

5:5

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互角の勝負を繰り広げられる好カード。

勝負を決めるのは双方の実力のみ。
この組み合わせが多いゲームはバランスが良いと言える。

所謂同キャラ戦もこの値となるが、筐体の仕様により1P・2Pで性能が変わる事が稀にあるため、必ず当てはまるとは限らない。
また、同キャラで5:5だからといって面白い試合になるとも限らない。
むしろ、お互いの手の内を互いに知っているために弾幕合戦やら我慢大会やら精度勝負やらのしょっぱい試合になりやすい。
そういう場合、ネタと若干の皮肉を込めて「4:4でお互い不利」なんて言われたりもする
(例:お互いの攻め手が迎撃技で容易に撃ち落とされるため仕掛けにくいレイ同キャラ戦、
   ひたすらアースクラッシュでの牽制合戦になりやすいハート様同キャラ戦、
   下段攻撃がお互いに当たらないため、ガード不能連携や定番コンボが使えずしょっぱい刺し合いになりやすいペットショップ同キャラ戦など。
 顕著なのが『龍虎の拳外伝』のワイラー同キャラ戦で、「下段攻撃手段が無い」「投げ無効」という特性のため、
 お互い立ちガードを固めるだけで必殺技の削り以外ダメージソース無しという苦しい勝負になってしまう)。

ガイルのソニック合戦(2:44~)
サウザーの爆星合戦、通称東方爆星波(左:最初の試合、右:10:30~)

6:4

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有利不利がハッキリしている組み合わせ。

何も対策しないと一方的にやられてしまう事もあるなど、やや厳しい要素は存在するものの、
同じくらいの実力なら十分対抗出来る範疇。大体「7勝3敗くらいの差」と考えれば良い。
現在の基準で考えると、数字が概ねここまでに収まるゲームはキャラ間のバランスが良いと言われる。

7:3

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この辺りから理不尽な領域になってくる。

有利不利がかなり極端で、同レベルプレイヤー同士の対決なら有利側はまず負けない。
どんなに立ち回りを徹底しても相手の行動を安定して止められない
そのため、何処かでハイリスクな行動をとる必要があるなど、常に不利が付く。
数回、時には一回のミスで死ぬ苦難の末に勝負を制しても歓喜は疲労に飲み込まれる。

勘違いされがちだが「10戦して7勝3敗になる」というわけではなく、実際には「9勝1敗くらいの差」は出るというのが正しい感覚。
露骨に勝率差が出るため人によっては「詰み」と呼ばれてもおかしくはないラインではある。
ただ、前述の通り理論値と実戦値の差も存在するので、一概には言いにくいのも確かだが。
参考までに、初代『ストII』での春麗VSザンギエフがこの辺と言うとイメージしやすいかもしれない。

8:2

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本格的に詰みゲーと言われはじめる。

相手の行動に対抗する手段がほとんど無いのにも関わらず拘らず、自分の行動はいとも簡単に止められる。
やれる事がガーキャンや無敵技ぶっぱぐらいしか出来ないぐらいキツイ。
というか無敵技がないからこのダイヤになってる場合が多い。要するに立ち回りが圧倒的に不利なのである。
勝つためには非常に不利な読み合いに何度も勝たなければならない。これを覆せるのは相当なツワモノの証。

ちなみに初代『ストII』のガイルVSザンギはこの辺と言われていた(詳しくは下記「8:2の組み合わせ」参照)。

9:1

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基本的に何をやっても勝てない。「これは本当にゲームなのだろうか?」という疑問を抱いてもおかしくはないレベル。

このダイヤになるのは「相手の超高性能な飛び道具or設置に対抗する手段が無い」という組み合わせが多く、
行動が著しく制限され無敵技ぶっぱもガーキャンも不可能と文字通り何も出来ない。相手が何回もミスし、
「じゃんけんであいこを挟まず3連勝、それを数回。」並の超絶不利な駆け引きを何度も制してようやく勝てるかもとされるレベル。
それほどまでに理不尽。たとえ勝ってもまず相手が初心者か、それとも体調がすごく悪かったのかを疑われるほど。

10:0

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対戦ゲームとして破綻している、あってはならない数値。

相手が特定の行動をしているだけで負ける、プレイヤースキルが一切関係しない完全な作業。
簡単な永パまたは完璧なハメが可能な組み合わせ。手順さえ知っていれば初心者でも熟練者に勝ててしまう。
ただしあんまり頼りすぎると厨行動やらチキンと呼ばれ、リアルファイトで10:0付けられるかも…。
ただ、これに関しては10:0という数値を作り出したメーカー側が悪い。っていうかこんな数値が付くゲームを喜々として遊ぶ人間はまともじゃn(ry

以下、比較的有名な「詰みゲー」と呼ばれる組み合わせ
+ 8:2の組み合わせ
ストリートファイターII』よりガイルVSザンギエフ
ガイルがしゃがんだ瞬間死亡フラグ。

                r,''ヘ_  
              _,,,,_⊂-くノ`ヽ,
          _  〆_゙'ir''⌒"  )
         ξ⊂!  っ》`   く ∠___
         .''\ノ''''‐`` i、 ,ノ  │,-ヽ7=、、 ,,rー'"`-、
           \_゙l、,,,_,/i゙、 ,ノ 〈 ゛  `ヌ⌒ )/=i、 l
                 `゙゙'''"`'ミ--/-,_  ´ /"  `''
                        \ .,,、`lニン-゛
                      \__ノ

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    _ ┐  /
    / 'rlご ┥ .,,,、 
    |  |゙ `jエ |〈゙',) 
    ゙l,,,i´ /,/,ノ"r
   ,r㍉,ノ''こ!、,,┴.
   |  ‘''く′ ,/ │
  .r'ヘ,、  `'イ゙>'"
  .厂|,`'-,,  .|'ヽ、

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                        ┗━┛      /   /
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                           -、\   \
          /                  \\   \
         //                  \ヾ ヽ     ヽ
        ///                 \ ヾ、 |       i
     /__(                     |! `i        |
    <_,へ >- 、       ,.-、_         |         |
       \ノ人\    / 、 ! \        |         |
         \へ〃\/ヾ\_ノ、ノ人 ,.-、    |         |
          \|\rj\ヾ /   \_フ ,/   |! リ        |
          rm\ノ _  Y     Lノ      /    |    |
         |ヽ-r< ̄`ヾr' ̄ヽ           / /  /    /
        | └、ノ/ ̄`,-`┐ {         _/ / /  //
       レ⌒\!_  ー -{ ノ }         /  / /
             ̄`ー一 '゙        _//_ /
                       _二─ "
動きが遅く、飛び道具を持たないザンギエフは「ソニックブーム」の格好の的。
しかもジャンプ軌道が低く、避ける事さえ難しい。
  • 斜めジャンプでソニック避けて近付く<サマソォッ!
  • ダブルラリアットでソニック避けながら攻撃<サマソォッ!
  • ソニックを垂直ジャンプで避けながら歩いて近付く<ソニック出してサマソ迎撃か、ガードで削らせつつ距離離すかの二択
いくらなんでも相性悪すぎである。
後のシリーズ(特に『ストリートファイターIV』)ではむしろザンギの方が有利になったりしている事もあるが、恐らく最も有名な「詰み」だろう。
アネックブーンアネックブーンアネックブーンアネックブーン

スーパーストリートファイターIIX』よりXダルシムVSXサガット
現役トップクラスのダルシム使いが「Xサガットとはここ20年間で負けた試しがない」と言うほどの詰みダイヤ。
同作内で一番終わっていると言われている組み合わせ(※豪鬼除く)。人によっては9:1との説もある。
遠距離で弾の撃ち合いになった場合、ダルシム側はサガットのタイガーの硬直大攻撃を確定で入れられるため完全有利。
なら距離を詰めようと飛び込みをするも今度はダルシムのスライディングが完全対空として機能する。
中距離においてもズームパンチに対してサガット側に後出しで勝つ術が無い。
結果、距離調整のイニシアチブを完全にダルシム側が掌握したままサガットのライフのみがみるみる減っていく光景が繰り広げられる。
こうなるとサガット側は相手のミスを待つか、相手の行動を完全に読み切るか、一点狙いのぶっぱしか選択肢がない。
それを通して近距離戦になろうともダルシムにガンガードされると受け身を取られる投げでしかリターンが望めず、
逆転の糸口にする事すらできないという理不尽。
冗談抜きでサガット側がサガットよろしく白目を剥く組み合わせである。
ただしあくまでこれはお互いに相手のキャラ特性や技特性を知った上での値であり、
Xダルシム自体が経験が強さに大きく反映されるキャラであるため、初心者がサガットに負ける事自体は割とよくある。
経験を積まれると本当に勝ち目が無くなるが。というかそもそもサガット使いが使うのは普通XサガットじゃなくてSサガt(ry

真サムライスピリッツ』より千両狂死郎VSナコルル
今は亡き『ゲーメスト』のダイヤグラムで、『初代』ではナコルルが6:4と有利だったこの組み合わせも、
『真』では狂死郎の通常技判定強化&隙の軽減と「アンヌムツベ」の弱体化により、狂死郎が圧倒的有利となってしまった。
何といっても「アンヌムツベ」が遠立ち強斬りで潰せてしまえるのは酷い。ガードされてもしゃがみ強斬り→「跳尾獅子」が決まってしまう。
ゲーメストの攻略曰く「ひどぃぃぃ! もはや運のみ」
「ナコルルは狂死郎にバクチ技しか使えない。しかも、非常に分の悪いバクチ技なので、
   バクチ勝負に付き合った方がプレイして面白いかもしれない」
と散々な言われようだった。

真サムライスピリッツ』より不知火幻庵VSナコルル
幻庵がしゃがんだら死亡フラグ
通常技のリーチが短く、判定も弱いナコルルは幻庵の技を潰せるような攻撃を持たない。
しかも、バグによりしゃがんだ幻庵を投げる事も出来ない。
この状況は幻十郎・王虎・チャム・狂死郎・十兵衛・ガルフォード・幻庵・アース・ナコルル・右京など、
多数のキャラに当てはまるのだが、ナコルルは上記のようにリーチの短さでさらに苦戦を強いられる。
そして跳んだら跳んだで、幻庵の強力な空対空に落とされるのがオチ。これもまさしく「詰みゲー」と言えよう。
しかし、稼働より20年のやりこみで、ナコルル側の特殊入力(行動)により、
しゃがんだ幻庵を投げられるような状況が発覚、これからの更なるやり込みに期待がかかる。

北斗の拳』よりトキVSサウザー
飛び道具をガードしたら死亡フラグ、触れられたら終了。
以下、「何ソレ」と言われても事実だからしょうがない。
まず、サウザーの立ち回りの要の「南斗爆星波」が北斗流弧陣によってほぼノーリスクで反射される。
そして、トキの間合い(画面約半分)に入った瞬間ナギッカンチョー→ナギッの固めからガークラ
しかも、仮に転ばせたとしてもリバサセッカッコー→ちにゃ!で乙。
要するに、サウザーは自分の長所を殺された上にいつも以上に弱点むき出しで戦うという事。翼をもがれた鳳凰とはよく言ったもの
現在は「どっちみち先に触れた方が勝ちなのでそこまで極端ではない」とも言われるが、
あくまで小足が入れば即死に移行出来るプレイヤーの主観なので、
キャラ対を極めすぎたプレイヤーの腕を考慮しない純粋な性能ではこれくらいの格差がある。

北斗の拳』よりトキVSジャギ
トキを選ばれたら死亡フラグ。
「特定の詰み行動によってゲームメイク出来ない」というパターンではなく、
純粋に基本性能が絶望的に違いすぎるという、ゲームバランスという観点ではハメより酷いのではないかと思われるケース。
最初から選べるキャラに、MUGEN基準のに足を突っ込んでいる奴がいる事で起きる弊害の、特に極端な事例とも言える。
ワンサイドゲームもここまで来るといっそ清々しい。
機動力、火力、各種技性能、ゲージ効率、立ち回り、固めに崩し、コンボ難度、切り返しetc……ジャギが勝っている点を探す方が難しい。
無数のキャラ、システムが跳梁跋扈するMUGENならばともかく、
一つの作品内、それも登場キャラたった10人のゲームで、ここまで極端な性能差が存在するというのも珍しい。
ガンガードからの無敵技ぶっぱが出来るのならば3:7くらいにはなりそうなものだが、ジャギには下段の石像ガードというガークラ要素がある。
しかも、トキの喰らい判定の小ささからジャギ側のコンボが非常に入りにくいというオマケ付き。具体的には小足からノーゲージでバニコンに行けない。
実戦で使える対トキ用のバスケはある事にはあるが、難易度は他のキャラより遙かに高い。
どのくらい遙かかと言われたら、某魔法使いが安定しないほど。ゲージを溜めさせてもらえないというのもあるが…。
また立ち回り面だと、ジャギはナギ! で画面を高速移動するトキを止める手段が全く無い。
これはジャギの小足の攻撃判定が地面から浮いている弊害である。これのせいで逃げ回るトキを追いかける事も、トキから逃げる事も困難である。
やれる事は精々ガソリン撒いてトキの動きを鈍くさせる事くらい。しかもジャギまで動きが鈍くなるのでタイミングを間違えると自分がピンチになる。
まぁトキ側はそもそもガソリンが時間経過で消えるのを待つだけで良いのだが。
一応トキのカンチョーにも勝てる2Cがある事にはあるのだが、空振りの隙が大きいため外したら逆にカンチョーを差し込まれて終わる。
それでも相手のミスを期待して振らないといけないのが辛い所だが。逃げてるだけだと勝てないし、そもそも逃げられないし。
「兄より優れた弟など存在しねえ!」……お察しします。

北斗の拳』よりユダVSハート様
画面端に追い込まれたら死亡フラグ。
ハート様は研究が進む度に地位が落ちていき、今やジャギ以外の全キャラに対して大幅不利が付く最弱キャラとされており、
はっきりいって誰が相手でも辛いのだが、その中で最も苦しい相手がユダである。
ユダのストライカー攻撃や長射程&強判定の通常技に対してハート様に出来る対策がガードぐらいしかない。
そして、画面端に追い込まれたらユダお得意のガー不連携が始まり何も出来ずに封殺されてしまう。
アーマー当身?投げ技?ストライカーには無意味です。ブーストで画面端から脱出?ブーストってなんですか?
本当に何も出来る事が無く、『北斗の拳』がゲームバランスの崩壊したゲームである事を思い出させてくれる事請け合いの組み合わせである。

戦国BASARA X』より前田慶次VS本多忠勝
このゲーム中で1・2を争うチャンスの無い組み合わせ。
まず、慶次の妙な喰らい判定が災いし忠勝の主力コンボが入らない(途中でスカる)。
無理に攻めてもコンボが続かない上、対する慶次側は様々な状況から永パを狙う事が可能。
ファンネルを使った強力なラッシュ&ループコンボが持ち味の忠勝にはこれだけでも十分致命的だが、
さらに大きな問題として、普段は使いづらい慶次の技が、忠勝には異常に機能するという事が挙げられる。
優秀な下段技を持つ慶次にはガードポイントが機能せず、逆に忠勝の攻撃は超低姿勢技の2Bで殆どかわせてしまう。
そもそも体が大きく動きも遅い忠勝には、大振りだが画面半分以上のリーチを持つ慶次の攻撃をかわすのは困難。
等々とにかく慶次の性能が狙ったかのように有利に働くため、忠勝側にはどうする事も出来ない。

戦国BASARA X』より豊臣秀吉VS伊達政宗
秀吉がジャンプしたら死亡フラグ、援軍が来たら終了。
暴力的な判定を持つ秀吉のジャンプCに対して、政宗に出来る事が無い。対空どころか昇龍すら潰されてしまう。
もちろん当たればフルコンご招待、相打ちでも秀吉がダメージ勝ち。それならばと政宗がガードすれば投げキャラである秀吉のペースに。
よしんば一方的に秀吉側が負けたとしても秀吉の体力は1割も減らないので、同じ事を何度も繰り返すだけで良い。
時間をかけすぎると秀吉側の援軍が到着してしまい援軍を含む秀吉側の攻撃が何かカスったら7割+永久という悲惨な状況に。
しかも秀吉側にはVS政宗・VS信長限定のお手軽永久(灰塵乱渦ループ)があり、相手のミスにも期待出来ない。
逆に政宗は被ダメージ0.8倍補正の装甲を持つ秀吉に対して有効なコンボも無く、永久へ持ち込んだ所で時間稼ぎにしかならない。
政宗の永久(左端始動限定)とめくりへの対策として秀吉が右端でバッタしながらジャンプCを出すだけで上級者の政宗でも涙目に。
現状では対策らしい対策も無いため、政宗側は飛び道具を撃ちつつ逃げ回るしかない。

+ 9:1の組み合わせ
ストリートファイターII』よりダルシムVSザンギエフ
元祖詰みゲー。
今は亡き『ゲーメスト』で初めて9:1が付いたのはあまりに有名。
「接近出来れば何とか」のガイルと違い、接近してもヨガフレイム>屈強Pやヨガフレイム>立強Kだけで封殺される。
それでも1度ダウンを奪えればスクリューハメの餌食となるので、ダルシムの精度と読み合い次第で全く勝てないわけではない。
しかし、その1度のダウンすらほぼ不可能に近いが故に9:1になっている。

サムライスピリッツ零』より徳川慶寅VS炎邪
慶寅がしゃがんだら終了。ナデシコッ→グルジオッ
何もしなければナデシコッで削られ、飛び込めば三角切りで打ち落とされる。
投げようとしても足が遅いから間合いに入る前にナデシコッ。とにかくナデシコッ。
六道烈火>ナデシコッ。当たっても失敗したら永久確定
ハイリスクハイリターンならぬウルトラリスクミドルリターンくらい?成功率5%くらいで。
ちなみにCPU炎邪は六道成功率100%だが、画面端密着で待たれると餓鬼道までしかしない。
え、ガン待ち?>ナデシコッで削られて負け。ぐるじお……。
大人しい炎邪様

サムライスピリッツ零(及びSP)』より真鏡名ミナVS花諷院骸羅タムタム
開幕でミナに後退を許したら終了。その後の展開は公開処刑、または逆レイプ
初めに言っておくが、ミナはランク的には中堅どころで、どこぞの世紀末病人門番(鳥)のようなバグった強さのキャラではない。
しかし、遠距離主体という性能上一部のキャラに対して圧倒的な力を持つキャラでもある。具体的には上記の2名。
とにかく近付けない。開幕に攻撃を当てられなかったら勝負あり。
当てても中「地弓心」→大「地弓心」→遠立ちBで画面端に追い込まれ、そのまま数十本の矢に貫かれ昇天。
その他妖怪腐れ外道も詰んでいると思われがちだが、上記2名と違って中~遠距離から攻撃出来る技が多数揃っているので、
実は『零』でもキャラ対をしっかりすれば互角に戦える。むしろ外道微有利とも。
しかし、カジュアルの対戦の場ではミナの初狩り性能も相俟って、キャラ対を知らない外道が一方的に射殺されるという展開になりがちで、
その結果「外道VSミナは外道側が詰んでいる」というイメージが定着してしまったと思われる。

戦国BASARA X』より毛利元就VS前田慶次
元就の援軍が到着したら終了(ただしLv100の援軍がくるまで約50秒)。
「長いリーチを駆使して相手を近寄らせない」というコンセプトを持つ慶次は、
凶悪な援軍を飛び道具兼シールドにして自由自在に動ける元就に対しアドバンテージが全く無い
総じて技の発生と硬直に恵まれない慶次は、元就のラッシュを切り返せず自分のラッシュを維持しにくい。
その結果、地上で牽制を振っただけで硬直中に槍兵が刺さって永久へご招待。牽制が元就に当たっても
固めてペースを握っても、技の隙間に槍兵が割り込む。バッタしても、槍兵や高性能な対空技に落とされる。
攻めてダメなら!という事で待っていても、見えるわけない速さの援軍+中下段同時ラッシュ。
全てガード出来たとしても、その後にガー不技「発」で崩されるなどと悲惨極まりない。
これらは慶次以外のキャラでも大して変わらないが、その中でも慶次は特に厳しいと言われる。

ちなみにこれは慶次に限った話では無いのだが、毛利の槍兵の攻撃判定は信じられないほど強く、
槍兵を潰すために技を振ったのに逆に潰されるという展開が山ほどある。
慶次を例にすると、槍兵槍兵を潰すために5Cを振ったのに槍兵に突かれてコンボされたなんて事に…。
これは慶次の攻撃判定が全体的に弱めである事も原因だが、他キャラでも頻発する光景である。
他キャラならそれでも技を選び、タイミングと運が上手く噛み合えば槍兵に勝てる事もあるのだが、
慶次は本当に槍兵に勝てる手段が皆無であり、ジャンプ攻撃すらほとんど潰されてしまう。
一応狙い澄ました置き2CやJBが助けてくれる事もあるのだが、
槍兵の後ろから突撃する毛利も一緒に殴らないと毛利の攻撃をガードしてしまうので、本当に狙い澄まさなければダメである。
そもそもノーモーションで飛んでくる槍兵に狙い澄まして当てるなんて未来予知のレベルだが。
ちなみに慶次は技の発生や判定が弱いので、槍兵を見てから攻撃したのではアウトというおまけ付き。
つまり慶次は毛利が槍兵を出した瞬間何も出来ない。精々ジャンプして毛利の攻撃をガードしないようにするくらいか?
さらに慶次はバクステの性能が低い事から発ハメに対抗する手段が他キャラ以上に存在しない。
おかげで槍兵がいなくてもダウンしただけでゲームが終わる可能性がある。
おまけに慶次は足が遅いので逃げ回る毛利を追いかける事が困難なので、捕まえたと思ったら槍兵が来て絶望となる事がほとんどである。
止めとばかりに慶次は技の硬直や判定の弱さ、足の遅さが手伝って立ち回りで適当に設置した発に非常に引っかかりやすい。
つまり発が設置された瞬間慶次に許されるのは逃げる事だけ。
止めの止めに慶次の妙な食らい判定で信じられない位置で槍兵に引っかかる。
止めの止めの止めに慶次はたとえ自分の援軍が来ても立ち回りの強化に繋がらないので、他キャラと違い永遠に辛いままである。
それでも永パに行けるため無意味では無いのだが、慶次の永パは相手が地上食らい限定のため、
空中に逃げる毛利には一回攻撃を当ててダウン、起き攻めという過程を踏まないとダメだったりする。
まぁ慶次は空中攻撃からダウンを奪う方法が無い…というか毛利に空対空すると槍兵に対空されるんですがね。
極め付きは慶次が奇跡的に毛利の槍兵を迎撃できても、毛利はその槍兵を攻撃して慶次に投げ返す事が出来る。
あの…慶次は槍兵攻撃したから攻撃モーションの硬直中なんですが…。

そして追い討ちとばかりに「毛利の槍兵援軍からの発設置(慶次の足元)」という適当連携に全く対応出来ない。
この連携は他キャラでも恐怖の適当連携なのだが
(槍兵をガードした瞬間発動のガード不能が始まる&槍兵を撃退しても足元に発があると発動から(ry
    一応毛利と槍兵を殴れれば助かるし、運が良ければ逆転の可能性もあるが、それができたら毛利のミス)、
慶次の場合は相手のミスを祈る事すら許されず槍兵を出された瞬間逃げるしかない。
なのに上記の慶次の当たり判定のせいでジャンプ移行に槍兵が引っかかる。もちろん発が足元にあるため(ry
また、「散々槍兵を迎撃出来ない」と綴ったが、毛利は槍兵が迎撃される事を見越して技の硬直や出がかりを叩く事を意識すれば、
それだけでダメージ勝ち出来る。もちろん状況が整えばガード不能に(ry。まぁ慶次は槍兵の攻撃にまず勝てない(ry

正に9:1。毛利側がお遊びで開幕1ラウンドから突っ込んでくれれば、
こちらは一度でもダウンしたらそのまま発ハメだが、限りなく薄いワンチャンがやってくる…。徹底されると詰みである。
とにかく立ち回りが絶望的(ワンチャン毛利:伊達より辛い)で、ネタ的な意味で11:-1と言われるほど。

戦国BASARA X』より毛利元就VS伊達政宗
毛利を選ばれたら終了。前述のトキVSジャギよりも酷い組み合わせ。
こちらは1狂と1弱という組み合わせであり、援軍システムの面においてもレベルの上がり方が圧倒的に違うため、
「無理に限りなく近い詰み」と言われる。
具体的にはバクステの性能が低く、発ハメに対抗する手段が無い。
同じく不利な慶次と違い昇竜を持っているのだが、当てて反撃確定だったり無敵が発生と同時に切れたりと全く頼りにならない。
おかげでダウンしたら槍兵の有無に拘らずゲームセットである。
一応、慶次と違い足は速めなので毛利を追いかける事は出来るのだが、毛利の2Bといった強力な牽制に全く勝てない。
ジャンプ攻撃すら簡単にエリアル攻撃などで迎撃される始末。しかも伊達は空対空からダウンを奪う事が出来ない。
このため毛利は空中に逃げるだけで時間稼ぎ出来てしまう。…尤も、伊達は毛利のJAやJBにほとんど勝てないが。
そして、そうやっていなされていると今度は槍兵がやって来る。
やって来たら最後、伊達は投げに無敵が無いので毛利を崩す手段が無い。唯一本当に優秀な中段も無敵が無いし連続ガードでは無いので槍兵に突かれる。
さらに伊達は慶次と同じく槍兵に勝てる技がほぼ無い。飛び道具で誤魔化せる場合もあるが、
たとえ誤魔化せても発生が遅い&硬直が長くて次の槍兵に対処出来ない。むしろ槍兵を潰したのに不利になる
具体的に言うと槍兵の後ろから突撃する毛利が攻撃の硬直で動けない伊達をぶん殴ってくる

また、伊達は技のリーチがそれほど長く無いので槍兵と毛利を同時に殴る事が出来ない。
出来ないとたとえ槍兵を潰せても毛利のラッシュが始まって終わる。そもそも技が槍兵に潰される事がほとんどだが。
おまけに毛利は永パ非対応である。あっちはガード不能も永パもあるのに…。
頼れる援軍の小十郎は本当に頼りになるのだが、小十郎が来るまで生きていられない。
来ても毛利はさらに頼りになる槍兵がいるため小十郎に頼る前に毛利の攻撃をガードしてしまい、そこからラッシュされてゲームが終わる。
それでも立ち回りで小十郎を呼べば、毛利が小十郎に引っかかる可能性があるため希望はある!それよりも先にこっちが槍兵に引っかかる可能性があるが。
ちなみに毛利が小十郎に引っかかりダウンしても伊達は槍兵のせいで近付く事が出来ない。
ちなみに立ち回りで小十郎を呼ぶとコンボで小十郎を呼べなくなるので火力が下がる。本当に下がる。毛利はガード不能があるのに。
また頑張って槍兵を迎撃しても、毛利は迎撃された槍兵を殴って投げ返せる。伊達は槍兵攻撃したから攻撃モーションの硬直中なんですが?
頼れる援軍小十郎?反射されたの見てから呼んでも遅いです。
それでも頼れるから呼ぶべきだが、毛利の強力な攻撃判定に伊達ごとぶん殴られても文句は言わないようにしよう。
ちなみにちなみに、同じく9:1の慶次よりも相対的にマシに見えるが、
結局は慶次と同じく毛利の「槍兵援軍からの発設置」という適当連携にほとんど対応出来ないし、
毛利がジャンプすると小十郎が毛利の真下を通過して全く頼れないし、そもそも槍兵と違って小十郎は簡単に迎撃されるなど基本的に五十歩百歩である。
それでも対空援軍がそこそこ機能するため立ち回りは慶次よりもマシだが、伊達は永パが無かったりと、
「どんぐりの背比べ」という諺がこれほど似合う比べ合いは無いだろう。
でも小十郎は頼りになる…というか、頼りにならなくても頼らないと何も出来ないので頼らざるを得ないのだが。

正に9:1。毛利がお遊びで1ラウンド目の開幕に突撃してくれれば奇跡が起きる可能性が見えて来る。
…一回でもダウンしてしまったらガード不能から終わりだが。徹底されたら何も出来ない。

ジョジョの奇妙な冒険』よりペットショップVSカーン
ペットショップが上昇したら終了。
花京院アンクアヴと並ぶこのゲームの最凶キャラクターであるペットショップに上空まで飛ばれてしまうと、
最下層キャラであるカーンは当たる攻撃がほとんどない。
なんとか発生の遅くて威力の低い必殺技が当たるくらいで、コンボ始動技(というか下段全て)が当たらない。
勝つ手段は、開幕で上空に飛ばれるまでに攻撃を当て、その後相手の攻撃を一度も食らわずタイムアップ勝ち
飛び道具ばかりの量産型ペットショップなら回り込みでなんとかなるかもしれないが、
飛び道具と本体で中段・下段を揺さぶって来られるとお手上げ。10秒かからずに殺される事もしばしば

大乱闘スマッシュブラザーズDX』よりシークVSクッパ
『スマブラ』シリーズ全作品の中でも特に最悪な組み合わせの一つ。
優秀な機動力、強力なワザの発生・判定とリーチを持つ全身武器のようなシークに対して、
ただのジャンプにすらスキがある機動力のなさと発生が遅すぎる上に短いリーチのワザ、
おまけに全身当たり判定の塊のようなクッパでは全く太刀打ち出来ず、ただのコンボの的。
というより、シークに横強攻撃を振られるだけでクッパは何も出来ない(スマッシュも潰される)。 これはひどい。
距離を離したら離したで、飛び道具の「仕込針」で一切の行動を制限されるといいとこ無し。
これだけなら8.5:1.5くらいに収まってたかもしれないが、シークには対クッパ専用の即死投げ連を持っている。
つまり、うかつにシールドを張ったらつかまれて死ぬ。もはや動くだけの無抵抗なサンドバッグ扱いである。
ちなみに、このダイヤは「戦場や終点などのギミックの少ないステージでのアイテムなし&ストック制」の条件だが、
他の台ありステージやアイテムありにしても、前述の機動力差によってむしろクッパがもっと不利になる。
コンボ即死ゲーの初代、大会禁止級のキャラが2体いる『for』でも9:1の組み合わせはないと言われているのに……救いなどどこにもなかった。
『スマブラ』は厳密には格ゲーではないが、このような自由度が高い対戦アクションゲームであっても、詰む組み合わせはあるという良い例である。

+ 10:0の組み合わせ
ワールドヒーローズ』より、ジャンヌVSマッスルパワー
「フラッシュソード」を連発しただけでマッスルパワーは何も出来なくなる。終わり。

ストリートファイターZERO2』より、真・豪鬼VSEXザンギエフ
開幕バックジャンプ後「斬空波動拳」を連発しただけで、『II'』風のEXザンギエフは何も出来なくなる。終わり。
今は亡き『ゲーメスト』において10:0がついた例。

+ 特定状況での組み合わせ
ダイヤグラムはある前提の元で決められるものであるため、前提とする状況により幾らでも変わるものでもある。
例えば「特殊な仕掛けのあるステージ」といった特定の状況下では特別なダイヤグラムが組まれる。極端な例がこれ。

THE KING OF FIGHTERS '95』より八神庵VS鎮元斎(餓狼ステージ+1ラウンド目)
個性的なステージ演出が際立つ『KOF'95』ならでは。
餓狼ステージ、なおかつ1ラウンド目(両者先鋒)限定(つまりチームバトルなら鎮側が知っていれば回避可能)。
ステージの演出で画面奥の橋からジャンプして手前の水辺に入る→試合開始となるステージだが、鎮の滞空時間が長い&庵の滞空時間が短いため、
先に着地した庵のお手軽永久コンボ(百弐拾七式・葵花の2段目までを繰り返す)が入ってしまう。
検証の結果、このコンボは画面端で途切れるため開幕10割とまではいかないが、
それでも7割半消えるので、あまりにも理不尽な仕打ちではある。
動画のタイトルには10:0とあるが、
この動画でも即死には出来ていない
検証動画


北斗の拳』よりシンVSマミヤ(ムテキング許可)
シンのバグ技「ムテキング」の使用を許可した場合に起こり得るパターン。
ムテキングは投げもしくは当身で解除されるのだが、マミヤはその両方を持っていない(それに相当する技は打撃属性)ため、
残り体力がシンを下回った時点で負けが確定する。終わり。

機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン』よりジオングコンビVSガンタンクコンビ(宙域ステージ)
格闘ゲームではないが対戦ゲームにおいて10:0が付いた一例である。
ガンタンクはアニメ同様宇宙に出れるのだが、スラスターを使った移動能力が劣悪であり、宙域には地面が無いため、ジオングに接近する事すらできない。
そのうえ遮蔽物となる大きな板が邪魔をしてガンタンクが攻撃出来ない状態でも、ジオングは腕を伸ばし遮蔽物奥の敵を攻撃できる。
劣悪過ぎるガンタンクの足回りではそのサイコミュ攻撃を回避する事が出来ず、盾も持ち合わせていないので、一方的に攻撃されるだけである。
また、このゲームは開始位置が遠距離のロックオン圏外の安全圏から始まるため、
ジオングが逃げたり位置取りをする必要もなく最初から優位な状況が用意されている。
ゲームシステム上どうやっても攻撃できず回避もできないので、完全な詰みの組み合わせとなっている。
しかしながら、この作品においてガンタンクコンビはよほどの事がないと選択されない上に、
乱入時に連邦側が宙域を選択すると最良でも8:2不利と言われるので、まず選ばれない。
そのためジオングコンビは「どこまで行っても1連勝で終わる」と言われた異質の存在であった。

+ MUGEN界でのダイヤグラム
様々なシステムやキャラが跋扈し、バランスなど元から存在しないMUGEN界だと、
ダイヤを決める行為…というよりキャラを比較する行為自体に意味が無いと言える。
ただキャラ毎のシステム相性や性能差などから無理ゲーが生まれるケースは多い
(分かりやすい例だと「格ゲーをちゃんとしているキャラVS神キャラ」とか)。
ただニコMUGENだとAI同士の対戦動画が中心なので、その辺を差し引いて考える必要もある。

スペランカーVS神竜
典型的に分かる10:0のダイヤ。
投げ無効のちびキャラであるスペランカーに対し、神龍は投げ技と打点の高い技しか持たない。
よってヘマをしない限り(物凄くギリギリだけど)スペランカーが勝ってしまう。
それが証明された動画が下。
0:27~
ただし、人操作の場合は10:0のダイヤであるが、AIの場合スペランカーが神竜を倒し切る前にエネルギー切れで死亡する場合がある。
AI対戦と人対戦では相性は違う、と言うのを示す対戦でもあるだろう。

+ キャラクター性能とプレイヤー性能
「プレイヤー性能差でどこまでのダイヤグラムをひっくり返せるか?」これはゲームによって大きく違う。

たとえば『北斗の拳』は「多くのダイヤが7:3などで記されるキャラ性能差が明らかなゲーム」であるが、
コンボの研究が進みすぎた結果殆どのキャラが10割級の火力を持つに至り、どんなキャラ差がついていようと一撃入れば勝利出来る可能性を秘めている。
即ち「プレイヤー次第で9:1でさえ引っくり返す可能性がある」という凄まじいゲームでもある。

他にも初代『ストII』で最弱キャラに位置付けられているザンギエフが、
スクリューによる一発逆転を狙えるキャラとしての力を持っている事などからも、
ダイヤグラムとはあくまでも一つの指標でしかなく、全体的なゲームシステムその他を脇に置いたまま、
その上位下位だけでキャラ性能全てを片付ける事は不可能であるし、ナンセンスである。
逆に、ダイヤグラムで不利とされるキャラで勝利する事は、プレイヤー性能の高さを証明するという事に他ならない。

そういった事から、ゲームの大会動画などを見る場合には一般的なダイヤグラムをあらかじめ知っておく事で、
「それぞれのプレイヤーがいかに凄いのか」がある程度分かるようになり、より楽しく動画を見る事が出来るだろう。

そして、当然の事だがキャラクターやプレイヤーを不当に貶めるために存在するものでは断じてない
「弱キャラプギャー」「強キャラ使ってそれかよwwwww」といった煽りコメントは人として最低の行為である
(一部ではネタとして受け入れられているケースもあるが、その中には外部から見れば完全に冗談の範囲を逸脱しているほど悪質な中傷もある。
 そうでなくとも、使い所を間違えればそのキャラのファンの怒りを買うのは言うまでもない)。
プレーする人も見る人も、皆で楽しく格ゲーを楽しむため、用法・用量を守って正しく使いましょう。

参考動画
9:40~16:20
4:40~10:00
8:30~10:30
このようにプレイヤー性能次第で「トキ2体に2ラウンド連続パーフェクト勝ちするサウザー」や、
「トキを倒してさらにレイを倒したトキを倒すマミヤ」「ユダを圧倒するジャギ」なんて事も起こる。
やはり限界の無い実戦でモノを言うのはやり込みだろう、決して裏切らないのだから。
+ ただし…
どんなにプレイヤーが頑張っても、技の発生フレームが早くなるわけでもなく、判定が強くなるわけでもない。
違うのは、そのキャラクターの持っている性能をいかに実戦で活用出来るかどうか。

「キャラ性能は覆らない」と言う意味でキャラ差は裏切らないと言う嫌な言葉もあるが、悲しい事にそれもまた事実である。
理論値を出せるかどうか、またそれ以上の実戦値を出せるかがやり込みと言う点では、もちろんやり込みは裏切らない。


最終更新:2022年04月09日 23:02
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