柳生十兵衛




「柳生の太刀筋、

 主では見切れぬわ!」


生年月日: 寛延二年(1749年) 三月六日
出身地: 土佐
身長: 六尺一寸 (185cm)
体重: 十九貫目 (71kg)
血ノ型: O型
剣の道について: 柳生新陰流を極めることにある
武器銘: 大和守 虎鉄・助広
流派: 柳生新陰流・改
好きなもの: あんみつ
嫌いなもの: 軟弱な男子
趣向: 斬ること
コンプレックス: 斬った後に罪悪感を感じてしまうこと
宝物: 武士道
尊敬する人: 先祖(柳生宗矩)
好みのタイプ: 年下の若い娘さん
特技: スズメの餌付け
平和を感じるとき: スズメが餌をついばむ瞬間

サムライスピリッツ』のキャラクター。2D作品では『斬紅郎無双剣』を除く全てに登場している。
実在の著名な剣豪、柳生三厳(やぎゅう みつよし、1607年-1650年)の通称と同じ名前だが、
天草とは違いサムスピの彼は 十兵衛の名前を引き継いだ別人 という設定(本家没後からおよそ100年後の1749年生まれ)。*1
担当声優は坂井貴行氏(『初代』)、小林清志氏(『真』~『零SP』、『閃』)、大川透氏(『剣』)。アニメ『破天降魔の章』では俳優の地井武男氏。
小林清志氏は 『ルパン三世』 の次元大介役で特に有名。
TVCMやデモのナレーションも務めており、サムスピシリーズに欠かせない人物である。

柳生新陰流により武術制覇を目指す、二刀流の名手
何よりも武士道を重んじ、厳しい武者修行に身を置き続ける事こそ天命と信じる。
土佐の身分の低い武家の出だが、柳生宗矩に剣才を見込まれて引き取られ、新陰流を叩き込まれた
(史実にある柳生宗厳 (石舟斎) の五男・柳生但馬守宗矩とは同姓同名の別人。ただし、将軍家剣術指南役ではある)。
家族は豊臣方の残党によって散りぢりになってしまったらしい。
10歳の頃、修行中に養父・宗矩に左目を潰されたため、左目に鍔の眼帯をしている。
免許を皆伝されたかどうかは定かではないが、二刀を用いる「柳生新陰流・改」を考案して自ら使いこなし、
直参の隠密剣士として幕府に仕え、諸藩や異界の者の動きに目を光らせている。
同じ幕府に仕える服部半蔵とは親交があり、黒子とも親しい。
徳川慶寅の剣の師でもあり、かつて覇王丸を破った事もあるほどの手練である。
『斬サム』には登場しなかったが、公式小説によると将軍直々の命により腐敗官僚排除を行っていたからだったとか
(斬紅郎は軍勢を率いて世界の破滅や倒幕を狙う他のサムスピのラスボスと違い、あくまで一人の人斬り。当然幕府の扱いも異なる)。
ただし、GB版の『熱闘サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』では隠しキャラとして登場しており、上記の件については、
「鬼(斬紅郎)騒ぎが大きくなって社会問題になっているので、鬼退治を行うように。」と将軍直々から言われた事になっている。

実は覇王丸千両狂死郎ナインハルト・ズィーガーと共に、
アンブロジァの凶神化に必要な「タンジルストーン」に力を与える「蒼珠魂」の持ち主で、羅将神ミヅキに命を狙われていた。
豪放磊落な硬骨漢だが、甘い物好きという意外な一面も持つ。
ちなみに『真サムライスピリッツ』のTVCMでは地井武男氏が十兵衛を演じており、かなりのハマり役であった
(氏は前述の通りアニメ版十兵衛の中の人でもある)。
なお、共演しているナコルルは当時現役アイドルだった千葉麗子氏。
16:10~
それ以前にはタカラ版初代のTVCMにもいたのだが…上記と違い役者は不明。
また、当時の設定資料では、『初代』で39歳、『真』で40歳という年齢になっていた。

RPG『武士道烈伝』では、残念ながら仲間に出来ないサブキャラ扱い。
挙句、「妖花慟哭之章」に至っては冒頭のイベントで、 あっさり敵の幹部「阿号」に殺されてしまう
まあ、言うなればラスボス直前に戦う四天王クラスのやつと冒頭いきなり戦うはめになるという状況なので
(実際、「妖花慟哭之章」は「邪天降臨之章」より敵が強くなっている)、
仕方ないと言えば仕方ないのだが、十兵衛ファンにはあんまりな展開である。
一応、PS版ではオマケシナリオで事件終了後に復活した事が判明している。
なお、小説版でもやっぱり死んでしまうのだが、
そちらでは阿号の絶命奥義サバ折りで胴体を轢断されるという非業の最期を遂げている。

 余談だが、旧SNK時代には公式で「柳生人生劇場」というHPが設置され、
 柳生課長が社会の波に飲まれながらも強く生きる様子を描いた、
 漫画やイラストが公開されていた。
 様々なサムスピキャラが登場しており、なんと現在もほぼ全頁当時のまま残っている
 (一部リンク切れになっている絵はサムスピ公式サイトで閲覧出来る)。
 いつ見れなくなるかも分からないので、サムスピファンは必見。
 現代に生きる修羅・十兵衛の生き様はかなり笑えない事になっている。
 今の社会がこんな状態だけに尚更…。
CVS』では何故かステージ背景に登場している。


原作での性能

シリーズ中では通常技必殺技の使い勝手が比較的良く、初心者にも使いやすいキャラクター。
地を這う飛び道具「喝咄( かっとつ)水月刀」がシリーズを通して使いやすく、遠立ちor屈み中斬り→「(弱)水月刀」の牽制が非常に手堅い。
作品によっては多段ヒットし(「烈・水月刀」)、固めや起き攻めとしても使いやすい。
その反面、突進技「二ツ角羅刀」( にっかくらとう )当て身技「柳生 心眼刀」(天サム以降は上・中・下段を使い分ける必要あり)は、
リターンもあるがリスクが非常に大きく、使う局面が選ばれる。
また、ボタン連打で出る「八相発破」の使い勝手がさらに悪く、リスクとリターンが釣り合わない事が多い。
ただしこの八相発破、『初代』では画面端で当てると無限ヒットする事があった。
武器飛ばし技「絶・水月刀」は出が遅いのが痛いが、置き対空はもちろん、硬直が短くヒット数が多いため連発で削りに使える。
また『天サム』(羅刹)以降で追加された技「柳生 双月陣」は相手がガードしている時だけ発動する特殊な技である。
なお、「親父ウェイブ」(水月刀)、「親父グラデーション」(ニツ角羅刀)、「親父ゲイザー」(絶 水月刀)など、
十兵衛の必殺技は、何故か見た目が似ている他のキャラの必殺技にちなんだ愛称が付けられている。

親父グラデーションロマン技

通常技は小技の出が早く接近戦で使え、特に『初代』では蹴り技の性能が極めて高かったため、相手に纏わり付く戦い方が嫌らしく強い。
ただし大斬りは二刀流らしく二段技な事が多いため、しっかり当てないと多大な隙を晒してしまう事になる。
むしろ中斬りが立ち・しゃがみ・ジャンプと全てがリーチと早さに優れ、頼れる技となっている。

シリーズを通して性能は安定しており、距離を問わずそつなく戦う事が可能。ランク的には中堅に入る事が多くなっている。
ただし攻めのパターンが少なく、正攻法故に相手にしっかり対策されると辛い場合が多いのが弱点。
また、作品によっては怒り上昇率が低い(怒りにくい)のも弱点と言えるかもしれない。
上を目指すには当て身やガード崩しなど、読みを絡ませ攻めのバリエーションを増やす必要がある。
『天サム』では絶・水月刀をガードさせた時の有利Fが非常に長く、連発すれば相手を永久ガード状態にして削り続ける事が可能
武器飛ばし技はヒットしない限り怒り状態が解除されない。加えて『天サム』は必殺技を出している間は怒り持続時間が減らないという仕様)。
こうなるとわざとガードを解いて食らうしかないので非常に凶悪…であったが、実は絶・水月刀はジャンプの頂点付近で食らうと、
何故か削りダメージ程度しか減らない上に武器も飛ばされず、十兵衛の怒りはしっかり解除されるという謎の現象がある。
さらに十兵衛は武器飛ばし技を当てると、何故かその後14連斬を決めても怒れない事が多いという謎の現象もあり、
慣れればこの現象を狙って起こす事も十分に可能なので、対処法さえ知っていればそれほど脅威にはならなかったりする
(同じように永久ガード状態になる風間蒼月の怒り「月光(強)」は、わざと食らわない限り絶対に抜けられない。ひでぶ!)。
天サム十兵衛はこの他にも羅刹の武器飛ばし技「激・双嵐陣」が何故かガードされただけで怒りが終了したり、
ガードされた時だけ連ね斬りにキャンセルがかかるなど、よく分からない現象が多い。

+バグ
余談だが、『零サム』にて十兵衛が素手大追い討ちを行うと、
ゲームが強制リセットされてタイトルに戻るというバグがあった。
『初代』のタムタムのパグナ・パグナや『天サム』のバサラウイルスとかに並ぶサムスピで有名なバグの一つ。
当然の事ながら、NEOGEOROM版からは修正されている。

ちなみに『剣サム』にもこんなバグ技がある。


「新陰流を侮り、刹那の見切り
 誤りしは即ち死。許せよ」


MUGENにおける柳生十兵衛

+馬超孟起氏製作 天草降臨仕様+アレンジ
  • 馬超孟起氏製作 天草降臨仕様+アレンジ
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。
修羅・羅刹に加え、オリジナル剣質「剣聖」を使う事が出来るハイクオリティーなキャラ
(「剣聖」といってもガードが出来なくなる訳ではない。念のため)。
怒りゲージや回り込みなどは省略されているが、前転や後転などが追加されているため、
使い勝手はどちらかというと『零』以降や『真』に近い。
オリジナル技も非常に出来が良く、奥義「下段入身 天狗抄」はどこかで見た事があるものになっている。
デフォルトでAIが搭載されている他、J・J氏による外部AIが公開中。

+大会ネタバレ注意
羅刹仕様の十兵衛がちとヘンテコなネタとかで男女タッグトーナメントにて藤原妹紅と「吾亦紅」というタッグ名で出場。
火力重視の好連携を見せ、決勝まで勝ち残った。ブロック決勝戦の一戦は一見の価値有り。

え、吾亦紅って何かって? これ見れば分かると思うよ。

「察するに、お主は命を二つ、
 或いは三つとある様に思うておる節がある」

「いや、それは……」

+NRF氏製作 真サム仕様+アレンジ
  • NRF氏製作 真サム仕様+アレンジ
氏お得意のアレンジ仕様で、「一刀モード」、「二刀モード」、「素手モード」の三つのモードが存在する。
開始時は一刀モードで、地面に突き立てたもう一本の刀を拾えば二刀モードになり、
投げ技などでステートを奪われると素手モードになる。
モードが変わると必殺技も総入れ替えになるため、戦い方を考える必要がある。
具体的に、一刀モードはトリッキー、二刀モードは移動の類は劣るが攻撃力に特化、素手モードは速さに秀でており手数に特化、という形になっている。
超必殺技もそれぞれ異なり、いずれも原作ゲームから独自のアレンジが加えられている。
一刀モードは「絶・水月刀」。気の柱は地面に刺さった刀から発生するという某ヴァンパイアハンターのような技になっている。
二刀モードは「激・双嵐陣」。まず弾速のやや遅い飛び道具を撃ち、それをダッシュで追い掛けて斬り上げる二段攻撃。
普通に当ててもダメージは強斬りより少々高い程度だが、飛び道具と斬り上げを同時にヒットさせるとダメージが跳ね上がる。
すごく……ア○ンストラッシュXです……
素手モードは「勢威・弥勒陣」。ダッシュで近付き、パンチの連打を食らわせた後アッパーで締める。
「こんな技あったっけ?」と言う人も多いだろうが、これはGB版『熱闘 サムライスピリッツ斬紅郎無双剣』に隠しキャラとして登場した際の技である。
この他にも、素手モードの技は全て『熱闘斬サム』が元ネタとなっている。マニアックだ……
他、同氏製作の覇王丸王虎と同様のゲージシステムを持っており、例のロボと組ませるとやっぱり恐ろしい事になる
9段階に調整可能なAIがデフォルトで搭載されているため、今後の活躍に期待。

出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー





「精進が足りん。 出直せい!」


*1 
本物の「柳生十兵衛」は『ワールドヒーローズ2』に登場するはずだった。
主人公の忍者に対して侍を出したかったらしいが…。

ちなみに豪血寺一族のご先祖の名前は野牛十兵衛。