ラ・カルカーニュ


“Bird as big as a Battleship”
(まるで戦艦のようにデカい鳥だ)

ラ・カルカーニュ(La Carcagne)はアメリカで1957年に公開された特撮映画『The Giant Claw』(邦題:人類危機一髪!巨大怪鳥の爪)に登場するモンスター。
ラ・カルカーニュとはメキシコに伝わる見た者は死ぬという鳥の妖怪の呼称であり、
劇中では単に「化け物」や「怪鳥」と呼ばれている方が多いのだが、
たまたまラ・カルカーニュの襲撃を目撃したピエールというこの手の映画で中盤で怪物枠のおつまみになる系の中年男性がこの名で呼んだことで、
一応この名前が怪鳥の呼称として使用されているが、マイナー映画なので映画名の「Giant Claw」が怪物の名前と認識されることも。

なお、このラ・カルカーニュの正体はオカルト的存在ではなく、宇宙から飛来した地球外生物。
肉食かつ非常に獰猛で、劇中では主に人間を主食としていた。
サイズは具体的に設定されていないが、劇中のエンパイア・ステート・ビルディングとの比較から、
少なくとも全長400M前後はあることが窺え、アメリカのモンスター映画の怪物どころか、日本の怪獣映画でも滅多に見られない屈指の巨体である事が分かる。
加えてその巨体で戦闘機を凌ぐスピードで飛ぶことができる。
繁殖方法は卵生かつ単体生殖が可能である
最大の特徴として、クチバシ及び爪を除いた体を反物質のバリヤーで覆う能力を持っており、
レーダーで捕捉することが難しい上に、ミサイルなどの現代兵器は体に届く前に反物質と対消滅を起こし、無効化されてしまう。
ミサイルを「対消滅」させたら核ミサイル以上の大爆発を起こすとか、
「そもそも反物質は空気に触れるだけで対消滅を起こす」とかのツッコミは無しの方向でお願いします。

最後は主人公たちによって開発された中性子爆弾でバリヤーを除去され、戦闘機(B-25)の攻撃で倒された。
どうやら戦艦並みにデカい割にはバリアー無しでは大して丈夫ではなかったようだ


当時のアメリカのモンスター映画に登場する怪物といえば、
幻獣や恐竜、既存生物の巨大化や突然変異系が多い中で、カルカーニュは珍しいSFチックな設定の持ち主なのだが
向こうの映画ファンからは映画の内容よりもブサイクなハゲタカのような外見の方が話題に上がるらしい。
脚本上で12回も戦艦(Battleship)になぞらえる台詞が出てくる点もネタにされがち。
元々映画会社側は1956年公開の『空の大怪獣ラドン』のような映画を作りたいと考えて、
キングコング』で知られるレイ・ハリーハウゼン氏によるストップモーション映画にしようとしたらしいが、
予算の都合で実現せず、メキシコのマイナーなスタジオに低予算で依頼した所、あんな外見になったという。
(加えて、俳優陣は終始怪物の見た目を知らないまま撮影に臨んでいたとか)
おかげで公開当初はモンスターパニック系でありながらあの怪物の見た目を笑う観客が多く、
視聴しに来た主演の俳優はいたたまれなくなり、身バレしない内に早々に劇場を出たという逸話がある。

また、上記動画の作者CinemassacreことAngry Video Game Nerd氏も(ネタ的な意味で)本作のファンらしく、
氏が制作したゲーム『Angry Video Game Nerd Adventures』でもラ・カルカーニュらしきドラゴンがボスとして登場している。
当然、登場演出時にBattleship呼ばわりされている


MUGENにおけるラ・カルカーニュ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。ファイル名はきちんと「La_Carcagne」となっているが、
カーベィ氏のtwitterによれば、氏も最近人から教えられるまで正式名称を知らなかったらしい。
原作の描写通り頭部が画面半分を占領するほどの巨体であり、
噛み付きや頭突きなどの近接攻撃を主体とした性能となっている。人によってはボスネッキーにも見えるかも
超必殺技も1ゲージ技の体当たりのみ。
だが、最大の特徴は常に不可視の半重力バリヤーにより相手の飛び道具を無効化する仕様。
これにより、敵との相性の有無が非常に出やすく、遠距離攻撃主体のキャラ相手に常に有利に戦うことができる反面、
近接攻撃メインの相手は的の大きさもあって苦手としている。
AIはデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2021年03月11日 19:16
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