「出テ行ケッ!!…出テ行ケ~ッ!!…」
円谷プロの特撮作品『
ウルトラマンレオ』に登場する宇宙人。別名「宇宙悪霊」。
第33話「レオ兄弟対宇宙悪霊星人」に登場。
宇宙を放浪する怪隕石アクマニヤに宇宙悪霊が憑依して実体化した存在。
「星人」というカテゴリに入れてよいのか疑わしい設定だが、出身地は「アクマニヤ星」とされており、
後年の作品では別個体も出ているため、
種族全体が主に隕石を依り代に活動する悪霊的存在というのがファンの通説となっている。
巨大な単眼を持つインパクト抜群の外見が特徴で、
青い手を切り離して遠隔操作する能力を持つ他、口から放つ火炎や毒ガス、
さらに目玉から放つ赤い閃光のような光線を武器とする。
また、怪隕石アクマニヤの姿でも活動可能で、この形態ではロケット弾を発射できる。
また、
自分に有利な漆黒の異空間を展開できる。
地球に飛来して団地一帯に取り憑き、水道の蛇口から血が噴き出す、
ポルターガイストを起こす、
さらに自身の手を遠隔操作して人を襲うなどの怪奇現象を起こして人々に危害を加えた。
異変を察知して駆けつけたMACと交戦した後にゲンによって引きずり出されて正体を現され、
出現したレオと怪隕石アクマニヤの姿でしばらく交戦し、異空間に引きずり込んでから怪獣形態に変化。
光線で優位に戦うがウルトラマントを持ち出されてからは一転して攻撃が通じず、
レオキックで角を折られた挙句それを目玉に突き刺されて異空間の展開を解除されてしまい、
さらに両腕をもぎ取られるが、本体が悪霊故に堪えることなく、もがれた腕を遠隔操作して背後からレオの首を絞めて苦しめた。
だが、兄の危機を察知して駆け付けた
アストラの救援により逆転され、
最後はウルトラダブルフラッシャーを受けて元の隕石に戻され、アストラに宇宙に運ばれた。
同回は東宝怪談映画で有名な中川信夫監督が撮影しており、ホラー描写がガチで怖いので苦手な人は視聴注意。
その他の作品のアクマニヤ星人
ウルトライブシミュレーションで千草がライブする形で登場。巨大な単眼繋がりで健太のライブした
ガンQと共演した。
着ぐるみはアトラクション用の流用。
第11話「
ガンQの涙」にムエルテという個体が登場。
人間態(演:植木紀世彦)への変身能力を見せており、
ブラック指令のような黒服の青年の姿を見せているが、
怪獣擬人化計画元の姿の影響か、片目に眼帯を付けている。
何故か
スペイン語を多用する特徴がある。
第9話「われら星雲!」に登場。
チーム星雲と暗黒星団とのラグビー対決のレフリーを務めていたが、
実は暗黒星団の味方だったらしく、ルール違反を黙認するなど八百長をしていた。
第10話「獅子の瞳が輝く時!」に登場。
MUGENにおけるアクマニヤ星人
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
残阳伏羲氏から提供され
スプライトを用いて製作されており、ドット絵の改変は禁止だが、
ボイスパッチの製作(ムエルテ等)はOKとのこと。
「ロケット弾」や「謎の手」などの飛び道具が強力な砲台系のキャラとなっている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、飛び道具「怪光線」、手の追尾攻撃「怪奇現象」、
怪隕石アクマニヤの姿である飛行形態にモードチェンジする「変形」がある。
飛行形態は機動力が増す他、「体当たり」と「ロケット弾」で攻撃できるが、
Xボタンで解除するか、攻撃を受けた際に一定確率で元の姿に戻る。
なお、12Pでは常に飛行形態となる。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年05月29日 03:52