【ファイアーエムブレム 聖魔の光石】

ファイアーエムブレム 聖魔の光石 とは、【ゲームボーイアドバンス】用のゲーム。

概要

ファイアーエムブレム 聖魔の光石


他言語

Fire Emblem: The Sacred Stones (英語)

ふりがな

ふぁいあーえむぶれむ せいまのこうせき

ハード

【ゲームボーイアドバンス】

メディア

ロムカセット

ジャンル

ロールプレイングシミュレーション

発売元

任天堂

開発元

インテリジェントシステムズ

プロデューサー

岩田聡(エグゼクティブプロデューサー)
成広通
山上仁志

ディレクター

ワダサチコ
TAIKI UBUKATA*1
西村健太郎

キャラクターデザイン

ワダサチコ

プレイ人数

1~4人

発売日

2004/10/07 (日本)

値段

GBA:4,571円(税別)
WiiU:715円(税込)

レーティング

CERO:全年齢対象

対応機能

ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブル
マルチカートリッジプレイ

シリーズ

ファイアーエムブレムシリーズ

移植・リメイク

3DS:【バーチャルコンソール】
【WiiU】?:バーチャルコンソール
Switch:【ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online】

日本販売数

23万3280本

【ゲームボーイアドバンス】向けに発売したファイアーエムブレムシリーズの1作。
「マギ・ヴァル大陸」を舞台に国家間の戦争や魔物との戦いを描く。
今までのシリーズとは一切の接点がなく、完全に独立した作品となっている。

UIや基本的なシステムは『烈火の剣』を引き継いでいるが、男女の2人の主人公・魔物・何度も挑戦できるフリーマップと言った具合に『外伝』のオマージュ要素が数多く存在する。
難易度は『烈火の剣』よりも更に低めに設定されており、更にフリーマップで自由に育成もできる形で前2作以上に初心者向けの作品として作られているが、倒された仲間が戻らない点に限ってはそのまま続投された。

シナリオが短く要所要所で簡潔に終わる点や、来年4月に『蒼炎の軌跡』の発売が控えていた為に当時はあまり良い評価を得られなかったが、幾らでも育てて潜れる育成・探索要素や、【エフラム】リオン等の斬新な切り口のキャラクター性を支持するユーザーも存在しており、『覚醒』以降の方向性の元となった箇所も多い。

難易度が低すぎたためなのか、後発の北米版では敵の強化やアイテムの価格上昇で難易度が上げられている。

ストーリー

古の時代より、魔物が存在するマギ・ヴァル大陸。
人は、魔を封じる五つの聖石をもって平和を手に入れた。

時は流れ──

大陸はいくつかの国々に分かれ、
古より伝承される聖石を守護石として、
国家を形成していた。

その聖石を持つ国のなかでも最大の国力を誇るグラド帝国が、
皇帝の命の下、突如大陸全土に侵攻を開始する。

グラド帝国領と広範囲で隣接していたルネス王国は、
あまりにも突然の攻撃に反撃もままならず、
次々と要所を落とされていった。

この戦乱の中、おりしも王都を離れていた
ルネス王子エフラムの消息も途絶える。

勢いに乗ったグラド帝国軍の侵攻は、ついに王都にまで達し、
ルネス王国は陥落する。

落城の際、国王ファードは、残された王女エイリークに
同盟国であるフレリア王国へ逃れるように命じ、
自らは王城に残り最後まで抵抗した。

エイリークは、騎士ゼトをはじめとする数名の従者と共に、
フレリア王国へと向かうのだった……。

ルネス王女エイリーク、彼女の長く険しい戦いが、今始まる。

ゲームシステム

基本的な部分は『封印の剣』・『烈火の剣』と同じ。

  • 難易度選択
    今までは隠し要素だった難易度選択が本作ではゲーム開始時から行えるようになった。
    初心者向けにチュートリアルを追加した「やさしい」が登場し、他にも「ふつう」と「むずかしい」の2種類の難易度も選べる。
  • ワールドマップ
    本作ではワールドマップ上を動いて行動する。
    赤い旗が立っている「進撃拠点」を選ぶと次の章へと進む事ができる。
    それ以外にもクリアした事があるマップには魔物が出現して「魔物拠点」になる事があり、そこを選ぶと魔物との戦いとなる。
    ゲームを進めると出現する「塔と遺跡」(ヴェルニの塔・ラグドゥ遺跡)を選ぶと専用のダンジョンへと潜れる。
  • EXマップ
    これら「魔物拠点」と「塔と遺跡」はEXマップと呼ばれる戦闘マップであり、本編の章とは異なり好きなだけ戦える。『外伝』のフリーマップ制に近い。
    戦闘での稼ぎは行えるが、施設は全て封鎖しており、村への再訪問は行えなくなっている。
    武器屋・道具屋も使用できず、そちらはワールドマップ上で買い物を行う。
  • 2人の主人公
    8章をクリアするとエイリーク・エフラムの2人から主人公を改めて選択する。決め直すことは出来ない。
    選んだ主人公によって14章までの進行ルートが変わり、以降のストーリーも若干変化する。
    仲間はどちらの章でも全員加入する。
  • 分岐クラスチェンジ
    本作ではクラスチェンジ先を2種類から選ぶ事ができる。
    一度クラスチェンジすると再選択は行えない。
    ロードなど、分岐がないクラスも存在する。
  • 見習いクラス
    幼いキャラである【ロス】?アメリア【ユアン】?の3人は見習いクラスで加入する。
    この状態では非常に弱いが、共通してLV10まで上げると下級クラスにクラスチェンジが可能。
    通常は2種類の下級クラスからクラスチェンジ先を選択するが、エイリーク編・エフラム編の両方をクリアした後は、見習いクラスの外見のまま強化される特殊なクラスを選ぶ事もできる。
  • スキル
    トラキア776』以来となるスキルシステムが再登場。
    本作では一部の上級クラス専用の能力となっており、基本的には1種類の武器しか使えないクラスの利点として取り入れられている。
    前作のアサシンが持っていた「瞬殺」もスキルという形になった。
  • 大陸の魔物退治
    ゲームをクリアするとセーブデータの章名が「大陸の魔物退治」に変更され、クリア後にEXマップで好きなだけ遊ぶ事ができる。
    この状態でのみ加入するキャラクターも存在する。

キャラクター

主要の味方キャラ

主要の敵キャラ

他のキャラクターは【ファイアーエムブレム 聖魔の光石】/キャラクター?を参照。

ゲームモード

  • 中断から始める
    中断データから開始する。
  • 記録から始める
    記録したデータから開始する。
  • 記録を写す
    記録されているデータを別のデータにコピーする。
  • 記録を消す
    不要になったデータを消す。
  • 最初から始める
    ゲームを最初から始める。
  • エクストラ
    通常とは異なるゲームモードを楽しめるモード。
    • 通信闘技場
      育て上げたユニット5人で対戦する通信対戦モード。マルチカートリッジプレイで4人まで戦える。
      不具合として『烈火の剣』とも通信できるが、正常に動かずバグってしまう。
    • サウンドルーム
      ゲーム中に使用されたBGMを聴けるサウンドテスト。
    • 支援会話
      ゲーム中に閲覧した支援会話を再閲覧できる。

関連作品

紹介動画

リンク

移植・リメイク

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最終更新:2025年04月22日 10:36

*1 漢字不明