【スターフォックス コマンド】

スターフォックス コマンド とは、【ニンテンドーDS】用のゲーム。

概要

スターフォックス コマンド


他言語

Star Fox Command (英語)

ハード

【ニンテンドーDS】

メディア

DSカード

ジャンル

戦略&3Dシューティング

発売元

任天堂

開発元

任天堂
キュー・ゲームス

プロデューサー

今村孝矢
宮本茂(ゼネラルプロデューサー)
岩田聡(エグゼクティブプロデューサー)

ディレクター

ディラン・カスバート

プレイ人数

1~6人

発売日

2006/08/03 (日本)

値段

DS:4,571円(税別)
WiiU:968円(税込)

レーティング

CERO:A(全年齢対象)

対応機能

DSワイヤレスプレイ
DSダウンロードプレイ
DS振動カートリッジ
ニンテンドーWi-Fiコネクション

シリーズ

スターフォックスシリーズ

移植・リメイク

【Wii U】?:【バーチャルコンソール】

日本販売数

約11万本

世界販売数

約73万本

【ニンテンドーDS】向けに発売したスターフォックスシリーズの1作。
開発は【DIGIDRIVE】?から続く形でキュー・ゲームスが担当した。

今までのシリーズと大きく異なる点として、オーソドックスな面クリア型3DSTGではなく、シミュレーションゲームの戦略マップで敵とエンカウントし、3Dシューティングの戦闘に突入するという風変わりなシステムが採用されている。
これは発売中止になった【スターフォックス2】のシステムと酷似しており、それのリベンジのような立ち位置の作品でもある。

前作の【スターフォックス アサルト】とは異なり分岐が非常に多く、選択肢によって操作キャラクターとエンディングが大きく変化するマルチエンディング形式が取られている。
その都合上、今までのシリーズで操作キャラクターやパイロットとして使用できなかったキャラクター達が数多く登場し、本作では操作可能となった。

ゲームシステムに大幅な変更が行われただけでなく、正史のEDが示唆されずに数十年後に進んだり、投げっぱなしの超展開に飛ぶEDと言った具合に自由すぎる展開が良くも悪くも特徴的で、評価は大きく割れる事となってしまった。
更に続編が定め切れないEDのためなのかは不明だが、本作で【スターフォックス64】から続くシリーズの時間軸は一旦停止し、今後発売した新作【スターフォックス ゼロ】?では時間軸が仕切り直されている。

ストーリー

かつてライラット系支配の野望に燃え、辺境の惑星ベノムから次々と侵略軍を送り出したドクター・アンドルフ。
彼は特殊な放射線で恐ろしいモンスターや兵器を作り出し、ついには惑星コーネリアまで侵略の手を伸ばしていた。

だが、フォックス・マクラウド率いる4人の雇われ遊撃隊「スターフォックス」の活躍により、アンドルフの野望は阻止され、アンドルフ自身もフォックスによって倒された。

それから月日は流れ「禁断の惑星」としてコーネリア軍の厳重な監視下にあった惑星ベノムの海中から突然、アングラー皇帝率いるアングラー軍が現れた。
そして、またたく間にライラット系の文明都市は、彼らに占領されてしまったのである。

今やそれぞれが新しい生活を始め、メンバーが散り散りになっていた「スターフォックス」であったが、ただ1人残ったフォックスは、自力でアングラー軍と戦うことを決心し、かつてのメンバーがそろわないまま戦火に飛び込んでいく……

ゲームシステム

  • 基本操作
    本作はスタートボタン以外のほぼ全てのボタンがショットボタンに宛てられており、機体の移動・ブースト・ボム等の操作は全てタッチペンで行う。
    そのため普段のシリーズとは操作感覚が大きく異なる。
  • シミュレーションパート
    ストーリーモードでは「ラウンド」を繰り返し、ファイター(操作キャラクター)達を移動させるシミュレーションパートが存在する。
    ラウンドは3段階のフェイズに分かれており、「ラウンドカプセル」の数だけこれを繰り返せる。
    ラウンドカプセルが切れるか、グレートフォックスまで敵ファイターが辿り着くと、任務失敗でゲームオーバー。
    マップによっては周囲以外の視界が遮られている索敵マップが存在しており、ファイターを動かすかタッチすると視界が晴れる。
    • ルート作成フェイズ
      ファイター達の進行ルートをタッチペンで決める。ボタンを押してラウンドカプセルをタッチするとムーブフェイズへと続く。
      各ファイターは定められている「ルートゲージ」の分しか移動できないが、味方基地を経由する事でゲージを回復させて更に遠くまで移動ができる。
      また、このフェイズ中にグレートフォックスをタッチすると、ミサイルで敵ファイターの迎撃を行える。迎撃した敵ファイターは戦闘せずに即死する。ミサイルは数に限りがあるので全ての敵をミサイルで落とせる訳ではない。
    • ムーブフェイズ
      ルート作成フェイズに沿った進軍ルートで各ファイターと敵ファイター、敵のミサイルが移動を行う。
      ここで敵と接触した場合、下のアクションフェイズへと続く。
    • アクションフェイズ
      ムーブフェイズで接触したファイターが戦闘を行う。戦闘する順番は自由に決められる。
      指定されている敵を撃破し、指定数の「エネミーコア」を回収すると敵ファイターを撃破できる。
      戦闘中にシールドゲージが全て削られるか、時間が切れると敗北。
      ここのフェイズで敗北した場合、残り機数が1つ減少し、敗北したファイターのこのターンのアクションフェイズは全てキャンセルされて、勝利した敵と戦闘予定だった敵はそのまま素通りしてしまう。
      残り機数が無い状態で敗北すると「ダウン」になり、全ファイターがダウンしても任務失敗でゲームオーバー。
  • 追撃戦
    ミサイルや敵母艦とアクションフェイズに入った場合は通常の3Dシューティングと異なり、「ガイドビーコン」で敵を追いかける「追撃戦」が行われる。
    ビーコンの通りにブーストで進み、相手に追いついたら指示に従って撃破するとクリア。
    ビーコンから逸れると逃げられたり撃破されて失敗となってしまう。
  • パイロットとファイター(機体)
    本作ではパイロットに応じてファイター(機体)の性能が異なり、ボムの数やステータスが若干異なる。
    フォックスのアーウィンⅡのみ、ストーリーが進むと強化されるイベントがある。
  • 分岐とマルチエンディング
    本作では一周目は一つのルートしか進めないが、二周目以降は「運命のカギ」を使って他の選択肢を選んでルート分岐を行える。
    分岐先では主人公が別のキャラに変わったり、とんでもないエンディングに突入したりと、多種多彩な展開が待ち受けている。
  • 対戦プレイ
    ワイヤレスプレイかニンテンドーWi-Fiコネクションを使った対戦プレイも可能。
    従来の対戦モード同様、他のプレイヤーとオールレンジモードで打ち合う。
    こちらのモードでは全員がアーウィンⅡを使用するため性能の差異は無い。
    【マリオカートDS】からの反省を経たのか、本作ではWi-Fi対戦の切断回数がカウントされるようになっている。

キャラクター

パイロットとファイター

非パイロットキャラクター

敵パイロット(またはボスそのもの)

敵キャラクター

ボスのメカ

紹介動画

リンク

移植・リメイク

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最終更新:2024年01月28日 21:59