【クランキーコング】

このページでは【スーパードンキーコング】以降の時代のキャラクター、 クランキーコング を解説する。
【ドンキーコング(ゲーム)】の時代の状態は【ドンキーコング(初代)】を参照。

プロフィール

クランキーコング

他言語

Cranky Kong (英語)

種族

【ゴリラ】

性別

所属

コングファミリー

声優

『ドンキーコング(アニメ)』:中尾隆聖

初登場

【スーパードンキーコング】

初代ドンキーコングが歳を取って老人となった姿。
説教臭い上に毒舌家で、【マリオ】と張り合っていた頃を美化して話す傾向にある。
ただし口先だけの厄介な老人と言う訳でもなく、アドバイスや強力な薬品の開発でコングファミリーをサポートしたり、それだけに飽き足らず自ら前に立ち元気良く冒険やレースに参加するといった形で、現役のコングファミリー顔負けの活躍も見せる。

孫の二代目ドンキーコングが早々とマリオシリーズの一角に組み込まれるようになって、マリオと堂々と共演するようになってからは張り合っていた設定も曖昧なものになってしまい、現在ではあまり触れられない設定となってしまっている。

作品別

【スーパードンキーコング】

各地のクランキーコングの小屋に登場。アドバイスを選ぶ事ができない上に役に立たない話が多く、本作の時点ではあまり役に立たない。
しかも長話は、Bボタンを押してしまうとスキップされ、その後「長話の最後から3回分」の序盤のヒントのみとなる。Bボタンはただのセリフ送りだと思いやすく、長話をスキップしている事に気付きにくく、序盤のヒントしか言わない仕様だと誤解されやすかった。
長話に付き合っていると、難関とされるボーナスステージのヒントや、有用なテクニックを教えてくれることもある。

説明書では4ページ目で「まだ、こんなものを読んどるとは、なんとヒマなお方じゃ!」と、説明書の存在意義を早々と放棄するような発言までしている……。

オープニングではドンキーコングの100mの鉄骨と思われる場所でレコードを手回ししていたが、ドンキーコングに邪魔をされて怒ってTNTバレルを投げつけている。
エンディングのキャラ紹介では登場する順番を間違えているのか、何度か登場する。

本作のゲーム内容とはまるで関係のないマリオと戦っていた頃の話をする事も多い。
息子の【ドンキーコングJR.】【スーパーマリオカート】で立派な体躯に成長した姿を見せていた頃から(具体的な年代設定があったのかはともかく)、この時点では恐らくスーパードンキーコングシリーズ自体がマリオシリーズより後の時代の物語として設定されていたのだと思われる。

【スーパードンキーコングGB】

ゲーム内には出てこないが本作の黒幕
SFC当時の最高技術だからこそSFC版がウケたと主張し、GBの世界でも面白い冒険を行えるように【ドンキーコング】達を挑発、冒険へと向かわせる。
ついでに【キングクルール】に連絡を取ってバナナを盗ませている

【スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー】

ヒントを選べるようになって一気に有用になったが、本作のコングファミリーの例に漏れず有料となった。
小屋にはウィンキーのミニチュアなのか剥製なのかよくわからないものが置いてある。
自分の家にもかかわらず二本の杖で突っ立ってるものの「なんで今回は椅子がないんじゃ!」と微妙にメタい愚痴を吐いたりする。

各ステージにDKコインを隠した張本人で、集めた枚数によって順位ごとに表彰してくれる。
……のはいいのだが、 彼のすぐそばで40枚中39枚集めたマリオが変わらぬ姿で表彰台に立っており 、この時点で既に「かつてマリオと戦った初代ドンキーが老いた姿」という設定が怪しいものとなっていた。(ただし、プレイヤーキャラクターとしてマリオとクランキーが共演している作品はまだない。)

説明書ではアニマルフレンドのページで【エクスプレッソ】とウィンキーはどこに行ったんじゃ?」と、わざわざ触れてはいけない点を発言している……。
では、小屋にあるウィンキーっぽいものは一体……?

【スーパードンキーコング3 謎のクレミス島】

本作辺りから今までとキャラクターの方向性が変わり始めており、普通に元気良く運動している。
スワンキーのテントに登場。ポイポイの相手となる。対戦相手なので容赦なく戦おう。
残念ながら本作の説明書にはクランキーの横槍は無く、クランキーからのアドバイスのページも無い。

エンディングでは【バナナクイーン】の巨大なタマゴの殻を被せられて身動きが取れなくなった【バロンクルール】と、そのタマゴの殻の上でくつろぐ主役コンビというシュールな絵面の背景で、【ファンキーコング】【ターボ スキー】に引っ張られる形でウェイクボードを楽しむというこれまたえらくアグレッシブな真似をしているものの、ファンキーの爆速運転に付いていけず徐々に体勢を崩し、最終的にはサーフボードから落ちて完全にターボ スキーに引きずられてしまう。
その後ファンキーは画面外で事故を起こしてしまったようで、画面外からディクシー達の下へ流れてきたクランキーが「END」と書かれた板を持ち上げるというこれまたなんともシュールな場面で幕が降ろされる。

達成率によってはエンディングのランキング画面にて道着姿で登場。最高の達成率になると素振りを披露する。

【ドンキーコング64】

何故か薬品開発を行う科学者に転向している。
各ワールドのラボに住んでおり、バナナコインを支払って薬を飲むと新アクションを習得できる。
また、バナナメダルを一定数集めることで、レア社初期の作品『JETPAC』のゲームをプレイさせてくれる。

キング"クラッシャー"クルール戦の1ラウンド負けた際のデモで、パンチとキックの素振りをやって手足がつってしまう場面がある。

【スーパードンキーコング2(GBA)】

原作と同じくステージのヒントをくれる。
ボスを倒した時に登場したり、エクスプレッソのレースの担当もしている。

【スーパードンキーコング3(GBA)】

自分が主役のゲームが欲しいと「クランキーの道場」を開いて修行をしている。クランキーを操作して【ブリッスルズ】を跳ね返そう。声は64のディディーの流用。
GBA版では道着を着ているが、道着を着たイラストは用意されておらず、イラストでは『スーパードンキーコング2』のイラストと同じ「杖をついた姿」なので違和感がある。

事実上、SFC版に登場した道着姿のクランキーを操作できる初の機会となる。

【ドンキーコング リターンズ】

各エリアで店を開いている。放置すると寝てしまう。

【ドンキーコング トロピカルフリーズ】?

なんとアクションゲームの操作キャラに昇格。
水中で杖で殴る、「つえジャンプ」でトゲの上を飛ぶ、「デンタル・ポップガン」で遠距離攻撃とやりたい放題。どうしてシリーズが進む度にパワフルになってしまうのだろうか。 GBA版『スーパードンキーコング3』での修行の成果なんだろうか。

【ドンキーコンガ】

OPデモではドンキーコング達が拾ったタルコンガの説明をする。
ゲーム内ではチュートリアルの解説を担当。

【ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード】

今回もOPとチュートリアルに登場。

【ドンキーコンガ3 食べ放題!春もぎたて50曲】

今までと同様。

【ぶらぶらドンキー】

ジャングルピックの主催者。会話シーンには出てくるが操作はできない。

【ドンキーコング ジャングルクライマー】

アドバイスをしてくれる。

【ドンキーコング たるジェットレース】

隠しキャラとして登場。全ステータスが★4の高性能キャラで、キングクルールの対となっている。
キャンディーのリクエストのNo.24「クランキーコングにちょうせんよ」をクリアすると使用可能になる。
孫の通常ドンキーの完全上位互換。
とはいえ【ドンキーコング・ネオジェット】には流石に劣る。

【大乱闘スマッシュブラザーズDX】

DKアイランド ジャングルガーデンの背景でシルエットのみ登場。

【ドンキーコング(アニメ)】?

コングファミリー陣営の知恵袋的な存在。
孫のドンキーコングに対しては厳しく接しつつもいざというときは身の危険も顧みず助けに行く愛情も見せるが、キングクルール達に騙された際にはあっさり見限ったりと、回によって態度が極端。
クリスタルココナッツは彼の家で保管されているため、しょっちゅうクルール一味に攻めてこられるが、家の周りのデッキには膨大なトラップが仕掛けられている。
日本版の声は中尾隆聖氏が担当。

【ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー】

俳優の公開時に登場キャラクターの1人として名前が公開されていた。
事前に公開されている二代目ドンキーコングのプロフィールによると、本作の彼は二代目の祖父ではなく父親である様子。
事前映像ではマリオと戦う息子を応援する姿を確認できる。

原作の設定は殆どオミットされており、ジャングル王国の国王として登場。
クッパと戦うために戦力を貸してほしいとピーチに同盟を申し込まれるが「息子のドンキーコングとの決闘に勝てば認める」という条件で同盟を許可する。
性格は悪く、ピーチの必死の申し出を鼻で笑ったり「そのまま戦ったのではマリオに勝ち目はないだろう」というハンデで用意したアイテムブロックの中にマメキノコを仕込み、まんまと小さくなったマリオを見て大笑いしたりする場面も。
その一方、ブロックの中にはちゃんと真っ当なパワーアップアイテムも入れていた他、それを利用してマリオが勝利した際にはきちんと同盟を受け入れてコング軍団の戦力を惜しみなく貸し与え、自身も指揮官として参戦するなどきちんと義理は果たしている。

息子であるドンキーとは不仲だったものの、彼が身を挺してコング軍団の命を救ったことで彼のことを認めた。

能力・武器

  • デンタル・ポップガン
    入れ歯を放つ攻撃。『トロピカルフリーズ』の2Pモード時のみ使用可能。

元ネタ推測

  • Cranky+ドンキーコング

関連キャラクター

コメント

  • 若い頃よりやせこけているのは『ドンキーコング3』の殺虫剤入り(?)スプレーの影響だろうか? - 名無しさん (2021-05-19 23:33:06)
  • ダイレクト見るとユニバで日本語で喋っているが誰が演じてるのだろう? - 名無しさん (2024-11-12 22:44:35)

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最終更新:2024年08月05日 17:08
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