ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー とは、マリオシリーズの映画。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー |
||
![]() |
他言語 |
The Super Mario Bros. Movie (英語) |
---|---|---|
監督 |
アーロン・ホーヴァス マイケル・ジェレニック |
|
脚本 |
マシュー・フォーゲル | |
音楽 |
ブライアン・タイラー 近藤浩治 |
|
プロデューサー |
宮本茂 クリス・メレダンドリ |
|
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ | |
制作 |
イルミネーション ユニバーサル・ピクチャーズ 任天堂 |
|
公開日 |
北米:2023/04/05 日本:2023/04/28 |
『マリオシリーズ』を題材としたCG映画。
任天堂とユニバーサル・ピクチャーズのイルミネーションの共同制作。
『マリオシリーズ』の劇場映画作品では、【スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!】、【スーパーマリオ 魔界帝国の女神】に続く3作目となる。
2017/11に制作が報道された後、【Nintendo direct】で少しずつ情報が公開された。
映像はフルCGとなっており、英語音声では俳優による声があてられる。日本では有名声優陣による吹き替えが行われる。
過去の映画・映像作品とは異なり、『マリオシリーズ』の設定がある程度固まっている時期であるためか、本作は比較的原作に近い要素や雰囲気を取り込みつつも映画用に独自のアレンジが施されている。
また、『マリオシリーズ』の本編だけでなく、【スーパードンキーコング】や【マリオカート8】の内容も交え、シリーズの垣根を超えたコラボレーション的な作風も見られている。
いわゆる「メッセージ性」を前面に出さずに「娯楽映像」として振り切った作風が特徴的で、米国で上映されるや否や評論家と一般層での評価が二分化。評論家からの評価は低い一方、来訪者からは好評を得るという正反対の満足度が散見される。
これは『マリオシリーズ』の持ち味をそのまま映像化したような内容であったがために、映画として見た場合と娯楽映像として見た場合で評価が割れるのは必然であった。
大半の来訪者は何かしらの『マリオシリーズ』に触れている客のため、一般層からの満足度は非常に高く、爆発的な興行収益を獲得。(「完全なる内輪ネタ映画だが、そもそもマリオを一片も知らない人の方が恐らく少ないので何も問題はない」という声が方々から上がるほど。)
北米で大ヒット作品となり、それに続く形で日本でも公開31日で100億円の興行収益を突破。これは洋画アニメ作品史上最速の記録となった。
ニューヨークで配管工を営む双子の
兄弟マリオとルイージ。
謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。
はなればなれになってしまった兄弟が、
絆の力で世界の危機に立ち向かう。
マリオシリーズの様々なネタを組み込んでいるが、ブルックリンのパートでは他の任天堂作品の要素・ネタも多く見られる。