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片方誉め

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片方誉め
別名
無視のない無視
用途
望ましくない行動を減らす
望ましい行動を増やす
用例
無視するのが難しく感じるとき
使用法
兄弟など二人以上がおなじところにいて、片方が望ましくない行動を取っているなら、望ましくない行動を取っていない方を誉めることで、「無視による消去」のワザをつかうことができる。
このとき両者を比較するような誉め方は絶対にだめ。ただ片方を簡潔に誉める。
片方がぎゃーぎゃー騒がしいなら、もう片方に「静かな声で話してくれてありがとう」と誉める。
解説
社会的比較は人間の感性の基本パタン。
自分以外の者が目の前で誉められている(好意的な注目を与えられている)ことは、ただ無視される(注目をとりあげられる)よりも,強く感じられる。
効果絶大であり、無視という(慣れないうちは)苦行と感じられるワザのかわりとして余りある効果がある。

参考文献
シンシア・ウィッタム『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』(明石書店)
→邦訳名に偽りあり。ADHDの本ではない。むしろADHDをも含めたすべての子どもと親に役立つ、ペアレント・トレーニングの名著。記述がシンプルで、1章づつ試しながら、読み進めるのがよい。











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